ID:sg1pDHZVO氏:トリガーハッピーゆい姉さん

エピソードゼロ!

「びええん!きよたかさん助けて~!」
小早川ゆいは大ピンチです。
ふひひな男に追われています。コミケ帰りの駅のトイレでなんちゃらするような男にです。
ゆい姉さんはきよたかさんとのアツイデートの帰り道、ちょっと前からストーキングしてきていたふひひな男に狙われたのです。
ゆい姉さんは逃げます。でもでもカッコつけて履いてきたかかとの高いサンダルのせいでうまく走れません。
ゆい姉さんは路地裏に逃げ込んでポケベルで連絡をしようと試みます。時代を感じますNE!

しかしふひひな男、持ち前のストーカーセンスによってすぐ袋小路に逃げ込んでしまったゆい姉さんを見つけます。
迂闊だよゆい姉さん!
空にはまん丸の月が輝いていました。
月明かりの下、ふひひな男が近寄ります。
後ろは壁、左右も壁、前方には肉壁。
ゆい姉さんは恐怖でその場にへたれこみ、涙でぼやける月のきれいな空を見上げました。
ふひひな男の手がゆい姉さんに伸びたその瞬間!

「男の子が女の子をいじめるのは最低ですよ!」

「ふひひっ!?ふひぶひふひひ!?」

月明かりに光る白いワンピース。
腰までまっすぐに伸びる美しい髪。
つばの広い帽子を目深にかぶっていて顔はわかりません。
小さな女性がふひひな男のはるか後方に立っていました。

「悪い子には、おしおきです」

ちなみにふひひな男は二十代前半で、子供ではありません。

「しあわせな引き金、トリガー・ハッピー!」

六連装のリボルバーから放たれた輝く銃弾はふひひな男の能天を貫きました。
ふつうなら、赤やらピンクやら黄色やらの何かが飛び散るところですが、トリガーハッピーは不思議で素敵な設定なので汚くはなりません。
ふひひな男も気絶しただけで死んでません。ああ素晴らしいご都合主義!

「ありがとう……ございます」

「お礼なんていりません、これは私の役目ですから」

ゲボッ!ガハッ!ビタビタビタッ!
突然トリガーハッピーがゲロリました。椅子ごと回転する回転寿司でも食ったのでしょうか。

「大丈夫ですか!?」

「私は……もう……長くはありません……二代目、トリガー・ハッピー……よろしくお願いします」

ゆい姉さんはさっき私の役目って言ったじゃんとか思いながらもトリガーハッピーの手をとり、リボルバー式の拳銃を受け取りました。

二代目トリガーハッピーの誕生です。



こなた「って話をゆい姉さんから聞いたんだけど」
ひより「それどこの雑誌で連載してるんスか?」
こなた「エースあたりじゃないかな~」

おしまい
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