ID:n64DMeIa0氏:タイトル不明

つかさ「ねぇこなちゃん・・・」
こなた「ん?なぁにつかさ?」
つかさ「こなちゃんはさ・・・もし・・・もしだよ?明日死んでしまうって宣告されたら」
つかさ「こなちゃんは・・・最期に何をしたい?」
こなた「いきなりそんなこと言われても実感わかないなぁ~・・・うーん・・・」
こなた「やっぱりネトゲかな~心行くまでプレイするかなぁ~」
つかさ「そっか・・・」
こなた「つかさは?もしそうなったらどうしたい?」
つかさ「え?私・・・?私は・・・」
つかさ「私は・・・みんなと一緒にいたい・・・かな・・・」
こなた「ふぅ~ん、なんかつかさらしいや」
つかさ「私がいて、お姉ちゃんがいて、こなちゃんもゆきちゃんもいて・・・」
こなた「・・・・・・・・・」
つかさ「お母さんも、お父さんも・・・先生も一緒にいて・・・」
つかさ「みんなで・・・笑って・・・すご・・・したい・・・ぅうっ」
こなた「おぉわ、つかさ、何も泣かなくても・・・」
つかさ「ごめ・・んね・・ごめん・・・あは、なんで泣いてるんだろうね、私・・・なんで・・・涙・・・」
こなた「つかさ・・・?」

つかさ「あの・・ね・・・こなちゃん・・・私・・私ね・・・病気・・・なんだ・・・」
こなた「・・・え?」
つかさ「お医者さんが言うにはね・・治らないんだって・・・手遅れ・・なんだって・・・」
こなた「つか・・さ・・・?」
つかさ「それでもね・・少しでも長く生きるために・・・入院するんだって・・・明日から・・」
こなた「・・・」
つかさ「私は・・・私は・・・もっとみんなと・・一緒に・・いたいよ・・」
つかさ「もっとみんなと・・笑っていたいよ・・・この・・・教室で・・・」
こなた「つかさ・・・」
つかさ「入院なんてしたくないよぉ・・・うっぅ・・・」
こなた「・・・わかった」
つかさ「・・・え?」
こなた「あたし達、毎日お見舞い行くよ!学校ある日も、休みの日も、雨の日も、風の日も!たまに学校さぼっちゃったりなんかして!」
つかさ「こな・・ちゃん・・・」
こなた「かがみも、みゆきさんも、クラスのみんなも、先生だって!一緒にお見舞いに行くよ!」
こなた「つかさが病院にいてもさびしくないように、あたし達がんばるよ!だから・・・」
つかさ「こなちゃん・・・」
こなた「だから、つかさも入院したくないなんて言わないで!がんばろうよ!」
こなた「少しでも長く!あたし達といられるように!」
つかさ「こなちゃぁん!私・・・がんばるよ!もっと・・みんなと一緒にいたいから・・・私、がんばるから!」



―――――病室内にて―――――

つかさ (今日はいつごろきてくれるかな・・・)
つかさ (あ、みんなが来てくれるまえにご飯食べちゃわないと!)
―――カランカラン
つかさ (うあ、いっけない手が滑ってスプーン落としちゃったよ・・・うぅ~)
つかさ「・・・・・・滑っただけ・・・だよね・・・」

つかさ「ふぅー、ご馳走様でした・・・っと」
つかさ (今日はお休みの日だから、そろそろみんな来てくれるころかな?)
―――ガラガラ
こなた「やほーぃ!つかさー元気してるか~ぃ!?」
かがみ「ちょ、こなた病室なんだから静かにしなって!」
こなた「えぇ~いいじゃん~この病室つかさだけなんだからー、細かいこと気にしてるとはげるよかがみ~ん」
かがみ「だーからあんたはねぇ――――」
つかさ (ふふ、またやってる・・・仲いいなぁ~二人とも)
つかさ (私も・・・あの輪に入れたらな・・・)
かがみ「ぁ、つかさごめんねー。ちょっと遅くなっちゃったかな」
つかさ「うぅん来てくれるだけでうれしいよ、ありがとうお姉ちゃん、こなちゃん」
こなた「いやいや礼には及ばないよ~」
かがみ「だからあんたは・・・あ、みゆきは今日ちょっと用事があるらしくって来れないって」
かがみ「伝言:今日は行けなくてごめんなさい。明日は必ず―――だってさ、ほんとみゆきは礼儀正しいわねぇ」


こなちゃん達に打ち明けてから一週間が経ちました。
こなちゃん達は、約束どおり毎日病院に来てくれています。
嬉しいんだけど・・・ちょっと負担になってたりしないかな、大丈夫かな・・・。
学校のある日は、その日学校で起きた出来事だったり、ゆきちゃんの萌え要素?をこなちゃんが語ってくれます。
お姉ちゃんは、治ったときの為に私に勉強を教えてくれてます。
ゆきちゃんは、いつもお見舞いにきてくれると美味しいフルーツとかたくさん持ってきてくれます。
みんなで「おいしーね」って言いながら食べるんだ。
みんな優しくて、私も楽しくて・・・なんだかすごい幸せなんだ。

―――でも、楽しい時間はあっという間に過ぎていくんだよね。

―――12月になりました。
―――――入院生活も早いものでもう2ヶ月目です。

かがみ「でさー、そん時のこなたがさ―――」
こなた「それ言ったらかがみんだって―――」
つかさ (・・・少しだけ、寂しいんだ)
つかさ (贅沢なことだって分かってる。毎日みんなが顔を見せてくれるんだもん)
つかさ (けど・・・私もその場に・・・いたい・・・)
みゆき「つかささん、あまり考え込んじゃいますと、お体に悪いですよ」
つかさ「え?あ、そういうのじゃなくて、んとね、ボーっとしてた・・・かな、アハハ・・・」
みゆき「そうですか?それならいいのですけど・・・あまり無理はなさらないようにして下さいね」
みゆき「リンゴをカットしておきましたので、どうぞ召し上がってください」
つかさ「うん、ありがとう。ゆきちゃん」
こなた「つかさは相変わらずボーっとしてるんだねー、何か病気にかかる前と変わってない感じがするよ~」

――――カンカラン

私の指から滑り落ちる小さいフォーク。
最悪のタイミングだよ。みんなといるときは今まで大丈夫だったのに。
病室の中に広がる一時の静寂。そして―――

かがみ「つ、つかさ!?だ、大丈夫!?」
つかさ「うん・・・だいじょうぶ・・・だよ」
こなた「ほんとに大丈夫なの!?」
つかさ「うん、いつものこと・・・だから・・・ウッ」

―――痛い
――痛い痛い痛い
―イタイイタイイタイイタイ

つかさ「イヤアアアアア!!!」
みゆき「ナ、ナースコールを―――」
かがみ「つ、つかさ!しっかり―――」
こなた「大丈夫!?つかさ!!つかさ―――」


つかさ (ぅ・・・ん・・・)
つかさ「え・・・ここ・・・なんで・・・?」

目を覚ました私は驚く以外の反応ができませんでした。
つかさ「なんで・・・?なんで・・・?」

見間違えるはずもありません。そこは・・・私の自室でした。
柊家の・・・柊つかさの部屋でした。
状況がつかめないまま、私はとりあえず居間へ向かいました。
そこには―――

かがみ「あれ、つかさ今日は早いのねー珍しい。たまには朝ごはんしっかり食べなよー」
つかさ「え・・・え、なん・・・で?」
かがみ「んー?どしたの?そんなとこで固まっちゃって」
つかさ「私・・・病気で・・・病院に入院してたはずじゃ・・・?」
かがみ「何言ってるの?熱でもあるの?大丈夫?」
つかさ「う、ううん。何でもないよ!さーって、朝ごはんたべよっかなー」
かがみ「そーしなー」
つかさ「・・・・・・・・・」
つかさ (間違いない・・・私の家。戻ってこれた?病気にかかってない私に?)

心が躍った。私は、苦しく、つらい生活から解放されたらしい。


つかさ「やったーーーー!!!」
かがみ「ちょ、何急に叫んで!?やっぱあんた病気!?」
つかさ「違うよお姉ちゃん、私、病気から解放されたんだよ!」

??「――――状態は良好ですが・・・意識は戻るかどうか・・・」
かがみ「そんな!?先生、どうにかならないんですか!?」
医者「こればっかりは・・・本人の回復力次第・・・としか」
こなた「つかさ・・・」
みゆき「つかささん・・・」
かがみ「ぅ、うぅあぁぁぁ―――」

その日は雨だった。まるで、あたしの気持ちに同情してくれるように、雨はザァザァと降り注ぎ続けた。


あれから数日。つかさはまだ目を覚まさない。
あたしはというと・・・学校を休んで、ずっとつかさの側にいてあげている。

基本的に病院なのでとても静かだ。
たまにこなたが来るとにぎやかになるけど・・・。
つかさも寝心地がよさそうだ。
勘違いかもしれないけど、つかさがたまに薄っすらと笑みを浮かべる。
きっと幸せな夢を見ているに違いない。

かがみ「少しくらい、休んでいいから。休んだら、帰ってきてね・・・つかさ」


こなた「ウィース!WAWAWAわっすれもの~」
かがみ「ぉぃどんな登場の仕方だそれは」
こなた「かがみん知らないの~?遅れてるよ~」
かがみ「知るかっ」
こなた「・・・つかさの様子は?」
かがみ「全然。こっちの気持ちもしらないで幸せそうな寝顔浮かべてるよ」
こなた「そか、んーしかしほんとつかさの寝顔は可愛いね~。萌えだね」
かがみ「ったく、あんたはほんとーにしょーもないわね」
こなた「ほえ?なんでー?」
かがみ「ほら、前にあたしが休んだときお見舞いに来てくれた事あったでしょ」
こなた「おぉ、そういえばそんなこともあってねぇ」
かがみ「あのときも、あんたあたしの寝顔覗き込んでたでしょ、まったくあんたは」
こなた「いやあれはー、まぁ不可抗力っていうかーアハハ」
かがみ (こなたってば、こういうとこ素直じゃないんだよなぁ)

今なら、みゆきの言ってたこなたなりの元気付けってのも納得できるかな。

かがみ「やっぱみゆきにはかなわないわねー」


かがみ「ありがと、こなた。あんたがいるから、あたしもずっとつかさの側にいてやれるよ」
こなた「うぉぅ、まさかかがみんからそんな言葉が出るとは・・・」
かがみ「人がまじめに言ってるんだから素直に受け止めろや」
こなた「あはは、ごめんごめん。なんか改めて言われるとこっぱずかしくて」
かがみ「・・・ま、あんたにお礼言うことなんてもう二度とないかもね~」
こなた「ぐ・・・」
かがみ (でも、ほんとにありがとね・・・こなた)


====学校・お昼====

みゆき「やっぱり、かがみさんもつかささんもいらっしゃらないと少し寂しい感じがしますね・・・」
こなた「んーまぁそうだねぇやっぱりかがみんが大きいかな・・・アム」
みゆき「つかささんの病気のことで、色々と調べてみたのですが・・・」
こなた「何か分かったの?」
みゆき「それがさっぱりなんです・・・すみません」
こなた「いやいやみゆきさんが悪いんじゃないんだし、謝らなくていいって」
みゆき「ですけど―――」
こなた「あ!」
みゆき「え?」
こなた「今ピコーンって出た!閃いた!頭の上に電球ついた!」
みゆき「え?え?」
こなた「鶴だよ!鶴!千羽鶴折ろうよ!つかさのために!」
みゆき「千羽鶴・・・ですか。いいですね!早速今日のHRに少し時間をお借りして皆さんに協力してみましょう!」

HRでの千羽鶴の審議は異議を唱えるものもなく、我ながら見事な策であった。
これは孔明もびっくりですよ奥さん。

黒井先生「一日一個クラスみんなで鶴折ればすぐやすぐ!みんなおもっきしがんばりやー!」
一同「「はーい」」


黒井先生「あ、白石ー、お前は休みの人の分も折ってなー」
白石「えぇ!?」


つかさ「おねえちゃ~ん、ここ分からないんだけど~」
かがみ「またぁ?まったくもうしょうがないわねあんたはー」
こなた「かがみんかがみん、あたしもこっからずっとわかんない」
かがみ「お前はもう少しまじめにやれ!」
こなた「なんだよ~つかさにだけ甘いんだもんなーかがみんはー」
かがみ「あんたももう少しまじめにやってくれれば教えようって気になるんだがな・・」

新しい(といっても元に戻っただけなんだけど)生活はとても楽しいです。
病院にいたころが嘘みたいに体が軽いんです。


つかさ「ねぇお姉ちゃん」
かがみ「んー?またわかんないの?」
つかさ「私、戻ってこれてよかったよ」
こなた「んあ、つかさ、何言ってんの?」
かがみ「何かこないだからたまに変なこと言うのよねーこの子」
かがみ「変なものでも食べたのかしら?」
つかさ「あはは、違うよ~。でも、戻ってきたんだよ。私。ずっと一緒だよ」
かがみ「まったくこの子は。甘えん坊さんなんだから」
こなた「フラグ?これフラグ?」
かがみ「アホなこと言ってないでさっさと問題解きなさい」
つかさ (そういえばゆきちゃんはこないのかな・・・?)
つかさ「ねぇお姉ちゃん、今日はゆきちゃんこないの?」
かがみ「ゆきちゃん?誰よそれ。漫画キャラか何か?」
つかさ「え・・・?」
こなた「つかさ~、あたしですら二次元と三次元の区別はできるっていうのに~」
つかさ「え?え?みゆきちゃんだよ。高良みゆきちゃん。同じクラスの!」
こなた「高良みゆき・・・?そんな人うちのクラスにいないよ?」
つかさ「えぇ!?眼鏡かけて、おっとりしてて、いつもこなちゃんが天然記念物っていってるゆきちゃんだよ!?」
かがみ「つかさぁ~、あんた夢でも見てたんじゃないの?夢と現実ごっちゃにしちゃだめよ~」
つかさ (ゆきちゃんが・・・いない・・・?)


つかさ「冗談・・・だよね・・・?ゆきちゃんがいないなんて・・・嘘・・・だよね・・・?」
かがみ「つかさ・・・あんたほんとに大丈夫?ちょっと混乱してるんじゃない?」
つかさ (そうだ、これは夢なんだ。寝ておきたらきっとゆきちゃんもいるはずだよ。うん)
つかさ「あは、はは。そうかもしれないから、ちょっと横になってくるね。ごめんねこなちゃん、お姉ちゃん」
こなた「お気になさらずにー。ちゃんと正気に戻ってよー」
かがみ「ゆっくり休んでらっしゃーい」

そうだよ。これは夢なんだよ。
・・・どこからどこまでが夢なんだろう。
もしかしてこの世界自体が夢・・・?
・・・そんなはずないよ。みんなここにいる。私もここにいるもん。
早く寝て、起きて、夢を覚まさなきゃ!


つかさ「・・・・・・ぅ、うん」
つかさ (朝・・・きっとこの世界は本当の世界だよ。ゆきちゃんもいるはずだよ、うん)

つかさ「あ、お姉ちゃんおはよー」
かがみ「お、つかさ早いねー、おはよう」
つかさ「え・・・?早いって、今日学校の日だからいつもの時間だよ・・・?お休みじゃないよね・・・?」
かがみ「へ?学校?何それ?」
つかさ (えっ・・・!?な、なんで!?)
つかさ「な、何って学校だよー、やだなーお姉ちゃんとぼけてるの~?」
かがみ「学校・・・学校・・・?がっ・・・こう・・・?」
つかさ (・・・とぼけてるっていう感じがしない・・・まさか、夢の中のゆきちゃんの時みたいに・・・)
かがみ「が・・・こう」
つかさ 「・・・っ!?」

本能的に・・・危ない感じがしたんです。
だから、私は逃げることにしました。
逃げる・・・私は何から逃げてるの・・・?
私が逃げてるのは―――――


分からないよ・・・私は何から逃げてるの・・・?

大分走ったと思います。けど、おかしなことにきづいたんです。
ある地点までたどり着くと、元の場所に戻ってしまうんです。
そして何より、もっと不気味なのは・・・人に誰一人として会わないんです。

つかさ「なんで!?なんでこんなことになっちゃったの!?」
つかさ「私の!私の世界を返してよ!!なんで私から世界を奪っちゃうのぉ!」
つかさ「どうして!?わかんないよ!!誰か教えてよ!!!」

???「「「もうわかっているんでしょ?」」」

つかさ「っ!?だ・・・だれ・・・?」

みゆき「つかささんが逃げているから、こんなことになっちゃったんですよ?」
つかさ「ど・・・どういうこと?」
こなた「あたし達が看病してるのに、つかさ一人だけ逃げちゃうなんて・・・ズルイヨネ?」
つかさ「・・・っ!?」
かがみ「つかさ・・・」
つかさ「お、お姉ちゃん・・・たすけ」
かがみ「これはね、罰なのよ。つかさ。だから、我慢してね?」
つかさ「お・・・ねぇ・・・ちゃん・・・?」

つかさ「イヤアアアアアアアアアア!!!!!」


かがみ「!?つ、つかさ!?どうしたの!つかさ?待っててね!すぐお医者さん呼んでくるから!」

その日、つかさの容態が急変した。
今まで何もなかったのに、どうして今になって突然・・・。
つかさは、集中治療室へ連れ込まれた。
あたしは・・・ただ祈るしかできなかった・・・あの子の無事を・・・。

かがみ (そういえば、こなたが千羽鶴を折ってるって言ってたな・・・)
かがみ (今なら・・・千羽鶴にだってすがりたい・・・お願い・・・あの子を助けて・・・)

医者「一命は取り留めています。ですが、まだ危険な状態であることには――――」

絶対安静、面会謝絶・・・以前よりも容態は悪化してしまったらしい。
こなたが来たらなんて説明しよう・・・。

====学校====
こなた「998・・・」
みゆき「999・・・」
こなた&みゆき「1000!!!」
こなた「できたぁぁ!」
みゆき「やりましたね!こなたさん!」
こなた「うん。早くつかさのとこへ持って行ってあげよう!」

====再び病院へ====
こなた「か~がみ~ん!できたーーー!!!って何で廊下に出てるの?」
かがみ「病院で大声だすやつがいるか!」
かがみ「・・・張り紙してあるでしょ・・・容態が悪化して、面会謝絶なのよ・・・」
こなた「むむむむむ・・・」


こなた「そんなの関係ないさ!あたしはこの千羽鶴を届ける為に来たんだから!」
かがみ「で、でも・・・」
みゆき「・・・そうですね、千羽鶴を渡すくらいなら、大丈夫じゃないですか?」
かがみ「みゆきまで!?」
かがみ「んんんん・・・しょうがないわね・・・」
こなた「よし、決まりだね!じゃあ行こうー!」
かがみ (つかさ・・・がんばって・・・)

つかさ「ぅ・・・う、ここ・・・は・・・?」
つかさ「みず・・・うみ?綺麗・・・」
つかさ「あれ、水面に誰か写ってる・・・これは・・・?」

みゆき「つかささん、ファイトです!」
みゆき「つかささんはきっと良くなりますよ、かがみさん。元気出してください」

つかさ「ゆきちゃん・・・」

こなた「つかさの寝顔も可愛いねぇ~」
こなた「つかさなら、なんとかしてくれる!みたいなね・・・元気だして、かがみん」

つかさ「こなちゃん・・・」

かがみ「つかさ・・・早くよくなって・・・一緒に・・・」
かがみ「ずっと一緒にいるからね・・・」

つかさ「おねぇちゃん・・・」

つかさ「私・・・私・・・」


つかさ「みんな・・・ごめんね・・・私・・・私だけ逃げてた・・・!」
つかさ「みんなだって辛かったよね!苦しかったよね!なのに、私・・・!」
つかさ「ごめんね・・・ごめん。私が間違ってたんだよね・・・」
つかさ「私・・・・・・りたい・・・」
つかさ「私!もといた世界に帰りたい!!」
つかさ「辛くても、苦しくても、病気でもいい!みんなと一緒にいたい!!」
つかさ「わたしも!!みんなといっしょにいたいよ!!!」

・・・瞬間、景色が大空の大パノラマに切り替わった。
その中で、いくつもの思い出が切り替わりながら私は落ちていく。
途中、幾度と鶴の大群に出会った。切り替わる景色の中、変わらずに彼らはいた。
まるで、こっちだよこっちだよと誘導するように。

次に目を覚ました時、私は病室のベッドの中にいた。
お医者さんの話では、意識を取り戻したのは奇跡としかいいようがないらしい。
おねえちゃんは泣いてました。もちろん私も泣いてました。
こなちゃんも、ゆきちゃんも。みんな私の為に泣いてくれました。
私もみんなと一緒に泣きました。だって、いつでもみんなと一緒だから。

窓の方に目をやると、クラスで作ってくれたという千羽鶴が飾ってありました。
窓の外には・・・まるで千羽の鶴が羽ばたいているかのような雪景色が広がっていました。

これで、私の闘病記を終わります。この後の事は私にもどうなるかわかりません。
もしかしたらすぐ死んじゃうかもしれないし、生きながらえるかもしれません。
けど、ひとつだけいえることがあります。それは・・・
もう、逃げ出さない。いつでもみんなと共に・・・。

つかさ「みんな、ありがとう」
ツールボックス

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