ID:pH2Qx8sV0氏:タイトル不明

「かがみん!かがみん!」
「ん?」
自分の名前を呼ばれて私は振り向いた。
そこには一心不乱に腕を上下に振るこなたがいる。
「おーっす、こなた。どうした…」
「かがみん!かがみん!」
「だから何よ!」
まずい、前々から変だったけど今回はイっちゃってるかも…。
こなたの将来を本気で危惧し始めていると、
「かがみん!かがみん!」
「ちょっと、つかさ!?」
あろうことか、つかさまでこなたのように腕を振りながら私の名前を叫びだした。
「な、何よこれ」
「かがみん!かがみん!」
「み、みゆき!?」
私の目がおかしくなったのでなければ、世界が狂ったとしか思えない。
あのみゆきが狂ったように腕を振りながら私の名前を連呼しているなんて。

その後も着々と狂った人々は増えていく。
気付けば私の周りには人垣ができていて、その誰もが同じことを叫び散らしていた。
「かがみん!かがみん!かがみん!かがみん!かがみん!かがみん!かがみん!
 かがみん!かがみん!かがみん!かがみん!かがみん!かがみん!かがみん!
 かがみん!かがみん!かがみん!かがみん!かがみん!かがみん!かがみん!」
「や、やめてよ…」
思わず耳を押さえてその場にしゃがみこんでしまう。
この状況を打開する手立てを必死に模索するけど、何回やっても何回やってもヒントですら浮かばないよ…。
「一緒にやればいいんだよ」
「…え?」
「私達と一緒にやればいいんだよ、かがみん」
もう、私はどうでもよかった。
「かがみん!かがみん!かがみん!かがみん!」
私は声が枯れるまで自分の名前を叫び続けた。

「って言う悪夢を見たのよ…」
「かがみん、病んでるんだね…でもかがみん、戦わなきゃ現実と。ね、かがみん」
「かがみん言うな!」
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