球磨川『僕は悪くない』
早朝HR
黒井「おーっし!今日は転校生を紹介すんぞー!」
つかさ「こなちゃん、転校生だって」
こなた「どんな人が来るんだろ?フラグたつかなぁ~♪」
黒井「入ってきていいで~」
ガララッ
球磨川『はじめまして、週刊少年ジャンプから引っ越して来ました!よろしく仲良くしてください。』
クラス中………プッ…クスクス…ナンダヨソレッ
球磨川『笑うな』
球磨川の放った螺子がクラスのみんなを貫く。
球磨川『人の冗談を笑うなんて、人間として、生き物として最低だぞ。』
星屑にうごめく敗北の星 ep,1
こなた「ヤッホー、転校生くん。さっきの手品はどうやったの?」
私は、休み時間に恐る恐る謎の転校生に声をかけた。
彼はまるで澄んだ川のように濁っておらず、しかし負の側面を集約したような雰囲気を漂わせていて。
教室に入って早々、クラスの人全員を螺子伏せるという手品をみせた……
だからこそ、本当に恐る恐る話し掛けた。
球磨川『……………』ジーッ
こなた「……」
球磨川『……………』ブワッ!
こなた「!?ちっ、ちょっと!どどどどうしたの!?」
彼は私の顔を見るなり急に泣き出した。
球磨川『いやぁゴメンゴメン、生まれて初めて女の子から話しかけられたモンだから嬉しくって』
こなた「ずいぶんと暗い青春を歩んでたんだね……」
例の嘘っぽい、作りものみたいな口調で笑えない苦労を語る彼に 私は思わずそうツッコンだ。
星屑にうごめく敗北の星ep,2
ーーー結局、彼には何も聞き出せないまま。一日が終わった。一緒にお昼でも誘おうと思ったのだが次の授業から彼は早速サボりだした。
かがみ「へ~、そんな転校生がねぇ~」
私の友人である柊かがみは、さもどうでもいいような口調で返事をした。
こなた「って、かがみん!全然信用してないでしょっ!も~!」
かがみ「あったり前でしょうがっ!!人を刺しておいて元通りにするなんて、即興でできる手品じゃないだろっ!」
こなた「みゆきさぁぁん」
私は同じクラスの、いわゆるエリートな友人。高翌良みゆきに助けを求めた
みゆき「はい……信用できませんでしょうが、確かに人をネジのようなモノで貫いてました。でも、あれは手品というよりは本当に……」
つかさ「私も……本当に刺されたと思ったよ。びっくりした…」
かがみと双子である、柊つかさが同意した。
かがみ「まぁ、どっちにしろまた聞けば良いでしょ。今日はもうかえりましょ。私はつかさと買い物に行かなきゃいけないし。」
結局、今日はお開きになった。
でも、このあとかがみはしることになる。
彼の恐ろしさを
彼の弱さを
そして
彼の過負荷(マイナス)を……続く
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- クマー -- 名無しさん (2013-09-22 02:24:43)
- 夢のコラボだー -- 名無しさん (2013-09-16 14:23:40)
最終更新:2013年09月22日 02:24