1レス物9P



こう「悪いね、ひよりん。おつかい頼んじゃって」
ひより「いくらなんでもこの時期にオーメダル買ってこいは酷すぎっス!」
たまき「やさこの誕生日忘れてたひよりんが悪いんじゃん。お題が『記念日』なのに誕生日を無視するから」
みく「私が言わなきゃアンタも忘れてたろうけどね…で、なんでオーメダル買いにいかせたの」
こう「いや、誰もOOOネタやらないから一応やっとこうかなぁと」
みく「明日のパンツとか女の子が言ったらまずいよ…ってやさここのコンボは」
たまき「ほいじゃスキャンしよっか」
みく「ちょっ山さん」

\シャチ/ \ウナギ/ \タコ/

\シャシャsy(ryみく「本気のネタバレはやめなって!!!怒り過ぎ!!」


…本当に八坂こうの誕生日忘れてた…orz



-かすたむしんでれら-

かがみ「…なにしてんの?」
こなた「んー、今度近所の幼稚園でやる演劇の脚本たのまれてねー」
かがみ「ふーん。で、どんな話?」
こなた「幼児に分かりやすく、シンデレラをちょっとアレンジしたものをってね」
かがみ「ほほう、アンタにしてはまともね」
こなた「十人のシンデレラが城に向かいながら、戦って戦って戦いぬいて、最後に残った一人がシンデレラオブシンデレラとして王子様に求婚を…」
かがみ「まて。色々とおかしすぎる」
こなた「いやー、男の子もいるから、ちょっとバトル物っぽい要素もいるかなって」
かがみ「いや、ちょっとじゃないから。シンデレラの面影微塵もないから」



数日後

こなた「…没りました」
かがみ「そりゃそーだ」




らきすた世界の七不思議

1.柊みきの若さの秘密
こなた「一番気になるのはこれだよね。五十歳は超えてるって噂もあるのに、まるで二十代みたいだし。実は整形してるとか?」
みゆき「整形による若返りの効果は長続きしないといわれてます。若さを保つには整形を繰り返さないとなりません。保険もきかないでしょうから、かなりの費用がかかることになりますが……」
こなた「ただおさんが奥さんのためとはいえそこまで金を注ぎ込むというのも考えづらいね」
みゆき「遺伝的な要因が大きいのではないでしょうか?」
こなた「もしそうだとすれば、かがみやつかさも、五十歳になってもぴちぴちお肌ってことになるね」
みゆき「あやかりたいですね」
こなた「あるいは、柊家には代々、若返りの秘術が伝わっているとか?」
みゆき「歴史のある神社ですから、その可能性もありますね」


2.高良ゆかりは開眼するとどうなるのか?
こなた「開眼した目でにらまれると石化するとか?」
かがみ「メドゥーサか!?」
こなた「その目が開いたとき秘められた力が開放されるみたいなのもありがちだよね」
かがみ「おまえはなんでそっち思考なんだよ。確かに、あの目が開いたらなんか怖そうだけどさ」
こなた「そうだよね」


3.職業が不明な人々
かがみ「成実さんの旦那さんとか、みゆきのお父さんとか、みなみちゃんのお父さんとかね」
つかさ「ゆきちゃんのお父さんとかみなみちゃんのお父さんはお金持ちそうだから、大きな会社のえらい人なのかな?」
かがみ「可能性は高いわね。多国籍企業の海外支社の支社長とかなら、めったに家にいないっていうのも納得だし。それに比べれば、成実さんの旦那さんは普通の会社のサラリーマンって感じね」
つかさ「どんな会社なんだろう?」
かがみ「儲かってる会社には違いないだろうけど、何もヒントがないから、さっぱり分からないわね」


4.天原家はどれぐらい金持ちか?
こう「公式ガイドによるとふゆきちゃんが働く必要がないっていうぐらいだから、めちゃくちゃ金持ちなんだろうな」
ひより「少なくても、高良先輩や岩崎さんの家よりは上っスよね」
こう「株とか土地とかたくさん持ってたりする資産家とか」
ひより「めっちゃお嬢様っスね。桜庭先生がどんな経緯で天原先生の友達になったのかが気になるっス」
こう「そっちの方が謎かもな」


5.金魚のたまはどこまで大きくなるのか?
みゆき「ネットで調べたら、体長40センチ、重さ2キロの金魚が捕獲されたことがあるという記事を発見しました」
こなた「でかっ! それもう金魚じゃないよ!」
つかさ「そんなに大きくなっちゃったら、うちの池でも飼えないよぅ」
かがみ「やっぱりダイエットさせないと駄目かしら……」


6.山辺たまきの素顔は?
こう「公式ガイドによると美人な顔にコンプレックスがあって隠してるってことだけど」
ひより「美人は美人だけど、らきすた世界にはないタイプの顔なんじゃないっスかね」
こう「ベルばらのキャラみたいな感じとか?」
ひより「リアルな劇画調とかもありえるっスよ」
こう「確かにそんな感じなら、コンプレックスになっても不思議じゃないわな」


7.泉そうじろうの書いている小説のジャンルは?
かがみ「こなたの話じゃ露骨な官能小説や萌え系のラノベとかじゃないみたいだけど」
みゆき「一軒家を購入し泉さんを私立高校や(おそらく)私立大学に通わせるぐらいの充分な収入があるということから考えますと、コンスタントに売れ続けてたくさん書けるジャンルでしょうね」
かがみ「いまどき純文学なんてたいして売れないでしょうし、ミステリーかSFあたりかしらね。オタクなそうじろうさんが手を出しそうな分野な感じだし」




ーミイラ取りー

みゆき「泉さん。かがみさん達の誕生日SSの調子はいかがでしょうか?」
こなた「…実はね、昨日PSストアが復旧したんだよ」
みゆき「…はあ」
こなた「それで、お詫びのゲームパックってのがあってね、まあただだし折角だからDLしとこーかなーって…」
みゆき「手にPSP持っているのはそれでですか?」
こなた「…みんなのスッキリてのが意外と面白くて…いやまあお金出してまでやろうってほどではないんだけど…」
みゆき「…泉さん」
こなた「あ、でもほら!この本棚整理のゲームとかみゆきさん好きそうじゃん!ちょっとやってみる!?」
みゆき「いえ、わたしは…まあ、少しだけなら」

二時間後

こなた「あの、みゆきさん…そろそろ返して…」
みゆき「もう少し待って下さい…ここをこうすればもう少しタイムが…」
こなた「…こうなるとは思ったけど…」



-遅れた誕生祝-


『ピンポーン』
ほのか「はーい、あら、みゆきちゃん、みなみは留守だけど……」
みゆき「あ、あの、遅ればせながら……」
みゆきは綺麗な包装紙で包まれた箱を差し出した。ほのかは暫く考えていた。
ほのか「……ここ数日元気がなかったのよ……まさかこの事で……」
みゆき「忘れていたわけではなかったのですが……タイミングが…」
みゆきは申し訳なさそうにしていた。
ほのか「いえいえ、実は私もすっかり忘れちゃってね……そのせいかと思ってたのよ、みゆきちゃんも大学大変だったでしょ、
    きっとみなみも喜ぶとおもうわ」
ほのかはちらりと玄関の置時計を見た。
ほのか「そろそろ帰ってくる時間、あがって直接渡したら?」
みゆき「……それが……」

みなみ「ただいま」
ほのか「おかえり」
みなみは着替えに自分の部屋に入った。机の上に箱が置いてあるのに気が付いた。しかしみなみはその箱を開けようとはしなかった。
着替え終わるとそのまま居間に向かった。
ほのか「みなみ、自分の机の上を見なかったの?」
みなみ「お母さん、もう私はプレゼントを貰うような歳じゃ……」
ほのかはみなみを見ながら話した。
ほのか「あの箱はみゆきちゃんからよ」
みなみは飛び出すように玄関に向かった。ほのかは何処に行くのか直ぐに分かった。
ほのか「みゆきちゃんは居ないわよ」
みなみは玄関で止まった。
ほのか「何でも急用で出かけるとか……」
みなみは散歩用の綱を取ると靴を履いた。
みなみ「チェリーと散歩に行ってくる……」

 チェリーを連れて暫く歩いていると向こう側から良く知っている見慣れた人が歩いてきた。
みゆき「みなみさん……こんにちは」
一ヶ月ぶりだろうか、みなみにとっては何年も会っていないような時間だった。
みなみ「こ、こんにちは、急用があったのでは?」
思わず口篭ってしまうみなみ。
みゆき「図書館に行ったのですが、今日は休館日でした……お恥かしながら」
笑顔で答えるみゆき、そんな姿をみてみなみはもやもやした気持ちが吹き飛んだ。チェリーがみゆきに近づき尻尾を振る。みゆきはチェリーの頭を優しく撫ぜた。
みなみ「一緒に散歩しませんか?」
みゆき「はい」
みゆきはみなみと同じ方向を向いた。チェリーはまた歩き出す。みなみとみゆきも歩き出した。
みゆきと一緒にチェリーの散歩、この前はいつだっただろうか。少なくともみゆきが高校時代には一度もなかった。こんなに近くに住んでいるのに、頻繁に会っているのに。
次第に距離が遠くなっていくのをみなみは強く感じた。

 いつもの散歩道、何故か今日はあっと言う間に終わった。チェリーも物足りないのかみゆきを見つめ尻尾を振っている。
みゆき「それでは……」
みゆきは自分の家に戻ろうとした。
みなみ「あの……」
みゆき「はい?」
みなみ「折角だからお茶でも」
みゆき「……そうですね、お邪魔いたします」
みゆきは岩崎家の門に入った。チェリーは飛び跳ねるように喜んでいる。
みなみはみゆきの目の前で箱を開けたかった。
それがみなみの精一杯のお礼だった。




ふゆき「というわけで零時をまわりました。私の誕生日です」
ゆたか「えっと、どうして夜中に集まったんでしょうか」
ふゆき「時期外れですが百物語をやろうかと」
ひより「なんでですか?!」
ふゆき「私の誕生日だからです」
ひかる「諦めろ田村。去年はアニ研を交えて廃墟巡りだったんだ。マシに思え」
ひより「思い出したら寒気がぶり返したんですが…」



ふゆきセンセ、HappyBirthday


ひかる「……という訳で、今夜はいいだろ? ふゆき」ツツ…
ふゆき「ふぁ……ダ、ダメです桜庭先生、生徒が見てますから」
ひかる「こいつらはオマエの怖い話を聞いてもうダウンしてるよ。
     それと、2人きりの時は名前で呼べって言ってるじゃないか」フニフニ
ふゆき「ん……あ……ひかる、さぁん……っ//」

────────────────

ひより「……」ハァハァ
ふゆき「田村さん? 御気分が優れないんですか?」
ひかる「こういう類いは大人しい時が百物語よりよっぽど恐ろしいから触れるな」



こう「HappyBirthday!」
やまと「…こう、これは何?」
こう「何って誕生日プレゼントだけど」
やまと「違うわよ。この飲物の方」
こう「あー、わかる人はわかる。IAI製のドリンク。100%果肉入りだよ」
やまと「へー…人の誕生日に罰ゲーム品もってくるんだ」
こう「大丈夫。飲むのはひよりんだか…いなーい!逃げたな!」
やまと「というわけで飲みなさい、この………100%果肉入りの『タン塩』味を」
こう「あ、あはは……川上稔作品の飲食物は地獄だね」


やまと、HappyBirthday!



こなた「ねぇ、昨日は皆既月食だったみたいだよ」
かがみ「そうだったみたいね、私は見ていないけどこなたは見たの?」
こなた「準備万端、寒さ対策もしたよ」
かがみ「それで、どうだった?」
こなた「時間までゲームで時間を潰そうと思って……夢中になっちゃって……気が付いたら朝になってた」
かがみ「……居るんだよな、準備だけは万全な奴……」




~やっべ、どうしよう~


毒さん「…どーすんのさ」
山さん「やばいよね。どうしようか」
毒さん「いや、たまきがやったんじゃないアレ」
ひより「ま、まさか『忍野忍』の声優が坂本真綾さんになるとは…どーしますコンクール作品の『4×2=?』。平野綾のまま偽物語やるのかと思ってたのに」
毒さん「声ネタじゃなくなったね。まぁドラマCDでもしゃべらなかったから怪しかったけど」
山さん「とりあえず、やさこに『ホライゾン』ネタやってもらって誤魔化す?」
毒さん「…確か東だよね?東だと………アレかなやっぱ」
こう「嫌だからね!」

あー…ヤバい本当に




突っ走る人―

こなた「もしもし、かがみー?トライG買った?」
かがみ『うん。昨日、つかさと買ったわよ』
こなた「じゃ、また今度みんなで集まってやろっか」
かがみ『オッケー…っと、進めないほうがいいかしら?』
こなた「んー…まあ、流石に初期装備とかちょっとアレだし、消耗品も集めときたいし、少しはソロででもやっといていいと思うよ」
かがみ『わかったわ。じゃあ、また今度ね』
こなた「ういー。みゆきさんにも伝えとくよー」


数日後

かがみ「………」
つかさ「………」
こなた「…なぜみゆきさんはG級装備なのか」
みゆき「…すみません…!…ほんのちょっと…ほんのちょっとのつもりだったんです…!」



偽予告」から発想…原作4巻より ひより視点

あ、小早川さんと岩崎さんがいる。
何してるのかな。

…近付いてみて、ぎょっとした。
二人は睨み合っていた。

小早川さんは今にも泣きそうなふくれ顔で岩崎さんを睨んでいた。
一方、岩崎さんは表情は比較的落ち着いてたけど、小早川さんに向けられた視線は…
直接向けられてない私ですら心臓が一瞬止まるほど冷たかった。

ケンカ?あの二人が?まさか…。
でも、目の前の光景は真実だ。
何があったのかは分からないけど、止めなきゃ!

ひより「小早川さん、岩崎さん、ど、どうしたの?ケンカ?」
ひより「と、とりあえずさ、二人とも少し落ち着こうよ…」

ゆたか「え?」
みなみ「ん?」

…あれ?
二人は何事もなかったように表情を和らげた。
どういうこと?
今の二人には怒りのかけらすら全然なくて、私の前だから抑えたって風にも見えなかった。

みなみ「もしかして…今の見て、私たちがケンカしてると思った?」
ひより「う、うん」

二人は、ばつが悪そうに微笑んだ。

みなみ「ごめん…びっくりさせて」
ゆたか「どっちが怖い顔できるか競争してたんだよ」
ひより「え」

なーんだ…。

ゆたか「田村さん、見てみてどっちが怖かった?」
ひより「うーん…岩崎さんかな」
ひより「小早川さんのはまだかわいい感じだったけど、岩崎さんのはちょっと本気で怖かったよ…」
ゆたか「やっぱり…。実は私も怖くてちょっと涙出そうになっちゃった…」
みなみ「そ、そうかな。あまり表情変えられてなかったと思うけど…小さい頃からにらめっことかも苦手だし…」
ゆたか「ううん、視線だけですごい効果出してた。迫力が違うよ。男の子でも敵わないと思う。さすがみなみちゃん」
みなみ「…それって、喜ぶことなのかな…」



夜中 みなみの部屋-
ゆたか「みなみちゃん…起きて…」
みなみ「ん…?え…ゆたか?どうしてここに…」
みなみ「…!」
みなみ「ゆたか、どうしたの!?その背中の羽根…それに頭の輪っか…まるで天使…」
ゆたか「私ね…さっき病気の発作で死んじゃったんだ。本当の天使になったんだよ」
みなみ「!?」
ゆたか「最後にどうしてもみなみちゃんに会いたいって言ったら神様が許してくれたから…お別れにきたの」
ゆたか「今までありがとう。幸せだったよ。さよなら、みなみちゃん。天国でも忘れないよ」
みなみ「そんな!待って!ゆたか!行かないで!行っちゃやだぁぁぁ!!」

  • 早朝 ゆたかの部屋-
ゆたか「ふわあぁぁぁ…みなみちゃん?なに?」
みなみ「ごめん、こんな朝早く電話して…。あの、ゆたか…元気?」
ゆたか「んー、元気だよ。眠いけど…」
みなみ「よかった……ぐすっ……」
ゆたか「みなみちゃん…泣いてるの?どうしたの?」
みなみ「あ…ううん、何でもない。学校で会おうね…」

  • 朝 学校-
みなみ「おはよう…」
ひより「ど、どうしたのみなみちゃん?目、真っ赤だけど…」
みなみ「ん…大丈夫」
みなみ「すごくリアルな悲しい夢見ちゃって、明け方までずっと泣いてて…」
みなみ「朝になって、正夢とかそんなのじゃないただの夢だって分かって、嬉しくてまた泣いちゃっただけだから…」
ひより「みなみちゃんがそんなに泣くなんて…どんな夢だったの?」
みなみ「ごめん…言いたくない。思い出したくもない…」
ゆたか「おはよう…」
ひより「うわ、こっちはどうしたの?ものすごい眠そうだけど…」
ゆたか「んん~、昨日は夜更かししちゃって…2時間も寝てないかも…」
みなみ「そ、そうだったんだ…ごめん、それなのに朝早く電話して…」
ゆたか「ううん、いいの…元は私のせいだし…」
みなみ「え?」
ゆたか「何でもない…とにかくみなみちゃんは悪くな……ふわあぁぁぁ…ふう…」
ひより「二人とも、お大事に…」

  • 夕方 こなたの家-
ゆたか「というわけで…」
ゆたか「『夜中に天使のコスプレでみなみちゃんをびっくりさせる大作戦』は大成功だったよ」
ゆたか「おじさん、夜中にみなみちゃんの家まで運転してくれてありがとう♪」
そうじろう「みなみちゃんがかわいそうな気がするけど…」



つかさ「お姉ちゃん、今日はどうするの?」
かがみ「どうするって?」
つかさ「あれ、わすれちゃったの、こなちゃんの誕生日だよ?」
かがみ「……そうだった、みゆきは何て言っているの?」
つかさ「ゆきちゃんはもう何かを送るのは止めて食事でも招待したらっていっていたけど……」
かがみ「食事ね……あいつなにが好物だったかしら……」
つかさ「そういえばなんだろう、何でも美味しそうに食べるからね」
かがみ「まさかチョココロネなんて言わないだろうな……」
つかさ「あ、こなちゃんだ、聞いてみようよ」
かがみ「あ、バカ、聞いたら……行ってしまった」

つかさ「こなちゃん、何か食べたいものある?」
こなた「どうしていきなりそんな事聞くの?」
つかさ「こなちゃんの誕生日に食事に招待しようと思って」
こなた「やっほ~それは嬉しいね」
かがみ「現実に食べられる物にしろよな!!」
こなた「うぐっ!!」
かがみ「今、高級食材を並べようとしてただろ!?」
こなた「むむむ……い、いや、そんなんじゃないくて……美味しいものなら何でも……いいよ」
つかさ「外食だと在り来たりだから、私達の手料理はどう?」
こなた「……いいね、つかさの作ったのなら食べたい」
つかさ「うんん、皆で作るの、それじゃゆきちゃんやみさちゃんも呼ばないと、行こう、お姉ちゃん」
かがみ「ちょっと、何で私が入るのよ」
つかさ「買い物もしないといけないし、急ごう、それじゃ後でねこなちゃん」

こなた「行っちゃった……う~ん、かがみが参加するのは……行くのやめようかな……」



かがみのSS講座

つかさ「う~ん」
かがみ「どうしたのよ、思いつめちゃって……悩み事?」
つかさ「うんん、そうじゃなくって……小説を書こうかなって思って……」
かがみ「凄いじゃない、出来たら読ませてよ」
つかさ「う~ん、まだ何も出来てなかったりして……」
かがみ「そうなの、でも考えているだけじゃ出来ないわよ、今何をしているのよ?」
つかさ「え、えっと、物語を、ストーリを大雑把に……」
かがみ「そうね、それも良いけど……ストーリを先に考えると詰まっちゃうわよ」
つさか「え、でも物語がないと何も進まない様な気がするけど……」
かがみ「そこそこ、そこが落とし穴なのよ、物語はどうやって進むの?」
つかさ「えっと、えっと、時間が進むから……」
かがみ「違う、物語は人が作るのよ、出会い、別れ、愛、憎悪、友情……etc.」
つかさ「人?」
かがみ「そうそう、だからストーリを作るんじゃ無くて登場人物、つまりキャラから作っちゃうのよ」
つかさ「キャラ?」
かがみ「好きな人、嫌いな人でもなんでも良いの、性格や特徴や背景を決めちゃうの、そうするとそのキャラが自然に物語を作ってくれる」
つかさ「え~そうかな、難しいよ……」
かがみ「身近な人でも、既にある物語の登場人物でもいいわよ、特に既にある物語のキャラを使ってストーリを書くのをSS(サイドストーリ)
    って言うのよ」
つかさ「SS……」
かがみ「つかさが好きな漫画のキャラを自分の好きなように動かすのよ」
つかさ「えっと……なんとなく分かった」
かがみ「頑張れ、つかさ!」


一週間後

かがみ「出来た?」
つかさ「できた!!」
かがみ「どれどれ……かがみとみゆきが……####♡♡……むぅ……なによこれ、私とみゆき!!?」
つかさ「お姉ちゃんとゆきちゃんをモデルにしたら……こんなになっちゃった」
かがみ「こんなにって……それは百合って言ってね(まてよつかさがそんな事を知っているはず無い、っとなれば……)」
かがみ「私の他にだれか助言を受けた?」
つかさ「うん、こなちゃんとひよりちゃんに……続きが見たいって言うから考えていた所……」
かがみ「……あの二人、余計な事を……」
つかさ「お姉ちゃんの言うように自由に動かすと……」
かがみ「もう良い、やめい!! (あの二人只じゃおかない)」


こなた「うひ」
ひより「どうしました?」
こなた「い、いや、何か背筋がゾクゾクっと寒気が……」
ひより「夏風邪っスか……それよりつかさ先輩にあんな才能があるとは……」
こなた「そうでしょ、そうでしょ、私の目に狂いはないのだよ、あとはこれをひよりんが漫画にすれば……」
ひより「次回のコミケはいただきッス!!」
こなた「うんうん」
ひより「!!っひ!!」
こなた「どうした、やけに顔が青ざめてるね、ひよりんこそ夏風邪じゃない?」
ひより「う、後ろ……後ろ……」
こなた「うしろ?」
……
……
こなた「ひぃ~か、かがみ、……何か御用でしょうか?」
かがみ「……つかさの書いた物よこしなさい!!」
こなた「あれは、も、持ってないよ……ね、ねぇひよりん?」
ひより「え、ええ、そ、その様な物は……」
かがみ『ギロリ』(ひよりを睨む眼)
ひより「あわわわ、すみませんここに有ります」
こなた「ば、ばか、そんなにあっさり……」
かがみ『ギロリ』(こなたを睨む眼)
こなた「……ごめんなさい……」



つかさのSS講座

こなた「う~ん」
つかさ「どうしたの、何か考え事?」
こなた「つかさか……いや、かがみがもうつかさにSSは書かせないって言うから自分で作ろうとおもったんだけど……」
つかさ「手伝えなくてごめんね、お姉ちゃんあんなに怒ったの初めて見た……」
こなた「キャラを最初に作るなんて言ってたけどさ、自由すぎてどう動かしていいのか分らないよ……」
つかさ「それはお姉ちゃんのアドバイスだけど……私はとっても参考になったよ」
こなた「キャラを自然になんか動かないよ……」
つかさ「ストーリを考えないと続かないと思うよ」
こなた「起承転結って言うやつでしょ……よけいに難しくなる……」
つかさ「難しくかんがえるから難しくなっちゃう、もっと簡単に、起承転結って四コマ漫画だよ」
こなた「四コマって……」
つかさ「どんな長い物語も作り方は四コマ漫画と同じ」
こなた「う~ん、難しいよ、始まりをどうする、話を続けてどんでん返し……そしてラスト……」
つかさ「いっぺんに作ろうとするから混乱しちゃう、私の場合はね物語の最後の場面を思い浮かべるの……そうするとね、
    物語が自然と浮かんでくる、山の頂上を見ればあとは登るだけ、それにね物語がどんなに脱線しても最後が
    分ってるからゴールに向かって行ける……道がゴールに向かっているからて迷子にならないんだよ」
こなた「起承転結の桔から考える……のか」
つかさ「私の場合だから参考にならないかな……たまに最後のつもりが作っていくうちにその先が思い付いたりするから……    あまり良い方法じゃないかも」
こなた「まぁ……やってみるよ」
つかさ「がんばって、こなちゃん!!」

ひより「最後を最初に考える????とんちみたいッス……」
こなた「うん、つかさがそう言ってた」
ひより「……もうこの漫画途中まで作ってしまいました……」
こなた「だからラストを考えるのだよ……ひよりはもう考えているよね?」
ひより「私は……ストーリはあまり意識しないッス、それに順序だてて作らないと分からなくなってしまいます」
こなた「だから詰まっちゃんだよ!!」
ひより「……先輩がこの出出し凄く良いって言うからこのネタに決めたじゃないっすか!!」
こなた「う~ん……最初からやり直す?」
ひより「やり直すって、ネタはどこから持ってくるっスか?」
こなた「ひよりんは漫研の現役じゃん、そんなのいくらでもあるんじゃないの?」
ひより「い、いや、湯水のようには……」
こなた・ひより「……」
ひより「つかさ先輩に頼めませんか?」
こなた「かがみの目を盗むなんて出来っこない……」
こなた・ひより「どうしよう?」



こなたのSS講座

こなた「やっふ~かがみん」
いつもの笑顔で挨拶するこなた。こなたは徐に私の前に一冊の薄い本を差し出した。
かがみ「何よ、いきなりそんな物持ってきて」
内容は大体分っている。どうせ百合やら薔薇の内容に決まっている。
こなた「これを今度にコミケに出そうと思うんだけど読んでみて」
かがみ「なんで私が読まないといけないのよ」
こなた「この前つかさに書かせたのを否定されちゃったからね、これなら納得できるかなって思って……」
かがみ「納得しなかったらどうするのよ」
こなた「今回のコミケは参加しない」
何時になく真剣に語るこなた。しかも参加しないと言い切るにはそれなりの自信があるに違いない。
かがみ「内容が同じでキャラだけ変えても直ぐに分るわよ」
警告のつもりだった。だけどこなたは臆することなく私の顔の前に本を差し出した。わたしはその本を受け取った。
こなた「私が下地を作ってひよりんが漫画にしたものだよ」

 私はページを捲った。
田村さんの書いた絵が特徴を捉えている。主人公はこなた自身の様だ。
こなた「かがみがつかさにアドバイスしたのと、つかさが私に助言してくれたのを参考にして最初から作り直したんだよ」
私はこなたが話しているのを尻目にページを捲り続けた。
こなた「でもね、気付いたんだ、やっぱりなんだかんだ言っても結局読み手がどう感じるかが問題だってね、だから
    一部のコアな読み手じゃなくてもっと色んな人に見てもらいたいって、そう思いながら考えて作った
    面白いものを読んでもらいってね……」
漫画で薄い本、読むのにさほど時間はかからない。本を閉じてこなたに差し出した。
こなた「ど、どう……?」
心配そうに私の顔を覗き込むこなた。
かがみ「売れるかどうかは分らないけどコミケに出しても良いわよ……」
こなた「本当!?」
驚いた顔で念を押すこなた。
かがみ「こんなんで嘘をついてどうする」
こなた「やったー!!!」
本を受け取ると大喜びで何度も飛び跳ねた。こんなこなたを見るのは初めてだ。
こなたは私に背を向けると扉に方に向かって叫んだ。
こなた「ひよりん、やった、やったよ」
ひより「やったー」
田村さんがドアから飛び出してきた。そして二人は両手を上げてハイタッチをした。
ひより「ありがとうございます」
田村さんは深深と頭を下げた。
二人は喜びながら部屋を出た。

 本の内容は至って単純。幼い頃母を亡くした少女の想いが綴られている……ただそれだけの内容だった。
だけど涙を堪えるのが辛かった。
こなた自身の体験だったのだろうか。半分作ったとしてもそれは想像できる。
母が健在な私では作り得ない作品だった。
今頃になって涙が頬を伝っていく。慌てて涙を拭った。
田村さんの画力のせい……
私のアドバイスのせい……
つかさの助言のせい……
違う。
本を読んでいる時、こなたが言ったのを思い出した。
面白いものを読んでもらいたい……

 私もそんな物を作ってみたくなった。絵には自信はないけど、文章なら……
私はペンを手に取りノートを開いた。
そして考えた。
面白いものを読んでもらいたい。




今日は何の日?

こなた「今日は何の日だか知っている?」
かがみ「唐突に何を言う」
つかさ「え、七夕……」
こなた「それは明日だね……かがみは?」
かがみ「そんな急に言われて思い浮かぶか」
みゆき「……思い当たるのは……サラダ記念日ですが……」
こなた「さっすがみゆきさん!!」
つかさ「サラダ記念日???……何でサラダなの?」
こなた「ん……何でだろう」
かがみ「問題を出した本人が知らないでどうする……「この味がいいね」と君が言ったから7月6日はサラダ記念日……俵万智さんの短歌よ」
こなた「かがみ、知ってるじゃん?」
かがみ「みゆきが言ったから思い出しただけよ」
つかさ「どう言う意味なの?」
かがみ「恋人に出したサラダ、美味しいって言われたのが嬉しかった……そんな感じ」
つかさ「恋歌なんだ……何だかかロマンチックだね」
みゆき「鶏の唐揚げを工夫して出したら思いのほか好評だったのが実際だったようです、しかし歌にするのに唐揚げでは重いのでサラダに変えたようですね」
かがみ「それは初耳だわ」
つかさ「でも唐揚げとサラダだとサラダの方がしっくりくるかも」
かがみ「そうね……さすがベストセラー作家は違うわ」
こなた「そうりゃそうだよ、かがみならローストビーフでも足りないじゃないの?」
かがみ「それどう言う意味よ」
こなた「言った通りの意味だよ」
かがみ「なんだと!!」
みゆき「かがみさん、つかささん、少し早いですがお誕生日おめでとうございます」
つかさ「あ、ありがとう……お姉ちゃん?」
かがみ「……ありがとう……」
みゆき「今日は私のおごりで夕食はどうです?」
こなた「いくいく!!」
みゆき「それでは予約をするので手伝ってくれませんか?」
こなた「うい~」
みゆき「それでは後ほど……」


かがみ「ふぅ~」
つかさ「どうしたのおねえちゃん?」
かがみ「さっきのみゆき……私とこなたが喧嘩するのを見越していたな……」
つかさ「え、そうなの?」
かがみ「……あのタイミングで私達の誕生日を持ち出して更にこなたを私から離した」
つかさ「そういえば……私、全然気付かなかった……」
かがみ「敵わないな……」
つかさ「敵わないって、お姉ちゃん、ゆきちゃんと争ってたの?」
かがみ「え、い、いや、私が勝手に争っているだけ、向こうはそんなの毛ほども感じていない、頭にくるわ……」
つかさ「え、でもゆきちゃんはゆきちゃんだよ」
かがみ「……そうよ、親友であるのは変わらないわよ、そんな悲しそうな顔をするな」
つかさ「……それを聞いて安心した……それで……こなちゃんは?」
かがみ「こなた……あいつは自分勝手でお調子者で遅刻をするはすぐに弄ってくるは……」
つかさ「ふふ、それでも親友なんだよね?」
かがみ「……つかさ、あんたもでしょ?」
つかさ「うん」
かがみ「永い付き合いになりそうだ」
つかさ「うん」
『ピピピ』
つかさ「あ、ゆきちゃんから着信だよ」
かがみ「……さて、行くか」
つかさ「うん」




こなた「ねぇねぇドラ○エの天○の花嫁ってやったことある?」
かがみ「ん? 唐突になにを?」
こなた「まぁ、まぁ、それで、やったことある、つかさは?」
つかさ「あるけど……」
こなた「かがみは?」
かがみ「ある……それがどうかした?」
こなた「例の婚約シーンの選択で浮気度がわかるんだけどね……」
つかさ「婚約……って花嫁を誰にするって」
こなた「その通り!!」
かがみ「はぁ、なにを言い出すかと思えば……」
こなた「つかさは何を?」
つかさ「私は……フローラかな」
こなた「かがみは?」
かがみ「ふふ、つかさ甘いわよ、断然ビアンカ、それ以外ない
    幼馴染を選ばずして浮気なんか語るな」
つかさ「そ、そうなの、その時好きじゃなければ意味ないような……」
こなた「ほぅほぅ、お二人の恋愛観が分っちゃったね」
かがみ「そう言うあんたはどうなのよ! さしずめデポラって落ちじゃないの?」
こなた「チッチッチ、分ってないなお二人さん、あの場面で誰を選んでも
    浮気度なんて分らないよ」
つかさ「え?」
かがみ「な、なんだよ、分るって言ったじゃないか、からかってるのか!」
こなた「問題は誰を選ぶではなくその前の行動だよ」
つかさ「その前の行動って……選ぶ前に誰と話したとか?」
こなた「うんんちがう」
かがみ「もういい、どうせ下らない答えに決まってる、もう帰るわよ」
こなた「……それはね、選ぶ前にセーブをしたかどうかなんだよ」
つかさ「セーブ? どうして???」
こなた「それじゃ聞くけどどうしてセーブするの?」
つかさ「それは……電源が切れた時とか……失敗しちゃった時とか……」
こなた「はいはいそれそれ、誰かに決めて失敗しちゃったらやり直そうなんて浮気そのものじゃないの?
    一途ならセーブなんかしないで進める……でしょ?」
つかさ「そう言われると……私……セーブしちゃったかも……」
かがみ「バカバカしい、そんなんで分ったら苦労しないわよ」
こなた「で、かがみはしたの、しなかったの?」
かがみ「そんなの忘れたわよ、そう言うあんたはどうなのよ!!」
こなた「私はもちろんセーブしたよ、選択肢の前のセーブは基本」
かがみ「ほうほう、それは大した浮気性だ!!」
こなた「ふむ、正直に言わない人は影でコソコソして泥沼化する……いやいやかがみは……」
つかさ「お姉ちゃん……」
かがみ「う、うるさ~い!!!!」





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  • おもろ
    -- たあ (2015-05-28 17:09:37)
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