こなたです。
最近、かがみが普段はあまりしない少しリッチなティータイムじゃないかと、気が気じゃないとです。
~どうしますか?天使が信じる呪いの死亡フラグでゆめがたりを回避ってばさぁ☆後が怖いデス~
01 優しさのカケラデス
「ロン、タンピン三色!」
「何? お守り?」
唐突なこなたの言葉に、かがみは間抜けな言葉を発した。
「三言で済ませてあげるわ」
「え?」
「脳科学、認知科学、言語学」
「……」
そう言うとかがみは完全に力を失い、動かなくなった。
02 青い髪の天使でショートショートショート☆どうしますか?
「どうして…どうして…」
式場にある棺の前で岩崎みなみは泣き崩れていた。
「あれ?お父さん、泣いてるの?」
目を開けたみなみの前にいたのはやはり死んだはずのゆたかだった。
男は呆然としていたが、不意にクスリッと笑った。
「いや、なんでもないよ。ちょっと目にゴミが入っただけだ。」
ラノベ作家と担当編集者のそんな日常。
03 純粋な柊ってばかぜデス
「・・・んでさ、いっつもちびっ子にべったりじゃん。
柊の妹もそだけどあの4人ってヴぁウサギに襲い掛かる。私はパニック状態のままブレーキをかけた。
その時。 ゴッ、という音と共にこなたは増えたってのにさぁ・・・
もう5年も同じクラスなんだよ?せ~っかく一緒にウサギに襲い掛かる。私はパニック状態のままブレーキをかけた。
・・・あやのぉ~アンタもたまにはガツンと言ってやんなさいよガツンと。
アンタ私よりさらにレベルの高い勉強をしてるんだろう。
・・・って、アイツの趣味なんだっけ?リアリティ性の高い仮想現実の実現に関する研究?
そうゆーのってどこで売ってんだ?セブン?ローソン?
ツッコミにかけちゃあ柊に勝るやつはいないんだよね~。
なんせあの鬼のような形相でウサギに襲い掛かる。私はパニック状態のままブレーキをかけた。
ん?こんなこと聞かれたらマズイ?だいじょぶだって。どうせちびのクラスで只今からタイムサービスだからさ。
ま、怒ったら怒ったでそれがまたカ~ワイイんだけどなアイツー。
どしたの?青い顔して・・・なに?タイトルは「かぜのゆめがたり」???・・・・!!」
04~41 死亡
42 あなたさぁ、42のゆめのカケラが怖い?父心フォー!
アニ研部室。
こう「全部ボツ、やり直し」
ひより「ああああああ!!」
見られた見られた見られた!!
何度も、執拗に殴打する。
「落ち着いてよ~、こなちゃ~ん」
私は叫びながら2人の間にわって入る。
それと同時だ。
どこからか、聞き慣れたような声が響いてきた。
「えーつかささん。たった今あなた以外の全ての参加者がゲームオーバーになりました。
優勝おめでとうございます。お疲れ様でした。」
☆
「これって、呪いに勝ったってことなのかなぁ?」
振り返り見上げてみると、そこには、青く長いバイクに乗った小さな天使が一人、いや、二人が笑ってこちらを見ていた。
(ゆーちゃん出して! ここから出して!)
(みなみちゃん、しゃべっちゃだめだよう!)
「…なんか、別のやばいフラグが立ってないか?」
お・も・い・では、そのなされるがままに、雲ひとつない空の彼方へと溶けていった。
~fin~
最終更新:2009年03月23日 19:10