ID:QBQthRE0氏:怪傑かがみん登場!

放課後の教室、こなたは机にうずくまって何やら呻いていた。 

こなた「む~……どうしようかなぁ、困ったなぁ」
つかさ「こなちゃん、帰ろ~……って、どうしたの?大丈夫?」
みゆき「泉さん、どこか具合でも悪いのですか?」
こなた「いや、ちょっと悩み事があってさ。たいした事じゃないんだけどネ」
みゆき「そうなのですか?……正直、そんな風には見えませんが」
つかさ「そうだよ。あんな深刻な顔してるこなちゃん久しぶりに見たよ?」
こなた「う~ん……でも、2人にはちょっと相談しにくいなぁ……」

※※※「だったらその悩み、私に聞かせてもらえるかしら?」
こなた「えっ?誰っ!?」

勢いよく開く教室の扉。

※※※「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!鷲宮の神が呼ぶ!」
こなた「そ、その姿は!」
※※※「ズバッと参上!ズバッと解決!人呼んで『怪傑かがみん』!!」

悩めるこなたの前に舞い降りたのは、迷える子羊たちの味方『怪傑かがみん』!
タキ○ード仮面を思わせる純白の仮面に、純白のマント。
風になびくツインテールに、陵桜学園指定の制服。
まあ、ぶっちゃけ柊かがみの要素が90%くらいの姿かたち。
何処から来たのか、そしてその正体は誰なのか、すべてが謎に包まれた正義の使者だ。
大切なことなのでもう1度言おう。
正体を含め、すべてが謎に包まれた正義の味方だ。

怪傑K「で、あんたの悩み事って何?」
こなた「え、え~っとぉ……その……」
みゆき「泉さん、どうしたのですか?せっかく怪傑かがみんさんが来てくれたんですよ?」
こなた「い、いやぁ、なんだかちょっと緊張しちゃって。悩み事もたいした事じゃないしさ」
怪傑K「そんなの、気にしなくていいわよ。どんな些細な悩みでもでも、私はかまわないわ」
つかさ「わあ~、噂どおり優しい人なんだね」

こなた「えっと、最近の事なんですけど、友達の柊かがみさんが私に対してとても冷たいんです」
怪傑K「冷たい?どういうことかしら?」
こなた「宿題を見せてってしつこく頼んでたら、怒っちゃったのか、相手にしてくれなくなって……まあ、私が悪いんですけどね」
怪傑K「なるほどね。それで悩んでたって訳か」
こなた「はい。怪傑かがみんさん、わたし、どうしたらいいんでしょうか?やっぱり、素直に謝るのがいいんでしょうか?」

怪傑K「残念だけど、それじゃあ解決しないわ。かがみっていったかしら、その娘があなたに冷たくしているのは何者かに感情を操られているからよ」
こなた「ええっ!?誰に!?」
怪傑K「そうね……きっと孤高の女神、ツンデ・レーの仕業ね。やっかいな相手よ。あなたの度重なる甘えた言動がヤツを呼び覚ましたんでしょうね」
こなた「ああああ、どうしよう。私はいったいどうしたら……」
怪傑K「大丈夫、解決方法はあるから心配しないで。私をいったい誰だと思ってんのよ?」

こなた「でも、神様が相手じゃ、私にできることなんて……」
怪傑K「神を鎮めればいいのよ。捧げものでね」
こなた「捧げもの?かがみに、わたしの友達に何かあげればいいってことですか?」
怪傑K「ええ。ちょっと高めの甘いお菓子なんかを捧げてみるといいわ……ほら、あの2~300円くらいの若干高めのぽっきーとか、そういうのがいい」
みゆき「なんて具体的なアドバイスなんでしょう……さすがとしか言いようが無いですね」

つかさ「こなちゃん、これで解決だね!よかったね!……あれ?何でそんな顔してるの?嬉しくないの?」
こなた「だって、わたし……今日は何も、甘いものとか持ってないから……今すぐにでもかがみと仲良くしたいのに……」
怪傑K「大丈夫よ。それも解決できるわ」
こなた「ほ、本当ですか!?」
怪傑K「もちろん。これから一緒に甘いものを食べに行くといいわ……ほら、あのよく行く喫茶店とか。あそこは今、期間限定の特大パフェがあるし」
こなた「でも、今の状態でわたしが誘ったとして、かがみは来てくれるのかな?
怪傑K「あー、大丈夫。その特大パフェって4~5人前の量があるからさ、食べてみたくても1人じゃ頼めないのよね~、ってその娘も悩んでたから」
つかさ「す、すごい!こなちゃんだけでなく、ついでにお姉ちゃんの悩みまで解決するなんて!」
みゆき「さすがです。さすが、噂の怪傑かがみんさんです」

怪傑K「よし、と。これですべての解決方法が見えたようね。後は、こなたが頑張るだけよ?じゃあ、縁があったらまた会いましょう!」
こなた「ありがとう!怪傑かがみんさん!」
つかさ「よかったね、こなちゃん!」
こなた「うん。ありがと、つかさ……それでさ、2人にお願いがあるんだけど……」
みゆき「わかっていますよ、泉さん。私達でよければ、お供させていただきます」



かがみ「つかさー、帰るわよー」
つかさ「ほら、こなちゃん。お姉ちゃんが来たよ?」
こなた「う、うん……ねえ、かがみ……」
かがみ「何よ?何か用?何度でも言うけど、宿題なら見せないからね」
こなた「えっとさ、今日、これからちょっと寄り道して帰らない?つかさもみゆきさんも行くって言ってるんだけど……」
かがみ「寄り道?あんたはさっさと帰って宿題した方がいいんじゃないの?」
こなた「う。しゅ、宿題はちゃんとやるって約束するよ。だからさ、一緒に喫茶店行かない?それでさ、みんなで特大パフェ、食べようよ」
かがみ「……わかったわよ、そこまで言うんだったら仕方ないからつきあってあげるわ」
こなた「やったー!かがみん、ありがと~!」
かがみ「うわっ、こらっ、離れろっ!まったく、あんたはそうやってすぐ調子に乗るんだから!」
こなた「わたしのこの想いが、ツンデ・レーに勝ったんだ!」
かがみ「何を訳わかんないこと言ってんのよ、あんたは……」



つかさ「ねえ、ゆきちゃん。怪傑かがみんの正体って、誰なんだろうね?」
みゆき「すみません、それだけは私にもわかりません」
つかさ「なんとなくだけど、私、あの人のこと知ってるような気がするんだけどな~」
みゆき(今まで怪傑かがみんが現れた時、必ずと言っていい程かがみさんはその場にいなかった。これは、もしかして……いや、そんなまさか……)
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