ID:i9XdOFpR0氏:井戸端会議は続く。 ~風邪の裏っ側

「なんかゆきちゃんと一緒に帰るのって久しぶりだよねー」
「ふふ、そうですね。普段は上りと下りで正反対の電車に乗りますし、何か用事が無い限りはこちらの方には行きませんから」
「うん、こんなこと言うと不謹慎かもしれないけど、そういう意味ではお姉ちゃんに感謝だね」
「ふふふ、かがみさんも早く風邪を治して下さればいいのですが‥‥」
「今思ったんだけど、お姉ちゃんってよく風邪で寝込むよねー。やっぱり色々頑張りすぎで疲れてるのかなー」
「かがみさんは一見照れ屋さんでそっけなく振舞うところがありますけど、裏ですごい努力をしておられる方ですものね。私も見習いたいです」
「そんな、ゆきちゃんは今でも十分すごいんじゃない?これ以上すごくなられたらホントに私の立場がなくなっちゃうような‥‥」
「そんな、私はただ昔から物事を調べるのが好きだというだけで、それがたまたま勉強を義務付けられている今の日本の体制に当てはまっているというだけです。
私なんて普段はボーっとしていることが多いですし、1つのことしか考えられず、周りが見えなくなってしまったり、それが災いして普通の人がやらないようなミスをしてしまったり‥‥
たまにそんな不甲斐ない自分に真剣に凹んでしまうことがあります。。。」
「そんな、大丈夫だよゆきちゃんは。
私なんて勉強は嫌いだし、運動神経だってそんなによくない方だし、わからないところがあるとどうしてもお姉ちゃんに教えてもらいたくなっちゃうし、お姉ちゃんにいつも『つかさはボーっとしすぎだ』って注意されるし‥‥」


「クス、でもつかささんのそういうところはいいところの裏返しでもあり、個性でもあり、長所でもあると思いますよ」
「いいところ?」
「はい。分からなくても必死に学ぼうとする姿は他人から見てもとても微笑ましいものですし、そういう人を見ているとつい助けてあげたり応援してあげたいと思うものです。
そもそも人間は1人では何も出来ないのですから、そういった熱心な姿があるかぎり、つかささんは様々な方からの支援を受け、やがて1人では到底知りえないようなことを識る素晴らしい人物になれると思いますよ」
「ゆきちゃん‥‥」
「ふふ、つかささんはよく自分のことを『物覚えが悪い』とか『運動神経が良くない』とか何もいいところが無いように言っておられますが、言い換えればそれはその人にそれをカバーできるくらいの学ぶ力があるからではないか、と思うのです。
素直に受け止めて、またひたむきに頑張る姿。それは天から賦与される才能などとは比べ物にならないくらい大切なものだと思いますし、そう考えればつかささんはある意味何よりも優れた才能をもっている、と言ってもいいんじゃないでしょうか」
「そうかぁ‥‥ふふ、そうだといいねっ」
「ふふふ、私もつかささんに負けない位努力しないといけませんね」
「あはははっ」
「ふふふふ」



「(だ、ダメだ‥‥2人のオーラが眩しすぎて話に入れないよ‥‥あぁあ、かがみん、助けて‥‥っ)」


井戸端会議は続く。
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