第十回コンクール作品レビュー

こう「二度あることは三度ある! 毎度おなじみ八坂こうです!」
やまと「仏の顔も三度まで。永森やまとです」
こう「何それ。このコーナー今回で終わりにしろとか言いたいわけ?」
やまと「私からすれば3回目があるのが不思議なくらいよ」
こう「なんだかんだ言ってナチュラルに自己紹介してるくせに」
やまと「そうしないと進まないから。やらなきゃいけないならさっさと終わらせるまでよ」
こう「やまとー、なんか今回手厳しいよー?」
やまと「別に。いつもと同じでしょ」
こう「ん……まあいいや。そんじゃ始めるとしますか!」


???「待ってください」

こう「!? そ、その声は……」


みゆき「八坂さん、永森さん。私にもお手伝いをさせていただけませんか?」


やまと「……」
こう「……」

みゆき「あの、お二人とも? どうかなさいましたか?」

やまと「いっ……いえ。高良さんなら大歓迎です」
こう「え」
やまと「(ギロッ)特にゲストを呼ぶ予定もなかったですし」
こう「……」
みゆき「ありがとうございます。門前払いされるのではと思っていたので……」
こう(まー……始まっちゃえばいつもどおりだろうし。別にいいか……)


◆No.01:「喧嘩と友情と愛情と」

こう「もはやコレも恒例になりつつあるよね」
やまと「二度あることは三度ある……私たちと同じね」
みゆき「ですが、どうも『最初は叙述トリックで』というのを意識しすぎているように思えます。
    読者を騙せるものを書かなければならないプレッシャー、とでも言うのでしょうか……」
こう「『今回もきっと』ってなまじ期待されてるだけにねー」
やまと「でもストーリー自体は悪くないと思うわ。喧嘩ってすごくスタンダードな『失敗』だからトップバッターにも相応しいし」
みゆき「そうですね。短さの割に展開がきちんとまとまっていて読みやすかったです」
こう「文章量が少ないと起承転結を詰め込みにくくなる。それなのに蛇足も説明不足もないっていうのはすごいことだよ」


◆No.02:「それでもきっと思いは伝わる」

やまと「いいお父さんね」
みゆき「本当に。羨ましいです」
こう「娘のためにがんばる父親、父親のがんばりを笑顔で受け入れる娘……これぞ親子愛!」
みゆき「泉さんが仰っていた『二人暮しでも寂しくない』というのはきっと嘘でも見栄でもないんですね」
やまと「ここまでしてくれるお父さんがいるんだもの。いつだって幸せでいっぱいだったはずよ」
こう「しっかし、泉先輩にもフランス人形をねだるような時期があったんだなぁ……」


◆No.03:「かがみがダイエットを始めるそうです。」

こう「なんで失敗したんだろうね?」
やまと「それがお題だからでしょ」
こう「いや……過剰なメタ発言禁止」
みゆき「ダイエットといえば食事制限、という認識を多くの方が持っていらっしゃると思いますが、そもそもこれが最善の手段ではないんです。
    間食を禁止するのはもちろんですが、むしろ一日三食腹八分目程度を目安にしっかりと摂り、その上で運動などでカロリーを消費する。
    これを続けることで脂肪は燃焼していきます。数ヶ月単位の長期スパンで計画を立てなければ健康的にやせるのは難しいんですよ」
やまと「……なるほど。間違ったやり方でも確かに脂肪は溜まらないかもしれないけど、栄養が足りなくて代わりにストレスが溜まっていくのね」
こう「で、結果が今回のかがみ先輩と。いやあ勉強になるねっ!」
やまと「ところであの体重計、壊れてるとか目盛りがズレてるってことはない?」
みゆき「……実を言うと、私はそういうオチではないかと解釈しています」


◆No.04:「ティアドロップ」

やまと「   木冬   」
こう「不覚にも吹いた」
みゆき「え、ええと……展開が二転三転していて、つい引き込まれてしまう作品ですね」
こう「ひよりの同人誌ネタなだけにちょっぴり某所向きだけどねー」
やまと「田村さんも懲りないわね。あんな目に遭ったのにまだ友達をモデルにするのをやめないなんて」
みゆき(……まさか実は私も? いえ、さすがにそんなことはありませんよね……)

こう「にしても……地の文に歌詞が混ざってるの見るたびになんかニヤッとくるような恥ずかしくなるような」


◆No.05:「いぬがみつかさっ!」

やまと「ぞっとしたわ……」
みゆき「今回が第七回なら間違いなく上位を狙えてましたね……」
こう「これさ、面白いのは回想……いや作り話が『かがみ先輩のセリフ』で進行してるんだよ。
   普通ならこういうながーい話は地の文にやらせるもんだからさ」
みゆき「私も同感です。この点で他の作品と一線を画していますね」
やまと「そんなにすごいことなの?」
こう「すごいって言うか、斬新。それもうまく書けちゃってるからね。技術点プラスって感じ」


◆No.06:「空蝉」

こう「これは正面からクオリティで攻めてきたね」
やまと「非の打ち所が見つからないわね」
みゆき「そうですね……あとは読点の多さが目に付くですとか、そういった些細なあら捜しになってしまいます」
こう「てわけで次いこーか」
やまと「え、もう?」
こう「なんかもう完璧すぎて語ることがないんだよね」
やまと「……」


◆No.07:「贈る言葉」

やまと「前半、もはやつかささん生殺しね」
こう「後半は読んでるこっちが生殺しだよ。鳥肌立ってきたもん」
みゆき「いつかつかささんが結婚するとしたら、かがみさんなら本当にこういったビデオを作ろうとするかもしれませんね」
こう「それだけ妹さんが大好きなわけだね、かがみ先輩は」
みゆき「ええ、間違いなく。そばで見ているだけでありありと伝わります」
やまと「オチもしっかり用意してあるし、泣いて笑えるいい作品だと思うわ」


◆No.08:「高校生・泉そうじろうの失敗」

みゆき「この時間軸を書く方がいらっしゃるとは意外でした」
こう「でも自由に書けそうな気はするよね。そうじろうさんはあんな性格だし、ゆきさんは名前以外さっぱりだし」
やまと「ところどころで名前を引っ掛けてるのが面白いわ。こういうのもアリね」
こう「ここまで結構マジメな話ばっかりだったからこういうコメディチックなのは新鮮な気分で読めるね!」
みゆき「欲を言えば推敲を重ねていただきたかったのですが……作者さんのお時間がなかったようで残念です」
やまと「そうね……そこが惜しいわ」


◆No.09:「Futures eye」

こう「これまたすごいもんだね」
やまと「こういう専門的な話には読みにくさが付いて回るはずなのにそれもないし」
こう「そこはあれだ、書き手自身が専門の側じゃなかったのがうまく働いたと思うよ」
みゆき「……医療の道を目指す者として、この作品を単なる創作とは見られませんね」
やまと「心を打たれるって、こういうのを言うのかしらね……」
こう「本当だね……高良先輩、がんばってください。応援します!」
みゆき「ええ。私は、この作品の中の私に劣らないような医師になってみせます」


◆No.10:「落し物」

やまと「思い入れがある物をなくした時って、こんな風に意地でも探しちゃうわね」
こう「だね。双子の妹からもらった手作りのお守り、無下にできるわけがないよ」
みゆき「かがみさんがお守りを探すと言い張った時、きっとつかささんも嬉しかったと思います」
こう「うんうん。……私も兄貴じゃなくて双子の妹が欲しかったなぁ」
みゆき「そんなこと言わないでください。お兄さんがいらっしゃってこその八坂さんなんですから」
やまと(……なるほどね、聖人君子か……)


◆No.11:「たとえば、そんな愛し方。」

みゆき「これは……」
こう「最初さ、ギャグだと思って読んでたんだよね。そしたら途中からさー……」
やまと「こんな重い愛は勘弁してほしいわね……」
こう「しかも最後がアレでしょ」
みゆき「小神さんがどれほどのショックを受けたか、考えたくもありません……」
こう「てワケで。白石みのるよ、正しい愛をとりもどせ!!」
やまと「……あぁ、そこで新しいシングルの宣伝始めるわけ」


◆No.12:「成功者の失敗」

やまと「大人の苦悩、ね」
みゆき「今回のコンクール作品の中でも最も難しいお話かもしれませんね」
こう「作者の本心だったりするのかもね。こういうのって実際に感じてないと書けないと思うよ」
みゆき「追究するつもりはありませんが、そう言われてみると納得できます」
やまと「仕事をして生きていくために必要なのはある程度楽観できるくらいの余裕なのかしらね」
こう「答えが出ることじゃないけどね。私たちも来年は受験だし、考えさせられるなぁ」


◆No.13:「失敗の味」

こう「さて、これが今回のトリを飾った話だけど」
やまと「ゆるくて、ちょっといい話で。らき☆すたのSSコンクールとしてこれほど最後に相応しい作品はないわね」
こう「ヒントを遠まわしに伝えるって難しいよね。泉先輩グッジョブ!」
みゆき「この後No.03に続く……ということにならなければいいのですが」
やまと「否定……できない」

こう「あー、にしてもケーキ食べたくなってきちゃったなぁ」
やまと「私も」
みゆき「お恥ずかしながら私もです……」


こう「以上、今回は全13作品でした!」
やまと「1人1作のルールは変わってないのに投稿数が増えてるわね」
みゆき「単純に考えて、書き手が増えていると取れますね」
こう「今週末にはOVAも出るし、このままもっともっと増えることを期待! 次回の目標、15作品っ!!」
みゆき「投稿してくださった皆さんも、今回は読む側に回った皆さんも。また次回、よろしくお願いします」
こう(何が起きるかハラハラしてたけど全然普通だったなー、高良先輩)
やまと「もし減ったらすごい凹むわね、これは」
こう「黙れそこ! それでは2ヵ月後にまたお会いしましょう! せーの、」


こう「ばいにー! ……ってあれ?」
やまと「……ばいにー」
みゆき「あの、私もですか?」
こう「あったりまえじゃないですかっ!」
みゆき「え、えっと……では、ばいにーです……」


 ガタン


こう「よっし終わった! やまとも高良先輩もお疲れさま!」
やまと「お疲れさま」
みゆき「お疲れ様です」

こう「でさ、打ち上げってことでこれからケーキバイキング行かない? No.13読んでたらもう食べたくて食べたくて」
みゆき「わ、私もよろしいのですか?」
こう「もちろん!」
やまと「賛成。人数は多い方が楽しいし」
みゆき「で……では、お言葉に甘えまして」
こう「じゃ、レッツゴー!」


 ブツッ


こう(そろそろうちらメインの話とか、誰か書いてくんないかなぁ……)
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