ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
今回の話を書いた理由は、『このこなたのような苦しみをみんなに理解して欲しかった』からです。
今までも何度か言ってきましたが、作者もこのこなたと同じ境遇でした。さすがに硫酸を掛けられる、といったことはありませんでしたが。
今でこそいじめはなくなりましたが、人を信じたくても気軽に信じることができない体質になってしまいました。
このような人は、皆さんの近くにもいるかもしれません。
ひねくれ者のネガティブ屋。正直言ってかなりウザイですよね。自分でも思います。
でも、そうしたくてそうしているんじゃありません。『そうしなくちゃならなくなった』場合が大半だと思います。
本当は信じたいのに、傷つくことが怖くて信じることができない辛さ。そのために、ネガティブになってしまったのだと思います。
そういう人を、見放さないで欲しいんです。見捨てないで欲しいんです。
見放せば逆にその人は傷つき、このように重大な事件を起こしてしまうかもしれません。
どうか、彼らを理解してあげて欲しい。それが、作者の願いです。