始末部隊:SP1「こなた、アメリカに行く」

今日から夏休み、大体の学生さんは、この日を待っている人がいるかと思う。
しかし…始末部隊にはそんなものは関係ない。
夏休みまで待ってもらった依頼が一つあるのだ。
「…依頼内容を確認する、大泉、もう一度だけ…手紙を読んでくれ」
「はい…」
「全部英語ですね…みwikiさんを使わないと」
そう言って、大泉は、何かの機械を取り出した。
「ゆkariさんは使わないの?」
「…あれでかくて使えねえだろ」
「えっと…『こんにちは、始末部隊の皆様…
今回は私の国に始末していただきたい方がいるのです…
依頼金はかなり弾みます、絶対引き受けてください
詳しくは、こちらにきて話します』」

返信:
『引き受けてもかまいませんが、夏休みを待ってくれませんか?
こちらも普段の生活がありますので』

その後に来たメール:
『構いませんよ、標的は恐らく、ここ一年はアメリカにいると思われます』

「というわけだ…今日から夏休み、皆の者、行くぞ」
「…うわあああああん!!あやのと柊との宿題を写す予定がああああ」
「知るか!!そんなもの!!」
というわけでこなた達は、次の日政府が用意した
豪華客船のチケットでアメリカに行くのだった。

出陣:骨砕きのこなた・烈風の糸使い・萌殺しのゆたか・瞬殺のひより・副隊長の大泉


 

「…どうしよう…陸上部…」
「困ったな…ちびっ子」
「…これどうやって食べればいいんだろう…」
こなた達の前には初めて見るような食べ物ばかりが置かれていく…
こなた達は、食器は外側にあるものから
順に使っていくというマナーを知らないので…
かなり行儀の悪い食べ方になってしまう。
「…」
周りから冷たい視線が流れる。
「どうやら…間違いだらけみたいだね」
「仕方ないっすよ…先輩、初めて食べるのに
この食べ方がわかるという事自体が異常っすよ」
彼女たちは食器を適当な順番に置かれている料理を食べて行く。
そこに日本政府の関係者がやって来て…彼女たちにしか聞こえない声で
「…言っていなかった私が悪いけどそれは外側にある食器から食べて行くんだ」

こなた達は顔を真っ赤にする。


「ふ~む…今日は暇ね…」
その頃、柊かがみはなにも予定がなくただゴロゴロしていた。
「そうだ!!今日はこなたのところに行こう」
かがみは電話を取り、こなたの家の電話番号を押す
「…いないなあ…仕方がない…こなた代理の日下部の所に行くか」
かがみは、一度電話を置きみさおの家の電話番号を入力する。
「プルルルッルル…プルルルルルルル…プルルルルッルル」
「…何で二人仲良くして、いないのよ!!畜生!!こなたに文句を言ってやる!!」
かがみは投げるように受話器を戻し、今度はこなたの携帯に電話をかける。
「この電話番号は、電波の届かない所にあるか、電源が切られています」
「ちっきしょう!!」
かがみは受話器を思いっきり床に投げつける。


「かがみ…物をもう少し大切に扱いなさい…」
その数十秒後、かがみはただおに説教を受けていた。


豪華客船の中にて
「この船はジャックした!!命が欲しくば俺達の命令には逆らうな!!」
覆面をした三人衆がこの船で偉そうに立っている。
「大変な事に巻き込まれたね…お姉ちゃん」
「う~ん、こういう状況は想定していなかったな…」
こういう時は始末部隊の顔を知っている
人達のうちの誰かが声をかけてくる。
かつての同僚、今は殉職した人たちがこなたに言ったことである。

そこに…三人集に見つからないように這いつくばりながらこちらにやってくる人が
この船には一般人やテレビ界の有名人などもいるが…あの人は間違いない。
国の人間である。
全員、始末部隊の人間の味方ならば、どうどうと人を殺しても大丈夫だけれども
始末部隊の正体を知らない方々までを乗せたこの豪華客船ではそうはいかない。

「始末部隊、関東部隊長泉こなたさんですね?」
「一応…依頼内容を言ってください」
大体はどんな内容かは想像つくが、一応聞くのがルール
「このハイジャック犯たちを何とか始末してください…
このままでは日米会議に遅れてしまいます」
そう言ってその人は、小切手を取り出し三百万と書いた。
「久々に引き受ける前からわかる大仕事が来たぞ」
一人頭60万円
「えええええ!?この状況で何人か分からない敵達と戦うんッスか?」
「…少し声が大きいひよりん」
「すっスイマセンッス…」
「大泉…出来るね?」
「余裕だよ…これくらい…スケルトンの術」
大泉は透明になる。
大泉…彼は今を生きる忍者。
基本的に彼は、依頼引き受ける取次役であり、こなたから指示があれば
どんな情報を得る事が出来るがこなたは、少し遅いと感じる時があるので
ゆいか自室のパソコンを使うのがほとんどである。

滅多に戦闘に入る事はないがみさおレベルに強い。
しかし…証拠の残しやすさがみさお以上にある。参戦しない理由はそこにある。
「…今日はこの部屋以外の敵なら堂々と殺していいからね」

彼の武器は全メンバーの中で最も普通な武器、諸刃の刀
当然、普通に相手を斬っていくただそれだけの事である。

彼は通気口ダクトから外へと逃げ出した。
「…後は…ここで相手を殺していく人たちだけどひよりんと陸上部なら
なんとかなりそうだね…ここは」
「了解っス!!」
「誰がやったか解りにくいからな」
みさおのゴールテープを振るスピードは常人なら誰の目にも止まらない。
「お姉ちゃん…私達は?」
「…船長室にいる奴らを何とかする、ゆーちゃんならなんとかなるでしょう?」
「じゃあ…頑張るよ、私」
こなたとゆたかは、自分の身長の低さを利用して、
誰にも見つからず部屋から出て行った。
「行くぜ…同人作家」
「任せてください!!将来の先輩!!」
ひよりとみさおは、床を這いつくばりながら動く

「おい…確かこの船の乗客は○○○人だったはずだろう?」
「…」
その一人は、その情報について書かれた紙を読む。
「その通りだ。何故だ?」
乗客は全員、ロープを縛られ、目隠しされている。
「五人足りない」
「どさくさにまぎれて逃げたか…逃げ場がないのに…無駄な事を」
「探しましょうか?」
「…無論だ、すぐに探し出せ!!」
その一人は、走りだした。
その人があるテーブルの横を通り過ぎようとしたとき
ドスッ!!
「あがっ!!」
その人は自分の足を押さえる。
その時にテーブルの下から引っ張られて
テーブルカバーの中に入りその人の首を黒髪の眼鏡がGペンで刺す。
「ふう…この部屋はあと二人っスね…」
「おい!!明らかにそのテーブルに誰かがいるぞ!!」
残りの二人がそのテーブルに銃を構えながらゆっくりと近づく
そこに茶髪の少女が降りてくる。
「なっ!?」
二人はそちらの方にマシンガンを放つ。
「ひぃぃぃぃぃ!!」
乗客たちは頭を抱える。
しかし、一発もその少女に当たらなかった。
全て、ゴールテープで止められてしまったのである。
みさおは、撃ち終わったと同時に飛び上がり一人の方へと近づく。
もう一人のひよりもテーブルから姿を出し、もう一人の方に駆けだした。
みさおは、ゴールテープを一人の方へと振る。
それを受けた時は、驚いた顔をしていたが、
対して傷が出来なかったのでにやっと笑う
がその時、体が床につく。
「猛毒だ…じっくりと苦しみながら死にな」

ひよりも何とか敵の後ろを取り首に思いっきりGペンを刺した。
その時、ひよりが倒した方のハイジャック犯のトランシーバーが鳴る。
「こちら、Fそちらは大丈夫か?」
トランシーバーにBと付いてたのが救いだった。
「こちらB、こちらは問題無いッス」
「F了解」
トランシーバーが切れた。
「…返事するだけで、無事と確定するのだから呑気なもんだよなあ」
「…こういう非常時用の返事も用意するべきッスね」
「例えば、こちらB、ミートボールが食いたいという感じに
好きな食べ物の名前を言った後に食べたいと言えばいいと思うぜ」
「先輩…それはあなたが食べたいだけですよね?」
「やっぱ、ばれた?」
「当然ッス」
その頃、大泉はというと
「ふむ…外で見張っている人間の数は大体五人、もう少し置いてくれていたのなら
もっと楽しめたのに…まあ…少なくとも、ここにいる奴らは…ここに配置されたのを
運のつきと見て諦めるんだな」
大泉は、刀を抜き、敵の前に堂々と姿を見せた。
「何者だ!!」
全員の銃口の先は、大泉へと向けられる。
そして、一気に銃が放たれる。
が全て刀で落とされる。
「ばっ化け物だ!!勝てるわけがない!!」
(ちっ…ここに集められたのは…全員ビビりかよ)
大泉は、呆れながらも一人ずつ、一人ずつ始末していく。
(全く…全員ビビりじゃあ…腕が鈍っちまうぜ、
隊長にもう少し出陣許可を増やすのを頼んでみるか)
明らかに余裕で攻略し、倒した敵をすべて海に投げ落としながら彼はそう思った。
「…ゆーちゃん…」
「…大丈夫だよ、お姉ちゃん、私はこういう所では失敗しないから」
「よし…じゃあ…行きなさい」
ゆたかは、コンコンとノックを叩く。
「何者だ!!」
「あの~すいません…おトイレの場所を尋ねたいのですけど」
ゆたかは子供っぽい声を出しながら、扉の向こうのジャック犯に声をかける。

「…おい…相手は明らかに子供だぞ…」
「忘れるな、俺達のリーダーの指示は子供には手を出すなという事だぞ」
「いつも思うんだが…俺達のリーダーってロリコン何だろうか?」
「聞くな…うすうすその可能性には気付いていたけどな」

「こなたお姉ちゃん…二人みたい」
「うん…私も会話の感じで二人と分かったよ」
「あの~すいません…」
「いけね~忘れるところだった…」
ハイジャック犯は、その扉を開ける。
その時にドスッと心臓に何かが刺さった。
「…そんなのありかよ…」
「ありなんです…御免なさい」
ゆたかは一気にナイフを引き抜いた。
「やっ野郎!!」
最後のハイジャックチームがゆたかに銃を向ける。
その時、壁が割れて割れたところから首に向かって手が伸びてきた。
「なっ!!」
そしてその手はしっかりと首を握りしめる、あががががが…
その最後の一人は、そのまま息が尽きた。
「さてと任務達成…」
こなたはその壁を更に砕き入ってくる。
「お姉ちゃん…倒したんだから普通に入ってきたら?」
「どうせ壊しちゃったんだから…どのみちここを広げることになるでしょう?」
「…まあ…それはそうだけどね…」
「さてと…やつらが目的達成をしたから、逃げ出したというような感じにするよ?」
こなたは、敵が持っていたトランシーバーをつかって全員に伝える。
その順序
1.まずハイジャック犯を海に投げ捨てる。
2.そのハイジャック犯の人数にあわせて救命ボートを海に落とす。
3.後は依頼主を優先に縛りをとる
そういうことにすることで誰がこの状況を助けたのかをわかりにくくする事が出来る。
「上手くいったようですね、ありがとうございます」
そんなこんなでこなた達は無事にアメリカに辿り着いた。


※みwikiさん
かなり情報が入っているパソコン、翻訳などはお任せあれ
この作品にみゆきさんがでない理由ここにあり

ちなみにその前にゆkariさんがいるが、本当に使えない
このキャラのヒントは、知っている人はいると思うがへんた○かがみさん
ちなみに作られてからもう16年が経過している。


「うぅぅ…つまんないよ~」
かがみは、床に『の』の字を書き続けている。
「私のこなたは、どこかに出掛けているし…
こなた代理人の日下部もどこかに遊びに行っているらしいし」
かがみは宿題に目を付ける。
「仕方ない…宿題を早めに終わらせておこう」
かがみは近くの鉛筆を取り出し、宿題に取り掛かった。
そこに彼女の妹のつかさがやってくる。
「お姉ちゃん…宿題教えて~」
「仕方がないわね」
二人は、並んで宿題することになった。

[こっから先の『』内はすべて英語]
無事にアメリカに辿り着いた。こなた達は依頼主の大使館に辿り着いた。
『初めまして、私が依頼主のブ○シ○大○領です。』
「えっ?陸上部!!なんて言っているかわかる?」
「わかるわけないってヴぁ」
「こういう時は、みwikiさんを起動させよう!!」
こなたは機械を取り出した。
「…というか…もう一度言ってくださいがわからないんだけど…」
「先輩、Please say one moreでいいんじゃないんっすか?」
こなたは、○ッ○ュの方を向いて、
「プリーズセイワンモア」

みwiki起動
『初めまして、私が依頼主のブ○シ○○統領です』
「初めまして、私が依頼主の○ッ○ュ大○○です」
(今さらだけど伏字あんまり意味がないね、お姉ちゃん)
『では今回の依頼だが国営ギャンブル場に明らかに
大勝ちしている人間を何とかして欲しい
絶対に殺せとは言わないが、流石にこの国の経済が苦しくなるのでな』
「では今回の依頼ですが国営ギャンブル場の明らかに如何様を
している人間をなんとかしてほしいとのことです
ちなみに方法は暗殺じゃなくてもよろしいようです」

作者「めんどくさいのでこれ以降、一回一回訳さないようにしておきます」

「わかりました…その依頼引き受けましょう」
こなたは、席におかれた、ドル札を受け取る。
100万ドル位はある…
「一人頭25万ドルの任務か…久々の大仕事だね」
『いいえ、20万ドルです。彼女も任務に入ってもらいます』
「…そちらの始末部隊といった人ですかな?」

そこに一人の金髪ショートの少女がやってくる。
「初めまして、泉 こなたです」
『私の名前はパトリシア=マーティンです、よろしくお願いします』
「よろしくね。パトリシアさん」
『パティとお呼びください』
こなたとパティは握手をする。
「で国営のギャンブル場というのはどこの事?」
『ラスベガスの某ギャンブル場です』
「…現場に向かおう。」
こうしてこなた達は現場に向かう。
『大統領が言うには、その人は如何様をしているのではないかと疑っているのです』
「如何様ねえ…どこの国でも似たような事をするんだね」
『…そちらの国はギャンブルはやらないのでは?』
「偶にやるんっスよ、偉い人たちの付き合いで非合法の賭博場で」
『日本の国ももう駄目ですね』
「外人にだけは言われたくないってヴぁよ!!」
『失礼しました』
「でも私、入ってもいいのかな?身長が低いし…明らかに未成年だから」
ゆたかは自分の身長の低さを恨んでいるような顔をしている。
『大丈夫、大丈夫こういう場所は堂々としていればばれないね』
【外国の賭博法についてはあんまり詳しくないので、
そこら辺の突っ込みは勘弁してください。】
こなたは、いや…それにも流石に限度がないかと言いたげな顔をする。
とりあえず五人は、ギャンブル場に入った。
『それで標的はあの人です。』
パティは、標的の人を監視カメラ越しに、指を指す。
「…如何様は、使っているね」
「ええ、使っているっスね」
全員、頷く。
『やはり一人の人間に勝たせすぎると、客足が減っていくんですよ』
「…殺すことはできないね…せめて何日か連続で大負けさせて、
このギャンブル場に二度と来させないようにするという感じに」
「うまくやる方法はあるのか?私たち全員そういう知識ねえぞ」
【作者もない】
「簡単だよ、あっちは如何様を使っているんだけど
こちらが如何様を暴くことをすればいい、ほとんどの確率でこちらが勝てるよ
そして、その罰として金を奪っていく。」
「如何様、と言ってもそんな知識ないぜ?」
「作者も無いよ」
「「「「『作者ああああああああ!!』」」」」

そんなこんな事で数日後にこなた達は、ギャンブル場の代わりに
ギャンブル場に姿を出した。
「チビッ子…今日はそちらの方に向かうらしいぜ」
こなたがやっているコーナー7ポーカーである。
「とちるなよ」
みさおは、無線越しでそう言った。
こなたは、何も知らない顔をしてカードシャッフルをしている。
「アーユーニューチャレンジャー?[必死に昨日覚える言葉を勉強した。
ちなみに、『あなたは、挑戦者ですか』と聞いている]」
『ハイ、そうです…私は挑戦者です。』
そう言って標的は、自分の席に座った。
こなたは、それぞれの客席に三枚表にしたカードと伏せた二枚のカードを渡す
勝負が始まる。
「フォルド」
一人の老人紳士は、カードを全て伏せた。
「bet!!」
一人の老紳士を除いてそこそこの手が出来ているらしい。
現在、合計90チップ集まっている。
7ポーカーとは簡単にいえば配られた7枚のカードのうち
5枚使って一番いい役を作るギャンブルである。
【ルールは基本的にアーケードにあるセガのゲームを参照にしている】
但し、勝負は最初の五枚そこでベットするかどうかで決まる。
ベットをすれば、勝負に出たことになり残りの二枚も受け取ることができる。
その7枚で再度ベットして勝負に出るかどうかを決めることが出来る。
勿論、これで脅しをかけてみたりすることも出来る。

(…)
こなたは、それぞれに二枚ずつベットした人だけに渡す。
一人の人はにやりと笑う、大物手が完成したのだろう。
「2ペア」
「3カード」
「ちっ…」
最後の一人はカードを投げ捨てる。
(流石にいきなり如何様は使わないか)
カードを投げ捨てた人は、今回の標的である。
こなたはカードをシャッフルする。
パティの情報によると、何回かは負けて勝ち始めると連荘するそうだ…。
その連荘こそが如何様とみていいだろう。


それから何回か勝負をした結果なかなか使ってこない。
(突然、ここの役が変わったから警戒しているのかな)
こなたは何度もトランプをシャッフルしながら考えた。
そして、5枚のカードをそれぞれに配る。

その時である。
その後ろで見物人の振りをしていたパティは、手を伸ばす。

監視カメラ越しで見ていたひよりがゆたかの方を向いて、
「今っす!!小早川さん!!」
ゆたかは、ブレーカーを落とした。
当然ギャンブル場の明かりが消える。
「What?」
当然の反応である…しかし…こなたにはそんな事は関係なかった…

「お客さん…これはどういう事でしょうか?」
こなたは、標的の前に置かれたカードをつかむ…
他のカードは光っているのに…このカードは光っていないのだ。
実は、この時のためにこなたはトランプカードには、
電気が突然消えると光るタイプを特注していたのである…
当然、如何様をした、そのトランプカードには
そんなものはついているはずもなく柄は全く同じだが光らない。
「お客さん…これはどういう事でしょうか?」
「………」
「とりあえず…奥の方へと…案内しますので従業員について行ってください」
私服のパティとみさおがゆっくりと近づく、
しかし…その標的は抵抗しなかった。
こなたは、変だなと思い、少し離れた場所に移動して、無線で
「同人作家、一応念のため…」
「了解っす、小早川さん!!」
しかし、この準備は不要だった。
こなたは、無線を切ったら元の場所に戻って…
再び止めていた7ポーカーを再開した。
その人から…今までの勝った金額の何倍かの金を請求したそうな…
こなたは、あんまり考えたく無かったから、何倍かまでは聞かなかった。

今日働いた分の金を頂き、帰路を取っていた。

その時である。
そこに…如何様師の男が現れた。
「貴様等のせいで…貴様等のせいで…」
「やめておいた方がいいと思うよ…その程度のナイフ
一本で同行できる相手じゃないから」
「くっくっく…」
「チビッ子…敵はどうやら…一人じゃないみてえだぞ…」
「お姉ちゃん…」
『俺のパパのマフィアメンバーだよ…頼んでくれたらメンバーを
譲ってくれたよ…これなら絶対負けないぜ!!動いた瞬間…その頭をぶち抜かれるぞ』
そのマフィアのメンバーは家の中でこちらの方向へ
スナイパーライフルを構えている。
「ふう…」
こなたは溜息をした。
死にたいようだから…殺してあげるよ。
こなたはそう言って、自分の両手を鳴らし始めた。
『クレイジーだな…人の話を聞いていたのか?』
「もちろん…簡単に私は殺せないよ!!」
その時、ライフルの弾がこなたの方へと飛ぶ、すぐにこなたは、
如何様師の体をつかみ盾にする。
『しっしまった!!』
『ボスの御子息を打ちやがったのか?』
『ボスになんて言い訳をしよう…』
その二人は必死に頭を抱えている…

「行け!!陸上部、同人作家、大泉」
「了解!!」
「任せてください先輩」
「チビッ子…その間に何をする気だ?」
「今すぐ帰る手続きをするよ、今日ぎりぎりの飛行機なら…騒ぎが大きくなる前に
逃げる事が出来るでしょう?」
「…大統領には会わないのか?」
「後日連絡を入れて、指定の口座に金を入れてもらうよ」

三人は、その館の中に入った。
そこに沢山のマフィアの人間が待機していた。
「ヘイ、イエローモンキー」
『よくも、ボスの息子さんを殺してくれましたね。』
「なっ!?なんて言っているんだ?」
「私に聞かないでほしいッス」
「とにかく状況的にいいわけがないということがわかるな」
大泉は、そう言って刀を取り出した。
ひよりは高く跳びあがり壁に張り付いた。
マフィアの人物は連続でマシンガンで放つ。
「うわあ!!」
ひよりを中心に狙われている。
その時にひよりを狙っているマフィアの後ろからとんでもない衝撃が走った。
「一人だけに集中していると、そういう奴からやられるぜ…じゃあ…さようなら」
みさおは、その人を三階から一階へと投げ捨てた。
「きっ貴様!!」
銃は次にみさおの方向に向けられる。
しかし、その隙に大泉は全員の銃を斬る。
「どうでしょう?降参するのならば今のうちですよ?」
マフィアメンバーは腰から拳銃を取り出した。
「無駄な抵抗は止めるっスよ」
ひよりは、天井から降りて、マフィアの頭を蹴り。
マフィアたちの体を倒した。
そしてすぐさまGペンを首裏に付ける。
「これで勝つ要素は完全になくなりましたよ?それでも抵抗します?」
「相変わらず信じられないような動きをしてんな。」
みさおは感心した様な顔をした。

館にいたマフィアメンバーを全員縛った。
「隊長が戻ってくるのを待つだけっすね」


その隊長はというと
『もうオワカレなのですか?アメリカの面白いところとか案内したかったデス』
「悪いね…こちらも仕事だったんだからね」
『…もう硬い人間はキラワレますヨ?』
「表では結構、軽い人間だよ、萌えについて追及したりとか」
『萌え?デスカ?』
「うん、萌え」
『前々から興味を持っていたので、少し簡単に教えてくれないでしょうカ?』

これによって…最終便の締め切りに間に合わず、裏金を多めに払って、しまい
こなたの報酬が零になってしまったのは内緒のことである。
「ニホンジンってオモシロいね、いつか日本に行ってミタイネ」
パティは、そう言って、こなたの乗った飛行機が見えなくなるまで、
ずっと、飛行機を見上げていた。


そうして無事にこなた達は日本へ帰った。

こなたは、自分の家に向かった。
そこには、沢山の人だかりがいた
「どうしたのですか?」
「いや、実はですねこの家の人が留守の間に、空き巣に入られたんですよ」
いや…空き巣程度でこんなに人が集まるわけないだろうに!!
「さっきまで、あっちで火事があったからな、その隙にここで空き巣されたという感じだな」
そこに何人かの人がやってくる。
「おぉ、どうだった?」
「済まない…取り逃してしまった」
「所で、どこの家がやられたんですか?」
この時期は、どこの家庭も旅行に出かけているので、
少し嫌な予感をしながらも尋ねてみる。
「あの家だよ」
(げっ…私の家じゃん!!)
そのあと、何もなかったかのように、人々は、その場を立ち去った。
家の中を見る。
(金庫の中身をごっそりと取りやがった。)
とりあえず…残った財布の中身の3万2000円が入っていた。
その頃、アメリカでは…
「何だと!殺されただと!!」
「はい、申し訳ありません、私達がしっかりしていなかった為に」
そのボスはとりあえず、落ち着く…そしてやっと開いた一言
「日本の暗黒街に何人いる?」
「えっと…五十人位はいるかと…」
「そいつら、全員でその始末部隊とやらを仕留めろ!!」

そして、じっくりと味わっていただこう…アメリカのマフィアをなめた罪を


「もう…せめて旅行に行く時くらい連絡頂戴よね。」
「ごめんごめん、お父さんの仕事の関係上、
どうしても急がなくちゃならなかったから」
「こなちゃんのお父さんって大変そうだね」
「うん、実際は小説家でネタを集める時はこの様に一回一回遠い所にいくんだよね」
こなたはそうじろうが生きていたらのことを考えながら話す。
確か彼女の父親は、かなり真面目な小説を書いていた。
これは確実な記憶である。
しかし…それ以外の記憶はかなりあいまいである。
何故ならば、五歳のころの記憶である。5歳の時に彼女は両親を失ってしまった。
こなたは、涙をこらえていた。
「どうしたの?こなた?」
「あっ…いや、何でもないよ」
私は、溢れそうな涙をかがみやつかさに見せないように拭いた。
(ははは…同人作家にはいつも情に、溺れるなとか言っているけど、
私もまだまだだねえ…)
かがみとつかさとのお出かけから帰った後、
留守電ランプの点灯をこなたは確認する。
先生なら、メールを置くてくるはずだからこういうのは、日本政府かゆい姉さん。
日本政府の依頼はしばらく引き受けたくないと言ったから、ゆい姉さんだな…
ここまでいそぎで何の用だろうと思いそのボタンを押す。
「やほ~こなた~」
私は、留守電のメッセージを聞きながら、冷蔵庫をのぞく…
う~ん…これならそれなりの料理が作れるかな?
「警察で得た情報何だけどさ。最近、新宿歌舞伎町のアメリカのマフィアが大きく
動いているらしいのよ、それもこなたが帰った時とちょうど同じ日に
だから、まさかと思って調べたんだけど…こなたが受けた標的の父親がボスを
やっているマフィア何だよね…一応念のため、メッセージを残しておくね…
後しばらくは、依頼主の特徴などもきちんとチェックしておいた方がいいよ
多分、そう言う奴らは偽の依頼で始末部隊をおびき寄せるから。」
それはこわいなあ…そう思いつつ…私はテレビの電源をつける。

それから夏休み後半まで時は進む
「貧乳はステータスだ!!希少価値だ!!」
ちなみにこれは牛乳のCMである。
「ブッ、牛乳CMのキャッチコピーじゃない、よね少なくとも」
私は飲んだ牛乳を吐き出して言った。
とりあえず、気を取り直して夜御飯を食べ始めた。
そして、その夜御飯を食べ終わることを待っていたかのように
電話が鳴ったので私はその受話器をとった。
相手は、大泉である。彼が電話の相手なら間違いない依頼である。
「今日は誰をやるんだ?」
「新宿に向かってほしいようです」
明らかに来いと言いたげな状況だな。
「ゆい姉さんから情報来てる?」
「はい…恐らく私達をはめるための罠でしょうね」
「…引き受ける?」
「…その予定はありませんよ…この世の中で罠にかかる人間がどこにいますか?」
「でもルール上は一度集まらないとならないんだよね?」
「当然です…これまでの伝統は守り続けなければならないのです。
またあとでいつもの所で会いましょう。」
こなたは、戦う気はなかったが、少し嫌な予感がしたので、
グローブを装着していつもの場所に到着した。
「結局来たのは…珍しく、隊長と副隊長のみか」
「みさおさんはどうしたのです?」
「今度、県大会があるそうだから、それに向けての猛練習、
未だに逃げられないらしい」
「ひよりさんは?」
「同人作家は、今度のコミケの期限がギリギリらしいから追い込みをかけるために
ここに来る暇なんてないみたい。」
ゆたかの方は聞かなかった。これない場合は100%体の調子が悪いからである。

「二人が…50人相手は流石に無謀というものがありますよね」
「…引き受けるわけがないでしょう…当然この依頼は破棄、
金は国に渡しておけ…」
「かしこまりました」
こなたは立ち上がり、その場を去った。
こなたは、夜中の繁華街を歩き続ける。
「…」
こなたは、早歩きを始めた。
「…」
そして、ある程度歩いたところで、
ある所に隠れた。そしてある人物が横を隠れたところにその人物を引っ張る。
「君は何で私の後をついて来ているの?さっきから明らかに子供が通る道を
選択しているのに、それでも君は私の後について来ているよね?」
「お姉ちゃん…始末部隊だよね?」
「何でそう思う?」
「…何となく雰囲気が周りと違うし、身長も低いから」
「お願いだから私の身長のことには触れないでね。
所で私に何か用?特に要もなく私を付けていたというわけじゃないよね?」
「頼みたいことがあるんですけど、引き受けてくれますか?」
「まずその前にお金を頂戴しよう。」
「…すいません、ありません」
「ならば引き受けることはできないね…」
「しかし…引き受けなければ警察に行くという手がありますよ、僕には」
「その行動をするまでに殺すまでだよ、その場合は」
「!?」
こなたは少年の頭に手を伸ばす。
少年は見事に頭をつかまれる。しかしその行動は妨害されてしまう。

「貴様か!!始末部隊とは!!」
そいつらは、こなたのほうに銃を構えている。
「撃て!!」
こなたはそれらをすべてかわした。
そしてこなたは一気に飛びかわす。
「少年逃げて、ここにボケーっとしていると死ぬよ?」
少年は逃げだした。
(しまった…さっきの少年のせいでバレテしまったのか…余計な事を言ったから
たまたま通りがかった、マフィアの耳に届いたというわけか)
こなたはもう少しだけ進んだ地点で声をかけるべきだったと思った。
人数は五人、一人はスナイパー三階のビル、少なくともスナイパーは倒さないとね
残りは、相手の強さ次第かな、しかしわからない以上逃げることを
選択することべきであるだろう。
こなたは、高く跳びビルの壁を連続で蹴って五階建てのビルの屋上へとつく。
そしてビルの屋上で、大きなコンクリートの破片を見つけた。
それを手に取り、私はスナイパーほうに向けて投げる。

「なっ!!」
スナイパーはすぐさま、その方向にむけて銃を向けるが
少しだけ遅く見事に顎に当たった。
彼はバランスが取れなくなり、ビルから落ちた。
後は、スナイパーはいないからこの場から脱出するのみである。
しかし、残りの四人でビルは囲まれている…
その時、ヘリコプターがこなたのもとにやってくる。
あれは…ゆいである、こなたは予めヘリコプターを用意してくれと言っておいたのだ。
先ほど、銃声が響いたからそのままやってきたというわけである。
しかも、これが何よりも大きい点は、そのヘリコプターは日本警察と書かれているのだ。

いかにマフィアであろうと国家権力には勝てない、
マフィアはこなたのことを諦めてここに来るのに使った車に乗り逃げ出した。
「助かったよ、ゆい姉さん…」
「こなた…他にまだやることがあるよね…」
ゆい姉さんは、光を地上に当てる、その先にはさっきの少年がいた。
「何故か…あなたが始末部隊と分かってしまっているんだよね…
あの子、いくら何でも勘という筈がないでしょう、何かあったから
解っているとしか理由はない、直接話を聞くしかないよね?こなた」
ヘリコプターの梯子を下す。
こなたは、そこから地上へと降りて行く。

「あっ」
さっきの少年はこなたを見て足をしっかりと止める。
そして引き返す、その後をこなたは追いかける。
無事に何とか、捕らえる事が出来た。
「さてと…詳しく話してもらおうか?」
こなたは梯子を伝って、そのまま少年を連れてヘリコプターに入った。
ヘリコプターで詳しく話を聞くことにした。
「何で私達が始末部隊という事を知ったの?」
「…あのマフィアの人たちがいるでしょう?あの方たちが…教えてくれたんです」
「何か条件があるでしょう?何を条件に力になったの?」
こなたは、この少年とマフィアが手を組んだと見て、少年に質問を続ける。
「実は…僕のお父さん…会社のミスで借金を背負ってしまって
借金帳消しを条件に協力することにしたんだ。」
「ふう…」
こなたは軽くため息をつく。
「どうやらマフィアとの戦いは避けられないようだね…」
「しばらく、始末部隊の人質という形で何とかしてもらうよ
とりあえず君のお父さんが何とか解放されるまでね。」
「…」
こなたの家にて
「最近、泥棒に色々と盗まれてしまったから大したおもてなしはできないけど」
「…」
「君の布団は、あの中にあるからしばらくはこの部屋を自分の部屋だと思って使っていいよ」
こなたは、そう言って、自分の部屋のほうのベッドに向かった。
「ふう…厄介なことに巻き込まれてしまったなあ…」
こなたは本音を漏らしてしまった。


少年は、自分の部屋に布団を敷いた。
「そう言えば…」
マフィアの人からこういうものをもらっていた。
家に帰ったら見ろと言われていたのだ。

少年は、近くにあったビデオデッキにそのテープを入れて、
再生ボタンを押した。
「………」

次の日
こなたは、早速朝御飯を作りに向かう。
「ねえ…朝ごはんは…ってあれ?」
そこには誰もいなかった。
こなたはトイレのほうに向かったのかなと思い。とりあえずご飯を作るために
包丁棚から包丁を取り出そうとしたが、その時にあることに気づく。
包丁が一丁足りない。
そう言えば、さっき部屋を見たときビデオデッキが動いていたような?
そう思い、その子の部屋のビデオデッキを見る。ビデオテープがまだ入っていたので、
巻き戻して再生ボタンを押す。
「…さてと…お前がこれを見ているということは例の作戦が成功していたということだろう」
そう言って、えらそうな人が席に座った。
その奥に一人の人間が縛られていた、彼があの少年の父親だろう。
「…さてと…約束通り借金は帳消しにしてやろう」
そう言って、少年の父親のロープを切る。

「えっ?まだ…成功したのかまだ分かっていませんよ?」
少年の父親はマフィアのほうを向く。
「当然さ…どの道、貴様は死ぬのだからな。」
そう言って、その偉そうな人はポケットに手を突っ込み拳銃を取り出して少年の父親の頭を撃った。
その少年の父親は地上に倒れた。
少年はこれを見て、包丁を取り出し…だとすれば
「お前の親父は解放するとは言っていないだろう?くっくっく…」
マフィアの元に向かったということ?
なんという馬鹿な事を…流石にそれは無謀というものである…

「ちっ…」
こなたは舌打ちして、すぐさま腕をまわし、家を出て行った。
そして、無線に連絡を入れる。
「大泉!!」
「どうしました?隊長こんな朝早くから」
「敵のほうに私たちの顔がばれている」
「どういうことです?」
「…多分、アメリカのほうのボスがアメリカのコンピュータをハッキングしたんだろうね!!
だから…こちらのほうに直接やってくるのも時間の問題かもしれない」
「わかりました…ならば本気のときの武器でいいですか?」
「当然だよ、あとちょっと急いでね…どうやら、一人の子が潜入したらしいから」
「なっ!!冗談でしょう?」
こなたは中の様子を覗くがよく状況が分からない。
「もうちょっと入らないと分からないかも…しかし…大泉…遅いな」
そろそろ潜入しないと機会を逃してしまうかもしれない。
「仕方ないね…戦いながら大泉の到着を待つか」
こなたは窓をけり破り、敵の基地へと潜入した。
「なっ!!何者だ!!」「おっおい!!あのチビで青い髪はもしかして…」
「そっ…その構えは…」
こなたは、色々と慌てる兵士達に一気に近付きまず一人の人間の首を折った。
「がはっ…」
「間違いない!!隊長が単独で仕掛けてきやがった!!上の奴らに報告しろ!!」
二人ほど、上への階段へ登る、出来る事なら仲間を連れてくる前に、
この部屋の連中は全滅させておきたい、確か大泉がその前に来る事は
あんまり期待しない方がいいかもしれない。
こなたは一人のマフィアの方を向く。
「…くっくるなあ…」
こなたの眼は、信じられないものである。
…何かの神を見ている?いやそんなものでは形容できないかもしれない。
それ位恐ろしいものなのだ…それ位本気でこなたはキレている。
何に怒っているのか?子供の努力を踏みにじるような真似をしたからである。
人の命を簡単に扱っているから本当にキレているのだ。
その人は、こなたに向けて一発放つがらくらく交わされてしまった
「そのような銃弾が当たるわけないでしょう?」
そう言って一気に近付き、その人の骨も折った。
「奴は化け物か?」
こなたは、拳銃をこちらに向けた順にマフィアの首を折る。
「おい!!このままでは全滅だぞ!!」
その時、銃声がすごく久々に響く。
こなたの肩から、赤い液体が飛び散る。
「くっ…」
「全く、こちらにひどい被害を出しやがって」
もうすでに15人位の首の骨をこなたは折っていた。
「楽には殺さん」
そう言って銃を一発当てた人がゆっくりと近付いた。
「全く、苦労をかけますね…隊長!!」
「その声は、大泉?」
こなたは、ゆっくりと立ち上がり、肩を押さえる。
「分身の術!!」
大泉とみさおの兄がそこにいた。
みさおの兄は、こなたと肩を組んで、その場を去る。
「さてと…久々に本気でいくか…」
大泉は、自分の剣を抜き出して、
敵を斬っていく。


「大丈夫か隊長?」
こなたは、とある病院で目覚める、新宿歌舞伎町の闇系の病院。
いくらなんでも、銃弾が体に入った傷はいろいろと後がまずいので、
表の病院はさすがにまずいと判断したんだろう。
この病院も本当は国立だったりするが、ここにいるヤクザやマフィアは、
夢にもそんなことを思っていないようだ。
一応、始末部隊のメンバーは普通の病院と同じ価格で治療を受けることができる
こなたは、本当にこういう時だけは助かるなあ、と思うのであった。

「そうだ!!結果はどうなった?」
「危ないですよ!!隊長!!確かに銃弾は抜きだすことは出来ましたが体はまだ」
「…つつつ…」
こなたは肩を押さえる。
「えっとですね…結果は大泉副隊長が頑張った結果マフィアの絶滅させることに
成功したそうです。」
「あと一人、包丁を持った少年がいたでしょう、そっちはどうなった?」
「…残念ながら…」
「…どうやら…私はアメリカに行く必要が出来たみたいだね」
「…わかりました…それでは、一席用意しておきますね。」
みさおの兄は、携帯電話を取り出し電話をつないだ。
「隊長、ビジネスクラスが取れました」
「お金ないのに!![後で返さないとならない]」
「しかし…それでどうするんですか?やられていますよね」
「移動中に治すよ」
こなたは立ち上がる。
「絶対なんといっても止まりそうにないですね…とりあえず…松葉杖です」
「ありがとう…」
そう言ってこなたは、タクシーの元へ向かった。
「全く、厳しいのやら脆いのやら」

「成田空港まで」
「かしこまりました」
タクシー運転手はハンドルを握りしめて運転をし始めた。
あ~そうだ…かがみに何かメールを入れとかないとな…
また何を言われるかわかったもんじゃない。
そう考えてこなたは、携帯を取り出した。
…午前二時、いくら何でもかがみがこんな時間帯に起きているはずがない…
そう思い、携帯電話を閉じた。

ロビーにぎりぎりで到着した。

はあ…まだ時差ボケとか治りかけだったんだけどなあ
そう思いこなたは溜息をつく。
「どうするんッスか?先輩?」
ひよりがいた。
「どうして?四日後にコミケだったはずじゃあ」
「締め切りに間に合いましたから、ちゃちゃとすませましょうか?」
いつも通りの笑みを見せて、そして…Gペンを見せる。
こっそり、持っていて通ったようだ。

「全く、先輩も情に溺れるなとかどうとか言っておいて…
人の事を言えないじゃないッスか、
そもそも…依頼金はまだ貰っていない筈でしょう?」
「依頼金は、もうすでに頂いているよ」
こなたは、そう言って、少年が家から抜け出した時、置いていた。
恐らく少年の持ち物ロボット物のフィギュアを見せた。
「はははっ…先輩らしいっスね」
「もらえるものは貰っとくよ」

こなたはあんまり興味のないロボットもののフィギュアをリュックに入れた。
「…パティさんと連絡をつけておきますか?」
「当然、今さっきいれたよ協力してくれるって、
大統領命令という事もあるらしいけど」
「まあ…あの人はノリで生きている感じがする人っすからね」
そうして、飛行機の発着準備が出来たのでこなた達は飛行機の方へと向かった。


「オマチシテオリマシタヨ」
「あれっ?日本語勉強した?」
「ハイ、イツカニホンニイクトイウコトヲカンガエタノデ」
「ところで…来る前に調べてほしいと頼んだ、マフィアの基地は何処か特定出来た?」
「…トーゼンデス、シラベマシタヨ、タイヘンデシタ」
そう言って、パティは、乗ってきたタクシーに案内した。
そして、タクシーで、場所の名前をいう。

その場所の名前を聞いた瞬間、タクシーの運転手の顔が変わったが
パティがすぐに大量のお金を出したときに、走り出した。
「マッタク、ニホンジンハカワリモノデスヨ
イッタイダレガトクヲスルトイウノデスカ」
「始末部隊というのはそんなものだよ。
ただただただただ…人の願いを叶えるのみ…それに私はこれで生活を
成り立たせているのだから、切っても切れない関係なのだよ」
「マア、ワタシモシマツブタイデスカラ、アーダコーダイエマセンネ」
あれから数日しか経っていないのに、滅茶苦茶片言だけど、言葉の意味は
かなり理解している。これは日本に来るのは本気みたいだ。
しかし…ここまで覚えるのはすごいことだと思う。

そんなこんなことを考えていると目的地にたどり着いた。
「ココネ」
「ありがとうございました」
「こりゃまた…大きいッスネ」
「全く…マフィアがこんなに目立っていいのかな?」
こなたは、そう言い残して、真正面から堂々と潜入した。
『なっ…何者だ?』
マフィアメンバーの一人の新聞配達員に声をかける。
マフィアの人から顔はよく見えない
『こんにちは、新聞の集金に参りました』
新聞配達員はそう答えた。
『あ~確かにそろそろ一ヶ月か…ちょっと待ってろ…ボスを呼んでくる。』
そう言って、後ろを振り向いた瞬間、体は後ろを振り向いたはずなのに
向きは、まだ新聞配達員だった。
「…」
そのマフィアの人は倒れた。
ひよりは、こなたの横を通り、近くの壁のへこみなどを利用し、
二階のバルコニーで待機をする。
ひよりは、こなたの方を向いてコクリとうなずく。

「そろそろ…いい報告が来るころだろうと思うんだよな!!」
まだ…日本のマフィアから負けたというような情報は到着していない。
何故ならば…

新宿歌舞伎町にあるこのマフィアの組。
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリ
みさおの兄は、受話器を取る。
「こちら…新宿歌舞伎町の方だが?」
「ルピ」
マフィアのボスの声である。
「ピル【大泉が調べた合言葉】」
そう言うわけで…しばらくは新宿歌舞伎町の全滅という状況は、
しばらくばれないというわけである。
「はははっ…残念だったなフルハウスだよ」
もう一人のマフィアは、そのカードを見せつけられても
余裕そうにワインを一口を入れる。
「こちらはフォーカードだ。せっかくのフルハウスだが…残念だったな」
「オーそちらも残念無念また来週という感じだな
こちらはロイヤルストレートフラッシュだったよ」
あんぐりと二人のマフィアは口をあける。

「たった一回の勝負で、こんな状況になるとは
(下手するとこの状況になるのは0.1%もない)今夜は何かありそうだな」
その時、横から窓が割れる音が聞こえた。
マフィアは、少し酒に酔っていてすぐには理解できなかったが、
入って来た黒髪の少女は見たことがないという理由で敵が攻めてきたと理解する。

がやはりその事実を理解できたのはかなり遅かったようで、その黒髪の少女の
Gペンが見事に一人のマフィアの首筋を刺す。
「ぐっ…」
そのまま、黒髪の少女は、そのマフィアを投げ捨てる。
「ちっ…ちきしょう!!」
そう言って一人のメンバーがひよりに向けて撃とうとする。
その直前にひよりがサイレンサー付き拳銃をマフィアの心臓に向けて撃った。

「がはっ…」
そのまま、そのマフィアはそのまま倒れた。
ひよりは、そこから部屋を抜け出そうとする。

さっき倒したマフィアが無理矢理這いずっている。
(ば…か……め…私がサウスポーという事を知らずに
【左利きは、体内部の構成が左右正反対となっているケースがある。】)
(くっくっく…後悔なら…あの世でじっくりとするんだな…)
そうして…そのマフィアは、ゆっくりと銃口の先をひよりの頭に向ける。

ドキューン!!
この音がマフィアのボスの館にいる人達の耳に入る。
そして…各マフィアの武器をとる。
拳銃かナイフが基本だけど、そして、配置についた。

それを曲がり角の地点で覗き見ていた、こなたが待機していた。
(同人作家…少ししくじったみたいだね。
同人作家なら必ずサイレンサーをつけて銃を撃つはずだから…
さっきの銃はこのマフィアのメンバーの誰かが撃ったものだね
同人作家がその一撃をかわしたかどうかはともかく私達が来たという
事実は奴らに知れ渡った…今回の標的である。
マフィアのボスは、こういう非常時に何かと準備をしていると考えていいから
少し苦労しそうだね。でもまあ…その途中の道までは苦労はしないんだけどね!!)

こなたは堂々とマフィア達の目の前に姿を出す。
『!!潜入者だ!!』
マフィアの人たちは、こなたに向けてマシンガンを撃ち始める。
すぐにこなたはさっきの曲がり角に隠れる。
(まあ…このままだと流石に無謀というものだよね)
こなたはそう考えながら、変装服の内側ポケットに手を突っ込む。

それは、特殊な形をした手榴弾である。
メタルス○ッグというアクションゲームをした事があるなら簡単に説明できるが
あのゲームに出てくる、初期状態の手榴弾と同じ形である。
こなたは、思いっきりそれを投げた。
「なっ…手榴弾だ!!各自爆発に巻き込まれないようにどこかに身を隠せ!!」
その言葉のすぐ後にマフィアの人たちは、身を隠す。

がいつまで経っても爆発しない。
「…なっ…何だ?不発弾か?」
マフィアの人たちは、ゆっくりとその手榴弾に近付く。


「ヒヨリ、ユダンシタラ、ダメダメネ」
パティは拳銃をその死んだ持ち主の元に投げて、ひよりに向かって歩き出した。
「ヒヨリ、タクサンコチラニキテイルネ」
「隊長の時間稼ぎという事なら問題ないッス!!」
ひよりは、その部屋にある。パティは、スケボーの先端にしっかりとナイフをつけた。
「イクデスヨ!!」
パティは、スケボーの横に足をつけて、廊下を駆け出し始める。
かなりの熟練者のようで、スケボーを使っているというより
踊っているといった方が正解という状況である。
跳びながらぐるぐると旋回したり、乗っているパティが銃をスリ取って、
残りのマフィアメンバーを撃ったりしている。
一言で言うと、間違いなく無茶苦茶強い。
「なかなかやるっスね!!」
「ヒヨリモネ」
ひよりもパティの攻撃範囲内に長い時間経っているのに
彼女は、パティの攻撃に巻き添えを食わず、それかつマフィアを確実に仕留めている。
「それじゃあ!!行くっスよ!!」
パティとひよりは、二手に分かれて大勢のマフィアの人々に攻撃を仕掛ける。


その頃、こなたはというと
「…不発弾だな…よし!!構わずに突っ込め!!」
その時、グネレードからガスが出てくる。
「!?」
次の瞬間、マフィアの人々は倒れて行った。
「リモコンタイプの毒ガス弾だよ…油断したねえ」
こなたはガスマスクをつけてさらに奥に進み、目的の部屋に辿り着いた。
「ほほぉ…最後の虫が…やってきたか」
間違いない、少し前に見た、このマフィアのボスだ。
こなたは、ゆっくりと彼の元に近付く。
「待て待て…何も対策なしに私がここに待機をしていると思うか?」
そのセリフと同時にこなたは跳び上がる。
その直後にこなたの足元に何かが通る。
手裏剣である。
「やっぱりね…流石に一人だけで待っているとは到底思えないからね、
一人で待っているとするのならば、余程の策があるか、
それともただの自信過剰なのか…それともただの馬鹿だけだからね」

「その二人の兵士は、私の自慢の部下だよ…
これに勝てるとすれば余程の実力者ということになるな…
貴様には悪いが、ここでくたばってもらおう」
片方は忍者系の恰好をしている、恐らく手裏剣を投げたのはこっちだろう。
もう一人は、カウボーイ系の恰好をしていて、ナイフを持っている。
そして、両方先端に、ナイフがついている
ローラーブレードを履いている。
「一人の人間を相手にするわににはかなり本気という感じの状態じゃん」
「聞くところによると、君は始末部隊のかなりの実力者、
半端な戦力で君と対決するのは君に対して失礼だと思うからね。
さてと、私は高みの見物と行くか」
そう言ってマフィアのボスは、自分のグラスに赤ワインを注ぐ。
その時に二人の部下がこなたの元に走ってくる。
こなたは、隠し持っていたナイフで、カウボーイ系の方の一撃を受け止める。
「ちっ!!」
すぐに反対の方向へ逃げ出す。こなたは後ろを振り向き、連続でナイフを振る。
それでこちらのほうに飛んできた手裏剣をすべて弾く。
その瞬間にカウボーイの方が近付いて、ナイフを数回交える。
なるほど…こちらの体力を無くす作戦できたか…正直…長期戦はつらい。
体力なら始末部隊の誰にも負けない自信はあるが。それでも二対一となると、
この状況はそう簡単には打破できないだろう。
さらに…かなりこの二人息が合っている。
まともに相手をしたら、恐らく勝てないだろう。
ならばどうするか?

こなたは離れようとしたカウボーイの服をつかみ。
忍者の服の方の投げてきた手裏剣の盾にする。
「がはっ…」
ゆっくりと倒れる。
「これは…間違いないね…即効性の痺れ薬を塗っていたか。」
その人を全く関係ない方向へと投げ捨てる。
「くっ!!」
忍者の方は軽く汗を流す。
こなたは、忍者の方を振り向いた。
お互いに相手を睨みあう。
お互い睨み合ったあと、こなたが先に動き始めた。
しかし、こなたが向かった先は、忍者系の部下ではなかった。
さっき、気絶したカウボーイ系の部下である。
「?」
「やっぱりね…簡単にあそこまで息が合っているというのに
何であれを許したのかなと思ったら案の定、口の中に痺れなおしの薬があるよ…」
「ぐっ…!!」
「全く一度油断させておいて意外に隙がないね、
だけど少しだけ相手が悪かったかな?」
そして、こなたはそのカウボーイ系の方の部下の首を折った。
「…さてとこれで後は君だけだね…」
今度はこなたは忍者系の方に迷いがなく突き進む。
「ぐっ!!」
忍者系の方は、腰にかけている刀に手をかける。
(あれは…)
こなたは、一気に近づく。
「はっ!!」
忍者系の方は、気合いをこめて剣を抜いた。
いわゆる居合抜きである。その一撃は、こなたの体を真っ二つにした。
忍者系の部下はそう思った。
が後ろから思いっきり蹴られ倒れる。
「残念だったね…」
こなたは、その時にはもう首をつかんでいた。
「わっ…私がさっき斬ったものは一体何だったんだ?」
「みればわかるよ、ほら」
こなたは、部下が斬ったものの方向に無理矢理、向かせた。
その時に、軽くゴキリという音が首から鳴った。
「なっ!!」
「大泉に習った実体分身の術だよ、触った感覚があるという分身を作ったんだ」
「ぐっ…そう言えば、日本には昔そう言う分身の術があったと聞いたことがあるな」
「…というわけで…君の対策不足という事でいいよね?」
そのままこなたは、その部下の骨を折った。
そして、マフィアのボスの方向を振り向く。
「今のうちに逃げればよかったものを」
『まっ…待て…わっ…私が悪かった…頼む…頼む!!助けてくれ!!』
こなたは、ナイフをしまう。
『あ…ありがとう…というわけで…これでも…喰らいな!!』
そう言って、こなたの方向に拳銃を向けて銃を放つ。
が…それはこなたの脳天を撃ち抜かなかった。
「…あなたの内心を読まれていないとでも思った?
それは都合のいい勘違いだよ」
こなたは、ゆっくりと手を開いた。
そこにはボスが撃った銃弾が彼女の手のひらにあった。
「あなた達に関しては個人的な怒りがあったからね。私みたいな人たちを
誕生させようとした事に関してね、それも理不尽にね…まあ…その子は
あなた達の手によって殺されたらしいけど、それでも私達見たいな子を作ろうと
した事に関しては許したくないからね…でそういう人たちに関してはそれなりの
報復をすることに決めているんだ、それがあなた達が最初という事、
でもね、ただ殺すだけじゃあ、味気がない上に怒りが収まるかどうかわからないんだ
だから、心に誓ったのそう言う人たちの殺し方をそう言う人たちはね、
自分の策に引っ掛かったと一端そう思わせておいてね。
絶対的勝利を確信した一撃を止めてね、それをそのまま返すという事にしているの」
こなたは無気味な笑い方をしている。
ボスの体は震えて、動けない。
こなたは、持っていた銃弾を指で弾いた。
その銃弾は、見事にボスの心臓を撃ち抜いた。
「あがっ…うぐっ…このままでは済まさない!!せめて、貴様だけでも!!」
ボスは、最後の力を振り絞りこなたの頭に銃を向ける。
「残念だったね…」
その時、こなたの横にナイフとGペンが通る。
ナイフとGペンはボスの脳天を貫いた。
ボスは、そのままテーブルに倒れる。
「終わったか…今回の依頼は完全に」
「はい…終わりましたっスね…」
「マサカ、ヒトツノイライガココマデハッテンスルトハオモワナカッタネ…」
「さてと…そろそろ…日本に帰らないとまずいかもしれないね」
こなたは日本時間を表示している時計を見る。

「ホントウニモウカエッチャウンデスカ、ゼンカイイジョウニアッケナイデスネ」
「今度の予定に間に合わなくなるんだ、それじゃあ」
「ソレデハ、ワタシガニホンニキタトキハ、ヨロシクオネガイデスネ」
こなたとひよりはボスの部屋の隣にある。
個人用のジェット機に乗った。
これでかなりのスピードで日本に変える事が出来る。
「それじゃあ、ありがとうパティ」
「ミサオサンヤユタカニヨロシクツタエテクダサイ」
こなたは、本当に日本語の勉強をしているなと考えた。
ここまで日本の礼儀作法も覚えているのだから
そう思いつつ、こなたはジェット機を発進させた。

こなたは、とある寺の墓場に来ていた。
一つ一つ、墓を確認している。

そして、一つの墓の前の花瓶に仏花を入れる。
「全く…とんだ最期だったね。まあ…そちらの方がいいかもしれないけど」
こなたは、普通の子供から始末部隊になるまでの過程を思い出す。

「今じゃあ…私死にたくても死ねないのだから…
だから…今死んだ方が良かったのかもね」
そう言って、こなたは沢山の同人誌を取り出す。
「とりあえず、完全に健全な一般の本だから君にあげるよ、
私のお気に入りのサークルだから結構面白いと思うよ」
墓の前に同人誌と何かを置いて、こなたは立ち上がり、その場を去った。
それは、ロボットのもののフィギュアであった。

(ふう…人間とは儚いものだね…)
こなたはそう思いその寺を去って行った。


第四話に続く

 

 

ツールボックス

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