ID:BeYBHKc0氏:井戸端会議は続く。~ウォーターパレード

「んぐっ、んぐっ、んぐっ・・・ぷはぁ」
「そういえば、つかさって最近水ばっかり飲んでるわよね・・・なんかあったの?ダイエットなら全然必要ないと思うけど」
「うぅん、こないだテレビでごぼ水は身体を浄化してくれてごぼがぼ健康にいいって聞いたからがぼごぼごぷんっ!」
「水を飲みながらさも当然のように喋るなあぁああぁっ!!!」
「えへへ、制服びしょびしょになっちゃった・・・でも水だから全然平気なんだよ~。夏だからすぐ乾くし・・・ホラっ!」
「いや、幾らなんでもまだ乾いてねーよ。ってゆーかブラ透けてるし」
「え・・・ひえぇ?!お、お姉ちゃーんっ・・・」
「ったく・・・今日はTシャツみたいなのは持ってきてないの?下に着ればブラは透けないでしょ??」
「う、ううん・・・まぁいっか。そのうち乾くよね」
「おいおい。とりあえずみゆきにでも相談してみましょ」
「うん!困った時の高良辞典、だよね!」
「正しくはネット上最大の辞書・wikipediaの眷属、みwikiだけどね~」
「とりあえず行くわよっていうかいたのかこなた」
「ひどいやかがみん、ずっと側で見守っていたのに」
「ハイハイ、背後霊みたいなこと言ってないでとっとと行くわよ」

「そうですか、では私の制服を」
「オイオイオイオイっ!!」
「みゆきさんまで・・・私の胸が小さいことをバカにして・・・」
「でもゆきちゃんが下着丸出しになっちゃうよ‥‥?」
「あ、いえ・・・そうではなくて、その、一応今日はもう一着制服があるものでして」
「とか言う割には今ここで脱ぐ気まんまんだったよね、みゆきさん・・・」
「なんだ・・・ってゆーか、なんで二着も制服を持ってきてるのよ」
「お恥ずかしい話なんですが・・・昨日の球技大会が終わった後、つい体操服のまま帰ってしまったものですから‥‥」
「あっ、私も着て帰ったんだよー!・・・でも今日は何着て学校に来たの?制服は学校に置きっ放しだったんだよね??」
「いえ、つかささんも知っての通り、今は衣替えの時期ですから・・・」
「なるほど、冬服を着てきたのね。でもうちの学校は猶予もなしに1日で衣替えしちゃうから、みんなが夏服の中で目立ったんじゃない?今日は特に暑かったし‥‥」
「まぁ・・・でも明日、学校に来るまでの辛抱ですから」
「明日・・・って、いいよぉ!私が冬服着て帰るから・・・」
「いえ、そもそも今日一日私は冬服着てたんですし、いきなり夏服になったらヘンに思われると思いますから・・・」
「いや、とゆーより夏服持ってるんなら昼休みとかに着替えとこうよ、みゆきさん・・・」
「あ、そういえばそうですね・・・皆さんと話してたらいつの間にか忘れてました。うふふ」
「はぁ・・・みゆきといい、つかさといい・・・」
「いいじゃん、私なんてまだセリフ5行しか喋らせてもらってないんだよ・・・一応主人公なのに、なんでこんなに冷遇されてるんだろ・・・えぐえぐ」
「まぁ折角中庭まで降りて来てるんだし、どーせなら運動場にでも行ってみる?あそこなら日陰もないし、濡れた制服も持って行けばすぐに乾くと思うわよ」
「スルーですかっ!主人公のセリフをっっ!」

「───こほっ、こほっ!」
「うぷっ・・・やっぱり夏の突風は強力ですね・・・」
「もぉ、かがみんが運動場に行こうなんていうからぁ・・・!」
「う、うるさい!!砂埃くらいでガタガタ言うなあっ!」


・・・ぽつ。

・・・ぽつ、ぽつ。

・・・ぽつ、ぽつ、ぽたぽたぽた、ぽっぽっぽぽぽぽどざあーーーっ。


「・・・じゃあこれは?かがみん・・・」
「この季節特有の夕立ち、ですか・・・これはまたバッドタイミングでしたね」
「ゆ、ゆきちゃんに貸してもらった制服がぁ・・・」
「ほ、ホラ!ぼさっとしてないで早く行くわよ!!濡れちゃうでしょ!」
「言いだしっぺがそのセリフを言いますかね・・・」
「ひゃあっ!」
「つかさ!大丈夫・・・!?」
「うん、大丈夫・・・ひぐっ」
「もぉ、コケたくらいで涙ぐまないの。小学生かアンタは」
「う、ううん、ちょっと鼻打っちゃっただけだから・・・早く行こ!」

「‥‥‥これは、最後の手段です」
「みんなもうべっちょべちょになっちゃったもんね・・・誰かさんが運動場行こうだなんて言い出したせいで」
「悪かったって言ってるでしょ・・・ヘコむからもう言わないでよ」
「ううん、私がコケちゃったせいで避難するの遅れちゃったせいもあるんだから・・・」
「とりあえずここで一旦解散です。それぞれの教室に戻った後、ダッシュで更衣室まで向かってください。例の荷物は‥‥忘れずに持参してくださいね?」
「うん!」
「じゃあ行くわよ!」
「ブ・ラジャー!ダーッシュダーッシュダッシュ♪キーックエーンドダッシュ♪」

 

「───今日はゆきちゃんのお陰で助かったよ~」
「まぁ少し窮屈な感じはしたけど、あのスケスケ状態よりは全然いいよね~」
「いいえ、帰りに4人でプールに行くのを楽しみにしていたので思いついただけですよ」
「それと皆が中学校の時のスクール水着を持ってきていたことね。こなたがどうしても、っていうから持ってきたんだけど・・・普通の水着じゃやっぱり柄とかがあってすぐにバレちゃうしね」
「いやはや、やっぱり主人公たるもの美味しいトコロは最後にぜーんぶ持ってっちゃうモノなのだよ、かがみん♪」
「いや、ただ単にオタクなだけだろ」

「今日のかがみん、なんか当たり厳しいよね・・・嫌なことでもあった?」
「大アリよ・・・つかさは面倒事の種を撒くしみゆきのお陰で何とかなったと思ったら自分のせいでもっと面倒なことになっちゃうし・・・オマケに」

ざっざっざああぁあっ!!

ばっしゃあぁん!

「・・・トラックには泥水引っかけられるし?」
「もぉイヤぁ~!!早く家に帰りたいー!!」
「どうどう、かがみん。何かつかさみたいになってるよ?」
「お姉ちゃん、落ち着いて・・・って、私こんなんじゃないよぉ!」
「でも見事に全員引っかけられてしまいましたね・・・ふうっ」
「‥‥‥みゆき?」
「いえ・・・もうここまできたら、傘にあまり意味はないと思いましたので」
「そーだねぇ‥‥胸までドロ被ってるから胸透けたりしないだろうし・・・」
「‥‥‥こ、こなた・・・?」
「えへへ、たまにはびしょ濡れになりながら帰るのも面白いかも~」
「つ、つかさまで・・・」
「ホレホレ、ホレホレホレ!早くかがみも傘を閉じて迎え撃ってくれないと、このまま傘でかがみの胸を貫くぞっ!」
「ちょ、あぶなっ!お前はどこぞの殺人鬼かあぁっ!!もおっ!」
「うほぅ!かがみんもやるねぇ!!」
「言っとくけど・・・今日の私はメチャクチャ気分悪いから容赦しないわよ。傘を振り回して小学生みたいだ!なんてツッコミ受け付けないから。分かってるわよね?」
「かがみんこそ・・・泣いて土下座するまでやめないよっ!」
「上等っ!!」
「ゆーきーちゃーんっ♪」
「何でしょう、つかささ・・・わっ!」
「えへへぇ~驚いたでしょ♪」
「つかささん、『人に向けて傘を開いてはいけません』・・・って言われませんでしたか?」
「でもビックリしたでしょ?ゆきちゃんも何かしてみてよ~」
「仕方ないですね・・・えい!えいっ!」
「わっ!わっ!うわあっ!!」

 

井戸端会議は続く。

 

 

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