萌え☆死にストーリー:第3萌

―つかさの悩み―

こなた「みゆきさん家は昨日の晩御飯何だったの?」
かがみ「おま……唐突にそんな事聞くなよ」
みゆき「……昨日は――」

こなた「へぇー、割と普通だったんだね」
みゆき「普通なんですか? (おかしいですね、さっき台詞が飛んだような)」ニコニコ

こなた「じゃあ、かがみ達はー?」
つかさ「えーと……」
かがみ「待ってつかさ、ただ教えるだけじゃつまらないわ。ここはクイズでもしようじゃないの」

こなた「お、望むところだー」カモーン
かがみ「私たちが昨日食べたおかずは“ぽ”で始まって“き”で終わる食べ物よ」
こなた「ぽ……き……?」

こなた「ぽき……ぽーきー……あ、分かった! ぽぉっ――」
つかさ「はい、正解はポークステーキでしたー! 残念!」
かがみ「ちょ、つかさ……まだこなた答えてな――」
つかさ「うるさいなぁっ、お姉ちゃんは自分の立場分かってるの!?」

かがみ「どーしたつかさ、落ち着け」
みゆき「…………」
つかさ「私の苦労も少しは分かってよ!!」ダッ

かがみ「待ちなさいっ、つかさ!」


つかさ(全く、自分から死に走るなんてどーかしてるよー……)
つかさ(別に死んじゃってもすぐに生き返るけど……それだけじゃないんだよ)

つかさ(萌え死にの最大の欠点……それは……)


つかさ(“一回死ぬ毎に寿命が一日縮まる事”!!)

つかさ(一日縮まったって、大して変わらないと思うけど……私はお姉ちゃんに一日でも長く生きてほしいんだよ。お姉ちゃんが先に死んじゃったら、私……生きて行けないもん……)


つかさ(どうすれば良いのかな?)

―喫茶店―

みゆき「それで私に相談ですか」
つかさ「うん、ゆきちゃんなら萌え死にについて知ってるでしょ?」

みゆき「やはり、あのノートを見たんですね……」
つかさ「はぅっ、ごめんね……でもでも! 最後の行は見てないから」
みゆき「別に隠さなくて結構ですよ」
つかさ(ホントなのにぃー><)

みゆき「それで、つかささんはどこでその寿命に関する情報を?」
つかさ「……夢で見たんだ」
みゆき「夢?」
つかさ「うん……」

みゆき「失礼ですが、夢と現実は違いますよ? 現時点で萌え死にによる寿命短縮は認められていません」
つかさ「そんなこと、ゆきちゃんに言われなくても分かってるよ……でも、お姉ちゃんに限ってはそうじゃないかも知れない。本当に夢の通りだったら、お姉ちゃんの寿命はどんどん短くなってる……そんなの嫌だもん」

みゆき「夢のお告げ……ということですか。確かに萌え死にはまだまだ謎が多い奇病です。だからつかささんの言ってることも正しいのかも知れませんね」
つかさ「ゆきちゃん……?」

みゆき「分かりました、私もお手伝いしましょう。要はかがみさんを死なせなければ良い訳ですよね?」
つかさ「ホントに手伝ってくれるの!? ゆきちゃんありがとう~」
みゆき「いえいえ、友達じゃないですか、私たち」

みゆき(これで私の出番も増えることですしね☆ こういうときは……計画通り!! とでも言えば良いんでしょうか? うふふ、次回からが楽しみです♪)

店員 「お~待~た~せ~し~ま~し~た~す~ご~い~や~つ~!!」
つかさ「わぁ~、きたきた♪」
みゆき「……パフェですか? 凄い量ですね……」

つかさ「この店でしか食べられないんだよ☆ いただきまーす」ペロリンチョ
みゆき(は、早い……)

つかさ「ごちそうさま、やっぱ疲れたときは甘いものだよね~」
みゆき「そうですね……あら?」

みゆき「ちょっと失礼しますね」フキフキ
つかさ「へ?」
みゆき「鼻にクリームが着いてましたよ」
つかさ「わゎ……ありがと///」

みゆき「ふふ、なんでしょうね……私もつかささんの様なかわいらしい妹が欲しくなってきました^^」
つかさ「えぇー///」

みゆき「羨ましいです……あなたの様な方に想われてるかがみさんが……」
つかさ「そ、そうかな……///」

つかさ「でもゆきちゃんにも、みなみちゃんがいるよね」
みゆき「えぇ……でも最近のみなみさんは……」
つかさ「え?」

みゆき「いえ、なんでもありません……そろそろ出ましょうか。もう外も暗くなってくるでしょうし」
つかさ「うん、そうだね(みなみちゃんと何かあったのかな?)」

カランカラン

つかさ「ゆきちゃんごちそうさまー☆」
みゆき「いえいえ……(意外とちゃっかりしてるんですね)」
つかさ「今日は相談に乗ってくれてありがとう。おかげで少しすっきりしたよ☆」
みゆき「それは良かったですね」

つかさ「……ゆきちゃんも、何か辛いことがあったら私に相談していいんだよ? いつでも待ってるからね」
みゆき「つかささん……ありがとうございます」

つかさ「うん! じゃあね、ゆきちゃん。今日はホントにありがとう。また明日ね」タッタッタッ
みゆき「はい、また明日」


みゆき(つかささん……あなたも自覚はないでしょうけど……。店内にいた男性のほとんどが萌え死にしていたのに気付いてましたか?)


―帰宅―

つかさ「ただいまー」
みき 「あらお帰り。今日は別々なのね、かがみと喧嘩でもしたの?」

つかさ「し、してないよー><」
みき 「あらそう?w」


つかさ(でもお姉ちゃんに怒鳴っちゃったし……ちょっと会いづらいかな……)

???「ぽぉっき♪」

つかさ「!!」
つかさ(今のは……まさか!? でも玄関にこなちゃんの靴は無かったし……)ダッ


壁|つかさ(お姉ちゃんごめんね、開けるよ~)ソーット

かがみ「ぽぉっき☆」

つかさ(!? お姉ちゃん??)

かがみ「う~ん、こなたみたいに可愛く出来ないわねぇ~……ぽぉっき♪」
つかさ「ぐはっ」

ガタ、バタン!

かがみ「え、何? ってつかさ!?」
つかさ「はぁ、はぁ……お姉ちゃん……可愛いよ……」

かがみ「やだ、見てたの/// ってそれより大丈夫?」
つかさ(私決めたよ……お姉ちゃんがこなちゃんでしか萌え死なない様に、私もお姉ちゃんだけしか萌え死なない様にする! もう他の子を見ても反応しないように努力するからね! 私……がんば……)ガクッ

かがみ「つかさ……? つかさあぁぁぁぁっ!!」


 当初の悩みはどこへやら……。
 つかさは新たな目標を持って、再び復活するその日まで、静かに萌え死ぬのであった。


萌え☆死に

 

最終萌―前編―に続く

 

 

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