ID:veqMZOk0氏:機動戦士こなたん―白熱の大運動会―

こなた「この暑さは伊達じゃない……」コナターン
つかさ「もうだめ……溶けちゃいそう」ウニョーン
みゆき「確かにこの暑さは異常ですね……」ワカメーン

ピンポンパンポーン! タンタンタッタッタッ♪
放送 「運動会。それは、熱き男達が生み出した全く新しいイベントである。
    優勝したクラスに、冷房機能「クーラー」を設置。
    さらに、様々な休みの日を合体させることによって、無限の休暇を引き出すことが出来るのだ」

こなた「へ?」
つかさ「なに今の?」

ドタドタドタ! ガラッ!

ななこ「聞いたか今の! 今日の運動会、絶対に優勝や!!」
クラス「「「運動会ー!?」」」

突然の運動会、開幕!!



運動会一回戦―騎馬戦
―C組VSD組―

あきら「帽子を沢山取ったチームが勝ちでーす!」←実況
みのる「運動会のルールですが、三回試合をして、先に二回勝ったクラスが優勝となります」←解説
あきら「それでは始めてくださーい!」

パアン!

こなた「一つ! 二つ! 三つ!!」
立木D「馬鹿な! 相手は泉一人だぞ!!」

つかさ「正確には一人じゃないだけど……」←馬1
みゆき「泉さんは軽いですから」←馬2

ピキーン!

こなた「この感覚……かがみか!」
かがみ「見せてもらおうか、C組の泉こなたの性能とやらを!!」
こなた「相手がかがみなら人間じゃないんだ、私だって!」
かがみ「何だとコノヤロウ」

立木C「泉! 俺たちが先攻する、隙を見て奪え!」
こなた「任せたよ! みゆきさん、つかさにくじら! 彼らの後ろに回って!」
つかさ「う、うん」
みゆき「はい!」
くじC「おっけー」←馬3

かがみ「そんな手が通用すると思わないでよね! 峰岸! 日下部! 後くじら!」
みさお「おう!」←馬1
あやの「やるのね、柊ちゃん!」←馬2
くじD「任せたよ!」←馬3

馬三人が、かがみを放り投げる!

立木C「飛んだ!? だがその飛距離なら泉には――ぐぇっ」
かがみ「悪いわね!」
立木C「俺を踏み台にした!?」

こなた「なっ!? 私の真上だと!?」
かがみ「待ちに待った時が来たわ。
    多くの英霊達が無駄死にで無かった事の証の為に、
    再びD組の理想を掲げる為に、
    クーラー設置の為に!
    こなたよ、私は帰って来たっ!」

サッ! シュル! スタン
かがみの着地地点には既にみさお達がスタンバっていた。

みさお「ナイスだったぜ柊!」
あやの「凄いわ柊ちゃん」

こなた「この私が……負けた?」
つかさ「あぁ~、流石お姉ちゃんだよ~」
みゆき「見事なチームワークでしたね」

あきら「これにて騎馬戦は終了ー! 勝者はD組でしたー!」
みのる「えーと、こなたさんの帽子を奪ったことで、
    こなたさんが持っていた帽子もカウントされ、逆転勝利というわけです」

こなた「聞こえているだろう、かがみん!」
かがみ「ん? こなた?」
こなた「満足だろうね、かがみ! だがそれは、帽子を奪われた私にとっては屈辱なんだ!」
かがみ「気迫は充分。が、私の勝ち戦に華を添えるだけね……」
こなた「うぐぅ~! 次の綱引きでは負けないからね!!」


運動会2回戦―綱引き
―C組VSD組―

あきら「力と力の引き合い……ドキッ! 女の子だらけの綱引き始めー!」
みのる「普通、綱引きといえば男ですが……」
あきら「あぁー?」
みのる「なんでもありません」

先の騎馬戦の敗北により、C組は軽い脱力感に追われていた。
この綱引き、なんとしても勝たなければならないこなた達C組。


こなた「負けられないんだぁー!」
かがみ「ふふふ」
こなた「!?」
かがみ「ハァーッハッハッハッハッハッハッハッ!」
こなた「何がおかしい……何がおかしい!! いいか!
    かがみのおかげでC組の士気は落ち、つかさは熱中症!!
    私はかがみ討伐のリーダーを任されてこのざまだ!
    かがみに笑われる筋合いは無い!!」

みさお「なんだあの二人、着いて行けないってヴぁ」
あやの「みさちゃん、言葉よりも腕を動かし……てぇ!!」

こなた「私は勝つ! 勝ってつかさと添い遂げる!!」
かがみ「なっ! あんたがつかさの想い人!? これが終わったら詳しく聞かせてもらうわ……よっ!!」
みさお「ちびっ子ー! 今、女の名前を呼んだだろぉっ!」
こなた「みさきち!?」

みさお「戦場でなあ! 恋人や女房の名前を呼ぶ時と言うのはなあ!
    瀕死の兵隊が甘ったれて言う台詞なんだってヴぁよぉ!」

あきら「おぉーっと! D組、凄い力です! このままではC組は2連敗ですよー!」

かがみ「言うじゃない日下部! このまま一気に決めるわよ!」
みさお「へへ、これに勝てば優勝だもんな!」

グイッグイッ!

こなた「やっぱりかがみは凄いよ……流石つかさのお姉ちゃん!」
みゆき「泉さん、力に身を任せてはダメです。隙をみて思いっきり引っ張らなくては、この勝負、もはや勝てません!」
こなた「隙を……(そうか、引っ張ってもう一度引く際……力が弱まるその一瞬!!)」

こなた「見えた! 見えたよ! 水の一滴!!」

ググイッグイッ!

かがみ「な、何ですって!」
あやの「泉ちゃんの体が金色に……」
みさお「ト、トリックだってヴぁ!」

こなた「私のこの手が光ってうなる! 綱引きに勝てと輝き叫ぶ!」
あきら「C組が怒涛の反撃ー!! あきらビックリィー!!」

こなた「手の平がすり減るまでまで引っ張り続けてやる! 倍返しだあぁぁぁぁぁぁっ!」
みゆき「今が勝機です! 皆さん!!」
くじC「うわっぁぁぁぁぁぁ!!」

グイグギウギウギウ!! パアン!!


あきら「C組の逆転勝利でーす!!」
みのる「いやぁー、熱戦でしたねー」
あきら「傍から見れば、綱を引っ張ってるだけだけどね」
みのる「まぁ、そうなんですが……」

かがみ「やるわね、こなた」
こなた「これで一対一、泣いても笑っても次で終わりだよ」
かがみ「望むところよ、ケッチャコ」
こなた「カッコ悪……」
かがみ「反省してるわ……」


運動会番外編―その他のクラス

あきら「皆この暑さにバタンキューで熱中症続出!! 気をつけないとダメですよー☆」
みのる「ぶっちゃけ書くのが面倒なんですよね」←作者の代弁

運動会三回戦―棒倒し
―C組VSD組―

あきら「いよいよ最終決戦! 棒倒しでーす!」
みのる「きっと今回も白熱した戦いになるんでしょうねー」
あきら「てゆーか、あきらさっきから叫びすぎて喉渇いちゃったの」
みのる「すぐに冷たい飲み物を!」
あきら「よろしくー」

最終競技開始!!

こなた「みゆきさん、くじらに男子達も、棒の守りは任せたよ!」
みゆき「えぇ、泉さんも攻め、がんばって下さい!」
立木C「ケリをつけて来い泉!」
くじC「ファイトよ!」

つかさ「ごめんねこなちゃん、私がもっと強ければ……」
こなた「つかさは休んでて良いよ。でも優勝したらクーラーの効いたクラスで……」
つかさ「……うん///」

こなた「かがみを倒す。それで戦争は終わる」

こなた出陣!



みさお「棒の守りは任せろ! だから柊は全力でちびっ子とぶつかって来い!」
あやの「泉ちゃんを倒したら、私達もそっちへ行くわ」
かがみ「うん、こなた戦で消耗してるだろうからその後は頼むわね」

立木D「~~♪」
かがみ「あら? その歌は?」
立木D「これはな、俺の親友のテーマソングだ」
かがみ「そう……」

かがみ「私は勝利者となる」

かがみ出陣!

こなた「へぇ、一人で来たんだ……」
かがみ「あんたこそ……。それにあんたとは一騎打ちがしたくてね……」

お互い、戦闘態勢を取る。そして……

こなた「かがみぃぃぃぃっ!!」
かがみ「こなたぁぁぁぁっ!!」

ぶつかり合う二つの魂。

こなた「クーラーは力なんだ。
    クーラーはC組を支えているものなんだ!
    それをこうも簡単に失っていく事は、醜い事なんだよ!」
かがみ「何? 凄い気迫……!」
こなた「遊びでやってんじゃないんだよーっ!」

かがみ「くっ……勝てると思わないで、こなたぁ!」

立木D「まずい! 援護した方が良いんじゃないのか!?」
みさお「ヴぁカか! あの二人の戦いに水を差すんじゃねぇ!」
あやの「哀しくも美しい、魂の響き……」

みゆき「これぞ、らきすたファイト!」
つかさ「こなちゃん……綺麗……」

こなた「かがみ! かがみはヒーロー気取りの正義の味方と同じだ!
    弱い者を守る為に大義を振りかざす!
    しかしそれは決して弱い者を助ける事にはならない!」
かがみ「弱者を作り出すのは強者よ!
    真夏と言う強者の存在がクーラーと言う弱者を作り
    追い詰めて行ったんだから!」

ガキン! ドカン!
二人の拳と拳がぶつかり合う。

こなた「私は弱い奴らが嫌いだった。
    奴らは一度の敗北で勝機を失い、絶えずオドオドしていた。
    誰も信じる事が出来ず、言いたい事は何一つ言えない。
    そんな奴らを私は許せない!」

立木C「――っ!?」

かがみ「強者がそうさせるのよ!」
こなた「強者など何処にもいない!
    人類全てが弱者なんだ! 私もかがみも弱者なんだ!」
かがみ「私はまだ自分を弱者だと認めていないわ!」

バシン! ボカッ!

かがみ「そういえばあんた……つかさと付き合ってるみたいだけど……」
こなた「それが何さ!」

かがみ「あんたとつかさの交際なんて私は認めないわよ!!」

グァッキン!!

こなた「ゲフッ! ……人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて地獄に落ちろ!!」

グシャ!!

かがみ「がっ……今のは……効いた……わ」
こなた「何故くじらを使わなかった!」
かがみ「一騎打ちだって……言ったでしょ?」
こなた「かがみ!」
かがみ「この学校に入学して良かったわ。強い子に……逢えて……」ガクッ

みさお「ひ、柊がやられた!?」
あやの「いけない、来るわよ!!」

こなた「……皆、かがみは倒した! 私に続けー!!」
C組 「うおぉぉぉぉぉぉっ!!」
ななこ「勝ったな、クーラーゲットや」

みさお「負けるもんか、負けるもんかぁぁー!!」
D組 「柊の弔い合戦だぁぁぁぁっ!!」

手加減なしの殴り合い、それはまさに地獄絵図。その結果は……!

あきら「この一撃こそ、歴史を変える……あきら感激ぃー! というわけでー優勝は!」
みのる「C組ですね! ボクもC組なんで滅茶苦茶嬉しいですよー!」
あきら「人の台詞取ってんじゃねー!!」
みのる「ひぃー! すんませんあきら様ー!!」
かがみ「終わったのね……」
みさお「柊、もう大丈夫なのか?」
かがみ「身体は言うこと利かないけど……ね」

ザッ

こなた「……」
かがみ「こなた」
みさお「なんだよ、まだ何か――」

かがみがみさおの口を手で塞ぐ。

かがみ「なんで殺さなかったの?」
こなた「つかさが悲しむ」
かがみ「ふふ、その甘え……いずれ足元を救われるわよ」
こなた「その時はその時だよ」
かがみ「あんたらしいわね……。こなた」
こなた「なに?」

かがみ「つかさをよろしく。泣かせたら許さないわよ」
こなた「ありがとう。絶対に泣かせはしないよ……お姉さん」
かがみ「ばか、早いわよ……」


こうして熱き夏の大運動会は幕を閉じた。
そして明後日……C組にクーラーが設置されることになった。
200×年夏。この戦いの後、C組とD組の間に終戦協定が結ばれた。

こなた「クーラーの威力は伊達じゃない!!」コナターン
つかさ「涼しいねー、固まりそー」カチコーン
みゆき「でも、あまりあたり過ぎても身体に悪いですよね」ワキャメーン

お し ま い
ツールボックス

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