ここにいやがるかなた
「俺が世界中で一番かな(ry」
から日めくりカレンダー七枚分がたちました。ロリコンオヤジも自称18歳の小学生みたいなのもあの夜のことを忘れかけたそんな夜。
「こなたー、面白いモノ買ってきたぞー」「なにー?どんなガラクタ?」「じゃーん、シルフスコープ」「わーい、これでゴーストタイプのポケモンと戦えるね!
………いらないよ父さん」
「そう言わずにほら覗いつみろよ、こなたが二人居るように見えるぞ」
「それは ふりょうひん です 」
「それは ざんねん です」
「これは しょうゆ です 」
「これは こたい です のめません 」
「………馬鹿親子……」
「うわああああっ!!アホ毛と黒子がなくて半透明なこなたがしゃべったあああああああ」「ピギャァァァァァァ父さんが狂ったあああああああ」「いやああああああああ二人ともおかしいわあああああああ腐海の毒にやられたのね…かわいそうに」
「よお かなた久しぶり、お土産ないの?」「お母さんおかえりー」
「もう少し驚いてください」
「いやなんとなく居る気はしてたからさ」「アホ毛がビンビン反応してたからまるわかりだったよ。」
「かなた。今なら言える。ひとつだけ、心から言いたいことがあるんだ」静まり返ったリビング。肌寒い秋の風が窓の隙間から吹き込みます。小さな娘はただ立ち尽くし、固唾を飲んで次の言葉を待ちます。うっすらヒゲの生えたオヤジはこう、言いました。
「かなた、せっかくの機会だし『真面目でウブで恥じらいまくりの委員長と放課後の教室で二人だけの秘密プレイ』しようぜ!」
「ごめん今日危険日なの」あるのかよ幽霊のくせに「じゃあ胸だけでも」「じゃあこのワンピース脱ぐの手伝って」
「お母さん!さわれないから脱がせません!」「ちなみにそうくんは私に靴下着用を毎回迫ってきたわ。『パンツは脱がせても靴下は脱がすな』は毎晩聞いたわね……懐かしい」「やだなあ恥ずかしいじゃないか あはははは」
「ついでに教えてあげるとね、日にちから逆算するにこなたができたのは『闘いに敗れた女剣士を慰める男主人公プレイ』よ」
「………もうちょいまともにできたかった」
「そうくん、気流が乱れてうまく飛べないの」「うん、まだはやいぞかなた。その台詞はトドメにとっておくべきだ」
「そんなこんなしてたら月からお迎えが来ちゃったわ。じゃあね」
「させん!させんぞ!月面人と地上人の全面戦争になってでもかなたは渡さないからな!うちおとせなーい!」
「お父さん!いいこと考えたよ!三人で幻想郷に逃げよう!博麗神社はいずこ?」
「「「ははははは!(俺)私たちの闘いはこれからだ!」
おしまいだ!ははははは!
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