かがみ「(チョココロネを見て)それおいしそうだから一口くれない?」こなた「えー」かがみ「なによー、いつも宿題見せてあげてるじゃない」こなた「それはこっちのセリフだ!」かがみ「こっちでいいんだよ!」
かがみ「…ぜんざいのほうを…」こなた「ぜんざいの方!? そりゃあ…」
こなた「みゆきさーん!お年玉どーだった?」みゆき「はい?こなた「みゆきさんなら、たくさん貰っちゃうでしょ!」みゆき「いえ、そんな…」こなた「10万? 20万? 100万超えたとかぬかしたらただじゃおかないよ」
こなた「で、いくらかな?」みゆき「あの、そんな私もう高校生なので、お年玉は全部お断りしました」こなた「……!」こなた「…高校生はお年玉貰っちゃダメなの?」
黒井「あけおめ。って古いわな」こなた「先生! あの年賀状なんですか!」黒井「ああ、出すの遅れたんや」こなた「じゃなくて子供! いつ産んだんですか?」つかさ「おめでとうございま巫女酢~」黒井「あれ、いとこの赤ちゃんやで」全員「紛らわしい事すんなー!」
ぱたぱたぱたぱたみなみ「なんでゆたかは飛ぶの?」ゆたか「高校生ですけどー」
ゆたか「みなみちゃんも飛ぶ?」みなみ「え? 飛べるの…?」ゆたか「(ツインテールを取って)貸してあげるよ、タダで」みなみ「これがあったらタダで飛べる…」ツイン「どこまでもな」ゆたか「つけると似合うと思うよー」みなみ「え…あの…」
ゆたか「みなみちゃんいらないの? はやってるんだよ?」ツイン「なんやっちゅーねん」みなみ「…!」みなみ(そうか…… ゆたかはアレに操られているんだ…)
みなみ「ゆたか、いま助ける…」ガキンガキンヒュー…とす‥みなみ「あ…」
みなみ「ごめんゆたか… 外し方が間違ってた…」みなみ「(ツインをつけながら)わたしなんかどこかへ飛んでってしまえばいい」ぱたぱたぱたぱたみなみ「どこへ行くの…?」
ゆたか「小学校の時も背の順で並ぶといつも前の方でした」こなた「ゆーちゃんはちっちゃいほうがゆーちゃんらしくていいんだよ」こなた「ゆーちゃんが大きかったらそれはゆーちゃんじゃない」こなた「ゆたかや!」
ゆたか「みなみちゃんはどうしてそんなに背が高いの?」みなみ「…小さい方が可愛くていい…」ゆたか「でも、背が高いほうがかっこいいよ」みなみ「…かっこいい?」みなみ「…かっこいいより可愛いの方が…その… …強い…」ゆたか「つよい?」
かがみ「へくしっ!」こなた「かがみ、花粉症?」かがみ「そうみたい… うー、くしゃみが止まらない…」つかさ「へーちょ」つかさ「私もだよ~」かがみ「え?今のくしゃみ?」
つかさ「風邪かなあ」かがみ「え? 花粉症じゃないの? 私はそうなんだけど」つかさ「かふんしょお」かがみ「?」つかさ「あ あーあーあーあー」かがみ「つかさ、どうしたの?」
つかさ「そうだよ。私は花粉症なんだよ」つかさ「ここ何年かずっと春先に風邪ひくなーって思ってて」つかさ「そうだよ花粉症だよ」つかさ「へーちょ」
生徒A「なんで子供が?」こなた(じーっ)こなた「あなたは新入生ですね?」生徒A「え? そ、そうだけど」
こなた「私は泉こなた。2年生です」こなた「泉先輩だよ」生徒A「泉…先輩…」こなた「せんぱいだー にへー」
こなた「あはは、バカだなーつかさは」つかさ「えー?」かがみ「なに?」こなた「つかさってさー、ブルースリーってブルーが苗字だと思ってたんだって」かがみ「あー、あるかもねー」こなた「スリーが苗字だよね。外人だから」かがみ「おまえもバカだな」
かがみ「なんだよスリーって3か? 青3号? 正義のヒーローかなんかか?」つかさ「そういえば、1号と2号はどうしたのかな?」全員「…」つかさ「ブルーファイブあたりがジャッキーチェンかな?」こなた「あー」かがみ「おまえらな」
みゆき「ガムを噛んでる時にチョコレート食べると、ガムが溶けるんですよ」つかさ「へぇ、ゆきちゃん物知りだねー」こなた「何の話?」つかさ「まめちしきー」つかさ「えーと、チョコをなめると溶けるんだって」こなた「なに言ってんのつかさ。当たり前だヨ」
みゆき「そうではなくて、ガムを噛んでる時にチョコを食べるとガムが溶けるんです」つかさ「そうそう、そういおうと思ったんだよねー」こなた「ガム噛んでる時にチョコなんか食べないよ」全員「……」こなた「せめてどっちかにしようよ」みゆき「す、すみません」つかさ「ごめんなさい」
みさお「よ」かがみ「ん?」みさお「また同じクラスになったな」みさお「これで5年間同じクラスだってあやのに聞い……」みさお「…もしかして、私おぼえてない?」かがみ「うん」
みさお「ほら!中学の時とか入学式の時とか、そーゆーので一緒だったじゃん?」二人「 」みさお「おぼえてねー… おぼえてねーな」かがみ「うん…」みさお「まぁいい! とにかく5年間一緒なんだ!(握手して)またよろしくな!」かがみ「?」
黒井「ほな ウチが担任の黒井ななこや」黒井「一年の時から一緒の人も結構おるな」黒井「別に新しく憶えるのが面倒とかそーゆーんやないでぇ?」白石「なるほど・・・・」
かがみ「~♪」かがみ[最近はちょっとコーヒーに凝っているのです]かがみ[ダイエットってわけじゃなくて、雰囲気が大事かなーと思って]かがみ「はー、今日もいい天気ね」こなた「まぶし~~、カーテンしめれ~」かがみ「あ――もう!」
かがみ「はいどうぞ」こなた「ん? なに? コーヒー?」かがみ「いいカップでしょー」こなた「ん? いくらしたの?」かがみ「えーと、5000円くらい」こなた「え!? ゲーム買えるじゃん! ゲーム!」こなた「あ! 今からゲーム買いに行こう! ゲーム!」
ピンポーンこなた「きーたーぞー」かがみ「あれ? また工事?」こなた「かがみのいれたコーヒーが飲みたくなったのさ」かがみ「え! そ、そんなにおいしかったかしら…」こなた「うそだよ。そんなに喜ばないでよ。恥ずかしいなぁ、かがみは」かがみ「…」
こなた「うーん」かがみ「だから寝るなよ」こなた「くわっ!」かがみ「わぁ! びっくりした!」こなた「な、なにこの枕!? なんかふにょっと!」かがみ「あぁ、買ったの。新しく」こなた「いくらした!?」かがみ「一万ちょい…」こなた「このブルジョアめ! でてけ!」かがみ「でてけって… ここはあたしの家よ」
こなた「しかしなんとゆーか、このまったりとモチモチした感触が…」かがみ「いいでしょ。よく眠れるのよ」こなた「フランス製だね!」かがみ「えっと… デンマークかな…」二人「 」こなた「ホントだ!」かがみ「わかるのか?」
こなた「よし! どのくらいぐっすり眠れるのか試してあげよう!」二人「…」かがみ「あ、枕の上下が逆…」こなた「ぐーー…」
みゆき「今日、身体測定ですね」こなた「おー、かがみの恐れる体重測定だよ」かがみ「あたしは別に問題ないわ」ぐううぅ~~…こなた「まぁ、今日朝ごはん抜きは基本だよねー。ねえ?」かがみ「…」
つかさ「ゆきちゃーん、ここわからないんだけど…」みゆき「ここはですね、こう…」つかさ「ふんふん」みゆき「わかりましたか?」つかさ「え、えっとぉ、ワンアゲイン」みゆき「その場合はワンスアゲインです。最後にプリーズをつけるとなおいいです」
外人「thank you」 こなた「すごいねみゆきさん。イタコみたいだよ」 こなた「え、駅はどっちとか言ってたの? 『ステーション』だけわかった」 みゆき「あ、そうですよ。やっぱりわかるんですね」 こなた「ま、まあ私はどちらかというと実践向きだからね」 みゆき「あと、あの人はノース。カロライナから仕事の関係できてるらしくて日本は初めてだそうです。 それで今晩はおいしい寿司を食べに行くそうです」 こなた「そこまで!?」
つかさ「そこって話題のなんとかってジェットコースターのあるところだよね」 かがみ「あーあれか」 みゆき「そうですよ。それはそれは恐ろしいらしいですよ。(ガイドブックを手渡しながら)はい、これを」 つかさ「泣いちゃう人も多いらしいよ。私は大丈夫かな」 みゆき「恐ろしいですね」 かがみ「へぇ…」 こなた「ほら、かがみもワクワクしてきましたよー」 かがみ「うっ!」 こなた「あぁ見える見える。かがみってば子供みたいに走り回っちゃってそんなに走ったら あー、ほらこけた。泣かない泣かない」 かがみ「変なもの見るな」
前日 つかさ「お姉ちゃんおやすみ」 かがみ「うん、おやすみ」 (ガイドブック黙読中…) Now loading... かがみ「あ! これは絶対乗ろう! 50分待ちでも乗るぞー、一時間だとどうするかなあ」
そして当日 チャッチャラッチャー チャラッチャー チャーチャチャー こなた「はい!? え!? かがみは行けない!? なんで!? …熱!?」 かがみ「グスン」
全員「ね、熱!?」 みゆき「じゃあ中止にしてお見舞いに行きましょう」 こなた「みゆきさんそこのところはダメだね」 みゆき「え?」 こなた「そんなことしたらかがみも気を使うでしょ? ここはかがみを放っといて十分楽しんでくるのが正解だよ」 みゆき「あ、それもそうですね…」 こなた「ほら行くよー!」 つかさ「おー!」
子機「かがみー、高良さんから電話よー」 かがみ「はい…」 みゆき「あ、かがみさん。大丈夫ですか? 熱は下がりましたか?」 かがみ「うん…だいぶ…」 みゆき「だめですよ、うかれちゃって裸で寝たりするから… め!」 かがみ「ちょっとまて。 なんだそれは? こなたか? こなたが言ったのか? め!じゃねぇ!」
みゆき「今電話代わりますからちょっと待ってください」 かがみ「あ――」 「あははは! 面白かったー!」 「でんわが」 「あ! あれ何かな! あれ!」 「どれどれ? おーすごい! 見た!? 今の見た!?」 「かがみさんのー」 「あれは死んじゃうよー。死んじゃうって」 「次はあれにしよう! ゴーゴー!」 「でんわ」 「あはははあははははは」
こなた「でもさー人が凄くてまいったよねー」 みゆき「あ!そうです大変でヘトヘトですよー」 つかさ「そうそう特にあのジェットコースターで一時間くらい待ったよね」 こなた「あんだけ待ってあんな怖い思いさせられちゃ、不条理だよねぇ」 つかさ「そうそう、こなちゃんもうるさくて」 こなた「また前の子供が泣くしさー」 つかさ「あはははあれは困るよね」 こなた「いやほんと! よかったね来れなくて」 かがみ「…」 かがみ「キェーーーッ!」 こなた「おわっ!かがみが壊れた!」
つかさ「ゆきちゃんはコンタクトしないの?」 みゆき「いまのところ、そのような予定はありませんね」 つかさ「ふーん… でも、煮沸消毒とかしてみたくない?」 みゆき「い、いえ…」
つかさ「私、目がいいから悪いのってちょっとうらやましいなー。2.0ー」 つかさ「なんでも見えるよーあの遠い看板も。ちゅ…ちゅ…」 つかさ「漢字は読めないけど見えてるんだよ」
こなた「うわー、ついちゃたー」 かがみ「なにしてんのよ!ペンキ塗り立てって言ったでしょ!? 塗りたてのトコ触るとそうなるのよ! わかるでしょ!? ね!? わかってるんでしょ!?」 こなた「うん」 かがみ「なんで触ったーー!?」 こなた「?」 かがみ「不思議そうな顔するな!」
こなた「あーー」 かがみ「なっ… こらーーーーー!」 こなた「わっ」 かがみ「どこで拭いてんのよ! 窓で拭かないでよ! ペンキが付いちゃったじゃない!」 こなた「こらーっなんて言われたのすっごい久しぶりー。かがみって意外とおばちゃん?」
みさお「あやのがあんなに頭よかったとは…」 かがみ「みゆき何点だった?」 みゆき「100点でした」 かがみ「そりゃ勝てないなー。私は92点だよ」 みさお「…」 みさお(もしかして、これすごく悪い?)
こなた「つかさーーどうだったー?」 つかさ「だめだったよ~」 こなた「見せっこしよー」 つかさ「いいよー。せーの、」 こなた「あららー負けちゃった! 私43てんー」 つかさ「あははー55てんー」 みさお「わーい! バカたちー!」 こなた「バカってゆーな!」
こなた「バカバカ言ってるけどみさきちは何点なのさ」 みさお「41てん」 こなた「私より悪いじゃん。私は43点だから」 みさお「わー!まけちまったー! ちくしょー!」 こなた「負けてるのに嬉しそうだね」
つかさ「なんか断りづらくて… 結構あると思うけどなぁ~…」 かがみ「そういうのは、無視すればいいのよ」 くじら3「よろしくお願いしまぁーす」 かがみ「だから貰うなって…」 つかさ「なんか、丁寧な人だったからつい…」 かがみ「いくつ貰う気なのよ」 くじら4「募金ありがとうございまーす」 かがみ「しかもあげてるし!」
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