こなたは「ギャルゲー」と叫びながら飛び込んだ。プールはありとあらゆるギャルゲーで満たされた。かがみは「こなたこなたこなた」と叫びながら飛び込んだ。プールに大量のこなたグッズが現れた。つかさは「バルサミコ酢~♪」と叫びながら飛び込んだ。もちろんプールはバルサミコ酢でいっぱいだ。
みゆきは飛び込むときに自分の足につまずいてしまい、「あっ……くそっ」と叫びながら落ちていった。
あるところに、ほしいものを叫びながら飛び込むとそれでいっぱいになるプールがあった。
こなたは「身長~」と叫びながら飛び込んだ。プールは大量のシークレットブーツで満たされた。ゆたかは「健康な体が欲しいです」と叫びながら飛び込んだ。プールにはビリーが待ち構えていた。そうじろうは飛び込むときに自分の足につまずいてしまい、「かなたぁっ…アッー!」と叫びながら落ちていった。もちろんプールには薔薇神主が待っていた。
ひよりをみゆきと交代したらこなた「やあやあかがみん、そろそろオタクであることを認めたらどうかな~?」ひより「そうだよ~?ラノベ勧めるなんてこっち側の人間のすることだよ~?」かがみ「ふ、二人揃ってニヤニヤするな!わわ私はこなたにラノベの素晴らしさを…ゴニョゴニョ」ひより「潔くないな~?ニヤニヤ」つかさ「まるでこなちゃんとひよりちゃん姉妹みたいだね~」悪くない!
親譲りのギャルゲ好きで子供の頃から妙なことばかりしている。小学校にいる時分新作のギャルゲをプレイして一日で全キャラクリアした事がある。なぜそんなにはまったと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新作のギャルゲを手にしていたら、同級生の一人が冗談に、いくらヲタでも、それを一日でクリアすることは出来まい。変態やーい。と囃したからである。徹夜でクリアして部屋から出てきた時、おやじが大きな眼をしてそういうのはゆっくり堪能するものだと云ったから、この次はCGも一日でコンプリートしてみせますと答えた。 親父から18禁の漫画を買ってもらって卑猥な絵を晒して、友達に見せていたら、かがみがエロいことはエロいが現実感が無いと云った。そんな事があるか、凄いのを見せてみせると受け合った。そんなら自信あるのを見せてみろと注文したから、なんだこの通りだと百合物の濃厚なビデオをしかと見せ付けた。 幸相手が親友なのと、ヲタなのをわかっていたので、今だに交友関係は続いている。しかし嗜好は死ぬまで変わらぬ。駅を東に何メートルか行き尽くすと、その先にDVDと本の店があって、店内には色々並んでいる。ここは中々熱い店だ。気が向いた時分は学校帰りに寄ってめぼしい物を買ってきて、家で見る。 この店が高橋という社長の店で、この店に兄沢という若年の店長がいた。兄沢はキャラが強烈である。店長の癖にレジを乗り越えて、品を勧めにくる。ある日の夕方、冷やかしに寄って、兄沢をからかってやった。 その時兄沢は顔色を失って、一生懸命に勧めてきた。向うは熱血店長である。強引だが押しは強い。炎の灯った眼をこちらの方に向けてぐいぐい迫った拍子に、兄沢の足が滑って、中古DVDの駕籠に頭を突っ込んだ。 哀れになって見ていられぬから、無暗に手を引いたら、頭を突っ込んだDVDの駕籠が、ぐらぐら右左へ靡いた。しまいに苦しがって駕籠の中から、店員に助けを求めて叫んだ。 うるさかったから兄沢を駕籠へ押し付けておいて、勢いをかけて思い切り引っ張ってやった。私の腕力は見た目より多少強い。兄沢は中古DVDを撒き散らして、固い床へ後頭部から落ちて、ぐうと云った。 兄沢が落ちるときに、私の携帯のストラップがもげて、多少携帯が軽くなった。その晩社長が我が家に詫びに来たついでに新作DVDももらっておいた。
ひより「閃いたっス!舞台はある地方都市、主人公は界隈に住む少女達。彼女達を襲う惨劇とは…!?○なた『みんな…目、覚めた?』←主人公の一人っス。トラウマがあったりなかったり、苦難の過去持ちっス。か○み『ちょっと…これ…何?』←〃○なたの親友っス。秀才でみんなのまとめ役っス。つか○『あれ?何で縛られてるの?』←〃〃、か○みの妹でちょっとおとぼけさん。3人は今、郊外の廃屋にいるっス。か○みとつか○は、天井の梁から垂れる紐で両手を縛られている状態なんス。まるで拉致とか監禁みたいっスね。○なた『あたし…もう無理だよ…えへへへ』薬中の様な危ない視線、手には鉈!今話題のヤンデレっス!呟き口調がアブノーマル!か○み『ちょ、どういう事よ!?ほどきなさいよ!○なた!』荒々しい口調のか○み、体をくねらせもがいているんスね。○なた『言ったじゃん…もう無理って』つか○の前に立つと、何と!つか○『え!?何!?』いきなりつか○のパンツをずり下ろした!これは18禁かー!?○なた『つか○のここ…可愛いね♪』無毛のそこに指を這わせ、百合展開キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!?つか○『○なちゃん?や、やめて!怖いよ!そんな物当てないで!ね?』○なたは手に持つそれをつか○のшにあてがって、そしてなんと!つか○『ひぎゃーーーー!!』力強く押し上げた!つか○の腹から真っ赤な○が流れ、赤やオレンジの○○が溢れんばかりに外に飛び出した!つか○は虫の息っス!か○み『つか○!?ちょっと○なた!?何やってんのよ!?つか○!?つか○!?』半狂乱のか○み。○なたは鉈を一舐めすると○なた『これがつか○の味なんだ…美味しい…』体中に○を浴び、○なたは呟くっス。○なた『次は…か○みんの番だよ?あたしもすぐ逝くから…愛してるよ。か○みん♪』○なたは高らかに鉈を振り上げ…か○み『いやぁーーーー!!』ここで終わりっス。続きは次巻、全3部構成っス。昼間なんで色々配慮してみたっス!」こなた「な、名前…」かがみ「鉈も配慮しろ…」つかさ「扱い酷いよ…」ひより「言うの忘れてたっス。グロ注意!」
こなた「ねーねーかがみ、芸術の秋ってことで一句読んでみたんだけど」かがみ「珍しいこともあるわね。聞かせてちょうだい」こなた「おほん。 らき☆すたで どんなシリアス 作っても 思わず噴出す モブを再生」かがみ「いや、それ短歌だし。てゆーかもうちょっとマシなもん読みなさいよ」つかさ「何だか私もやる気が出てきちゃった。えーと…… バルサミコ酢 ああバルサミコ酢 バルサミコ酢」かがみ「おいおい」
~FIST OF THE LUCKY STAR~
こなた「ジュウザ…えーと…ヒューイ…聖帝十字陵で働かされてる子供…」かがみ「急に何言ってるんだ?」こなた「いや、皆を北斗の拳に例えたらどうなるかなーって」こなた「私は自由気ままだから雲のジュウザ。つかさはイメージ的に風のヒューイ。ゆーちゃんは小動物ちっくだから聖(省略)」かがみ「なるほどね、さしずめ私はジャギとか言いたいんでしょ」こなた「かがみ最近太ったからハー……」かがみ「人をブタ呼ばわりとはいい度胸じゃないか~」つかさ「おもしろいね、他の人はどうかなぁ?」こなた「ゆい姉さんは元気に動き回るイメージで、黒王かな?」ゆたか「岩崎さんはクールでカッコいいからレイかなあ?」つかさ「ゆきちゃんはほわほわって感じだし、何となくもふもふしてるからリンちゃんかな?」こなた「いやーみゆきさんは…何と言ってもマミヤでしょっ。このへんが」かがみ「アンタの発想はどうしてそう中年のおじさんみたいなんだ」
おまけ
ゆたか「きみはたっぽいたっぽいたっぽいたっぽい~♪」こなた「楽しそうに歌ってマスね?」ゆたか「うひゃう!」
ゆたか「邪魔するや~つは指先ひとつで~♪」
―5年後―
かがみ「あんた最近どんな生活送ってるの?」こなた「普段はフリーターとして労働に勤しんでいるよ」かがみ「まぁ当然ね。で休みの日は?」こなた「取り敢えずアニメ見てるよ~」かがみ「相変わらずね…で何見てるのよ?」こなた「最近はYATかな…NHKでやってたやつ」かがみ「また懐かしいものを…」こなた「あっ、あと保守もやってるよ!!」
ごめんなさい、お父さん…
みゆき「こんにちはつかささん」つかさ「あ、ゆきちゃんそのノートどうしたの?DEATH…NOTE…?バルサミコ酢?」みゆき「これはおまじないのノートです。好きな人の名前を書くとその人は長生きできるのですよ」つかさ「え、そのノートに好きな人の名前を書くとその人は長生きできるの?すご~い」みゆき「よかったらつかささんにも貸してさしあげますよ」つかさ「私に貸してくれるの?ありがとうゆきちゃん。お礼にまずゆきちゃんの名前を書いてあげるね」
みゆき「ば……止めろ!!」
みさお「ちびっ子じゃないんだし、みんなそんなに萌えるなってヴァ!」
こなた「はい、もしもし。…?…もしもし?」 「フヒヒヒ…、お嬢さん、今、どんなパンツはいてんの?フヒヒヒ」こなた「…お父さんでしょ?警察呼ぶよ!」ガチャ!そうじろう「こなた、呼んだか?」こなた「お父さん!変な電話やめてよね。もう…また電話だ…。はい」「フヒヒヒ…、こなちゃん、いきなり切るなんて酷いよ…フヒヒヒ」こなた「…」「フヒヒヒ…(ボイスチェンジャー成功♪)」こなた「お父さん、つかさんちに警察」
みさおのワンダータイム
「眠れぬ夜のみさお一人ショー、始まるヴぁ!」「あれあれここはどちらでしょう?」真っ白で何もナッシング。セーラー服着た私が一人立ってるだけ。ロンリースタンドな私。「ひいらぎー。あやのー。ちびっこー」一人で叫んでも虚しいだけだね。虚脱感?虚無感?胸が重くなるよ…この場所は空っぽだ。エンプティーだ。私の心のフエルタンクはエンプティーだ。
「ガソリン入れたげよっか?」もちろん自分自身に。ちょびっとのブレイブって名前の燃料。くぴくぴくぴくぴくぴくぴくぴくぴくぴくぴああ、いっぱいいっぱいだ。明日目が覚めたら希望がボーンするよモーニング。
そうじろう「こなた!大変だー!」こなた「な、いきなり何!」そうじろう「け、警察に、追われて・・・」こなた「ハァー、だから言ったのにぃ。で、強制わいせつ?それともストリーキング?」そうじろう「出来れば、強制わいせつで、ってちがぁーう!」こなた「ふむ、今日のお父さんはアクティブだな」そうじろう「ゆいちゃんが、警察に追われてるんだよ!」こなた「え゛っ!?ゆい姉さんが!」
ゆい「あははは。。。もうなんでもいいやぁ~。。。あははは。。。」こなた「ね、姉さん!」ゆい「おっす、こなたぁー!浮気の証拠見つけちゃった~。あはははは~。。。」こなた「まじすか!?」ゆい「まじだよ!ねえさんびっくりだ!」こなた「だからって辺り構わず銃を乱射とかまずいんでわ、うひゃぁっ!」ゆい「もう、どうにでもなっちゃえ~、えいっ!」パァ~ン
踊るゆい捜査線~完
某ネトゲにてkonakona:先生、優秀な人とそうじゃない人を見分ける方法って知ってますか?nanakon:しらんなぁ。なんかいい方法があるんか?konakona:前にネットで見たんですけど、『あなたの両親の子で、あなたの兄弟でも姉妹でもない人は誰ですか?』と聞けばいいそうですよ。nanakon:そうか。じゃあ泉、泉がそう聞かれたら何て答えるんや?konakona:そんなの簡単ですよ。泉こなたです。nanakon:なるほどな。ところでテスト勉強は進んでるか?konakona:……聞かないでください。
数日後、中間テストの世界史の問題に『あなたの両親の子で、あなたの兄弟でも姉妹でもない人の名前を書け』という問題が出た。こなたとかがみとみゆきは自分の名前を書いた。つかさはどうしても分からなかったので、こっそりこなたの答案を見た。『泉こなた』と書いてあったので、そのまま書き写した。
さらに数日後、テストが帰ってきた。ななこ「今回の出来はいまいちやったな。特に『あなたの両親の子で(略』の問題は正解が二人しか出んかった」直後に配られた模範解答には、『あなたの両親の子で~』の問題の答えは『泉こなた』となっていた。もちろんクレームが出たのは言うまでもない。
ヤバイ。こなたヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。こなたヤバイ。まず小さい。もう小さいなんてもんじゃない。超小さい。小さいとか言っても「中学生くらい?」とか、もう、そういうレベルじゃない。何しろ小学生の頃のスクール水着を平然と海に着てくる。スゲェ!なんか違和感とか無いの。童顔とか年齢設定とかを超越してる。見た目小学生だし超小さい。しかも成長してないらしい。ヤバイよ、成長障害だよ。だって普通は身長とか伸びるじゃん。だって自分だけが子供っぽい外見だと寂しいじゃん。恋人と歩いて児童買春と間違われるとか困るっしょ。遊園地で友達と二時間並んだのに、乗る直前で身長制限を理由に乗れないとか泣くっしょ。だからかがみ達は成長する。話のわかるヤツだ。けど、こなたはヤバイ。そんなの気にしない。成長してない。アルバムの写真とか比較してもよくわかんないくらい変わってない。ヤバすぎ。成長障害って言ったけど、もしかしたら遺伝かもしんない。でも遺伝って事にすると「じゃあ、そうじろうの遺伝子はどうなったの?」って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。あと超アニメ好き。マスコミ風に言うと秋葉系オタク。ヤバイ。痛すぎ。「Nice boat」とか言いながらアニメ見てる。怖い。それに超やる気無い。超ゆるゆる。それに超マイペース。キョーダインとか平気で出てくる。キョーダインて。団塊の世代でも知らねぇよ。なんつってもこなたは脳内補完が凄い。男性向けネタとか平気だし。うちらなんてかがみがツリ目だからツンデレだと言ったりそうじゃないと議論するのに、こなたは全然平気。脳内補完でかがみをツンデレとして扱ってる。凄い。ヤバイ。とにかく貴様ら、こなたのヤバさをもっと知るべきだと思います。そんなヤバイこなたの友達をやってるつかさとか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。
みゆき「あの……私も泉さんの…………いえ、なんでもありません」
ゆい「はぁぁぁぁぁぁ」こなた「ど、どったの?ゆい姉さん。溜め息なんてついて」ゆい「あぁ?ああ…、こなた…」こなた「…何か、あったの?」ゆい「…まぁ…ね」こなた「…」ゆい「最近の子ってね?ドラマ観て入ってくんのよ…。よくあるじゃない 『事件は会議室で(ry』っていうう。あーゆうのに憧れてさ…」こなた「う、うん」ゆい「で、ドラマと現実のギャップを間のあたりにするわけよ。 正義の味方かと思って働いてみたら、実際は…ねぇ?」こなた「…(むわっ!?酒くさ!)」ゆい「今日も一人、辞めちゃってさ、明日も休み返上よ!ひっく、おやじ!もう一杯!」こなた「ア、アイアイサー!」 ゆい「正義の味方はTVの中にしかいまへん!ひっく…うぃ~」
怪獣といえば…こなた「やっぱビオランテはカッコイイね~」つかさ「えー?気持ち悪いよ~」こなた「あんですと!?」かがみ「女の子の視点としては…ねぇ」みゆき「こなたさんはご存知かも知れませんが、ビオランテの口の膜にはコンドームが使われているそうですね」つかさ「コ…///」かがみ「…///」こなた「…」みゆき「?…はっ!…///」
Tの告白誰もいない…それじゃ、私の秘密、少し教えちゃうね。そだ、ここから先は、黒とかグロが含まれるから、苦手な人は注意してね。私、実は凄いんです。いつもは呆けてるだのドジだの、散々な言われ様だけど、あれは只のポーズ。毎日リボンから指令受け取ってるから、だからそう見えちゃうの。出来る女って辛いよね♪そんなわけで、今日も早速やってきたよ。家の軒下にいた仔猫がいたんだけど、この子達を鋏でチョッキンチョッキンしちゃうの。耳をチョッキン♪尻尾をチョッキン♪足もお腹もチョッキンチョッキン♪まるでバラバラ殺人みたい。鼻はね真ん中の部分を切るんだよ。目玉もざっくり♪お腹から出てきた腸を木の枝に結ぶと、鳥の餌の出来上がり。私って優しいな♪あとね、頭は大事に取っておくの。お守り代わりかな? 仔猫はまだ沢山、今度はどんな指令だろう。楽しみだな~♪ あ、そろそろ寝ないと。おや酢み~♪
ひなた「ひかげちゃん、ご飯よ~」ひかげ「うん。…え、焼き肉!?ど、どうしたの!?」ひなた「要らない物を売ってね、お金を作ったの。だからね…」ひかげ「お姉ちゃん…ありがとー!いただきます!」後☆日ひかげ「あれ?あれ?どこにしまったんだろ」ひなた「どうしたの?ひかげちゃん」ひかげ「あ、お姉ちゃん。明日学校でプールあるんだけど、水着が見当たらなくて。お姉ちゃん知らない?」ひなた「…」ひかげ「お姉ちゃん?」ひなた「ごめんなさい、ひかげちゃん。あなたの水着、この前オークションに出しちゃって…」ひかげ「!?…ま、まさか、この前の焼き肉…」 ひなた「ごめんなさい…」同☆日ななこ「うっしゃー!ほんまもんの女子小学生水着や!どんな子が着てたんやろ。この質感たまらんな…ん~、最高や」
こなた「ゴスロリ斬首事件、あったじゃん?」かがみ「ああ、あったわね、そんなの」こなた「アニメやゲームの影響って…遂に自白したらしいね」かがみ「あちゃー、やっちゃったわね」こなた「また自称識者やらマスゴミやらが語っちゃうんでしょうかね。 こんな物があるから!とか、オタクはこれだから!とか。で、お約束の『心の闇』やれやれですよ」かがみ「…(もし私が事件起こしたら…動機はこなたが可愛いから、ね///)」こなた「どったの?かがみ」かがみ「な、何でもない何でもない(こなた今日も可愛いー!)」
「なぁ柊」みさおは何気なく柊の前の席の椅子を引きながら声をかけた。「ポッキー欲しい?」「くれんのか」「冗談」「…」暫く互いに無言となる。「なぁ、なんのためにそこに来たんだ」「…いやぁ、ポッキーくれたら思い出すかもしれない」「帰れよっ」
つかさ「ねえゆきちゃん。さっきこなちゃんが言ってたFPS症候群ってなぁに?」みゆき「FPS症候群ですか? えーっと……FPSと呼ばれる種類のゲームに没頭してしまい、現実とゲームの世界とを混同してしまう病気ですね。FPS症候群に罹ると、やっていたゲームにもよりますが、一般に、会話の内容が定型的になる。周囲の物音に敏感になり、常に警戒しながら移動する。ゲーム内でできる行動を現実世界で行おうとする。ゲーム内で登場する武器、特にバールやナイフなどに執着する。等の症状が出ます」つかさ「なるほどぉ。ところでゆきちゃん、右手に持っているものは何?」みゆき「あっ、これですか? これはバールといって、とっても便利なんですよ。木箱や格子を壊したり、敵を倒したりとなんにでも使えるんですよ」
つかさは黒く光る棒状のものを両手で握ったまま固まっている。「ほら、もっとリラックスして」妹の緊張に気づいたかがみが声をかける。「うん、わかった」つかさは勇気を出して唾液で濡れそぼるそれの先端を咥え、そして……ぺぽ~ひゃら~「全然だめね」つかさのあまりに拙い演奏に呆れたかがみは大きくため息をついた。「うぅ~。明日発表なのにどうしよう」リコーダーを握り締めたまま、つかさは天井を仰いだ。「とにかく練習あるのみよ。付き合ってあげるからさ」
こな「10月・・・来たよ、今年もついに来たんだよかがみん!」かが「なにがだよっ!10月がどうかしたのか!」こな「10月31日がなんの日か知らないとはいわせないよかがみん」かが「あぁハロウィンね、それで?」こな「んもぅ~にぶいなぁかがみん、ハロウィンといったら?」かが「トリックオアトリート!って言ってお菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞーってやつでしょ?」こな「違うよぉ、仮装だよ仮装!いうなれば一年間の内で唯一世間一般にコスプレが認められる日!!」かが「・・・まぁたアンタは変な考え方しおって」こな「もうこりゃとびっきりすごいコスプレするしかないよね」かが「いや、別にしなくても」こな「あーはいはい、そうでしたそうでした、かがみさんに似合うコスプレは巫女さん姿しかなかったんでしたねーいいですよオタクのあたしは一人さみしくコスプレしますよ・・・」 かが「ぐっ・・・こいつ! わっわかったわよ!すればいいんでしょすればっ!」こな「決まりっ!じゃあ31日はコスプレしてディ○ニーラ○ドに行こうねっ!」かが「ちょっと待てー!コスプレして人ごみの中にでかけるのかよっ!」こな「あたりまえじゃん、せっかくコスプレしても見てもらわなきゃ意味ないでしょーあたしは着るよりも見られる方がコスプレって思ってるし」かが「・・・ま、まぁアキバに行くよりはマシか・・・」
こなた「大変そうなひよりんに歌を送るよ」ひよりん「…歌ッスか?」こなた「コロネぐるぐるチョコレート!!どうも泉こなたです。さあ、それでは聞いていただきましょう。ひよりん応援歌」こなた「ひよりんりんりんりん!ひよりんりんりんりん!ひよりん!ひよりん!ひよりんりん!ひよりんかわいいよひよりん キラキラ眼鏡もひよりん頭の中は腐女子ー外見は女子高生でもー本当はぬこをかぶったひよりん~ひよりんひよりん かわいいさネタが出なくて困ってるひよりんひよりんかわいいね 自分の魅力に気付いてよーひよりんりんりんりん!ひよりんりんりんりん!ひよりん!ひよりん!ひよりんりん!ひよりんかわいいよひよりん左手命さひよりんひよりん~百合が好きだよひよりん 薔薇はもっと好きだよね二次元もいいけどーやっぱりひよりんさーひよりんひよりんりんりんりんかわいいさ妄想しててもひよりんひよりんりんりんりんきゃわゆぃよ長い髪がキュートですひよりんーひよりんーひよりん」こなた「どうだい?やる気は出たかい?(≡ω≡.)」ひよりん「やめて下さい」ゆたか「みなみん!!みなみん!!」みなみ「ゆたゆたゆたかん」
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