始末部隊第五話…こなた、おしゃれをする
昔、一人の少女がいた。それは幸せそうな顔をして何事も望まず、ただただこの生活が維持できればそれで幸せと思っていた。それが永遠に続けばそれでいい。少女は欲が無かった。そのある日のことである、彼女は、幼稚園で送り迎えして貰っていた。突然ある日のことである。誰も迎えにこない、(何でだろう?)少女はそう思った。流石に幼稚園の先生たちもその少女をそこにずっと置いておくことは出来ず、特別に幼稚園バスに乗せて彼女の家の前まで送ってもらった。少女はバスを見送って、そしてやっと手が届くようになった。玄関の扉のノブに触れて家に入った。誰かいる事は間違いないのに何で誰も迎えに来ないんだろう…少女の最初の疑問だった。「ただいま、お父さん!!お母さん!!」しかし、返事はない。少女の父親と母親がいつもいるリビングの扉を開いた。「ただいま」少女は大声でそう叫んだ。しかし、そのリビングへの扉は日常と非日常の境目だったのだ。「うっうわあああああああああ!!」一人のホームレスが必死に逃げている。「そこまでだ…」「待て!!仮にも国家の犬の名を語るものが人を殺していいのか?」「ふんっ…今日は無性にイライラしているんだ。」そう言ってホームレスに向けて銃を放った。
「お~ちゃんと冬服を着てきたわね」「いや~天然じゃあるまいし」そう言って、こなた達は学園へと向かった。「そう言えばさあ、銃刀法のあるこの日本でさ、銃殺の事件が起きたそうよ」「まあ、そういう犯罪者ってだいたい人を殺す人って、人を殺す事で三つの快楽を得るもんなんだよ」「三つの快楽?」「一つ目は、まず人を殺すときに誰にも見られないかというドキドキ感」「わかったわかったもう皆まで言うな」かがみは、一つ目を聞いた時点で、聞く気がなくなった。そう言って学園の中に入った。
「珍しいね、大泉が学園に来ているなんて」「みさおさんは?」「陸上部は、風邪で休んでいるよ、馬鹿は風邪をひかないというけどあれは、嘘だったのかな?」「あなた、酷いですね」「それで、今日は、誰を?」「詳しくはいつもの場所で説明します」「まあ…仕事の話はここでするものじゃないけどね。」「…」始末部隊のメンバーが全員集まった。ひよりと大泉である。どうやらゆたかも体の調子が悪いようだ。「大泉、今回の依頼の内容は?」大泉は、包みを開けた。そこには、5万円である。しかも、かき集められた感じで、小銭やしわくちゃな1千円札がほとんど、
「依頼主はホームレスあたりだろうな…どんな依頼だよ」「え~と…始末部隊のみなさん、我々はホームレスです。」こなたはやっぱりかと思った。「私たちの友人の一人が何者かに殺されてしまいました。一緒に付いている新聞の最初の記事に書かれている事件です。」「ふう…何でホームレスを殺して何になるというんだよ何も得にならないじゃん」「ただの殺人趣味の人間見たいッスね」「だよね、大泉…標的のことを調べたか?」「まだです、まだ調べているというところです。」こなたは5万円の金を見る。「この金はまだ受け取ることはできないね。」こなたは、正直いやな予感がした。だからすぐに受け取ることができなかった。
次の日「やふーかがみ!!」「お~す、こなたいらっしゃい!!」
こなたはかがみとつかさ以外の柊家の人たちに見られないように家の中に入った実際に顔を見られたのはみきだけだったがまだ何となく信用が出来ないからである。つかさは、クッキーを持ってくる。「♪つかさのお菓子~♪」「…私も手伝っているわよ?」言うなよ。なんかまずいものが混じっていそうな感じになったじゃん。「何を考えているかは知らないけどなんか失礼なことを考えているわね」「いやいやいや…それはないよそれは」私は、読まれた事実を必死に否定をする。「そういえば、こなた、これから買い物に行くことなんだけど」「…」えっ…それってなんだったけ、しばらく間が開くあっ…そういえば今日は服とかを買いに行くんだっけ…まったく人間何着かさえ服があれば生きていけるというのにどうして女という生き物はそういうものに必死にとらわれるかねえ…
「あっ…うん、覚えているよ…」「その反応の遅さからして絶対に忘れていたでしょう?」そうして、クッキーを食べた後に中心街に向かい色々と買い物をしていた。その途中なんか会話が聞こえた。
「おいっ!!教えてくれ!!」あの顔どこかで見たことがある。…どこだっただろう?…よくよく考える。絶対どこかで見たことがある。「始末部隊を何としてでも私は捕まえたいんだ。教えてくれ!!」その台詞で思い出した。間違いない警視庁長官だ…しばらくは、依頼主の顔を見て気をつけないとならないな。「そんでホームレスを脅して俺を殺すように仕組んでもらう、そうすれば全てがうまくいくはずだ…」
「こなた…何をしているのよ…次はあっちに行くわよ!!」「あっ!!ごめんすっかりボーっとしていた」「この買物はね…半分あんたのためにあるんだからしっかりと気に入った服があったらいいなさいよ、まあ…決められなかったら私達が強制的に買わせるけどね」おい…どうしても私に新しい服を着させる気かよ!!
その時、常に持っている。無線が鳴る。「あっ…ちょっとごめん、お花つみに行くよ」「あっ…どうぞその間にあんたに似合いそうな服探しているわよ。」
そしてある程度距離をとったところで「どうした?大泉?」「標的が確定しました」無線の向こうから紙の音が聞こえる。
「ちょっと私もお花を摘みたくなったから…ちょっとトイレに行ってくるね」「抜け駆けをしたら許さないからね、お姉ちゃん」「そっそんなつもりはないわよ!!」本当にそんなつもりじゃなかったけどそんな事を言われたら抜け掛けをしようかな?「うっ…相手が悪すぎだろう…何だよ警視庁長官って」「仕方ありませんよ、どんな理不尽でも戦わなきゃありません、一応来てくださいね仮にも隊長なんですから」「わかっているよ…じゃあ…そろそろこちらは切るよ」私は、無線の電源を切り、無線をいつも隠しているところに入れている。「…こなたあ!!」その時、後ろから両肩の上にかがみの両手が乗りそのまま倒れた。「びっびっくりした…何だよ急に!!」「ごっ…ごめん」かがみは謝る。「ところでさっき携帯で何か話をしていたみたいなんだけど、いったい誰?大泉って?一体誰?」「んっ?私の恋人」「あんた、それは本気で言っている?」何かヤンデレ系の顔になったような気がするんだけど。気のせいということにしようかな?「じょ冗談だよ」私は無理矢理笑顔を作っていった。「そっ…そうよね…こなたに彼氏が出来たら私たちに教えてくれるよね?」「そうだよ私達友人じゃん教えるに決まっているよ。」かがみはツンデレじゃなくてヤンデレだったか初めて知ったよ。あんまり怒らせないようにしておこう。そして、私たちはつかさの元に戻った。
…何かこの日かがみの視線が痛かったような気がする。「ねえ…つかさ…その服は一体?」「んっ?こなちゃんがこれから着る服だよ?」…いや待ってくれ、そこにある服の山全部を私に着させるというわけ?それはやめてよ、その中にどう考えても普段着ないような服も混じっているし…これメイド服じゃん!!何を考えてこの服を選んでいるのさ。「こなちゃあああああん…この服着てえええ、はぁはぁ」何故に荒い息を出しているんだ!!誰か助けてくれえええ!!
さてと…時と場所は変わって夜。「…悪いけど…これは引き受けないよ、いくら何でも警視庁長官は相手が悪すぎる」失敗時のデメリットが大きすぎるのだ。誰かに見られる、暗殺を失敗する。いつも、こういうへまをする可能性はゼロじゃない。
いつもの犯罪者などではないのだ、犯罪者なら訴える事は出来ない。自分が指名手配だからである。ただ…警察、そこから警察の牢獄に入れば私たちから逃げられるそれだけある。しかし…警視庁長官となれば話は別である。失敗したのならそこで即逮捕されてしまう…リスクがでかいのである。大泉や陸上部もそれには頷くだろう。そしてその仕事には降りる。これは臆病ではない、むしろ普通であろう。たった一人の人間を殺すのにそこまでのリスクを背負いたくないという事である。後々の人生を大きく変えてしまうというリスクを。
「というわけでこの仕事は…破棄という事でいいですね?」「構わないよ、大泉」「ちょっ…ちょっと待ってくださいッス!!」何という悪いタイミングだ…このタイミングで同人作家が来るとは
同人作家は、間違いなくこの中では一番熱い人間である。それゆえにこの依頼の危険さを理解仕切っていない。
「…やめておいた方がいいよ…始末部隊が解散しざる負えない状況に陥ったらどうするの?」「ならば、今の状況を指でくわえて待てと言うんッスか?間違いなくどんどん無差別殺人が起きますよ?これを見てください!!」それは本日の朝刊である。それも連続無差別殺人事件の記事である。殺し方として同一人物である。警視庁長官である。全く…日本終わったな、私はそう思い溜息をつく。「…じゃあ、隊長達が行く気が無いのならば私だけでも行くっス!!」同人作家は、Gペンを取り出した。そのまま、テーブルに置かれていたお金を全て回収してその場を去ろうとしている。「待て!!」しかし、同人作家は私の止めの言葉を聞かない。
ひよりは、走りだした。(しまったッス…警視庁長官の住んでいる場所聞いていなかったス…これ今度の同人ネタはこれで決まりッスね)とりあえず携帯を取り出し。小早川ゆい姉さんに電話をかけた。
「警視庁長官の自宅?ちょっと待って?」電話からページをめくる音が聞こえるどうやら資料室かそう言う場所にいたんだろう。「わかったよ~××の○○という場所だよ~ただこれ5年前の奴だから信頼出来るものとは言い難いけどね。とはいえ今の情報を調べるとスパイ活動が発覚する可能性があるからこれ以上調べる事は無理だと思うよだからここが限界だから後は頑張ってねぇ」「全く…勝手に行動をして…」「どうするんだ?ちびっ子?何とかしないとならないぜ?」
こういう熱い人間がいるから始末部隊は不安定なのである。ふう…解散したらごめんなさい…日本政府のみなさん、さっき日本政府終わったなと思った人間の考える事ではないね。「仕方ない…ひよりを止めるか…標的をやるかのどっちかだね…」「…少なくとも同人作家とゆーちゃんは止めにくい人間と言う事はみんな知っているから…」ちなみにゆーちゃんは病欠である。その点では助かったなと思っているけどね。「さてと…最初に電話をかけるだろうね…どうせ住んでいる場所を知らないから」大泉には電話をかけないだろうというかここにかけるに決まっている。「…ゆい姉さんだよね…間違いなく、先に電話が出来ればいんだけど」先に電話をすることさえできれば、ひよりを適当な場所へ誘導する事が出来る。そう考えてこなたは、ゆいに電話をかけた。「そんな事だろうと思って正確な場所は書いていないよ」ゆい姉さんの言い方からしてもうひよりからそういう電話が着ていたようだ。まあ…私やゆーちゃんや大泉以外から電話がかかる事って滅多にないんだけどね。
「とりあえず…私の責任と言う事で私からお金を出すよ…任務内容は始末じゃなくなるかもしれないけど」私は、財布の中身全ての5万円を取り出して、テーブルの上に置く。陸上部と大泉は、25000円ずつ受け取る。「全員捕まる覚悟で行くんだってヴぁ」「25000円は少ないですけど…隊長命令なら仕方ありませんね」そういうわけでゆい姉さんがひよりに行った場所に向かった。そうして、こなた達は、ひよりの元に辿り着いた。「やっぱり隊長達の仕業でしたか」ひよりはこなたをにらむ。「だいじょぶ、だいじょぶ、もう邪魔するわけじゃないから」「…信用して良さそうっスね。」ひよりは私の顔をしっかりと見て、答えた。それなりに人の心の底が見える。なのでこなたに裏はないと判断したので信用する事にしたのだ。「それで、警視庁長官はどこにいると言うんッスか?」「あそこだよ…」
「長官あろうものがこんな事をして」「いいんだよ、始末部隊を呼び寄せるためにはこういう事なんて当たり前だ」六人位の部下を連れて部下を連れている。「…さてと…そろそろ、こちらに来ないと日本政府からも抹殺の指示が降りるぞ」「…というかそうじゃないとやってこないと思いますけどね。結構慎重派が多いと聞きますから」「それもそうだな…日本のイメージがある程度落ちないと日本政府はこの状況をただ黙ってみているのみ…しかし日本の評判が落ち始めると」「流石に日本には色々と困ったことが待っているだろう…そこを私達が狩るというわけだそこを大量の警官でつく、流石の始末部隊も大量の警官の前ではなす術があるまいさてと…今回はそろそろ解散しようとするか」
その言葉とともに部下の警官達は解散モードになった。「今日、給料日だから俺奢るよ」「やりぃ!!」長官以外の人はとある帰りに居酒屋に寄ることにした。
「…予約とかしていないけど6人分空いてる?」「おkです。6名様入ります」入口のすぐ近くにいた女店員は、奥の方に大声で叫んだ。「了解です!!」結構穴場のようだ、客はその警官以外にいないようだ。多分、最近出来た店なのかそれともかなり不味くて、客が寄り付かない店なんだろう。まあ…今頃店から出るのはかなり失礼極まりないだろう。そこそこ何かを食べてあんまりひどい味だったら、次の店に変わろうと考えた。
適当な席に座り、6人のうち二人がトイレへと向かった。残りの四人は適当に何かを注文をする。まあ…注文すると言えば、当たり外れのない枝豆や酒が妥当な線だろう。
「まあ…あの長官についていけば…俺達は出世コースまっしぐらだな」「まあ、その為に選ばれた6人だからね」「始末部隊も時間の問題だな」
警察官たちは、ビールを取り出し乾杯する。「…しかし…トイレに向かった奴ら二人とも」「大の方だろう」「言うなよ、店でするような会話じゃねえな…」「はっはっは…」警官は苦笑いをした。「しかし…この店の存在をよく知っていたな」「いや…俺もこの店は初めて知ったよ」「おいっ…なんていい加減な人間なんだよ」二人の警官は手を洗っていた。「仕方ないでしょう、何故か目に止まったのですから」「…こんにちは」最初に出会った女店員がそこに立っていた。「あっ…あの男性トイレなんですけど」「わかっているよ、残念だけどあなた達の計画はここでおじゃんだよ」この時、ここにいた警官は理解した。それと同時に拳銃を抜く「貴様!!始末部隊だな!!」「気付くのが少し遅かったかな?もう遅いよ!!」こなたははっきりと光の無き瞳をはっきりと見せる。一人の方の人間に持っている。注射器を刺した。「あがっ…」そのまま一人の方は倒れた。「きっ…貴様…いったい何を」「即効性の毒薬だよ、私達を捕まえに来たのならそれなりの覚悟をしておくべきだよね?」「くっ!!」警官は一歩後ろに下がり、トイレから抜け出そうとする。「無駄だよ。オートロックタイプだから」「なっ!!」警官はその扉を見た、カードキーを挿入するタイプである。「…敵が前にいるというのに…後ろを見ない…」こなたは、その警官の骨をゴキリと折った。警官が地上に落ちたことを確認して、カードキーを取り出しトイレから出て行った。
「何だよ…酒に弱いのか?」まだ一杯も飲んでいない部下の二人に残りの二人は声をかける。「…実は車で来ていたので」「あぁなるほど…そう言えば生活に苦労しているとかなんとか言っていたな」その時、ビールを飲んだ、二人の刑事が倒れた。「!?なっ…確かこの二人は酒に強かったはず…」そこに茶髪の少女が現れる。「お客さん…すいません」「どういう事だ!?説明してくれ」「どうやら、その二方が飲んでいたビールのグラスには毒が塗っていたようですぜ」その言葉と共に無気味な笑いをみさおはする。二人の警官はビビりその場を逃げ出した。「行ってらっしゃい…地獄へ」みさおは、その二人にそう言って見送った。そこにトイレからこなたが姿を現す。
店と出ると同時に一人、首に糸がかかる。「!?」引っ掛かった警官は、驚くがその次の瞬間。みさおの兄は、糸を引っ張る。警官は吊るしあげられた。「がっはっ!!」「ひっひぃぃぃぃぃぃぃ!!」残りの一人は、みさおの兄がいない方向へ走りだした。がそちらにも。「50%で助かる見込みはあったんだけどな…運無しですね、あなた」実際は人間の心理上、50%もないが大泉はその一言と同時に一撃で残りの一人の警官を斬った。
長官は、帰り道を歩いていた。その時、マンホールが軽く動いたような気がした。「…気のせいか?」
そう言ったと同時に黒髪眼鏡がマンホールから姿を現す。「なっ!?」彼女は高く飛び上がりGペンを長官の首筋目掛けて下ろす。しかし…それは首筋には当たらなかった。「!?」拳銃によりそれが止められてしまったのである。「くっくっく…奇襲か…来るなら隊長が妥当と思ったんだけどな」「私がお願いしたんッス!!」「…なるほど、お前もそれなりに強そうだな」「始末部隊を舐めるんじゃないっスよ!!」長官はいきなり、そのまま銃を撃つ。しかし…それはGペンの金属部分で止められる。「それなりにやるようだな」その時、マンホールの蓋が長官の頭の裏に当たる。「ぐはっ!?」マンホールからは火薬の臭いがした。「なっ…」「そうっス、予めマンホールに先輩が用意してくれた即席ジェットをつけたんッス」ひよりは、長官の後ろに回り込んで、思いっきり彼の背中を蹴った。バランスを崩してしまい、そのままマンホールの穴に落ちてしまった。ひよりもその穴に飛び降りた。そして先に落ちた長官の上に降りた。「ぐっ…はっ!!」「…これで止めっス!!」
ひよりは思いっきり、Gペンを長官の首筋を刺した。「始末部隊が正義じゃないとは理解しているっス…」ひよりはマンホールの梯子の前で長官の方を向き捨て台詞を吐く。「あなた達が始末部隊を逮捕する気持ちもわからないことはないッスしかしっスよ…あなた達はその目的の為に関係ない命を奪って行ったんっすよ…私が何が言いたいかと言うと…あなた達の正義は間違っていたと言う事っス」そう言って、そのまま梯子を登り始めた。
「おっそーい!!何をしているの!?こなた!!」「ごめんごめん遅れた。」「普段ナイター延長とか文句している癖して何をしていたの!?」「…実は、今日来ている服を考えていたんだけどかがみの選んだ服がいいか、つかさが選んだ服がいいか考えていたんだよね」「おーっ…私が選んだ服を主に使っているじゃない。一応考えてきてくれたのねそれじゃあ、早速どこいくの?」「とりあえず、ゲマズに行ってその次にとらのみぞ、スイカブックス、そん次にほんだらけ」「多すぎだけどいいか…」かがみは、そう言ってゲマズの方角へと向かった。間違っても言えないよね…本当は、出かけるギリギリの時間帯までネトゲーをしようと思ったら中途半端な状況が続き過ぎて、結果こうなったなんて言えないよね…とりあえず…なんとか言い訳になるようにかがみの選んだ服に着替えたけど。
「お~い、こなた何をしているの?」「あ~待って、ちょっと靴の紐が緩んだからしめなおすよ」実は、昨日から眠っていないからこうなったのだ…全く何を考えているんだか…私。こりゃあ本当にいつか見た夢みたいなことが待っているよ。
続く
「用意はいい?○○○ちゃん」「いつでもいいよ、お姉ちゃん」
次回大泉、コミケに行く
SP2「こなた、誘拐される」
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