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―教室―
みさお「ヴぁにしんぐとるーぷわぁー」
あやの「それ欠伸?」
みさお「いやぁー、昨日夜遅くまで起きてちゃってさー、眠くてしょーがねーぜ。ふわぁー……んがっ!?」
あやの「どうしたの?」
みさお「口の中に……何か入って……ヴぁ」
あやの「大丈夫?」
みさお「ヴぁ……ヴぁヴぁヴぁ!?」
あやの「え? みさちゃん?」
みさお「ヴぁヴぁ? ヴぁヴぁヴぁ!?」
あやの「もー、みさちゃん? ふざけてるの?」
みさお「ヴぁヴぁっ! ヴぁヴぁヴぁ、ヴぁっ!」
あやの「みさちゃん、もうそれは終わり。普通に喋ってよー」
みさお「…………ヴぁ!」ピコーン
紙と鉛筆を用意するみさお。
あやの「何書いてるの?」
みさお「ヴぁヴぁ!?」
紙に書いてあるのは「ヴぁ」だった。
あやの「……もういいよ、一日中そうしてれば?」
みさお「ヴぁ……ヴぁぁぁぁぁ! ヴぁぁぁぁぁぁ!」←泣いてる
あやの「ちょっと……みさちゃん?」
ざわ……ざわ……
―かがみ参戦―
かがみ「ちょっと、何の騒ぎよ」
あやの「あ、柊ちゃん……」
みさお「ヴぁぁぁぁっ! ヴぁぁぁぁぁぁっ!」
かがみ「これ峰岸が泣かしたのか?」
あやの「多分……そうなるのかな? 私もよく分からなくて」
かがみ「よく分からんのか……おーい日下部ー、どうしたー?」
みさお「ヴぁ! ヴぁヴぁー!」
かがみ「日本語で喋れ」
みさお「ヴぁぁぁぁぁぁ!!」
あやの「……もしかして、みさちゃん普通に喋れないの?」
みさお「ヴぁ!」コクコク
かがみ「喋れないって……ホントか? じゃあ何か紙に書いて、」
あやの「これ見て」ピラッ
かがみ「なにこれ?」
あやの「みさちゃんがさっき何か伝えようと書いた物よ」
かがみ「…………ふざけてる訳ではないわよね?」
みさお「ヴぁ」コクコク
かがみ「う~む……とりあえず、保健室に行く?」
あやの「そうね、ここで考えていてもしょうがないし」
みさお「ヴぁ!」
―保健室―
かがみ「失礼しまーす」
ふゆき「あら、どうしましたか?」
あやの「かくかくしかじか」
ふゆき「……それは不思議ですね」
みさお「!? ヴぁヴぁヴぁ」
ふゆき「ホントに何を言ってるのか分からないわね」
みさお「…………」
かがみ「いつからこうなったのよ?」
あやの「う~ん、みさちゃんが欠伸をしてからかなぁ?」
みさお「ヴぁ、ヴぁヴぁ、ヴぁヴぁ!」
かがみ「ごめん、何言ってるのかさっぱりだわ」
みさお「ヴぁ!」シュシュシュ
みさおはジェスチャーをしている。
みさお「ヴぁ~」
かがみ「えーと、欠伸?」
みさお「ヴぁぁー!」
あやの「口の中に何か入った?」
みさお「ヴぁ!? ヴぁ! ヴぁ!」
ふゆき「そしたらヴぁしか喋れなくなった?」
みさお「ヴぁヴぁ」コクコク
三人 「…………」
ふゆき「ちょっと口を開けてみて」
みさお「ヴぁー」
小型ライトで詮索するふゆき。
かがみ「どうですか?」
ふゆき「……特に異常はなさそうね」
あやの「……」
???「ヴぁーミリオン330ですね」ガラッ
かがみ「そ、その声は!?」
みゆき「お待たせしました。高翌良(笑)みゆきです」
みゆき「orz」
かがみ「おーい、どうしたー?」
みゆき「いえ、私の名前を変換したら(笑)が付いていたもので……」
かがみ「…………」
ふゆき「高翌良(笑)……ごめんなさい、たから…………みゆきちゃんで良いかしら?」
みゆき「それで構いませんよ」ルー
ふゆき「バーミリオン330って何ですか? 初めて聞く病名ですが……」
みゆき「“ヴぁ”ーミリオンです。発音は舌を、」
かがみ「みゆき、それはこの際どーでも良いわ」
みゆき「ですよねー☆」
あやの「私たちすっかり背景ね」
みさお「ヴぁっヴぁヴぁヴぁヴぁ!」
みゆき「ヴぁーミリオン330とは寄生虫の一種で、つまりはそういうことです」
かがみ「は? 説明になってないわよ」
みゆき「寄生虫が今までの行動を引き起こしているということです。説明しなくても分かってください」
かがみ「な……」
ふゆき「治療法等はあります?」
みゆき「その辺はご心配なく……」
みゆき「まずはそうですね……身体中をくすぐって寄生虫を外に出す方法なんてどうでしょう?」
みさお「ヴぁ!?」
かがみ「手っ取り早いしそれで良いだろ」
あやの「そうね♪ さぁみさちゃん……ってあれ?」
かがみ「あ! 逃げた……あいつ……」
あやの「しょうがないわね……みさちゃんは」
―みさお視点―
みさお「ヴぁヴぁヴぁヴぁ」
何を言っているかわからないため止めます^^
みさお「ヴぁ……」
―かがみと背景とAIR―
みゆき「!? なんですって!?」
かがみ「ど、どうしたのよ?」
みゆき「大変な電波を受信してしまいました……」
あやの「電波?」
かがみ「いったい何なのよそれは」
みゆき「オチが……この話のオチが思い付かないようです」
あやの「え……」
かがみ「嘘……でしょ? じゃあ日下部は? 日下部はどうなるのよ!!」
みゆき「残念ですが……永遠にあのままかと」
あやの「そんな……みさちゃん……」
かがみ「ふざけないでよ……なんとか出来ないの!?」
みゆき「大丈夫です。次の世界ではこんな事は起きないでしょうから……ヴぁーミリオン330が現れる確率は1/151と言われています。今回は運がなかっただけなのです」
かがみ「みゆき、あんた何言って――」
パアンッ!!
かがみ「あ……?」バタン
あやの「え……?」
みゆき「この世界は終わりです」
パアンッ!
あやの「っ――!」バタン
みゆき「次の世界……次のSSでは良いオチになることを願ってます……」
パアンッ! バタン
BAD END