ID:xl2vNs.0氏:出来るトコから

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(scene 1 こなたのクラス) こなた「ねえねえ、つかさ。それ何?最近良く持ってるけど」 つかさ「ああ、これ?スタバのボトル♪」 こなた「?」 かがみ「マイボトルってやつよ。持ち歩ける自分専用のマグカップみたいなもん」 こなた「マグカップ・・・って形じゃないよね?口の広い花瓶みたい・・・」 つかさ「うん、上で閉められるの。で飲むときはこういう風に・・・ほら、パカッ、って。     で、スタバに持って行って、これに入れてもらうと20円引きになるの♪」 みゆき「でも、つかささん、そんなにコーヒー飲まないですよね?」 つかさ「なんか可愛くって、つい買っちゃった♪で、毎日洗ってお茶とかジュースとか入れてきてるの♪」 かがみ「そーそー、結局スタバで使ったのって最初の1回だけw」 こなた「へー・・・そういえばみゆきさんも・・・」 みゆき「ええ♪私の場合は使ったペットボトル洗ってお茶を入れますね・・・こんな感じに♪」 かがみ「だから、カバー外すと緑茶のボトルにハーブティーとか焙じ茶とか入ってたりすんのかw」 みゆき「ボトルと中身を、って気にしたのは最初だけでしたね。今は普通に水のボトルに     緑茶入れたりしていますw」 こなた「それって、やっぱりエコってやつ?」 みゆき「最初はコンビニエンスストアとかに飲みたいお茶が無い、からでしたが、     その内持ち歩くのに慣れてきて・・・まあついでにエコ、って感じですね」 つかさ「ゆきちゃん、それすごくよくわかる~♪私も可愛くて持ってる感じ。     ホント、ついでにエコ、だよね♪」 かがみ「まあつかさにしては続いてる方ね、珍しくw」 つかさ「・・・そ、そんなに珍しいかな・・・?」 こなた「アタシには無理っぽいかな?コンビ二のジュース、おまけのフィギュア目的で買っちゃうww」 つかさ「お姉ちゃんもこなちゃんも一緒にやってみようよ!」 かがみ「また、あんたはすぐそうやって・・・でも出来る範囲ならあたしもやってみようかな?     ついでにエコってヤツ」 こなた「うーん・・・アタシの性格だと・・・」 みゆき「そんなに難しく考えないでやってみませんか?」 こなた「みゆきさんまで・・・うーん・・・」 (scene 2 下校途中) こなた「みんな、今日はどこでお茶する?」 みゆき「つかささんのボトルもありますしスターバックスに行きましょうか?」 つかさ「ゆきちゃん、いいよ気を遣わなくて・・・今日はコーヒーって感じじゃないし・・・」 かがみ「じゃあマックにする?」 こなた「賛成!アタシ漫画とDVD買って今月ピンチ・・・100円で色々あるし!」 みゆき「ええ、お任せします」 つかさ「実はちょうど三角チョコパイ食べたかったんだ♪」 かがみ「そのボトルって、ホント一回きりになりそうね、スタバで使うのってww」 つかさ「そ、そ、そんなことないよ、その内行くよ!」 (scene 3 マック店内・レジ) つかさ「・・・ケイタイクーポンの・・・飲み物はオレンジジュースのSお願いします、     で、ボトルあるんで・・・えーと・・・これに入れてください」 かがみ「ちょ、ちょっと、つかさ・・・」 こなた「スタバのボトルでしょ?大丈夫なの?」 つかさ「大丈夫ですよね?・・・じゃ、これで・・・ほら♪」 みゆき「つかささん・・・いつもこうしてるんですか?」 つかさ「ううん、最近だよ。最初は店員さんがね、私が持ってるの見つけて    ”それに入れますか?”って言ってくれたの!自分では考えもしなかった・・・」 こなた「へー、ずいぶん親切な店員さんだね」 つかさ「で、ああ大丈夫なんだ、って・・・。でね?これに入れてもらうと店員さんが     中身の量のわかんないみたい、カップの時より少し多く入れて貰えるの♪」 こなた「ちょ・・・」 かがみ「あのさ、つかさ・・・店員さんの目の前でそうゆーこと・・・」 つかさ「あ・・・すみません・・・普通でいいです・・・」 (scene 4 マック店内・席) かがみ「でも、つかさが店員さんとかと積極的にコミュニケーションとってる、って何か新鮮。いいことだ」 つかさ「そっかな・・・今日は皆いたから・・・一人だとやっぱまだ恥ずかしいし・・・」 こなた「今日初めてつかさのことカッコイイ!って思った!」 つかさ「えー?こなちゃんまで・・・」 みゆき「自然に出来るようになれれば、もっと素敵ですよ?」 つかさ「かっこいい、とか、素敵、って言われたこと無いから・・・へへ・・・ちょっと照れる・・・」 かがみ「よーし!あたしも買うか、マイボトル。つかさ、一緒にやろう!」 つかさ「ホント?お姉ちゃん、ありがとう!」 みゆき「そうですね・・・私も買いましょう。ペットボトルもマイボトルも変わりませんし」 かがみ「入れる中身気にしなくていいしね♪」 こなた「かがみとみゆきさんまで・・・じゃああたしも!明日皆でスタバ行こう!」 つかさ「すごーい!みんなありがとう!」 (scene 5 こなたクラス) つかさ「ゆきちゃん、今日は何入れてきたの?」 みゆき「私は、アイスティーに庭に植えてるミントを少し入れてみました」 こなた「へー、みゆきさんらしいね。”ザ・お金持ち”って感じ」 みゆき「そんな・・・泉さんは何を?」 こなた「アタシは前に買った500mlペットのジュース詰めて入れてきた」 つかさ「こなちゃん・・・それって・・・」 こなた「フィギュア、コンプしたからまだ一杯家にあるんだww     皆で買ったのにアタシだけ持ってないって変じゃん?」 かがみ「でも、こなた?それじゃ、あんまエコになってないよww」 みゆき「まあ泉さんらしいと言えばらしいですよね。かがみさんとつかささんは何を入れてきたんですか」 かがみ「え?ああ・・・あたし達は麦茶よ。冷蔵庫にあったやつ・・・」 こなた「ってことは、お弁当も今日はかがみが当番?」 かがみ「そうよ・・・どうせ、アタシはそうゆうの苦手よ」 こなた「つかさの時はミルクティーとかカプチーノとか凝ってるよね」 つかさ「おねえちゃん、大丈夫だよ?私、今日はすっきりしたの飲みたかったの」 かがみ「そうよ、それにあれだとお菓子食べたくなっちゃうから・・・     あ、嫌とかそういう意味じゃないわよ?つかさのミルクティー美味しいし・・・     たまには麦茶でもいっか、ってね?」 つかさ「えへへ、ありがとう♪私もお姉ちゃんの麦茶大好きだよ?」 こなた「あのさ・・・それって多分かがみが作ったんじゃ無いんじゃない・・・?」 つかさ「あ・・・作ってるのお母さんだった・・・ごめん・・・」 かがみ「・・・いいのよ、つかさ・・・」 (scene 6 下校途中・公園) かがみ「何か最近さ、財布に余裕あるのよね」 こなた「かがみん宝くじでも当たったの?」 かがみ「そーゆーコトじゃなくてさ、ほら学校来る前とかにコンビニとかで     飲み物買わなくなったじゃない?」 こなた「あたしも確かに・・・コンビ二に前ほど行かなくなったな。でもその分買う漫画の数増えたけどww     かがみんもその内に、そのお金がお菓子になり体に蓄積・・・」 かがみ「うるさいっ!」 つかさ「でも皆でマイボトルだから、天気がいい日は今日みたいに公園でお茶してるよね?」 みゆき「そうですね・・・外で飲むお茶も気持ち良いですね」 こなた「でもその内しなくなるよ、きっと」 かがみ「こなた~?少しでも一緒に続けようよ?外のお茶結構楽しいし、ね?」 こなた「いやいや、かがみん?ここは埼玉・・・」 かがみ「?」 こなた「日本で一番暑いってこと忘れてる?」 かがみ「あ・・・」 こなた「朝入れてきた冷た~いミルクティーが体温以上に温まり・・・」 つかさ「それはちょっと・・・」 こなた「それを、あの日差し、摂氏40度の中で飲むなんて耐えられる?ねえ耐えられるぅ~?」 かがみ「・・・想像したら気持ち悪くなってきた・・・」 みゆき「確かに夏はちょっと・・・」 つかさ「・・・私も無理かも・・・せっかく持ってきても温くなっちゃうと・・・ね」 こなた「つかさは大丈夫!もし温くなってもさ、マック行って氷だけ入れてもらえば良いじゃん?     ほら、前みたいに店員さんに頼んでww」 つかさ「えー!?何も買わないのに・・・出来ないよぉ・・・」 こなた「へーきへーき!ほらほら、カッコイイ女の子目指して♪」 かがみ「・・・それはカッコよくないだろ・・・」 みゆき「・・・単に図々しい、とも言いますね・・・」 おしまい

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