「かすかべラッキースターズ」ID:kMCJsDQ0氏

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※こなたは広島カープファンという設定 (校内掲示板「春日部草野球大会のお知らせ」) こな「あ、今年も草野球大会やるんだ」 かが「毎年恒例ね、結構規模大きい大会よね?」 つか「あたし初めて知った」 こな「毎年お弁当持ってお父さんと見に行くんだよ」 かが「へえ、あんたのことだから参加してるのかと思ったわ」 つか「でも、他が皆男の人じゃきついよ」 こな「うん・・・それに小学校以来試合してないし」 かが「そっか、少年野球までだもんね。中学校からは野球は男子しか部活ないし」 みゆ「ソフトボールはやらなかったんですか?」 かが「こなたは野球が好きなんだよね?変化球も硬球で覚えてるから」 こな「そのカーブもシュートも投げる機会無いけどね」 キーンコーンカーンコーン つか「あ、授業始まるよ」 かが「じゃ、あたしは戻るね」 こな「・・・」掲示板を見つめて みゆ「じゃあ、かがみさん、放課後に」 かが「・・・え?うん」こなたを見て かがみ組 みさ・あや・かが みさ「おーす、柊」 かが「・・・ああ、みさお」 あや「柊ちゃん、どうしたの?」 かが「うん、ちょっとね・・」 みさ「考え事なんてめずらしいじゃん。何かあったか?」 あや「よかったら相談乗るよ?」 かが「・・・みさお、野球できる?」 みさ「え?ソフトならやれるけど野球はガキの頃以来してねーな」 あや「あたしも子供のころは男子に混じって軟球でやってた」 かが「そうだよな、あたしも皆もそんな物よね」 みさ「どうした、いきなり?」 かが「実は・・・」 かが「というわけなのよ。」 あや「へー」 みさ「あのチビッ子か」 かが「あたしも色々考えたけどやっぱり無理よね」 あや「確かに野球は、ね」 みさ「・・・らしくねーじゃん」 かが「え?」 みさ「ハナから無理って決め付けんなよ!」 かが「だって・・・」 みさ「少なくともあたしとあやのは野球出来るぜ!」 あや「みさちゃん!?」 かが「だって子供の時しかやってないって・・・」 みさ「逆に考えれば皆経験者なんだってば!」 かが&あや「は??」 みさ「それにみんなで部活以外でスポーツするのもいいんじゃねーの?」 かが&あや「まあ・・・」 みさ「よし、じゃチビッ子に言ってくる」ダーッシュ! かが「おい、ちょっと」 こなた組 こな・つか・みゆ みさ「おーい、チビッ子」 こな「お、みさ吉」 かが「はあはあ・・・ちょっとみさお!」 あや「みさちゃん・・・」 みさ「チビッ子野球好きか?」 こな「え?うん広島カープの試合は欠かさずチェックしてるよ」 みさ「そーじゃねーよ!」 こな「は?」 みさ「野球するの好きか?」 こな「・・・うん、でも最近全然出来なくてね」 みさ「やらねえ?」 こな「へ?」 みさ「今度うちら野球チーム作るんだけどメンバー足りねーんだ」 あや「ちょっと、みさちゃん!」 かが「・・・」 こな「・・・ほんとに?」 みさ「特にピッチャー出来る奴探してる」 こな「うん!!やりたいやりたい!!」 みさ「じゃあ、決まり!次、高翌良」 みゆ「え?わ、私?」 みさ「うちの野球チームまだ人数揃ってないんだ。外野でいいから協力してくんねー?」 みゆ「私がですか?」 みさ「運動神経いいらしいじゃん?リレーもトップだし」 みゆ「ソフトボールしかやったことありませんよ?」 つか「いつやってたの?」 みゆ「小中学校と都合5年間です」 みさ「決まり!次、柊妹」 つか「え?わ、わ、わ、わ、私?」 みさ「柊もチビッ子も高翌良もやるからさ、協力してくれよ」 つか「え?お姉ちゃんも?」 こな「かがみも?」 みさ「そうだよ、な?柊」 かが「う、うん・・・でもつかさはだめよ!トロイし運動神経ないし!」 つか「・・・そんなことないよ!」 かが「え?」 つか「出来るよあたしだって!」 かが「ちょっと、つかさ・・・」 みさ「よし、じゃやろうぜ!」 かが「・・・えらく強引ね」 みさ「悩んでるより早かったろ?」 こな「でも、みさ吉が野球やってるって知らなかったよ♪」 みさ「へ?やってねーよ?」 こな「?じゃなんで野球チーム・・・」 みさ「柊がやりたがってたからな」 かが「ちょっと!」 こな「・・・かがみも野球したかったの?」 かが「・・・」 こな「かがみん?」 かが「・・・あんたがやりたそうだったからよ!」 こな「へ?」 かが「・・・草野球大会のポスターじーっと見てたでしょ?」 こな「かがみん・・・」 かが「あんたの投げるのも見たいけどチームが無きゃ始まらないじゃない?」 こな「・・・」 かが「それより皆で練習しなきゃ、こなたのわがままにつき合わされるんだから」 こな「うん、そだね。かがみん大好き!」 かが「ちょっと?」こなたに抱きつかれ みゆ・つか・あや・みさ・笑 つか「でもあたしに出来るかな?」 みゆ「とりあえず練習してみましょう」 みさ「柊も素直じゃねーよな。自分で言えばいいのに♪」 あや「まあまあ」 こな・かがTEL中  こな「初練習なんだけど○○公園グラウンド確保したよ」  かが「皆グローブ以外持ってないけど大丈夫?」  こな「うん、バットとボールはあたしのがあるからそれ使えばいいよ、練習だし」  ゆた「おねえちゃん、・・・あ電話中だ」  かが「助かるわ」  こな「じゃ今度の土曜日3時ってことで」  ゆた「・・・」  こな「うん、確かに純女子高生チームがいいけどね、少しくらい下手でもさ」  ゆた(お姉ちゃん野球やるんだ)  こな「考えようによっては6人もいるんだよ。当日野球経験者の男子集まれば形になるよ」  ゆた(3人も足りないんだ・・・)  こな「ま、野球が出来るコトのほうが嬉しいよ、じゃ、かがみん、また明日」 ゆた 退室 バス停 練習初日 かが・つか・みさ・あや 座って待つ  バスから こな・みゆ降りる  こな「みんなお待たせ!」  みゆ「お待たせしました」  かが「おー、来た来た」  みさ「遅いぞ、チビッ子!」  あや「まあまあ・・・」  こな「ごめんごめん♪」 歩きながら移動  つか「あれから毎日お姉ちゃんとキャッチボールとランニングしてるんだよ」  みゆ「私もバッティングセンターに行ってます」  みさ「あたしだってあやのと練習してるぜ」  こな「みんなすごいね、あ、こっちだよ」 バックネットに着くとグラウンドで3人練習してる  かが「あれ?誰か使ってる・・・」  こな「この時間で合ってるよ。どいてもらうよ」  みゆ「え?」  つか「ゆきちゃんどしたの?」  みゆ「あれは・・みなみちゃんじゃ?」  かが「え?」  つか「ほんとだ。一緒にいるのひよりちゃんとパティだよ」  ひよ「あっ、先輩!」  こな「なんでここに・・・?」  ゆた「おねえちゃーん!」  こな「ゆうちゃん?」  かが「どうしたの?こんなところで?」  ゆた「この前、電話してるのきいちゃった。野球の人数足りないんでしょ?」  こな「確かに足りないけど・・・」  ゆた「少しでも協力出来ればって皆に声かけたの」  かが「ゆうちゃん・・・」  ゆた「でも、集まらないとがっかりさせちゃうから言わなかったんだ」  こな「・・・」  ゆた「ごめんね、黙ってて」  こな「・・・」  ゆた「・・・ひょっとしてもうメンバー決まった?」  こな「・・・」  ゆた「おねえちゃん?」  こな「ありがとう!すごい助かる!」  ゆた「ほんと?良かった!」  つか「すごいすごい!ゆたちゃん併せたら10人だよ」  ゆた「私は体弱いんで・・・でも雑用位はやるよ」  こな「だめだよ、皆でやらなきゃ!」  かが「あまり無理させるなよ」  つか「皆に感謝だね」  ひよ「こんちわーっす!」  ぱて「ミンナ遅いですよ♪」  みさ「結局同じ学校で揃ったな」  かが「じゃ急いで準備してアップしよ!」  パテ「プリティリーグスタートですね♪」  みゆ「内野連携など調べてきましたので、後程皆で・・・」  つか「ゆきちゃんすごーい♪」  みさ「高翌良、まさか勉強なんていわねーよな」  あや「それも必要でしょ♪」  ゆた「よかった、喜んでもらって」  みな「・・・」  こな「ひよりん、今日は千本ノック受けるまで帰れないからね!」  ひよ「先輩さすがにそれは・・・」 外野ノック  こな「じゃー、次つかさ行くよー!」  つか「はーい♪」 こなたノック打つ  つか「お?」  つか「おお?」前進  つか「おおお?」後退 つかさのはるか後ろにボール落ちる  つか「あれ?」 かが&こな「はあ・・・」  つか「全然うまくならないや・・・」  こな「次みゆきさん!」  みゆ「はーい!」 みゆき走りながらキャッチ  つか「すごーい、ゆきちゃん!」  つか「どうやったらゆきちゃんみたいにうまく取れるかな」  みゆ「打った瞬間の球の強さと角度をで、どれくらい飛ぶか予測するんですよ」  つか「へえー」  みゆ「打球は放物線を描きます,最上点までと基本的に同じ軌道で落ちてきますので」  みな「・・・」  みゆ「最上点から落ちてくる時に微調整しながら落下点でとります」  つか「そ、そうなんだ、みなみちゃん知ってた?」  みな「・・・知りませんでした」  つか「田村さんは?」  ひよ「まあ、一応は・・でもなかなか上手くいかないッスけど」  つか「そうだよね」  みゆ「実際は空気抵抗と回転、あと打者が左と右で切れていく方向が・・・」  こな「やっぱ頭がいい人は教えるのも上手だね」  かが「それにひきかえ・・・」  あや「日下部ちゃん、もう少し考えて予測して・・・」  みさ「大丈夫だって、来た球とりゃいいんだろ?」  みさ「おーいチビッ子、早く!」  かが「身体能力だけで取るやつも・・・」  こな「ルーキーリーグの南米系選手みたいだね」 守備練習風景 みゆきがゴロの取り方を教えてる  みゆ「腰を落として正面に来る様に・・・」 パティとかがみの二遊間連携  ぱて「ベースカバーを早くしないと二塁セーフです、アウトは近くで取りましょう」  かが「悪い、じゃもう一回」 みさお三塁ノックでキャッチ連発  みさ「さー、もー一丁来い!」 こなた打撃翌練習、あやの投手・センターに大きく打つ  こな「おーいい感じ♪」 球拾いみなみ背走  かが「あれ?」 みなみ背走ランニングキャッチ  こな「・・・」 みなみすぐ体勢整え返球、二塁上のかがみにノーバウンド  ひよ「みなみちゃん上手いッスね、未経験の割りに」  こな「・・・甲子園レベルだよ、正面の打球を背走キャッチなんて・・・」 ひよりフリーバッティング、あやの投手  あや「いくよー」  ひよ「とーりゃー」カスッ  かが「力みすぎよ、まず当てることが先決でしょ?」  ひよ「いやー、わかってるんすけどね、あれを見ると・・・」 みなみ、左右に快打連発  かが「あれは別格・・・」  ひよ「本気じゃなくても泉さんの球ッスよ?未経験者のはずなのに・・・」 続いてパティ  ぱて「こなたー、真剣勝負デース」  こな「ふふ、私の速球が打てるかな?」 パティ、フェンス超え  ぱて「やっぱりバッティングは気持ちイーデスネ」  ひよ「・・・肉食えばいいんスか?」  かが「あれも別格・・・」 全員集合、除こなた、みさお  かが「そろそろポジション決めなきゃね」  かが「しかし・・・見事に左利きばかり集まったな・・・パティの他は全員かよ」  かが「まあ、やりたいポジションある?」  つか「球があまりこない所」  みゆ「外野がいいですね」  あや「ソフトのときは外野でしたね」  みな「・・・どこでも」  ひよ「外野がいいッス」  ぱて「ライトをエリア51にシマース」  かが「じゃあやりたくないのは?」  全員「キャッチャー」  かが「・・・だろうな」  かが「いくらこなたが投げても誰も・・・あれ?こなたと日下部は?」  つか「向こうでキャッチボールしてるよ」  みさ「チビッ子変化球投げられるんだって?」  こな「うん、カーブが一番得意♪」  みさ「ちょっと投げてみろよ!」 かが「!?」とこなたに駆け寄る  こな「いくよ、あれかがみん、どしたの?」  かが「こなた、マウンド行って投げよう。    日下部、こなたのカーブは座って獲らなきゃ」  みさ「ああ?いいけど」  こな「マウンド立つとワクワクするね!」  かが「やっぱ投げやすいでしょ」  こな「うん♪」  みさ「さー来い!」 こな、カーブ投げる。 曲がり始め  みさ(お?) コース1塁方向にずれるもみさお逆シングルキャッチ  かが「・・・」  みさ「おーすげーすげー!(両手広げて)こんなに曲がってるよ、もっかい!」  こな「うん!」 もう1球カーブ  みさ「やっぱすげーな」  かが「こなた!ちょっといい?」  こな「どったの?」  かが「みさおに内緒で次ストレート投げて」  こな「え?」  かが「ぼそぼそ」  みさ「・・・何やってんだよ?早く投げろよ」  こな「ごめんごめん」 こな、渾身の直球、左打者の肩辺りへ  みさ(ここから曲が・・・らない!?) バシッ!  かが、こな「・・・」 みさおシングルになるも捕球  みさ「なんだよー?曲がんなかったじゃねーか!すっぽ抜けか?」  かが「取った・・・」  こな「凄い反射神経・・・」  かが「今の大体何キロ?」  こな「たぶん120超えてる・・・」  みさ「今度はちゃんと投げろよな」返球  かが「・・・カーブワンバンで投げれる?」  こな「・・・やってみる」 こな、カーブ、本塁付近でワンバウンド、みさおの顔付近へ、逆シングルで取る  みさ「ふー、あぶね・・・どうした?もう疲れてんのか?」  かが「・・・決まりだね」  こな「・・・うん」  みさ「やっぱピッチャーはちびっ子で決まりだな、ひーらぎ、あたしはサードやらして!」  かが・こな「だめ!」  みさ「えー、何でだよ?けちー!」 試合前最後の練習  かが「よーし、少し休憩しよう」  ゆた「はい、タオルと飲み物」  こな「さんきゅー、ゆうちゃん」  みゆ「ありがとうございます」  つか「ひー、やっと休憩だよ」  こな「いよいよ明日だね」  みさ「あっとゆーまだったな」  かが「つかさもうまくなったよね」  つか「私なんか全然まだだよ」  こな「そんなことないよ、フライも取れるし返球も内野に届くじゃん?」  つか「えへ、そっかな♪」  こな「みゆきさんやパティ、あやのさんは下地が出来てて安心してみてられるし」  みゆ「そうですか、ありがとうございます」  ぱて「さんきゅーです♪」  あや「よかった」  こな「ひよりんが動けるオタってのもわかったし」  ひよ「いやー、恐縮ッス・・・」  かが「でもみなみちゃんにはビックリしたな」  みな「・・・え?」  かが「そう、センスがいいってのか未経験者なのにもうこなたの次位にうまいじゃない?」  こな「いや、守備と打撃はもう勝てない」  ゆた「そうだよ、みなみちゃんはすごいよ♪」  みな「・・・そんな」  かが「みんな明日はがんばろーよ♪」  みさ「おーい、誰か忘れてねーか?」  かが「あ、日下部、いたの?」  みさ「なんだよ、つめてーな!」  こな「頑張ったのはみさきちが一番だよ」  つか「そうそう、皆やりたがらない捕手だもん」  みゆ「取るだけならもう問題ないですし」  みさ「そっか?照れるなー♪」  かが「それよりあんたサインは覚えた?」  みさ「いや、まだ覚えらんない」  かが「守備の指示はできる?」  みさ「よくわかんね・・・」  かが「あんたの運動神経は心配してないの!問題はその頭の方!ちゃんと勉強しなさいよ」  みさ「なんかアタシだけ勉強って不公平ジャン?」  こな「普通バカにはつとまらないからね」  みさ「バカっていうな!」  こな「だったらサインくらい覚えろ!」 きーーーー  あや・みゆ「まあまあ」  かが「ホントに大丈夫かよ・・・」  つか「でもこうやって青空の下でする野球って気持ちいいね」  みゆ「野球は青空の下が似合いますね」  パテ「そうです、ナイトゲームよりデーゲームです」  みさ「ガキの頃思い出すな・・・」  あや「夏休みとか帰りのアイス楽しみにしてね♪」  みな「・・・」  ひよ「いつの間にか野球は男の人のって勝手に決めちゃったッスね・・・」  ゆた「皆楽しそうにやってるよ」  かが「やっぱり皆野球するの好きなんだよ」  こな「かがみん・・・」  かが「?」  こな「ありがとう」  かが「な、な、な、何よ?あらたまっちゃって・・・」  こな「あ、照れてる♪」  かが「そんなこと無いわよ!ただあんたが急に・・・」  こな「赤くなった、かわいい♪」  かが「最初だってあたしは何も・・・」  こな「はいはい♪」  かが「何よ!だいたいあんたがいなきゃ始まらなかったんだから・・・     あたしは・・・アンタのお手伝いしただけ・・・」  こな「明日はかがみんのそのツンデレに報いるよう頑張って投げる♪」  かが「アタシじゃなく皆の為!・・・もぉ・・・」 試合当日  1みさお捕手  2こなた投手  3みなみ中堅  4パティ遊撃  5みゆき右翼  6あやの三塁  7かがみ二塁  8ひより一塁  9つかさ左翼 一回表 こなたマウンド  こな「みさきち、サイン覚えた?」  みさ「いや、まだ完璧じゃないな」  こな「じゃあさ、最初のうちはあたしが球種だけサイン出すから」  みさ「わりーな、じゃよろしく」 初球、内角速球見逃しストライク  打者「・・・」 みさ「いーぞ、その調子」返球 第二球、速球空振りストライク  こな「次は・・・」 第三球、カーブど真ん中打者手が出ず見逃し三振  みさ「いーぞワンナウト」ファーストへ回す 次打者・速球、速球、カーブを引っ掛け1ゴロ 次打者・初球打ち上げ遊飛、チェンジ  かが「こなたすごいじゃん!三者凡退!」  こな「うん♪最初だからびっくりしてたみたい」  あや「確かに女の子の球じゃないもん」  こな「最初だからね、それよりサインをどうにかしないといい加減見破られるよ?」  かが「日下部、三回までに何とかしろよ」  みさ「わーったよ!」 一回裏 みさお打席  みさ「うー、打てっかなー」  こな「落ち着いて」  つか「みさおちゃん、がんばれ」 投手投げる、速球真ん中ストライク  つか「あー、やっぱり速いね」  ひよ「さすがにきつそうッスね」  みさ(確かに速いけど・・・)  ぱて「こなたと・・・」  みな「泉先輩と・・・」  みゆ「いずみさんと・・・」  みさ(チビッ子の球と)  全員(たいして変らない?) 投手投げる、同じく速球、みさお引っ張り一塁後方へ上がるがライン上に落ち2ベースヒット  みさ「へっへー♪」  かが「打ちやがった・・・」  つか「こなちゃん続けー!」  こな「おー!」 投手投げる、速球、こなた三塁線へセフティーバント、三塁手ダッシュも投げられずセーフ無死13塁  みゆ「ナイスバントです!」  ひよ「みなみちゃん頼みまーす!」  ゆた「みなみちゃん頑張れー!」 初球見送り速球ストライク、  みな「・・・」 2球目速球当てて左翼へ上がる、犠飛でみさお生還  かが「先取点・・・まじか?」  ゆた「みなみちゃんすごーい!」  かが「こーなったらパティも続けー!」  ぱて「カカッテキナサーイ!・・・ってあれ?」 投手と捕手マウンドで話す  ぱて「さては怖れをなしましたね?」 初球インコース速球ストライク 2球目外角速球ファール  パテ「タイミングは掴めました♪さあ!」 3球目、カーブど真ん中  ぱて「?」 見逃し三振  ぱて「・・・」  かが「今の・・・カーブ?」  あや「そうだと思う・・・」  みゆ「パトリシアさん、最後の球って・・・」  ぱて「ブレーキングボールです」 ヘルメットを脱ぎ、みゆきに渡す  ぱて「こなたの方が鋭いですが・・・」  みゆ「誰も練習で変化球打ってないですよね・・・」  ぱて「イエス、速球だけでイッパイイッパイでした」 みゆきカーブで三振 守備、三塁あやゴロはじく  あや「ごめん・・・」  こな「ドンマイだよ、あやのさん!」 かが二塁ゴロ二塁へ悪送球 1・3塁  かが「こなたごめん・・・」  こな「大丈夫だって!」 打者 三遊間へ、パティ捕球、  こな(よし、ゲッツー!) みさお送球指示なしでパティ本塁へ送球  こな「駄目だって!」 本塁セーフ みさお1塁投げられず 1-1、無死1-2塁  ぱて「ソーリー・・・」  こな「ドンマイドンマイ・・・」 打者バント、1死23塁 打者犠飛、1-2  チェンジ後  かが「ごめん逆転されちゃった・・・」  あや「あたしもごめん・・・」  ぱて「欲張りすぎました・・・」  こな「ううん、まだ1点差だから・・・」 攻撃 カーブにあわず凡打、ヒット出ても続かず  こな「コントロールはいまいちだけど」  かが「カーブ見せられるとタイミングが狂っちゃう」 守備 遊ゴロ、パティ投げるが1塁ひより捕球できず 無死1塁→打者犠打 1死二塁 レフトフライ つかさ捕球バンザイ 1-3 1死2塁  こな「逆転はしょうがないけど・・・」  こな「さすがにまずいな・・・」  みさ「どうする?サインあたしだそうか?」  こな「う、うん、お願い」 投球 みさおサイン出す  こな「?」とりあえず首を振る  みさ(じゃあ・・・)  こな「・・・そんなサイン無いよ・・・」  みさ(あれ?・・・じゃあこれ?)  こな「・・・うん」 こなた投げる  こな「やば!真ん中!」 快音響かせ打球は左翼へ 3ランホームラン 1-5  こな「・・・」  かが「・・・」  全員「・・・」 次の打者 四球 1死1塁  かが「タイム!」  みさ「どうした?柊」  こな「かがみん?」  かが「ちょっと、全員集まって!」 マウンドに全員集合   かが「あのさ・・・」  かが「正直試合前はこなたが投げれば何とかなるって思ってた」  こな「ごめん・・・」  かが「そうゆー意味じゃないわよ!あんたはよくやってる!」     そうじゃなくて守備の機会がそれほどないと思ってた」  つか「?」  かが「三振ばっかで打球なんて滅多こないって・・・」  みゆ「確かにそうですね・・・」  かが「その割りに打球のこない外野厚くしちゃった・・・」  こな「・・・」  かが「だから守備位置を変えようと思う」  あや「どう変えるの?」  かが「こなたの球なら外野にいい当たりはされない。内野を厚くする」  かが「峰岸、ファーストお願い」  あや「うん」  かが「みゆきはセカンドに」  みゆ「やってみます」  かが「ショートはみなみちゃん」  みな「・・・わかりました」  ぱて「わたしサードですか?」  かが「パティはセンター、唯一の右利きだけど」  こな「でも、そうするとかがみんサードでしょ?     みなみちゃんサードにしてパティショートの方が・・・」  かが「いや、サードは日下部にやってもらう」  みさ「へ?」  つか「それじゃキャッチャーいないよ?」  かが「キャッチャーはあたしがやる!」  全員「えーーーーーーー????」  こな「練習も無しじゃ無理だよ!」  かが「キャッチボールでこなたのカーブ取ってるし大丈夫!」  みゆ「目の前にバットが出てくるんですよ?」  かが「頭にバットが当たるわけじゃないし」  つか「ファウルチップとか危ないよ?」  かが「日下部はどうなる?」  あや「・・・あれは野生の反射神経・・・」  かが「・・・こうするしかないと思う」  こな「え?」  かが「日下部はサードの方がいいと思う、この内野なら凡ミスは無いでしょ?」  こな「うん、確かにそうだけど、でも・・・」  かが「それに、あんた結局サイン覚えてないじゃない?守備の指示もできてないし」  みさ「・・・悪かったな」  かが「もういい?これで行くわよ、連携は皆全ポジション一通りやったから     それ思い出して!守備位置、送球指示は私がやる!わかった?」  皆「・・・」  かが「なんだー?元気ないぞ?勝つ気あるのか?」  こな「ある!」  みさ「あるぜ!」  みゆ「あります!」  つか「勝ちたい!」  かが「よし!じゃー、しまっていこう!」  皆「おー!」 かがみとこなたが残り守備に散る  こな「サインは大丈夫?」  かが「覚えてるって、内外と球種、ボールかストライクだけなんだから」  こな「ホントに平気?」  かが「しつこいわね!大丈夫よ♪」  かが(とは言ったもののどうしよう・・・) こなた投げる、打者スイング  かが「ひゃっ!?」 目を瞑る 空振り、投球ミットの下、下腹部に当たる  かが(痛っ!・・あれ?ボール?) 前に落ちてるボールを拾いこなたに投げ返す  かが「ごめんごめん、ちょっと手元狂っちゃった♪」  こな「・・・」 こなた次の投球外角にカーブ、ボールからストライク 打者中途半端にスイング、ボールの軌道と重ならず、かがみ取る  かが(よし、取れた!この調子!)  かが「こなたいーぞ!」返球  こな「・・・ほっ♪」  かが(さっき外カーブだから次、内に速球でいいよね・・・) こなた頷く  かが(三振なら儲けもの、しっかり取らなきゃ!) こなた投げる  かが(よし、内角ギリギリ!) 打者スイング、辛うじて当てる、ファウルチップがかがみのモモに当たる  かが「いったーい!!!」  こな「かがみん、大丈夫?」 こなた駆け寄る、あや、みゆ呆然 かがみうずくまる  こな「・・・」  かが「・・・痛いよ・・・」  こな「・・・」  かが「怖いよ・・・こなた・・・」  こな「かがみん・・・」  かが「・・・あたしやっぱ出来ないよ・・・さっきカッコいいこと言ってたけど・・・」  こな「・・・ボールから目を切っちゃダメ!」  かが「・・・え?」  こな「スイングしてきてもミットの位置変えないで!」  かが「・・・」  こな「だいじょうぶ、かがみんならできる!だって・・・」  かが「だって?」  こな「かがみんはあたしの嫁なんだから♪」  かが「・・・」  こな「なーんてね♪」  かが「・・・それ言うなら女房役でしょ?ww」  こな「そっか、ごめん♪」  かが「ほら、何してんの?まだピンチなんだからしっかり投げなさいよ!」  こな「そだね!」  かが「ったく、あんたと話してると頭痛くなってくる・・・足の痛みも忘れちゃうわよ!」  こな「・・・」  かが「がんばるよ、こなた」 再開  かが「さーこい!」 こなた投げる  かが「やば、甘い!」 打者打って二遊間に鋭い当たり  かが「!」 センター前抜けそうな打球にみゆきランニングキャッチ、みなみに逆ハンドトス  みゆ「みなみちゃん!」  みな「!」 みなみ素手で取り1塁へ鋭い送球送球アウト  こな「おー!」  かが「助かった・・・」  ひよ・あや「ナイスプレー!」  ぱて「これが日本古来の伝統芸”アライバ”デスネ」  こな「ツーアウト!ツーアウト!」  かが「ここで切るわよ」  みさ「高翌良も岩崎もすっげーな」 こなた投げる  みさ「あたしだって・・・」 打者打って三遊間にライナー  かが「!」  みさ「!」 みさお逆シングルダイビングキャッチ  こな「!」  かが「!」  つか「!」  あや「!」 みさお着地、  みさ「へっへー♪どーだ!」  こな「でかした!」  かが「やった!」  つか「みさおちゃんすごーい!」 最終回表マウンド上、こなた、かがみ(1-5)  かが「こなた・・・大丈夫?」  こな「うん・・・この回で終わりだから!」  かが「とは言っても四球連発でまだ無死」  こな「・・・」  かが「腕も下がってきてるし・・・」  こな「・・・抑えるよ」  かが「・・・あんたさ、右は?」  こな「右?」  かが「前右でも投げられるって言ってたじゃない?両利きだし」  こな「確かに右でも投げられるけど・・・直球とカーブだけだよ・・・」  かが「向こうの投手も似たようなもんよ」  こな「コントロールも無いし、それに・・・」  かが「?」  こな「・・・グローブ持ってない」  かが「・・・何だそんなことか」  こな「え?」  かが「ちょっと待ってな!」 かがみ敵ベンチへ走る  こな「かがみん?」 かがみ敵と交渉  かが「ほら、借りてきたよ♪」  こな「・・・」  かが「相手も左右投げ見たいってすんなり貸してくれた♪」  こな「・・・ありがと、で、でもさ・・・最近練習してないけど大丈夫かな?」  かが「・・・あー、もう折角借りてきたのに!」  こな「・・・いきなりだし」  かが「ゆうちゃん!マジック持ってきて!」  ゆた「え?は、はい」 ゆたか、マジック持ってくる  かが「あんた、帽子よこしな!」  こな「・・・あ・・・」 かがみ、帽子に何か書き込む  かが「はい、読んでみな」  こな「・・・弱気は最大の敵?」  かが「あんたの背番号は?」  こな「14」  かが「14番が泣くよ?」  こな「・・・うん!そだね!」  ※こなたは広島カープファン。広島の背番号14は強気の投球で   「炎のストッパー」と言われた津田投手の番号   「弱気は最大の敵」は現役時代の彼の言葉です。現役時代脳腫瘍になり永眠しました。 こなたセット  こな「大丈夫・・・大丈夫・・・」 こなた投げる、初球ど真ん中、ストライク  こな「入った!」  かが(え?これって・・・) 第二球、外角高め、空振りストライク  かが(・・・左より速くない?) かがみサイン出す  こな「え?」  かが(制球は不安だけど、この球なら!) こなたうなずく 第三球、内角低め直球見逃しストライク  こな「やった!」  かが「よし、ワンナウト!」 結局三者三振 最終回裏の攻撃  かが「みんな集まって」円陣を組む  かが「最終回で4点差あるけどとにかく繋いでいこう!     こなたがこれだけ頑張ってんだから報いようよ!」 みなみ打席、初球直球、逆らわず流し左翼前ヒット  ゆた「みなみちゃんやったぁー!!」 パティ打席  パテ(あのブレーキングボールが来る前なら) 投球直球  パテ「勝負にナリマス!」 パティ三塁線、サード横っ飛びも届かず2ベース 無死二三塁  ぱて「ヤリマシタ!」 みゆき打席  みゆ(私はカーブで全部凡退、都合5球見ているんですね・・・) 投球カーブ  みゆ「今まで生きてきて同じミス5回なんて屈辱です!!」 みゆきスイング、快音を残し打球はライトへ  こな「ほ・・・」  かが「ほ・・・」  あや「ホームラン?」  ひよ「い、一点差?」  ベンチ「やったーーーーーーー!!!みゆきさんすごーい!!!」  みゆ「・・・まさか入るとは思いませんでした♪」 あやの粘るも凡打 かがみ打席  かが「とにかく塁に出なきゃ・・・」 粘って粘って内野安打 一死一塁 ひより打席  ひよ「何か良いムードっすね!よっしゃこーい!・・・あ・・・」 ひよりケツに死球  かが「つかさ!バントでお願い!」  つか「ば、ばんと?怖いよー!顔に当たりそうで・・・」  かが「練習したでしょ?出来るって!」 つかさ打席  つか(今日あたし何もしてないや・・・次みさちゃんだし、しっかりやらなきゃ)  つか(三塁前・・・三塁前・・・) つかさ三塁前送りバント成功 二死二三塁  つか「ふー・・・よかった・・・」 みさお打席  みさ「よーし、タイムリー♪タイムリー♪」 みさお敬遠四球  みさ「何だよ・・・折角の逆転サヨナラヒーローインタビューのチャンスなのに・・・」 こなた打席  かが「こなた!頼んだよ」  ひよ「先輩!」  つか「こなちゃんがんばれ!」  みゆ「泉さんファイトです」  ぱて「コナタ!」  あや「頑張れ!」  ゆた・みな「おねーちゃん頑張れ!」  こな(緊張してきた・・こんな良い場面なんて・・・)  みさ「チビッ子、あたしまで返せよ」  こな(・・・みさきち、あたしにHR打てってww?     ヒットじゃひよりんまでしか帰れないの解って・・・ないよなww)  こな(相変わらず何も考えてない奴・・・でも、ありがと!緊張ほぐれてきたよ♪) 初球  こな(皆?野球ってさ・・・)  ファール 2球目  こな(やっぱり楽しいよ♪)  見逃しストライク 3球目  こな(こうやって小さなボール追っかけて・・・)  ボールで2-1  こな(またこんな青空の下で、皆で・・・) 4球目  こな(野球しようね!)  こなた、空振り  審判「ストライク!ゲームセット!」  かが「・・・」  こなた、スイングのまま固まる  かが「・・・こなた、ほら固まってないで相手にあいさつ行こう!」  こな「・・・ごめん」  かが「何謝ってんのよ、ほら、皆もいくよ!」  全員「・・・うん!」 試合後、全員座って他の試合を観戦  みゆ「悔しいですね・・・」  つか「・・・そだね」  みさ「あとちょっとだったのにな・・・」  あや「ほんと・・・」  ひよ「何か・・・こう不完全燃焼ってやつすか?」  ぱて「頑張ったはずなのに・・・」  ゆた「でも・・・みんなかっこよかったよ」  みな「・・・」  こな「・・・またやろうよ」  かが「・・・また?」  こな「せっかくユニフォーム作ったんだしさ」  かが「・・・ったく・・・しょうがないな!あんた右投げの練習しなさいよ!     あんなコントロールじゃ受けるこっちが不安だわ」  こな「さすが、あたしの嫁は言うことが違う!」  かが「だから嫁じゃないっつーの!皆聞いてる?来週も練習だからね!     今日の反省会はこの後すぐ!わかった?」  全員「はーい、キャプテン♪」  かが「いつからアタシがキャプテンになったのよ!?」  こな「じゃあ、みんなの嫁でもいいよ♪」  かが「こら!」 fin

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