ID:mKxjoG20氏:バレンタイン戦記

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今年もあの日がやってくる。 そう、それは・・・バレンタインデー。 これは女の子が好きな女の子にチョコを送る日・・・ え?男の子?何それ。 しかし、そのバレンタインデーは私にとって平凡な行事などではなく 戦争であった。 かがみ「♪~♪~」 みさお「よお、柊!なんか機嫌良さそうだなっ」 かがみ「当たり前よwだって今日はバレンタインなのよ♪」 みさお「あ、そういえばそうだったな・・・」 かがみ「あんた、まさか忘れてたのかよ」 みさお「・・・」 かがみ「何だその目は」 みさお「・・・」 かがみ「悪いけど、あんたにやるチョコなんかないからなっ」 みさお「( ゚д゚)・・・・(´;ω;`)みゅ~ん」 泣きながら日下部はどっか行った。 ま、あいつのことなんかどうでもいいんだけどね。 だって私の眼中には愛しのあの子しか映ってないからw そう、愛しのこ・な・た(ハート) こなたん教室 かがみ「こなた~」 こなた「あ、かがみんー」 ああ、いた~(ポヘー) かわいい・・やばい・・・ こなた「どったの?何か幸せそうだね」 かがみ「あったりまえでしょ!だって今日は・・・」 つかさ「ちょっとお姉ちゃん!!」 なんか私たちの間につかさが乱入してきた。 つかさ「私のこなちゃんをとらないでよ!」 かがみ「はあ?」 なんかしゃべったと思ったらこなたの前に所有格ついてるし。 つかさ「こなちゃんは私のものなんだから、触らないでよ!」 かがみ「何言ってんのよ。いつあんたの物になったっていうのよ」 こなた「(=ω=.;)???」 「そうですよ」 とかなんとかやってたら別の声。 みゆき「泉さんは私の物ですから(ハート)」 ちょー嬉しそうにニコニコしながらみゆきがやってきた。 ていうかみゆき・・・あんたもか。 つかさ「むぅ・・・ゆきちゃん・・・」 みゆき「どいてください。つかささん。私、泉さんに用事があるんです」 つかさ「やだよ。私だってこなちゃんに用事があるもん」 両者にらみ合う。 何やってんだか・・・よし、今のうちにこなたをゲット・・・ ってあれ!?こなたがいない・・・!?ハッ!! ゆたか「すいません、柊先輩。お姉ちゃんは私の物ですので」 ナゼだか知らないけどゆたかちゃんがこなたを引っ張って逃げようとしてる!? こなた「ゆーちゃん!?ど、どうゆうつもりなの!?」 ああ!!私のこなたが!! かがみ「とうっ!!」 こなたにダーイブ!! ゆたか「フフフ・・・甘いですよ、先輩。みなみちゃん!」 そう言ったかと思うといきなりどこからかみなみちゃんが現れて私の前をふさぐ。 みなみ「すいません、先輩。ゆたかの命令なので」 かがみ「何よそれー!!はやくどきなさいよ!!」 みなみちゃんの肩越しにこなたがじたばた暴れながらゆたかちゃんに連れ去られてる。 やばい・・かわいい・・・・ なんて言ってる場合じゃない!!こなたを取り戻さなくてわ! 何故なら今日は・・・1年に1度の特別な日だから!! こなた「うわ~ん・・かがみん、助けてーっ」 遠くなっていくこなたが涙目で私を呼んだ。 心に血液が供給!!エンジン全開!! かがみ「たあっ!!」 みなみちゃんの頭上を越えて、私はこなたを追った。 つかさ「お姉ちゃん、待てー!!」 なんか背後からつかさの声。 そしてガツンと後頭部になんか当たった。 かがみ「痛っ!!・・な、何よ!?」 足元を転がるビンにバルサミコ酢と表記してあった。 なんて、そんなことどうでもいいわよ!! とかなんとか考えてるうちに私の横をつかさとみゆきが過ぎて行った。 かがみ「あ、あんたらズルいわよ!!」 私もすかさずダーッシュ! みんなにこなたをとられてたまるかー!! くそー・・追いつけない・・・ なんか武器があれば・・とはいっても今私の手元にあるのは こなたへの愛が詰まりに詰まりまくったチョコだけ。 しかもなんか前方に誰かが見えてきた。 なんだ、田村さんか。なんか顔が赤いけどどうしたのかな。 ひより「あのっ・・柊先輩っ!」 驚いたことに名前を呼ばれた。反射的に立ち止まる。 って!止まってる場合じゃない!一刻もはやくこなたを・・・ かがみ「ごめん、今、すごく急いでて・・・」 ひより「え、あ・・じゃあ、あの・・これ!!」 差し出されたのはきれいにラッピングされた・・・チョコ!? かがみ「え・・!?あ・・・」 ひより「実は・・私、あなたを一目見たときから好きで・・あの・・その・・・」 何よこれ!?ちょっとこのカップリングはマニアックすぎなんじゃ・・じゃなくて!! かがみ「ありがと!」 棒読みのようにそう言ってチョコをもらってこなたを追う。 やばい、このままじゃゆたかちゃんかつかさたちにとられるううううううう と、走り出した矢先・・・ みさお「おーっす柊~」 かがみ「またあんたかよ!!邪魔だ、どけ!!」 みさお「な、何だよ!いきなりそれかよ!!」 かがみ「うるさいな!今急いでんのよ!はやくつかさたちを追っかけないといけないんだから」 みさお「え?でも妹なんかどこにもみえねえぞ?」 かがみ「だからはやくしないといけないんでしょーが!!」 ん!?待てよ・・・ひらめいた!! ちょっとこいつを利用すれば・・・・ かがみ「ねえ、日下部。あんた足速いわよね?」 みさお「んー?」 かがみ「つかさとみゆきを捕まえてきてよ」 みさお「ええ~?何で私!?」 かがみ「いいじゃない。あ!そうだ。あんたにチョコあげるから!」 さっき田村さんからもらったチョコを放り投げる。 みさお「チョコ!チョコおおおお!!柊のチョコオオオオオオオ!!!!」 飢えた野犬みたいな勢いで投げたチョコを必死に追いかける日下部。 こいつ、バカだわ。えっと田村さん、ゴメンネ。 よし、つかさたちはこいつに任せて・・・私はゆたかちゃんを・・・ って、ゆたかちゃんどこにいるんだ? その時!!! 「ふわああああああああああああああああっ!!」 叫び声!?てかこれこなたの声じゃん!? まさか・・・誰かが楽しいことしてんじゃないでしょうね!? 声の方へ猛ダッシュ。 窓をバリーンと割って外に出る。 グランドのど真ん中でゆたかちゃんとこなたがなんか危険なことを!!! かがみ「こなたあああああああああああ!!!!」 ドガッ ゆたかちゃんに体当たり。 ゆたか「キャッ」 かがみ「こなた!大丈夫!?」 こなた「うわあああんかがみいいいいいい」 涙目で私に抱きついてくる。 いや、やめ・・・・そんなことされたら私・・・・っ てか、ゆたかちゃん・・・あんたは・・・・・・・ とりあえずっと・・・・こなたの腕をガシッと捕まえて、 もう1回猛ダッシュ。2人きりにならなくては!! こなた「わうっ!?か、かがみん、な、何!?」 不安そうにこっちを見上げてくる。 やばい、ニヤける・・・うおおおおおおおおおおお 必死に我慢してトイレに到着。 個室にこなたを押し詰めて私も入る。 こなた「な、何を・・・・」 かがみ「あんた、今日何の日だか知ってる?」 こなた「バレンタインデー・・・」 かがみ「そう!だから・・・」 やばい、恥ずかしい。 だってこなたとこんなに近いんだもん。 かわいい顔がこっちを見上げてきょとんとするんだもん。 かがみ「これ・・・」 愛が詰まりに詰まりまくりすぎたチョコを出して言う。 こなた「え!?チョコ?・・・わ、私に?」 かがみ「そ、そうよ・・・わ、私の手作りなんだからねっ!」 こなた「かがみん・・・」 ちょっと赤面して驚愕したようにまた見上げてくる。 こなた「あ、ありがとぅ」 ニコッとするこなた。 いやあああああwwwか、かわいい・・・やばい・・・萌え死・・ぬう・・・・ とか思ってると上から声がした。 みさお「おーい柊」 扉の上から日下部が出てきた。 かがみ「はっ!?日下部!?あんた、何トイレん中覗いてんのよ!」 みさお「いや、あのな・・・妹たちが見つからなくて・・・」 かがみ「だからって何覗きに来てんのよ!この変態!!スケベ!!」 上履きをぬいでおもいっきり投げつける。 顔面に直撃して奇声発しながら逃げてった。よかったよかった。 さて、邪魔者はいなくなったし・・・こなたに向き直る。 今までの日下部とのやりとりをポカンと見ていたこなただったけどまた私を見てくれた。 こなた「ほんとにありがとねっかがみ!私、嬉しいよっ」 顔を赤くしながら嬉しそうに笑うこなた。 かがみ「うん、あんたが嬉しいんなら私も嬉しいよ。・・・こなた、あのね」 こなた「ん?・・・」 かがみ「私ね、あんたのこと、好きだよ」 そう言ったらなんかこなたが驚いたような顔してすごく顔真っ赤にした。 私も相当恥ずかしいんだけど、ニヤけるのをこらえる方が大変。 こなた「えっ・・あの、・・でも・・その・・・・」 ちょっと俯いちゃうこなた。 でも、最後にちゃんと私に目を合わせてこう言った。 こなた「私も・・・かがみのこと、好きだよ?」 ハッピーエンド♪ 幸せ・・・生きてて良かった・・・ホントに・・・・ パチ かがみ「ん・・・?」 辺りは真っ暗。 キョロキョロ。 かがみ「まさか・・・夢オチ・・・?」

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