ID:6mzbrDufO氏:Theコッペパン

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―Theコッペパン― こなた「ららら、コッペパン♪ららら、コッペパン♪」 つかさ「こなちゃん、ご機嫌だね~。お姉ちゃんが休んだのそんなに嬉しいの?」 こなた「えぇ!?ち、違うよ!!」 つかさ「ならどうして?」 こなた「いやぁ~、それがさ?パンタジアの限定コッペパンが買えたんだけど、それが最後の一個でさ~」 つかさ「へぇ~、凄いね。分かるよその気持ち☆」 こなた「つかさにも半分あげようか?」 つかさ「え?良いの?」 こなた「良いよ~、でもかがみには内緒ね?言ったらきっと悔しがるしさ」 つかさ「分かった、こなちゃんありがとう~☆」 パァン!! つかさ「ふぇ?」 こなた「じゅ…銃声…!?」  二人が振り向いた先には、拳銃を頭上に上げた男子生徒がいた。 男子「コッペパンを要求する!!」 こなた「え…?」  こなたは手に持っていたコッペパンを見る。 男子「大人しくコッペパンを渡せ!!…さもなくば」 こなた「さもなくば…?」 チャ 男は拳銃をこなたに向ける 男子「射殺する!!」 こなた「ひっ」 つかさ「こ、こなちゃん!渡した方がいいよ!命には変えられないよ!!」 こなた「ど、どうぞ……」 男子「よし」 女子「よくない!」バシン  はりせんを持った女子が男子を叩く。 男子「痛いじゃないか」 女子「あんたね、女の子からパンをかつあげするなんてどういう神経してるの!?」 男子「しかしだな…」 女子「しかしもしかくもない!!」 こなた「あの……」 女子「ごめんね泉さん、こいつにはきつ~く言っておくから」 こなた「はぁ…」 女子「ほら、こっち来なさい!」 男子「………」  男子と女子は立ち去った。 こなた「何だか知らないけど助かった~」ヘナヘナ つかさ「わ、こなちゃん大丈夫?」      完

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