「ID:tvYHifFqO氏:タイトル不明」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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「ひいらぎー。私の弁当のミートボールは?」
「ああ、あの甘酸っぱいタレのかかった肉団子のことね。
私の口から食道を通って今は胃の中よ」
回りくどい。
だが私にも理解できる。
ーー食べやがったーー
「おいひいらぎーちょっと表出ようZE」
「くすくす。あんたにこのかがみ様がボこれるとでも?」
私のアングリーメーターの針が振り切れた。もう我慢ならねえぇ!
「マキシマム!クサカベ!パワー!」
脚力を強化する私の能力っ!
目には目をっ!歯には歯をっ!
ミートボールにはミートボールをっ!
強化された私の速さは音速に達する。衝撃波であやのが吹っ飛んだが仕方ない。
音速で後ろをとり音速で首を絞めて音速で胃の中身を逆流させるーー
ーーハズだった。
「がはっ」
何故……?
何故私は教室の床と接吻しているのか。
頭が上がらない。上から恐ろしい圧力がかかっている。
押しつぶされそうな見えない圧力をかけているのは柊かがみその人だった。
「すばしっこく動くだけの日下部では私の神通力には叶わないわ。諦めなさい」
唇を血が滲む程噛み締めた屈辱の昼休みだった。
みさお「って夢をみたんだってヴぁ」
かがみ「はいはい」