「ID:Ko4heOek0氏:タイトル不明」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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「やばっ!!遅刻しちゃう!!」
現在8時30分前、もはやこなたが間に合うという保障はどこにもない・・・
「またこないだみたいに、校庭10周なんてマジで勘弁して欲しいよぉ~!!」
あと少しだ、この角を曲がれば自分の教室・・・・よかった、自分は運がいい・・・・どうやら、校庭三周は回避できる・・
はずだった・・・・
「きゃあっ!!」
「うあっ!!」
突然の出来事だった、一瞬視界が暗くなり、気がつくと視界いっぱいに天井が広がっていた、しかしどうにも体が動かない・・・
「だっ、大丈夫ですかぁ?」
「あたたたたた・・・・なんだぁ、みゆきさんかぁ・・・・・えっ?」
声がする、この声はみゆき・・・・自分はおそらく教室から出てきたみゆきとぶつかってしまったのだろう
だが目の前にいたのは、こなたが絶対に世界で一番知っている人物・・・すなわち
「えっ?わ、私が・・・私が・・・ちょっ!!ちょっと待って!!」
目の前にいたのは紛れも無くこなただった、ということは・・・・
「い、泉さん?どうして・・・・私の体で・・・・」
なんだか世界が少し狭くなったような気がする、背が高いせいだろうか、その上、いつもはかけてないはずの眼鏡・・・
そして目の前には心配そうな顔で自分を見ているこなた、自分は間違いなくみゆきの体になっていた。
「ひゃぁぁあああ!すごいよ!すごいよ!まるで漫画みたい!!みゆきさんと体が入れ替わっちゃうなんてぇええ♪」
「ま、待ってください!!私達はどうしたらいいんですか?・・・あ、あぁ、私の体で変なポーズを取らないでぇ!!」
おしとやかで敬語で話すこなた、ゲラゲラと明るい笑いを浮かべてシェーやコマネチ等の変なポーズをとるみゆき
どちらもお互いのイメージにそぐわない不自然な存在でしかなかった・・・・