「ID:H69RdA4P0氏:薔薇神主 柊ただお」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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ここは柊神社。
百八段もある石段を登ると其処には大きな銀杏の神木が立っている。
春が終わり夏を迎え、銀杏の葉は青々としている。
小さいながらも木々に囲まれる柊神社は中々風情ある景色である。
その柊神社には勿論神主がいる。柊ただおである。
穏やかな人柄故、家族からも好かれている彼だが、
最近は園芸に凝りだしたようである。
今、彼は神社の隅に設けられた花壇に水を撒いている。
花は今年の父の日、愛娘らから貰った薔薇である。
このまま枯らすのは勿体無い、と半ば気休めで植えた薔薇だったのだが、
根を生やし美しく咲き誇っている事が、ただおは何より嬉しかった。
かがみ「お父さんも本当に凝ると凄いわよねぇ」
つかさ「でも、お父さんがあんなに薔薇が好きだとは思わなかったね」
かがみ「それにしても、いくら神社での正装だからって、
神主装束で水を撒くのは止めてくれないもんかねぇ…。」
つかさ「あはは、、、あ、こなちゃんが着たみたいだよ」
玄関で出迎えた友人、泉こなたは何に驚いているのか、
目を白黒させながら二人に聞くのだ。
こなた「すすす、隅の方に白と赤の迷彩柄のおじさんがこっち見て
微笑みながらせdrftgyふじこlp!!!」
かがみ「はぁ!?外にいるのはお父さんだけよ?
何よ白と赤の迷彩柄って、アニメの見過ぎじゃないの?」
そう言いつつ、玄関から出ると、確かに其処には紅白迷彩の男がいた。
しかし、顔は馴染みのある父、柊ただお本人であった。
ただお「いやぁ、、、滑って薔薇園に転んでしまってね…。
かがみ達から貰った薔薇を潰してしまってすまないね。。。」