「ID:UH3OX26FO氏:タイトル不明」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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神社にお参りにくる、私よりいくつか年上の女の子。
毎日来て、祈っている。
ただ、つかさには見えないらしい。
そう、見えない…。
「お、お姉ちゃん…やっぱりその人は見ちゃいけない人なんだよ。神社だし、よってくるから。ね、忘れよう?」
私の顔を、下から覗き込み、いつもの照れたような少し困ったような笑顔で私を見る妹
「そ、そうよね~、つかさに見えないって事は人外って事でしょ? こなたなら新たな萌え要素ー☆とか言って食いつきそうだけどっ …だから見ちゃだめなのよ。だから、見てないって事で、この話はここまでー!」
「で、それからどうなったの~?」
長い髪を靡かせぴょんと跳ね、こなたはつかさを急かした。
「あ、うん それからお姉ちゃんは女の子見てないみたい。」
「そっかー、でもかがみよく分かってるね、萌え要素だよそれは! 死後さ迷う美少女霊を雇ってメイドごっことか悪霊退治とかぁ~!」
「えへへ…そだね …お姉ちゃんは優しいから、世話焼いちゃいそうだね。」
…おねえちゃんは優しくて、たまに見えちゃうから
その存在を否定しなきゃ、受け入れてしまったら戻れなくなる。だから私が否定するの。
何も見ない方が幸せだから…
完