ID:dFYzeyry0氏:タイトル不明

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<p><a title="ID:C9lymNNm0氏:盲目つかさ (3m)" href= "http://www34.atwiki.jp/luckystar-ss/pages/252.html"><font color= "#002BB8">ID:C9lymNNm0氏:盲目つかさ</font></a>の派生です</p> <hr> <p>みゆき「ですから、時間がなくてもできる視力回復トレーニングはたくさんあるんです」<br> つかさ「へぇ~。やっぱり、ゆきちゃんは物知りだね。ところで、そのメガネかけさせてもらってもいい?」<br> みゆき「かまいませんが……目の悪くない人は、あまり眼鏡を使って物を見ないほうがよいそうですよ」<br> つかさ「いいからいいから。どんな感じか、試しにかけてみたいだけだから。ね?」</p> <p>こなた「最近つかさって、みゆきさんとよく話してるよね」<br> つかさ「え? う、うん。そうかな」<br> かがみ「共通の趣味とかないと思ってたから、ちょっと意外よね」<br> つかさ「……そんな事ないよ。共通点がなくたって、友達だから普通に話くらいするよ!」<br> かがみ「? どうしたのよ。そんな大声出して」<br> つかさ「…………なんでもない」<br> こなた「いや、なんでもない風には見えないんだけど。何かあったなら相談に乗るよ?」<br> つかさ「本当に大丈夫だから。ほら、信号が変わらないうちに行こうよ」<br> かがみ「あ、ちょっとつかさー」<br> こなた(信号? 近くには道路標識しかないよね。言い間違えたのか、それとも……)<br></p> <hr> みゆき「ただいま戻りましたー」<br> ゆかり「おかえりなさい。……なにかあったの?」<br> みゆき「えっと、何かおかしなところでもありましたか?」<br> ゆかり「そりゃあ、娘が泣いて帰宅すれば問い質したくもなるわよ」<br> みゆき「…………ああ、本当だ。私泣いていたんですね」<br> ゆかり「誰かとケンカ? それとも怪我でもしているのかしら」<br> みゆき「いえ、どちらでもないです。……友達に、嘘をついてしまいました」<br> ゆかり「なるほど、それは痛いでしょうね。涙が出るくらいに」<br> みゆき「友達の様子がおかしいのを、別の友達に何か知らないかと尋ねられたときに……教えませんでした」<br> ゆかり「みゆきがそうするべきだと思ったのでしょう?」<br> みゆき「はい……。本人が隠したがっているようだったので」<br> ゆかり「なら、気に病むことはないじゃない」<br> みゆき「だけど、二人ともすごく心配して必死で。それに私に尋ねてきた内の一人はその友達の姉なんです」<br> ゆかり「あのね。みゆき……」<br> みゆき「私は気づいていたのに、それを話すことで本人から嫌われるんじゃないかと怖くて」<br> ゆかり「みゆき。お母さんは詳しい事情はわからないけれど、あなたは間違った事はしてないわ」<br> みゆき「そうでしょうか。私にはそうは思えません」<br> ゆかり「あなたは一人で背負いすぎるから悩んでしまうの。誰にも責めることの出来ない事までね」<br> みゆき「自分から背負うしかないじゃないですか。友達だと思っていたのに。相談してもらえない以上は!」<br> ゆかり「じゃあ、こうしなさい。本当のことは言えなくても、手がかりを得るための助言をしてあげること」<br> みゆき「……助言?」<br> ゆかり「それなら、隠したがっている子と、知りたがっている子の両方の意志を尊重してあげられるわよ」<br> みゆき「両方を、ですか……。やはり、お母さんはすごいですね」<br> ゆかり「自分の娘のためだからよ。あなたも友達のために、頑張りなさい」<br> みゆき「はい!」<br> <hr>

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