「ID:uIORQe7o0氏:ちょいグロつかさ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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ベッドに縛り付けられたこなた。剥き出された腕の骨、そこにこびり付いたわずかな肉、血管、そして神経が彼女のパーツを繋ぎ止めていた。
つかさ「こなちゃんが悪いんだよ…」
ロウソクの火に揺らめくつかさの顔は、こなたの血に染まるも、青白くまるで病人の様であった。
つかさ用にカスタマイズされた丸ノコが唸りを上げる。
それをこなたの腹にそっと当てがい、一気に体重を押し掛ける。
こなた「うげゅうあああああ!」
鮮血をぶち撒け、内臓が破壊されていく。縦に横に、つかさはこなたをもてあそぶ。
つかさ「お姉ちゃんを独り占めしてさ…えい!」
肉片をまさぐり、こなたの生を実感するつかさ。
こなた「やっ!やめ!うあああああ!」
つかさ「許さない。お姉ちゃんを自由にできるのは私だけなのに!許さない!許さない!」
今度はチェーンソーを手にし、こなたの五体を分断し始めた。
血肉を浴び、つかさは旧友の絶望に酔いしれる。
引きつった口元からは涎が滴れ、まさに餌を喰らう前の野獣であった。
チェーンソーが止んだ時、そこに泉こなたの姿はなかった。あるのは微塵にされた不規律な骨肉。
かつてつかさがこなちゃんと呼び親しんだ者のなれの果て。
つかさはその欠片達にある液体を振り掛けた。肉塊達はじわじわとうごめき、元の姿に還っていく。
つかさ「まだまだ終らないから…」
つかさの夜はまだまだ続く。
「あはははは~♪」
復活仕立てのこなたに大きな金槌が叩き付けられた。
一撃当てる毎に体が跳ね、つかさもその動きに合わせて跳び跳ねる。
「こな叩き!えい!えい!えい!」しかしそれも束の間、こなたの頭は鈍い音と共に砕け散った。
「あ…、もう壊れちゃった。早ぎるよ…」床に転がった目玉を広い、それも金槌で一突き。
「もうちょっと頑張ってよ…」興冷めしたつかさは、こなたの全身に油を撒くと、火を放った。
クス焦げた臭いが室内を覆う。
「人が焼けるとこんな臭いがするんだ…良い臭い。あっそうだ!」
焼ける頃合いを見測り、つかさは火を消した。再び丸ノコを用いてこなたの体を分断する。
「いい感じに焼けてる…」その一片につかさはかぶり付いた。
「あ…以外と美味しいかも…。でも、肉なさ杉だよ…」
遂につかさのディナーが始まった。
「佐川さんも人のお肉食べたんだよね。私は足が一番美味しいや。」鷲掴みでこなたの肉を口に運ぶつかさ。
初めての味につかさは胸を踊らせていた。
「お姉ちゃん、この味、気にいるかな?そうだ!」
奥からタッパーを探しだし、いくつかの欠片をそれに詰め込んだ。
「お姉ちゃんのお土産♪ふ~それにしてもお腹一杯。ちょっと休憩…」
「どうしよう…細胞復元薬、もう終っちゃう…」
自称医師に貰った特製薬、細胞の動きを活性化させ、集合、復元をさせるこの薬お陰で
つかさはこなたに仕返をする事ができた。
薬が切れてしまえばこなたの塊はただの屍肉になってしまう。
「あと1回…」ふとつかさの脳裏にある考えが浮かんだ。
「もし私がこれを被って、私を殺したら、どうなるんだろう…」とりとめもない考えだったが、
つかさは試さずにはいられなかった。
「これでよし!あとは私が死ねば…」
チェーンソーを持ち、自分の首筋に当てようとしたその時、ふと恐怖が頭をよぎった。
しかしそれは後の祭りでしかなかった。
力を緩めた瞬間、傾いたチェーンソーは真っ直ぐつかさの首を狙い、そしてはねた。
狂機に覆い被さる様に倒れた体は、餌食と言わんばかりにその洗礼を受け
部屋中に血肉を撒き散らした。赤々しく艶やかなそれは、一種の美を現している様でもあった。
切り刻まれる肢体を無言のまま見つめるつかさの顔は、恐怖に引きつっていた。
つかさの屍体は元に戻ることはなかった。
「つかささん…自分にかけてどうするんですか…」
自称医者はポケットから薬瓶を取りだし、こなたの破片に振り撒いた。
「みゆきさん…ありがと」
「いえ。早く帰ってあなたを治療しないと…」
「うん」
二人は朝焼けの中に消えていった。
つかさの死肉は、姉のそれと共に、腐り果てるまでこの屋敷に転がっていたという。