ID:vpq7NhCXO氏:タイトル不明

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洞窟の通路 数M前しか見えない程の薄暗さの中一人の少女が懸命に走っていた。 ―はぁはぁ……― 息を切らしながらも足ひたすら前へと走らせる。 疲れきった体は今にもその足を止めそうになるが、強い精神でなんとか動かす。 追いつかれては死ぬ その思いだけで、今まで逃げて来た。 突如現れた異形の化け物は、私達の村の人達をさらっていった。 なんとか逃げ出すことに成功したが、追っ手にすぐ見つかり、ひたすら逃げている内に洞窟へと逃げ込んだ。 走ってる最中、私は足を止めた。 目の前の通路が無く、空洞が広がっていたから。 気付くのが遅かったら真っ逆様に落ちていたかも だが、状況は変わっていない。 私の後ろから聞こえていた、テンポの早い足音は、どんどんとその音を大きくし、私に近付いて来ているのがはっきりとわかる。 振り返るとその姿が私の目に飛び込んできた。 そこには人の倍程ある体格を持ち、全身に動物の毛の様なものがが生えていて、顔がいのししに似ている化け物が二体いた。 その一体が口を開く。 「もう逃げられねぇぜ……」 人間の声ではない人間の言葉で私に言った。 「私を……どうするつもりなの?」 私がそう尋ねると もう一体の化け物の方が口を開いた 「安心しろ、とって食べやしねぇさ、もっと有効的な……」 と、ここまで言いかけたところで 急に口を止めた。 そしてゆっくりと前屈みに倒れると、ドロドロと溶けていき完全に姿が無くなった。 私ともう一体の化け物はいきなりの事態にひどく驚いた。 「な、なんだ?」 化け物が慌てた口調で、そう叫んだ。 「だ、だれだ?」 「私だ!」 いきなり、私の前方、化け物の後ろの方から女性の声が聞こえる 声の主は化け物の後ろにいた。 女性は化け物を刀の様なもので横に一閃し、真っ二つにした。 化け物はさっきのと同様、ドロドロにとけて消え去った。 私は少しの間ボー然としたが、助けてもらったことに気付き礼を言った。 すると私を助けてくれた女性、小さな体の足元近くまで長く青い髪が特徴的なその人が私に微笑みながら言った。 「あんたがつかさだね?私は依頼であんたを殺しに来たんだ」 すると後ろからもう一人ツインテールの髪型をした女性が現れ、青髪の人に手刀、もとい突っ込みを入れた。 「全く、ほっといたらなにいいだすかわかんない」 ツインテールの髪型をした女性が青髪の人を見て言う。 青髪の人は悶絶していた。 「っと、あいさつが遅れたわね、あたしはかがみ。一応勇者やってます。 あんたを助けて欲しいって依頼が来てたから来たの」 「表向きはね」 青髪の人は再び手刀をたたき込まれた。 「どこからそんな根も葉もない嘘を……こいつはこなた。私の仲間ね。短い間だけどよろしくね」 「まぁ本当短い間だと思うけど自分の首には気を付けてね……隙あらば私が」 ドス! こなたと呼ばれた方が腹部を押さえながらくの字の体勢になる。 今度は拳で制裁されたようだだ。 「はぁよろしくお願いします……」 私は深々と頭を下げた。 「さ、帰りましょ」 とかがみさんが言った瞬間、洞窟が上下に揺れた。 「じ、地震!?」 とっさにそう漏らしたが、この揺れは明らかにただの地震ではないものだった。 「ちょ、ちょっとなんでいきなり……」 かがみさんも慌てている様だ。 するとこなたさんがちょっとふざけた様にいった 「いやー、まさか壁にあったボタンを押したらこんな仕掛けがあったとはねー」 「はぁ!?あんたが押したの?いくらなんでも怪しいとかは……」 「いやいや怪しいと思っても、押して見たいって衝動がね、あるじゃんかね」 「確信犯か!」 かがみさんがそう叫ぶと、急に揺れが止まった。 「あれ?なんともないね」 心なしかちょっと残念だ、という気持ちがこなたさんの言葉から読み取れた。 「こ、怖かった~」 「なんにもなかったからよかったけど……あんたってやつは!」 「ちょ、ちょい待ちかがみん、案外どっかに変化あったりするかもよ」 こなたさんが手で抑止しながらかがみさんに促した。 そしてこう付け加えた 「もしかしたら、今私達が立ってる場所に穴があくとか」 「まさかそんな都合いいこと」 「どんだけ~」 私とかがみさんが同じタイミングで笑うと ドン! 音と共に私達の足場が無くなった。 「へ?え~!?」 かがみさんが絶叫しながら落ちる。私もそれに続く(続かざるを得ない) 「やっぱ流れ的に落ちなきゃいけないでしょ~」 こなたさんはそんなことを言いながら落ちていった 続々と地面へと落ち着く私たち 「いたたた……酷い目にあったね~」 ニタニタしながら頭をかくこなたさん 即かがみさんが突っ込み(攻撃)を入れた 「う~ん……十数Mくらい落ちたかな……」 自分達が落ちて来たところを眺めるかがみさん。 ふと疑問が 「あの……なんであんなに高い所から落ちて私達無事なんですか?」 「……勇者だからよ」かがみさんは少し困った表情をしていた。 「私は一般人なんですけど……」 「気にしたら負けだよ」 こなたさんが口を挟んだ。 私は気にしない様めいいっぱい心掛けた。 「じゃあ出口を探しましょうか」 私達は当ても無くただ前を歩き始めた。 すると道が二つに別れている場所に立ち会った。 「分かれ道か……しょうがない二手に分かれますか」 かがみさんが言う。 正直分かれる必要が無い気がするんだけどな…… 「取り敢えず私とつかさが左でこなたが右ね」 「了解」 「わかりました」 私はかがみさんと共に左の通路に入った。 「あ」 「やほ~」 私達は再び出合った。 分かれ道は実際は別れてなかったみたいだ。 「厄介払い出来たと思ったんだけどな……」 「聞こえてるよ~かがみん」 |     | |  |  | |  |  | |  |  | |  |  |  ↑ ↑   ↑  私 か   こ 分かれ道はこうなってたみたい わざわざ分ける意味があったのかな? そんなこんなで合流した私達はまた歩きだす。 すると前に明らかに罠ですと言わんばかりに踏むタイプのスイッチが置いてあった。 「かがみさん……」 「わかってるわよ、こなた前に罠があるから」 「え?ああ、あれね」 「踏まない様に気を付け……」 かがみさんが言いかけた時 ポチッ スイッチを踏む音。踏んだのは 「あ、テヘッ☆」 こなたさんだった 「今のわざとだろおぉぉ!!」 かがみさんが大声で叫ぶ。 「まぁまぁ落ち着きなって」 「……今度は何が起こるんでしょうね」 私がそっと口にすると 「そりゃ、踏んだ本人の足場が崩れるとか」 ドン! さっき足場が崩れた時と同じ音がした。一部の足場が崩れ、何故かかがみさんが落ちていった。 「なんでよぉぉ~!?」 かがみさんはそう言いながら落ちていった。 こなたさんのせいで穴に落ちたかがみさんは 穴はそんなに深くはないが、自力で昇るのは無理だと私達に伝えた。 「ど、どうしようこなたさん」 私が焦っているとかがみさんが穴の中から叫ぶ 「こなたー、あんた確かロープ持ってたわよね?それを吊してよ」 「ん?いいけどその前に」 こなたさんが一区切り入れる 「財布と食料をまずこっちに投げてよ、それから引き揚げるよ」 「逃げる気満々だな」 「そんなわけないよ~、いいから早く」 「いや絶対財布と食料投げたら私を置いて行くだろ」 「メンドクサイナ……じゃあ吊すよ」 こなたさんがカバンらしきものからロープを取り出した。 それを穴に垂らし、こう言った。 「じゃあ、食料袋と財布をこれにくくり付けて」 「まだ言うか」 私も穴から中の様子を覗きみる。 かがみさんはロープを昇り始めた。 が、 「かがみ……重い……」 「失礼ね!これでもダイエット中……」 「もう無理……あ」 踏ん張りきれず、こなたさんも穴に落ちた。 私これからどうしようかな? 補足:こなたが作ったRPGということで無理矢理完結だそうです
洞窟の通路 数M前しか見えない程の薄暗さの中一人の少女が懸命に走っていた。 ―はぁはぁ……― 息を切らしながらも足ひたすら前へと走らせる。 疲れきった体は今にもその足を止めそうになるが、強い精神でなんとか動かす。 追いつかれては死ぬ その思いだけで、今まで逃げて来た。 突如現れた異形の化け物は、私達の村の人達をさらっていった。 なんとか逃げ出すことに成功したが、追っ手にすぐ見つかり、ひたすら逃げている内に洞窟へと逃げ込んだ。 走ってる最中、私は足を止めた。 目の前の通路が無く、空洞が広がっていたから。 気付くのが遅かったら真っ逆様に落ちていたかも だが、状況は変わっていない。 私の後ろから聞こえていた、テンポの早い足音は、どんどんとその音を大きくし、私に近付いて来ているのがはっきりとわかる。 振り返るとその姿が私の目に飛び込んできた。 そこには人の倍程ある体格を持ち、全身に動物の毛の様なものがが生えていて、顔がいのししに似ている化け物が二体いた。 その一体が口を開く。 「もう逃げられねぇぜ……」 人間の声ではない人間の言葉で私に言った。 「私を……どうするつもりなの?」 私がそう尋ねると もう一体の化け物の方が口を開いた 「安心しろ、とって食べやしねぇさ、もっと有効的な……」 と、ここまで言いかけたところで 急に口を止めた。 そしてゆっくりと前屈みに倒れると、ドロドロと溶けていき完全に姿が無くなった。 私ともう一体の化け物はいきなりの事態にひどく驚いた。 「な、なんだ?」 化け物が慌てた口調で、そう叫んだ。 「だ、だれだ?」 「私だ!」 いきなり、私の前方、化け物の後ろの方から女性の声が聞こえる 声の主は化け物の後ろにいた。 女性は化け物を刀の様なもので横に一閃し、真っ二つにした。 化け物はさっきのと同様、ドロドロにとけて消え去った。 私は少しの間ボー然としたが、助けてもらったことに気付き礼を言った。 すると私を助けてくれた女性、小さな体の足元近くまで長く青い髪が特徴的なその人が私に微笑みながら言った。 「あんたがつかさだね?私は依頼であんたを殺しに来たんだ」 すると後ろからもう一人ツインテールの髪型をした女性が現れ、青髪の人に手刀、もとい突っ込みを入れた。 「全く、ほっといたらなにいいだすかわかんない」 ツインテールの髪型をした女性が青髪の人を見て言う。 青髪の人は悶絶していた。 「っと、あいさつが遅れたわね、あたしはかがみ。一応勇者やってます。 あんたを助けて欲しいって依頼が来てたから来たの」 「表向きはね」 青髪の人は再び手刀をたたき込まれた。 「どこからそんな根も葉もない嘘を……こいつはこなた。私の仲間ね。短い間だけどよろしくね」 「まぁ本当短い間だと思うけど自分の首には気を付けてね……隙あらば私が」 ドス! こなたと呼ばれた方が腹部を押さえながらくの字の体勢になる。 今度は拳で制裁されたようだだ。 「はぁよろしくお願いします……」 私は深々と頭を下げた。 「さ、帰りましょ」 とかがみさんが言った瞬間、洞窟が上下に揺れた。 「じ、地震!?」 とっさにそう漏らしたが、この揺れは明らかにただの地震ではないものだった。 「ちょ、ちょっとなんでいきなり……」 かがみさんも慌てている様だ。 するとこなたさんがちょっとふざけた様にいった 「いやー、まさか壁にあったボタンを押したらこんな仕掛けがあったとはねー」 「はぁ!?あんたが押したの?いくらなんでも怪しいとかは……」 「いやいや怪しいと思っても、押して見たいって衝動がね、あるじゃんかね」 「確信犯か!」 かがみさんがそう叫ぶと、急に揺れが止まった。 「あれ?なんともないね」 心なしかちょっと残念だ、という気持ちがこなたさんの言葉から読み取れた。 「こ、怖かった~」 「なんにもなかったからよかったけど……あんたってやつは!」 「ちょ、ちょい待ちかがみん、案外どっかに変化あったりするかもよ」 こなたさんが手で抑止しながらかがみさんに促した。 そしてこう付け加えた 「もしかしたら、今私達が立ってる場所に穴があくとか」 「まさかそんな都合いいこと」 「どんだけ~」 私とかがみさんが同じタイミングで笑うと ドン! 音と共に私達の足場が無くなった。 「へ?え~!?」 かがみさんが絶叫しながら落ちる。私もそれに続く(続かざるを得ない) 「やっぱ流れ的に落ちなきゃいけないでしょ~」 こなたさんはそんなことを言いながら落ちていった 続々と地面へと落ち着く私たち 「いたたた……酷い目にあったね~」 ニタニタしながら頭をかくこなたさん 即かがみさんが突っ込み(攻撃)を入れた 「う~ん……十数Mくらい落ちたかな……」 自分達が落ちて来たところを眺めるかがみさん。 ふと疑問が 「あの……なんであんなに高い所から落ちて私達無事なんですか?」 「……勇者だからよ」かがみさんは少し困った表情をしていた。 「私は一般人なんですけど……」 「気にしたら負けだよ」 こなたさんが口を挟んだ。 私は気にしない様めいいっぱい心掛けた。 「じゃあ出口を探しましょうか」 私達は当ても無くただ前を歩き始めた。 すると道が二つに別れている場所に立ち会った。 「分かれ道か……しょうがない二手に分かれますか」 かがみさんが言う。 正直分かれる必要が無い気がするんだけどな…… 「取り敢えず私とつかさが左でこなたが右ね」 「了解」 「わかりました」 私はかがみさんと共に左の通路に入った。 「あ」 「やほ~」 私達は再び出合った。 分かれ道は実際は別れてなかったみたいだ。 「厄介払い出来たと思ったんだけどな……」 「聞こえてるよ~かがみん」 |     | |  |  | |  |  | |  |  | |  |  |  ↑ ↑   ↑  私 か  こ 分かれ道はこうなってたみたい わざわざ分ける意味があったのかな? そんなこんなで合流した私達はまた歩きだす。 すると前に明らかに罠ですと言わんばかりに踏むタイプのスイッチが置いてあった。 「かがみさん……」 「わかってるわよ、こなた前に罠があるから」 「え?ああ、あれね」 「踏まない様に気を付け……」 かがみさんが言いかけた時 ポチッ スイッチを踏む音。踏んだのは 「あ、テヘッ☆」 こなたさんだった 「今のわざとだろおぉぉ!!」 かがみさんが大声で叫ぶ。 「まぁまぁ落ち着きなって」 「……今度は何が起こるんでしょうね」 私がそっと口にすると 「そりゃ、踏んだ本人の足場が崩れるとか」 ドン! さっき足場が崩れた時と同じ音がした。一部の足場が崩れ、何故かかがみさんが落ちていった。 「なんでよぉぉ~!?」 かがみさんはそう言いながら落ちていった。 こなたさんのせいで穴に落ちたかがみさんは 穴はそんなに深くはないが、自力で昇るのは無理だと私達に伝えた。 「ど、どうしようこなたさん」 私が焦っているとかがみさんが穴の中から叫ぶ 「こなたー、あんた確かロープ持ってたわよね?それを吊してよ」 「ん?いいけどその前に」 こなたさんが一区切り入れる 「財布と食料をまずこっちに投げてよ、それから引き揚げるよ」 「逃げる気満々だな」 「そんなわけないよ~、いいから早く」 「いや絶対財布と食料投げたら私を置いて行くだろ」 「メンドクサイナ……じゃあ吊すよ」 こなたさんがカバンらしきものからロープを取り出した。 それを穴に垂らし、こう言った。 「じゃあ、食料袋と財布をこれにくくり付けて」 「まだ言うか」 私も穴から中の様子を覗きみる。 かがみさんはロープを昇り始めた。 が、 「かがみ……重い……」 「失礼ね!これでもダイエット中……」 「もう無理……あ」 踏ん張りきれず、こなたさんも穴に落ちた。 私これからどうしようかな? 補足:こなたが作ったRPGということで無理矢理完結だそうです

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