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<h3 class="post-title entry-title"> 第１話 「こなたとかがみ」<br />
こなたは小さいタンク機関車だ。６つの車輪にずんぐりむっくりのボデイ。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">エントツ、カマ、そしてたんこぶのようなドームがついている。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">こなたは小さいが、働き者。自分が一番働き者だと思っている。<br />
駅で客車を運び、動き回りまわるのが彼女の仕事だ。</h3>
<h3 class="post-title entry-title"><br />
仕事をしながら、大きな機関車達をからかったりもする。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">ある日、かがみが客車を引いてきてクタクタになって休んでいたところに、</h3>
<h3 class="post-title entry-title">疲れて寝ようとしたところにこなたがやってきた。<br />
「起きなよ！！かがみん！。眠気覚ましに私を捕まえて見なよ！アッハッハッハ。」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">とかがみをからかった。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「くーっ！！覚えていなさいよこなた！。」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">と、かがみは怒った。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">ある日、こなたの目がなかなか覚めなかった。<br />
釜の火が消えてしまっているのだ。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">これでは仕事ができない。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">やっとの思いで動き出した。<br />
駅に行くと、かがみが待っていた。<br />
「遅いわよ！こなた！早く私の客車を持ってきなさいよ！」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">こなたは急いで客車を取りに行った。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「ちょうどいいわ。この前の仕返しよ！」<br />
かがみが言った。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">かがみが客車を連結した。<br />
こなたは後ろから押して手伝うのだが、いつもは連結しない。<br />
ところがきょうはかがみの出発が早かったので、連結を外し損ねました。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">こなたもかがみと一緒に駅を出発した。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">かがみはどんどんスピードを上げていき、こなたはついて行けない。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「とめてー！！！！！！！とめてー！！！！！！」<br />
「まだまだ！遅れてるんだから！」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">と、かがみは走り続けます。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">こなたは走ったことのないスピードで走らされた。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「助けてー！！！！！！もうやめてよ！かがみん！」<br />
車輪が壊れそうになり、やっと駅に到着した。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「どう？こなた。もう私を馬鹿にしちゃダメよ。」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">こなたは疲れてなにも言うことができなかった。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">こなたはクタクタになりやっと連結を外された。<br />
「あーあ・・・・かがみに仕返しされちゃった・・・・・。」<br />
こなたはつぶやいた。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「とにかく喉が乾いた！水！水ーーーーーー！！！！」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">こなたは吸水塔に駆け込んでいった。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「ふーっ・・・・」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">そしてこなたは水を給水してからゆっくりと機関庫に帰っていった。</h3>
<h3 class="post-title entry-title"> </h3>
<h3 class="post-title entry-title">このお話の出演は、かがみ。そして、こなたでした。</h3>
<h3 class="post-title entry-title"> </h3>
<h3 class="post-title entry-title"> </h3>
<h3 class="post-title entry-title"><br />
第２話 みゆきさんのおてがら<br />
みゆきはこなた達と一緒の鉄道で働く桃色の中型機関車だ。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">彼女は、他の機関車に比べても一番小さい機関車だった。（こなたを除く）<br />
ちいさいので大型機関車にからかわれる。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「みゆき！あんたは小さいし力も無いから大変ね！」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">かがみは言った。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">そんなみゆきを機関士と助士は気の毒に思っていました。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">次の日、機関士と助士の配慮で、みゆきは走ることなった。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「がんばってみなさんを喜ばせます！。」<br />
みゆきは大喜びで煙を上げて走り出した。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">一日中、働きまわり機関士も乗客も大喜びだった。<br />
彼女は客車でも貨車でもとてもうまく引くことができる優等生なのだ。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">翌日、かがみはまた威張りながらみゆきに言った。<br />
「私の引く急行の時間よ！みゆき！早く客車を取ってきて！」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">みゆきは客車を取りに行った後、貨車の入れ替え作業を行いに行った。<br />
彼女はこの仕事が大好き。<br />
貨車がなくなるまで働いた。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">休憩をしていると、かがみが怒りながら走ってきます。<br />
汚い貨車を引いているからでした。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">急行は別の機関車が引いているようだ。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「どうゆう事よ！！！」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">文句を言うかがみをを横目にみゆきは働いた。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">そんなとき、かがみが丘の上で立ち往生してしまった。<br />
みゆきが助けにいきます。<br />
「みゆきじゃ無理よ」というかがみと貨車を後ろから一生懸命に押していった。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">すると、いつのまにか丘を越えていた。<br />
丘を越えたかがみは「やったー」とスピードを上げて走っていった。<br />
みゆきのことは忘れてしまい、お礼もなかった。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">それでもみゆきは役に立ててよかったと思った。<br />
機関士にも「お手柄」とほめられた。</h3>
<h3 class="post-title entry-title"><br />
その日の夜かがみは機関庫でみゆきにお礼を言った。そして、からかったことをあやまった。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「今日はありがとう。みゆき。それに昨日はあんたを馬鹿にしてごめん。」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「いいんですよ。かがみさん。だって友達ではないですか。」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「そうね アハハッ。」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">かがみとみゆきは一晩中笑いあっていた。</h3>
<h3 class="post-title entry-title"> </h3>
<h3 class="post-title entry-title">このお話の出演はかがみ。そしてみゆきでした。</h3>
<p> </p>
<h3 class="post-title entry-title">第３話 出てこい黒井先生<br /><br />
きょうは雨が降っています。<br />
機関車の中に雨を嫌がるものがいる。<br />
トンネルに入ると、止まってしまい出てこない機関車がいた。<br />
彼女の名前はななこ。<br /><br />
トンネルから出てこない理由は車体が汚れるのが嫌なこと。<br /><br />
車掌は笛を吹き、旗を振りまくりますが出てこない。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「おい！ななこ！トンネルから出て来い！」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">機関士がいった。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">
「いやや！ウチのボディが汚れたらまたあいつらにだから独身なんですよ。って笑われてしまう！絶対に出えへんで！」<br /><br />
ななこは「シュー」と蒸気を吐き出すだけだ。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「独身って・・・」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">機関士と助手はそう思ったがいまの彼女には何を行っても聞かない。<br /><br />
局長さんがやってきました。<br />
彼はななこを引っ張り出すといいますが、ななこは「いやや！」と言っている。<br />
みんなでななこを引っ張っぱった。しかし、彼女は出てこない。<br /><br />
局長さんは医者に止められているといって手伝わない。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">正直、引っ張ってる人達は、コノヤロウ！と思っていた。<br /><br />
今度は後ろから押してみた。<br />
押したがが全然、出てこない。<br /><br />
今度も局長さんは手伝ってくれない。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">引っ張っている人達はキレそうだ。<br /><br />
そこへこなたが応援にやってきた。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">
「先生。そんな子供みたいなことしていると結婚できませんよ。ボディも汚れてますし。」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">こなたが言った。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「あーっ！！！やっぱり言われたわ！もう、雨が止むまで絶対に出えへんで！」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">ななこがこなたの言葉に怒った。<br /><br />
こなたは力のかぎりななこを押したが、ビクともしない。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">局長さんは言った。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「もういい。そんなにトンネルに、いたいんだったらずっとここにいるがいい。」<br /><br />
ついに、局長さんはななこを引っ張り出すのをあきらめて、レールと取ってしまった。<br />
そして他の機関車が間違えてぶつからないようにと、トンネルにレンガで壁を作られてしまった。<br /><br />
ななこは身動きが取れなくなり、できることといえば、横を走っていく機関車を眺めることだけだ。<br /><br />
みゆきやかがみが通りすぎていくが釜の火がすっかり消えてしまっていて返事もできない。</h3>
<h3 class="post-title entry-title">「なんてことや・・・・・」</h3>
<h3 class="post-title entry-title">ななこは悲しんだ。<br /><br />
黄色のボディや黒のストライプはトンネルの中で汚れてしまっていた。<br /><br />
いつまでいるのだろう？<br />
いつになったら雨をこわがらずに、走れるようになるのだろう。<br />
そして、いつになったら外に出れるのでしようか。</h3>
<h3 class="post-title entry-title"> </h3>
<h3 class="post-title entry-title">このお話の出演はかがみ、みゆき、こなた、そしてななこでした。</h3>
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<p><strong>スレに投下していない物を勝手にまとめないでくだしあ</strong></p>
