ID:0X8lEYE0氏:泉こなた首相の辞任

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1.泉こなた首相の辞任会見要旨 【冒頭発言】  就任以来、オタク目線での改革に着手した。道路特定財源のオタク財源化、オタク庁の設置法の取りまとめ、オタク会議を通じたニート支援制度の抜本見直しなど、最終決着はしていないが、方向性は打ち出せた。  同人誌やグッズなどの物価高騰に強力な対策をつくるため、8月に内閣改造を断行し、先週、オタク産業総合対策をとりまとめた。臨時国会では、著作権法改正やオタク庁設置法などオタクにとって一刻の猶予もない重要案件を審議する。この際、新しい体制の下、政策実現を図らなければならないと判断し、辞任を決意した。 【辞任理由】  コミケの開催までは時間があり、オタクにも大きな迷惑をかけないと考え、この時期を選んだ。国民総オタク化政策、著作権法改正案、前国会の積み残しなどを順調に仕上げねばならない。いま辞任して新しい人に託た方がより良いと判断した。先週末に決断した。 【幸星党総裁選】  きょう幸星党の成美ゆい幹事長、柊かがみ官房長官に自分の考えを説明した。総裁選の日取りなど手続きを進めてほしいと幹事長にお願いした。 【パンピー党批判】  「ねじれ国会」で大変苦労させられた。話し合いたいと思っても、受け付けてもらえないことが何回かあった。パンピー党の一般太郎代表とは、オタクのためにどうしたらいいか虚心坦懐に、胸襟を開いて話し合いをする機会がもっとあったら良かったと申し上げたい。 2.離党  幸星党本部。  高良みゆき財務大臣と柊かがみ官房長官、次期総裁候補の筆頭と目されている二人が、名残惜しそうに話をしていた。 (みゆき)「泉さんは、本当に離党されてしまうのですか?」 (かがみ)「こなたの決意は固いわ。止めるのは無理ね」 (みゆき)「そうですか。幸星党は、泉さんのカリスマと指導力で躍進してきただけに、今後のことが心配です」 (かがみ)「まだ人材はいるでしょ。ゆたかちゃんを神輿にかつげば、来るべき解散総選挙も勝てるわよ」  二人は、小早川ゆたかを次期総裁にすべく密かに幹部の根回しを完了していた。そして、それは泉こなたの最後の意向でもあった。  みゆきは、次期総裁候補と目されていながら、立候補を固辞していた。小早川ゆたか首相のもとで官房長官あたりを務めるのが妥当だろうと、自分ではそう思っている。  そして、かがみは……。 (みゆき)「かがみさんもいかれるのですね?」 (かがみ)「うん。私はこなたについてくわ。戻ってこれるのはいつになるか分からないけど、そのときまで幸星党をつぶさないでね」 (みゆき)「はい」  かがみは、成美ゆい幹事長に離党届を出して、幸星党本部を後にする。  先にこなたが待っていた。 (かがみ)「あんた、これからどうすんのよ?」 (こなた)「まずは、秋葉原かな。そのあとは、鉄道で全国全路線制覇ってのもいいねぇ」 (かがみ)「おまえ、ついにテツの世界にまで……」 (こなた)「オタクの道に終わりはないのだよ、かがみん」 (かがみ)「まあいいわ。どうせ、止めても無駄なんだから、最後まで付き合ってあげるわよ」 (こなた)「なんだかんだいっても、かがみんは付き合いがいいねぇ」 (かがみ)「いまさらあんたを見捨てる気にはなれないもの」  二人は、相も変わらない会話を交わしながら、いつ果てるともしれない旅路へと一歩を踏み出した。 終わり

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