ID:eUScdjg0氏;第二回コンクール作品紹介

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「だからさ、一度読んでみたらきっとハマるって!」 「うーん。勉強が得意なかがみにとっては面白いのかもしれないけど、文字ばっかりっていうはね」 「そんなのは思い込みよ。苦手だと思い込んでいるだけ。食わず嫌いなんて勿体無いわよ」 「あーそうだ。じゃあ、かがみが紹介してくれる?」 「へっ?」 「私に話のあらすじを語って、それで私が読みたくなったものだけを読む」 「……こなたが読まないのは私が悪いってわけね」 「そういうこと。もしかして、他人に上手く薦める自信がない?」 「ふん。やってやろうじゃない。だけど、読みたくなって読んだ場合はちゃんと感想を言いなさいよ!」 「はいはい。読みたくなったらね」 エントリーNo.5:「久遠の想い」 ID:UzEzu8MC0氏 「まずはコレよ」 「あれ、順番どおりにやらないんだ?」 「そんなの私の勝手でしょ。この話はね、母親を失くした子供と父親のやりとりから始まるの」 「父子家庭? 私と同じだね……」 「そうね。そこから場面は過去に飛ぶ。五年前、私が愛する人を失った日へと」 「愛する人って、誰?」 「そこまで言っちゃったら、あんたは読まずに満足しちゃうでしょ。短い話だから続きは自分で読みなさい」 「むう……」 エントリーNo.6:「あたたかな世界」 ID:mTS9jeam0氏 「ところで、あんた携帯を使って読む?」 「いや、パケット代が勿体無いからパソコンで読むけど」 「それなら問題ないわね」 「?」 「この話は誕生日らしく、プレゼントについてよ。何を贈るべきか一所懸命に考える、ほのぼのとした話」 「ああ、結構悩むよね。誰が主役で、誰に贈り物をするの?」 「ゆたかちゃんが主役で、相手はみなみちゃんよ。ちなみに百合じゃないからね」 「……最後に注釈をつけるあたり、かがみにもオタクとしての素養があるってわかるよ」 エントリーNo.12:「感謝のカタチ」 ID:SAdzvfkZ0氏 「こなたの両親が結婚をする以前の話ね。恋人にギャルゲーを買いに行かせる男の物語でもあるわ」 「そんな悪意のある言い方をしなくっても……」 「あんたが同じことをしそうだからよ。言っておくけど、誕生日プレゼントに希望しても絶対に断るからね」 「うむむ。今度の誕生日には、かがみにエロゲーを買って来てもらおうと思っていたのに」 「蛙の子は蛙か……。死んでしまった人の話だということを差し引いても、感動できるいい話よ」 「かがみん。安易に『感動』と言わずに、別の言葉に言い換えて褒めてこそ、良い感想じゃないのかね?」 「悪かったわね。そこまで言うのなら、あんたが代わりに表現しなさいよ」 「えっと、まあ、気が向いて読んだらね……」 「――っと、ごめん。つかさに連絡しとかなきゃいけない事を思い出したから、中断するわね」 エントリーNo.4:「紡いでいく二人のライトノベル。~白石は俺の嫁~」 ID:5C3c+zXY0氏 「ごめんごめん。遅くなっちゃった。もう電話は終わったから――」 「……ニヤニヤ」 「ちょっと、あんた。除けておいた一つを勝手に読んだでしょ!」 「かがみは私に読ませようとして頑張ってるんでしょ? 私が自発的に読むのは良いことじゃん」 「そうじゃなくて。それは恥ずかしいから、薦める予定に無かった話で」 「いやあ、青春だね。かがみ」 「だ、だから。これは読まなくていいから。っていうか忘れなさい。ほら、次の話にいくわよ」 「ニヤニヤ」 エントリーNo.1:「ダブルインパクトな誕生日」 ID:H5Cf3uqe0氏 「この話はね。つかさの誕生日をこっそり祝う計画があるのに、私も同じ誕生日だと気づいてもらえない……」 「か、かがみ?」 「でも、もしかしたら誰かが気づいてくれるかもって思ったのに。何も言ってくれなくて」 「泣かないでよ。わけわかんないって。双子だって知ってるのに、誕生日が違うと思うわけないじゃん」 「そういう無粋なツッコミは入れないの。まあ、そこを無視できない人にも楽しめる部分はあるわよ。きっと」 エントリーNo.7:「仮想と現実」ID:RpQnqcfK0氏 「とある男の子が、こなた達と一緒にネットゲームで遊ぶ話ね。私達は敵キャラとして出るくらいかな」 「ツンデレ女帝とか、ツインテール怪人みたいな感じなのかな。……あれ。誕生日とまったく関係ない話?」 「そう思うでしょ。だけど、ギャグだけじゃないのよね」 「ああ、わかった。主人公の男の子が白血病とかで死んじゃうんだ。それでアイテムを仲間に託すとか」 「なんでよっ! まったく。そうやって悲劇ばっかり想像するのはやめなさいよね」 エントリーNo.10:『黒井先生妄想ネタコンクール参加作品編 ~主人公は俺~』ID:eb3vbgbx0氏 「タイトルどおりwwwwwww主役はwwwwwwwwオリジナルのwwwwwwww男の子よwwwwwwww」 「ちょっ。なぜ、w連打を」 「あ、感染しちゃってた。まあ、今のでわかってもらえたと思うけど、あんたみたいなノリで進む話よ」 「失礼な。ネット上はともかく、普段はそこまで暴走してないよ」 「別に悪い意味じゃないわよ。無茶苦茶だからこそ引き立つものもあるんだしね」 エントリーNo.3:「柊かがみのほにゃらら」ID:hvDqVhiC0氏 「好きな子を虐めちゃうってこと、あるじゃない?」 「あー、うん」 「それで、この話はあんたが私をいじめる話なのよ。レズ呼ばわりしてきたりね」 「う、うん。だから?」 「つまり、私を愛しているから虐めるのか、単純に嫌いなのか。二通り。50%の確率であんたはレズ!!」 「いや、その理論はおかしいって」 エントリーNo.8:『約束の味!ご愁傷様白石くん』:ID:ASc7a9350氏 「つかさと白井っていう男子生徒がこの物語のメインよ。この二人って偶に恋人にされたりするわよね」 「かがみ、名前間違えてる」 「あれ、力石だっけ? まあいいわ。この話も主人公が虐められるわけよ」 「セバスチャンがどうしてそんな扱いに……。愛情の裏返しの可能性があっても、虐めとかやめようよ」 「私に言わないでよ。まあ、自業自得なんじゃない? 妹につく毒虫は、早めに排除しておかないとね」 エントリーNo.9:『半分の誕生日パーティ』:ID:dOQrjgxw0氏 「わかる人には、冒頭の数行だけですべてが理解できてしまうかもしれない。そんな話ね」 「私にはわからなかったな」 「そう?」 「うん。わからない。わかるはずがないよ。わかりたくもない」 「……こなた。最後まで読むつもりはないの?」 「当たり前じゃん。こんなタイトルなんだよ。この先の展開なんて、読まなくても私にだって想像できるよ!」 「だけど、それはあくまでも可能性よ。自分で結末を確かめるまでは憶測でしかない」 「かがみは、かがみはどうして読めたのさ。自分の妹の話なのに」 「なのに――じゃないわ。妹の話『だから』よ」 「どういう意味……」 「だって私が見捨てたら、絶望の可能性だけで終わっちゃうじゃない。だから救いがあることを祈って読んだ」 「そんなこと、言うほど簡単にはできないよ」 「そうね。もちろんそうよ。でも、結末まで諦めなければ、いつかは。それは別の物語でかもしれないけれど」 「救いにたどり着ける日が必ず来る」 エントリーNo.2:「注意!誕生日はフラグ乱立イベントです」ID:kXzSvsjl0氏 「なんだか恥ずかしい話をしちゃったわね。えっと次は……。あ、ちょっと待って」 「どうかしたの?」 「いや、これをあんたに薦めるのはまずい気がして」 「なになに? かがみと私の百合? 読むよ?」 「あんたねえ……。どうして、からかう事のできるネタにだけは飛びついてくるのよ」 「かがみを好きだからに決まってるじゃん(変な意味じゃなくて)」 「そ、そうなの? じゃあ、読みなさいよ」 「うん(なんだろう……この感じ。すごく嫌な予感がする)」 「あのね、読みながらでいいから聞いて」 「うん?」 「実はね。今日はこの家に誰もいないの。つかさも含めてみんな、旅行や友達の家に泊まりに行ってるから」 エントリーNo.11:「エイプリル・バースデイ」 ID:pgKevKsj0氏 「……もうこんな時間か。そういえば、紹介する作品が一つ残ってたわね。  四月に誕生日がある人は一人いるけれど、これはその人の話じゃないのよ。  じゃあ、何かっていうとエイプリルフール。『嘘から生まれた誕生日』ってわけ。  直訳とは違ってしまうけれど、たぶんそんな感じでこのタイトルになったんだと思うわ。  時期としては私達の卒業後、大学に入る前の準備期間ね。  誰の誕生日でもない日の話だけど、『誕生日』というテーマを一番生かしている物語だと思うわ。  とても静かで、寂しい感じがして、とても優しい。  突然の転校だとか、誰かが死ぬとか、大きな感動の物語じゃないのよ。それなのに、なぜか忘れられない。  桜の花びら舞うのを見て綺麗だと感じるように、心の中に何かが残る。  ねえ、聞いてる? こなた。私達、この物語のような関係でいられるかな?」 「――って。どうして寝てるのよ」 「うーん。かがみ……もう勘弁して」 「何言ってるの。作品紹介も終わったんだから、さっきの続き――じゃなくって、あんたが読む番でしょ」 「そんな気力は残ってないよー……」 「仕方ないわね。そんなに疲れているなら、私が気力を回復させてあげるわよ」 「ひっ! つかさ、みゆきさん。お父さん。誰か、たす……け……て……」 完

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