ID:xdQ6r9Uo氏:第九回コンクール作品レビュー

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こう「ども、八坂こうでっす! はいそこ逃げるな!」 やまと「(目ざとい……)なんでカメラ目線なのよ」 こう「出番だからに決まってるじゃん! ささ、レビューするよレビュー」 やまと「また!?」 こう「そんな嫌そうな顔しないでよー。やまともなんだかんだ言って前回ノリノリだったでしょ」 やまと「……わかったわよ。やればいいんでしょ、やれば」 こう「さてさて、今回はなんとゲストをお呼びしてます!」 やまと「誰?」 こう「現スレタイ担当、アニメ店長こと兄沢命斗さんです!」 命斗「良い子のみんな元気かな? アニメ店長の兄沢だ、よろしく!」 やまと「いろんな意味で腑に落ちないんだけど」 こう「なんでさ」 命斗「永森君、司会は笑顔が命だぞ!」 やまと「……」 こう「でね? 今回から『投稿は1人1作だけ』っていうルールが追加されたんだけど」 やまと「それにしては作品数が多いわね」 こう「作者の人数が単純計算で前回と同じくらい。前回は複数投稿があったからね」 命斗「良い傾向だな。アニメが終わりスレが1周年を迎えてもなお書き手が減っていないということだ」 こう「うんうん。いいことだいいことだ♪」 やまと「本当は複数投稿してます、っていう人がいる可能性は?」 こう「野暮だよ」 命斗「野暮だな」 やまと「……」 ◆No.01:「ある日の姉妹」 こう「そんじゃ始めよーか。まずはコレ!」 やまと「叙述トリック再びね」 命斗「まさか世代がひとつ後だとはな。驚いたぞ」 こう「あ、店長。あんまネタバレしすぎると怒られちゃうんで」 命斗「む……そうか」 やまと「前回のNo.01の作者とは別の人らしいわね。前回にも言えることだけど、話自体が面白いっていうのはすごいことだと思う」 こう「叙述トリック自体が手法としてはハイレベルだからね。ネタや構成もそれに合わせて上手いのができるんだよ」 やまと「騙されたのは双子の友達が泉先輩たちそのまんまだったからっていうのもあるけど」 こう「まあ、それは……ね。でもいい話だったよね」 やまと「うん」 命斗「今回のコンクールはこの作品のおかげでいいスタートを切れたな」 ◆No.02:「proceed with me, proceed with you.」 やまと「高校受験編その1ね」 命斗「すさまじい文章力だな。このレベルの文章を自然に書けるとは末恐ろしいぞ」 こう「同感だけど、その分読みやすさが犠牲になってるのは残念かもねぇ」 やまと「でも、ストーリーはさすがに面白いわね」 こう「日下部先輩、ナイス企みですっ!」 命斗「本当の意味での友情ってのはこういうのを言うんだろうな。うーん、胸が滾るッ!!」 こう「ところでいろいろと矛盾点が目立ってたのがちょい気になったんだけど」 命斗「気にするな。SSとはひとえにifの世界だからな!」 やまと「あまりとやかく突っ込んでも面白くないものね」 ◆No.03:「消えない笑顔」 命斗「全俺が泣いたああああァァァッ!!!」 やまと(こう。この人ゲストに呼んだのは失敗だと思うんだけど) こう(はは……ちょい後悔してる。おさえておさえて) やまと「……ともかく。確かにすごく悲しい話よね」 こう「悲しいままで終わらせてないのは高ポイントだね。やっぱり救いはあってほしいもんだし」 命斗「たとえ出会うことすらできずとも変わらない友情! すばらしいぞ泉君!!」 こう「友情って言葉好きですねぇー」 命斗「友情・努力・勝利! ジ○ンプ三大概念こそが俺のフェイバリットワードだからなぁッ!!」 やまと「熱苦しい……ただでさえ暑いのに……」 ◆No.04:「かがみの誕生日」 やまと「まつりさんって飄々としてるイメージだけど、実際はすごく家族のこと想ってるわよね」 こう「だね。アニメ17話とかでもそうだし。それに比べてうちの兄貴たちと来たら最近さぁ……」 命斗「貝殻のブレスレットか。手作りで、そのうえ実に女の子らしいプレゼントだ。いいものだな」 やまと「『自分の手も丁寧に扱ってね』のくだりは特に気に入ってるわ」 こう「んでこの間なんか……って聞いてないね、うん」 命斗「ところで投下後の感想でも言われてたことだが、やはり最後の1行は余分だったかもしれないな」 こう「それを差し引いても私的には高得点だけどね!」 ◆No.05:「今も昔も ~柊姉妹物語~」 こう「ニヤニヤ作品(SC9)」 やまと「こう、最初から最後まで口の端がつり上がりっぱなし」 こう「えぇ? やまともじゃん」 命斗「しかし……完全に騙されたな。まさかこれまた叙述トリックとは」 やまと「私もずっとつかさ先輩とかがみ先輩の話だと思ってた。びっくりしたわ」 こう「読者へのサービス満点って感じのSSだねぇ」 こう「でね、『~』の多さについてなんだけど」 命斗「確かに多すぎではあるな。適度な数に抑えておけばさらに高い評価をもらえていただろう。これだけが残念だ」 やまと「少しもったいないわね」 ◆No.06:「その四人は」 こう「きたきたきたきたあぁぁぁ! 出番ゲットだぜぇっ!!」 やまと「うるさい」 こう「すんません」 命斗「田村君と柊姉妹の組み合わせとは意外だったな」 こう「ひよりん引いてたしね。あの子、よっぽどのことがない限り引かないのに」 やまと「聞かされた話がまさしくよっぽどのものだったし……」 命斗「格好良すぎるぞまつり君! まさに闘う乙女だ!」 こう「あ、ひよりん見てるー? あの本結構面白かったよー」 やまと「ちょっ……こういう場を私信に使うんじゃないわよ!」 ◆No.07:「Re:start」 やまと「友達と仲良くなったきっかけ、理由……か」 こう「ぱっと考えてみると結構思い当たらないもんだけどさ、友達ってそういうもんじゃない?」 命斗「その通りだ。『なる』『作る』ではなく、いつの間にか『なっている』。それが友達というものだ」 こう「理由なんかいらないんだよね。そういう観点で見ればこのつかさ先輩は根本を間違っちゃってる」 やまと「でも気持ちはわかるわ。どうしてこの人たちと友達なのか、確認しないと不安になることってあるから」 こう「やまとも思うんだ? んじゃどうして私と友達なの?」 やまと「え? ええと……」 命斗「愚問だッ! そこに友情があるから君たちは親友なのだ!」 こう「うん、この人がいる限り湿っぽい話は無理」 ◆No.08:「真の幻」 命斗「これは一風変わった設定で攻めてきたな」 やまと「ホラーなわけじゃないっていうのはわかってるけど、読んでて怖くなる話ね……」 こう「なまじ読みやすい文章なだけにどんどんのめり込んじゃうね」 命斗「長さにふさわしい物語性といい、作者の全力全開っぷりが伝わってくる作品だ」 こう「少しだけ疑問があるんだけどさ、いのりさんも小さい頃に『姉妹が欲しい』って願ってたのかな」 やまと「どういうこと?」 こう「いやぁ、まつりさんが『いた』理由だけがなんか希薄だったから」 命斗「ふむ……外伝的なものでもう少し掘り下げてほしくなる話だな」 ◆No.09:「逆転ホームラン」 やまと「逆転はともかくホームランの意図がつかめないんだけど」 こう「うん、私もわかんない」 命斗「かわいい動物たちの恐ろしいお化けみたいな喫茶店か?」 こう「そっち!?」 やまと「夢とはいえ随分、その、……ほんわかしてるわよね」 こう「なんて言うか、これぞつかさ先輩って感じだよ。No.07とか11みたいなカッコいいつかさ先輩もいいけど」 やまと「クラスが逆だと周りの人との関係がこう変わる、っていう発想は面白いわね」 命斗「ぶつ切り故に物足りない感が気になったな。まあ、それもまた演出のひとつのようだが」 ◆No.10:「平凡な人たち」 こう「高校受験編その2!」 やまと「約束は大事よね」 こう「やまとが言うと説得力あるよね。いや別にイヤミじゃなくて」 やまと「……それは置いといて。つかさ先輩ってやっぱりやる時はやる人なのよね」 こう「仮にも先輩なんだからあんまそういうこと言わない方がいいと思うんだけどなぁ」 命斗「一緒に陵桜に行きたいという、共通の強い意志。これがあったからこそ今があるわけだ。いやァ燃えるッ!」 やまと「燃えなくていいから。全体的に淡々としてて結構異彩を放ってる気がする」 命斗「合間に入る泉君たちの掛け合いがいいアクセントになっているな」 ◆No.11:「進路」 こう「今回一番カッコいいつかさ先輩だね。作中の時節的にもコンクールの締めくくりの位置にふさわしいし!」 命斗「表現が芸術的だな。『物語の美しさ』で言えば間違いなくトップだろう」 やまと「その分……というか、内容がちょっと難解かも。3回読み直してようやく理解できたわ」 命斗「難解だったから何回も読み直し……くくくっ、これはいいぞ……!」 やまと「……」 こう「燃えるアニメ店長が聞いて笑う寒さだよ……」 命斗「!? いっ、いや待て! 話を聞いてくれ!!」 こう「……そっか。私たちももう3年になるんだなぁ」 やまと「高校生活って本当にあっという間よね……」 こう「総評!」 やまと「まあ、これだけは言いたいっていうことも別にないんだけど」 命斗「既に感想として何度か述べられているが、1人1作という制約のおかげで作品のクオリティが目に見えて高くなった!」 こう「読み応えあり、選び応えあり! 皆さんはこの1週間大いに悩み、考えて投票してくださいっ!」 こう「さて……もう締めていい? 言い残したことは?」 やまと「特になし」 命斗「うむ。俺も言いたいことは全て言った」 こう「おっけー! 今回のゲストはアニメ店長こと兄沢命斗さんでした!」 命斗「有意義な時間を過ごさせてもらったぞ!」 こう「それでは皆さん、また次のコンクール終了後にお会いしましょう!」 命斗「ばいにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!!!!」 こう「……」 やまと「……」  ガタン あきら「……白石さー」 白石「はいっ、はい。どうしましたあきら様」 あきら「出すぎじゃね?」 白石「え……あ、えっと、そー……うかもしれないですね、はい」 あきら「柊つかさがそんなにいいの?」 白石「へ?」 あきら「あぁん!?」 白石「いや、ああああきら様! ご飯食べに行きませんか! 僕おごりますよ!」 あきら「あんな天然のどこがいいわけ!? 実際あんなのと付き合ったら気疲れしすぎて胃に穴が開くっつーの! 大体……」 白石(出番があった分前回よりはマシだけどやっぱ荒れてるなぁー……)  ブツッ

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