京太郎「お待たせしました、豊音さん」

豊音「そんなに待ってないよー。予定通りの時間だもの」

京太郎「でも、豊音さんの事だから……ほら、やっぱり」(ギュッ)

豊音「ひゃ!? きょ、京太郎君?!」

京太郎「手、冷たくなってますよ。これじゃあ身体も冷えているでしょ? きっと、久しぶりにこっちに遊びに来るからって、待ちきれなかった所ですか?」

豊音「う、うん……」

京太郎「嬉しくもありますが、あまり無茶はしないで下さい……それじゃ、どこか暖まれる場所にでも……」

豊音「むー、じゃあ……えい!」(バサッ)

京太郎「うわっ、豊音さん?!」

豊音「こーすれば、二人揃ってあったかいよー」

京太郎「コートの中に入るなんて……こういうのは男がやってなんぼでしょ」

豊音「私の事を見透かす京太郎君が悪いんだよ? そういうのって、恥ずかしいんだから」

京太郎「はぁ……仕方ないですね。まぁ、俺じゃ豊音さんを包めないですし」

豊音「……やっぱり、こんなノッポな女の子は……」

京太郎「好きですよ。これは、俺だけの特権ですから」

豊音「……やっぱり、京太郎君はズルいよー……」

カンッ!