あらすじ

第一部

京太郎「セック○!」(裏声)

京太郎「……」


第二部

咲「○ックス!」

京太郎「んほー」


第三部

京太郎「セ○クス!」

和「んほー」


第四部 ダイアモンドは砕けない

京太郎「セッ○ス!」

優希「んほー」



第五部  黄金の旋風


和『ハァ……ハァ……咲さん、今日も……幸せでした……』

和『……え?咲さんそれは……』

咲『んふふ~和ちゃんとの、愛の記録を残しておこうと思って~』

和『きゃっ!そ、そんな、駄目です、撮らないで下さい』バサッ

咲『いいじゃない、ね~お願い』

和『うう~誰にも、絶対誰にも見せないでくださいよ?』

咲『は~い。じゃー和ちゃんおっぱいは何カップですか?』

和『えっ』

咲『男の人が見るHなビデオだとね、なんでかこういう質問コーナーがあるの』


和『そ、そうなんですか』

咲『何カップですか?』

和『え……Hです///』

咲『やだなぁ、和ちゃんがHな体なのは知ってるよ、おっぱいのサイズだよ』

和『だから、Hカップです!もう、いじわる言うなら止めますよ』

咲『あはは、ごめんごめん。じゃあ、ラブレターとか今まで何通くらい貰いましたか?』

和『数えたことはないですけど……60……80通くらいでしょうか』

咲『すごいねー。やっぱり下駄箱に大量に入ってたりして、その場で破り捨てたりとかしたの?』

和『気持ち悪いので本当はそうしたいのですが、余計な恨みを買うのも怖くて……一応取ってあります』

和『でも、咲さんが捨てろというならいつでも捨てます燃やします!』

咲『あはは、ありがとう、捨てなくていいよ。ていうか持っておいた方がいいことあるかも』ニヤニヤ

咲『気持ち悪いっていうのは、男の人からの手紙が?』

和『はい、皆さん手紙には色々綺麗な言葉が書いてあるんですけど……私の胸とかお尻とか脚とかを這いまわるような視線が思い出されてしまって』

咲『和ちゃんとセックスしたがってるのがバレバレって事?』

和『セ…/// ダメですよ咲さん、女の子がそんなはしたない言葉を使っては』

咲『あははごめんごめん』

和『……まあ決め付けるわけではありませんが、そういう下心があるように感じるのは確かですね』

和『女性の身体だけ見て性欲しか抱けない「男」は、はっきり言って最低だと思います』(キリッ


和「チ○ポォォーーー!オ、オ、ンォんひぃーーーーっ!ひさ、久しぶりの、オ○ンポっ♪、最高ですぅ!」

グボ グジョ グボ ヂュボ 

京太郎「なるほど、和はっ……くっ、性欲丸出しの男は、嫌いか」

京太郎(うはぁ~やっぱ和の生マ○コ良い……っ産んだらゆるくなるって聞くけど、前より柔らかくてっ…最高)

和「あんっ、あれは……ぁんっ、ちっ違うんですっ!知らなかった……だけなんですっ、はぅん♪」

和「誤解してましたぁ、私が間違ってました、女の身体はっ、ぃひん、チン○を気持ちよくするための、ただの道具、なんですっ」

ズコ ズコ ズコ ヂュコ ヌュコ

和「はぅーん♪だから、こうやって奥まで生チ○ポハメ込まれて幸せになっちゃうのは、自然な事なんですっ、あっ、○ンポ好きっ」

京太郎「じゃあ、今までラブレターくれた男達に謝らないとな?」

和「あ……はいっ、ごめんなさい、ごめんなさいぃ、今までせっかくラブレター送ってくれた人、全部お断りして、ごめんなさいっ」

和「チン○大好きな雌犬のくせに、馬鹿にしてましたっ、見下してましたぁっ……今から一人一人お伺いして、お詫びセックスして、許してもらいたいです……けどぉっ」

ズゴ ズゴ ヌ”コヌ”コ

和「あん……ひぃん!本当にごめんなさい、もう、ダメなんです。私のメス穴は、先着一名の……須賀くんチ○ポ専用なんです、この○ンポじゃないともうダメなんですっ」

京太郎「!?」

和「本当にごめんなさい……うふふ……」チュウッ

京太郎「和ぁ……」ジ~ン


和『須賀くん……ですか?別に悪い人ではないと思いますが……まあ特に取り上げる所も無い、平均的男子高校生かと』

京太郎「……」

和『ええ、時々、胸とかにいやらしい視線を感じたりはしますね……対面の時に捨て牌を読む振りをして
  私の胸を凝視してる時があるんですよ。気付いてないと思ってるんでしょうが、あれはやめて欲しいです』

京太郎「おっぱい見て悪いか!くそ、こんなでかいの揺らして歩いて、見てくださいって言ってるようなもんらろ!」チュウチュウカミカミ

和「ごめんなさいぃ、取り消します。次からは、ちゃんとおっぱい丸出しで打ちますからぁ、好きなだけ見てくださいぃ」

和「おっぱいいっぱい触って欲しいです!いやらしい乳首もいっぱい吸ってくださいっ」

和「千切れそうなくらい激しく揉まれるのも好きなんです、あっ///」ピュ…

京太郎「んむっ!?」ヂュウヂュウ

和「こんな、須賀君の赤ちゃんを産ませて頂いて、母乳まで出るように変えられちゃった、私のHな体をいっぱい味わって欲しいんです!」ピュピュッ

和『優希は懐いてるみたいですけど相手にされてませんし……まあ他と同じ、女性の体しか見てない煩悩の塊ですね』

京太郎「煩悩の塊で悪かったなぁぁぁあああ!!」

ズゴズゴズゴ ニュゴ ズコニュゴズコ


和「ひぃん、ごめんなさ、ごめんなさい、お詫びに、須賀君の、煩悩の塊、子宮で飲み干します、2人目も、須賀くんの種で仕込んで欲しいですっ」

和「須賀くん、大好き、好き、○ンポ、チ○ポ、須賀君のオチ○ポも大好きです♪」ブチュップチュッペロッレロッ

京太郎「んぐおおっ和ぁぁぁあああああ!!」

ドグドグドグドグビュリビュリ

和「んっほぉぉぉぉぉおおおおぉぉおおぉぉぁぁぁおおおん!」

京太郎(仕込む…っ仕込む…っ和に……このエロい体に……2人目ぇ…っ)

ビュヂビュヂュリ ビュクリビュクリ

和「んぉほっ!、イってます、イってますっ!受精しながらあああまたイクゥゥゥゥゥっ!」

京太郎「……っむ……くぉっ!……」

ドブリュブリュ ビュクル ビュクリ ビュックン 

京太郎「ふぅっ……くふぅ…………っぷぅ……」

和「~~っはぁ……はぁ……奥に、こんなタップリ……はぁ……んくっ……はぁ……ふふ、ありがとうございます……」ニコッ

京太郎(ああ……幸せーーーーーっ!)


和「……今度、私の貰ったラブレター朗読しながらHしちゃいましょうか」

京太郎「えっ…の、和?」

和「うふふ……咲さんが言っていましたよ…セックスは、イケナイ事をしているって思うほど、興奮するものだって……んっ」

和「また、硬くなっちゃいましたね……内緒で……もう1回しちゃいましょうか?」

京太郎「う……」

ガチャ

優希「ドーン!そこまでだ!1人1回の約束だじょ!」

咲「ご飯もうできるよ~シャワー浴びてねー」

京太郎「はぅ……」ガックシ

和「ふふふ、行きましょうか、お背中お流ししますね」

テトテト

咲「……」

ゴソゴソ ピッ

咲(再生…っとおお!撮れてる撮れてる)

咲(ああ~和ちゃんがお淑やかだった頃の自分を否定して、いかに今の自分が○ンポが大好きか説明してるよ、うう~みんなに見せたい)

咲(特に和ちゃんのお父さんとかに送って見せてあげたいよ~)

咲(ほほう……ラブレターを朗読しながらSEX!そこに気づくとはやはり天才か……!和ちゃん、成長したね……)ジ~ン

咲(和ちゃんはああ言ってたけど、本気で和ちゃんを好きだった人も……)

咲(……ううん、今でもまだ、ずっと好きな人だって絶対いるだろうし。もしそんなDVDが送られて来たら……)

咲(甘酸っぱい気持ちを込めて一生懸命書いた手紙を……他人の前で朗読されるどころか)

咲(自分以外の男との、ラブラブ子作りセックスを盛り上げるためのネタに使われて)

咲(京ちゃんはきっとゴム無しの膣奥射精が気持ち良過ぎるせいで、いつもみたいに腰振りがカクカク止まらないから)

咲(だらしな~い阿呆面で和ちゃんにチュッチュされながら、下半身ではドックンドックン種付けしてる京ちゃんを、殺したいほど憎んで、嫉妬して)

咲(……でも多分、結局それをオカズに一人寂しくオナニーするよね。しかも泣きながら)ゾクゾク

咲「もし撮れたら、目線入れて送っちゃおうかなぁ……」ボソ

< オーイ サキチャン?

咲「あ、はーい今行くよー」パタパタ


~ 修羅の国福岡 ~


咲一行は一週間前から、とあるウィークリーマンションの一室にねぐらを定めていた

カチャカチャ モグモグ

優希「京太郎は、和ちゃんとキスしながら射精す時だけ何か量が多い気がするじぇ」ムグムグ

京太郎「う……こ、こら、食事の時にそういう話をするんじゃありません!」

優希「んぐ……なんか誤魔化された気がするじょ」

咲「そのナス炒めは優希ちゃんが作ったんだよ」

京太郎「うん。うまい。優希も大分料理の腕上がってきてるな」

和「そうですね」

優希「本当か!?ふっ、まあ、才能の塊だから当然だけどな!」ドヤァ

京太郎「調子に乗り過ぎだろ」

和「うふふ」

ピリリリ


咲「!」

京太郎「!」

優希「!」

優希「!」

ピリリリリリ

食卓を囲む人数よりも1つ多い、5つ目の黒い携帯が鳴った瞬間、和気藹々としたリビングに僅かに緊張が走る

京太郎「はい、もしもし……ええ、はい。……わかりました、それでオーケーです。…………了解です」ピッ

咲「……」

京太郎「……1位取ったら6200万、2位で1300万でまとまったぜ。アガリの4%だ」

咲「すごーい。今までで一番大きいね」

和「咲さん、頑張ってくださいね!」

優希「それだけあれば、今よりもっとでっかいお家に引っ越せるじょー!」

咲「長野はド田舎だから地価が安いもんね」

和「お時間はかかるんですか?」

咲「今日のはねー、トビなし5万点持ちの半荘10回だっけ?」

京太郎「おう。そこはそのままだ」

優希「東風戦のみならあたしでもいけるのになー」

京太郎「ねーよそんなの」

和「よかったですね、短くて」

京太郎「ああ……こないだの一荘戦100回みたいのはもう勘弁して欲しいな。眠いし疲れるし」

咲「ム、一番疲れるのは打ってる私だと思うんだけどなー」

京太郎「まあ一応早めに出とくか。花田さんて人は何時くらいにくるんだっけ?」

和「あと2時間くらいだと思うんですけど」

咲「そっかー、顔は合わせられないけど、よろしく言っといてね」

優希「おう!行ってらっしゃいだじぇ!」


~ 2時間後 ~


ピンポーン

和『はーい』

煌「すばらです!」

ガチャ

優希「花田先輩久しぶり!だじぇ!」

煌「いやあ思ったより道が混んでまして、ギリギリでしたよ」

煌「おお!やっぱり赤ちゃんは可愛いですね~。こちらの桃色の髪のが和さん、茶髪の方が優希さんのお子さんですかな?」

優希「優太郎だ!いずれは麻雀世界ランキング1位になる男だじぇ!」

煌「おお!それはとてつもなくすばらですね!」

和「気が早過ぎです。しかも目標が大き過ぎです」

優希「連絡が遅れてすまなかったじょ。一応ハガキも用意してあったんだけどな……、ほい!」

煌「これはどうもご丁寧に」


優希「オムツはここ、哺乳瓶はここ、エアコンのスイッチはあっちだじぇ」

和「花田先輩すみません、突然連絡して頼みごとを押し付けるなんて便利に使うみたいで」

和「しかも詳しい事情もお話出来ず……」

煌「いいってことですよ、丁度大学も暇な時期でしたし……報酬も破格ですしなにより」

煌「大切なお子さんを預けるほど信頼をおかれる……こんなにすばらなことはありません」

優希「花田先輩……」

ドン(袖を捲る音)

バン(エプロンを着ける音)

ギュッ(ガラガラを握り締める音)

煌「子守、まかされましたぁ!」

優希「まかせた!じゃあ行ってくるじょー」

和「おみやげ、買ってきますね」

バタン

煌(きっといつかは、全てを話してもらえますよね……和さん、優希さん)


~ どこぞの高級サロンの個室 ~


咲「カン。……ツモ。16000・8000です」

代打ちA(馬鹿な……嶺上開花で四暗刻だと……)カタカタ

代打ちB(クソッ!捲くられた!)

代打ちC(終わった……母ちゃんごめん……)ガクッ

黒服B「終わりだな」


バラララララララララ ピシ バラララララララララ ピシ

京太郎「はい……6200万、確かに」

黒服A「今時キャッシュで揃えるのは苦労したぜ」

京太郎「……すみませんね。いつもニコニコ現金主義なもんで」

咲「終わった?」

京太郎「おう。流石に重いから帰りはタクシーだな」


~ 福岡駅前 ~


咲「大分溜まっちゃったね。ほら、コインロッカーのカギだけでこんなに」ジャラ

京太郎「まあ、明日帰るしな」

咲「そうだね……何事も無く帰れるかなぁ」

京太郎「結局今日まで何も起きなかったじゃねーか。咲の心配し過ぎじゃないのか?」

咲「杞憂ならそれが一番いいんだけど……」

京太郎「俺なんかコンクリブロック100個も運んで筋肉痛だぜ」

咲「私達だって花火ほぐすの頑張ったもん」

京太郎「やっぱりただのイタズラだったんじゃないか?」

咲「そうだといいんだけど」

咲「長野を離れてる間に接触してくる人がいると思……ったんだけどなー」

咲「!!」

京太郎「? どうした?」

咲「来た。見られてる……気がする」


京太郎「気のせいとか……」

咲「知らないけど絶対そう。なんか弓で狙われてるような感じ」

京太郎「マジでか……」

咲「ここで別れるね。手紙が本当なら京ちゃんの方狙ってくると思うから」

咲「ここからだと……ポイントCのビルに向かってね」

京太郎「俺、死ぬの?」

咲「大丈夫だよ、私を信じて。インカム忘れちゃだめだよ」

京太郎「ああ……一応咲もきをつけてな」

咲「うん。京ちゃん……愛してる。またあとで」

宮永咲は雑踏の中に消えていった

京太郎(……行くか!)


~ 福岡によくある妙に人気の無いビルのそば ~


咲『京ちゃん聞こえる?』

京太郎「ああ、感度良好だ」

咲『こっちは準備OKだよ。優希ちゃんも。和ちゃんも』

京太郎「了解っと」

咲『遠くて顔はわからないけど、誰か近づいてる……いい、京ちゃん。もしそれが誰でも敵だと思ってね』

京太郎(誰が……誰が来るんだ)

ザッ

照「あれ?もしかして京ちゃん?、久しぶりだね!」

京太郎「照……さん?」

京太郎(最悪だ……)

照「偶然だねー、どうしたの?こんなところで。旅行?」

京太郎「ふー……」

照「?」

京太郎「いや、そういうのいいです。なんで俺を狙うんですか?」

照「え?え?」

咲『もう一人来た』

菫「駄目だな、照、何故かはわからんが、完全にバレてるらしい」

照「……そう」

京太郎「あなたは……えーと確か、白糸台の部長さんだった人?」

菫「弘世菫だ。一応プロの端くれでもある」

菫「聞こう。何故わかった。まさか密告があったのか?」

京太郎「それを言うなら何故俺を狙うのか先に説明してもらえませんかねぇ……」

菫「自分の胸に聞いてみろ」

京太郎「私は神に誓ってやましいところはありません。アーメン」


菫「……言いたくないなら私が言ってやろう」

菫「父親の不在を狙い、幼馴染の宮永咲の自宅に不法侵入し、強姦」

照「……」ギロリ

菫「その一部始終を撮影したビデオをネタに、今度は同じ麻雀部員である原村和を脅し、強姦」

菫「両親の不在を狙い同じく麻雀部員である、片岡優希の自室に押し入り強姦致傷」

菫「そして現在、3人を連れ回し原村和と片岡優希を人質にすることで、宮永咲に非合法な賭博麻雀を打たせ、その利益を巻き上げている」

京太郎「いやいやいやいや待って、ホント待って下さい。誤解です」

菫「往生際も悪いな……私情を挟むつもりは無いが、客観的に見てもお前は女の敵、クズの中のクズだな」

京太郎「いやマジでマジで誤解ですって。俺、誰かに訴えられてたりします?」

菫「確かにな……貴様がどんな手を使ったのか知らんが、どの家庭も警察に被害届も捜索願も出していない」

京太郎「だから、そもそもそんな犯罪起きてないんです。ちゃんと説明しま」

菫「お前のやった事が法で裁けないのなら……連盟(我々)が裁くしかあるまい」

京太郎「あの、聞いてくださ」

菫「照を破る程の宮永咲の才能が、無法の世界で使い潰されていくのはプロ連盟にとっても大きな損失だ」

照「……」

菫「それに今回の連盟への情報提供は被害者の家族からだぞ?」

京太郎「そんな一体誰が……」

京太郎(やっぱり和の父ちゃんか?)

菫「依頼者は咲の母親の」

京太郎(!?)

菫「宮永――」

バカン! バカン!

菫「ばむぐっ!?」

照「あべし!」

和と優希が屋上の13階から手放したコンクリートブロックは、充分な速度と質量でもってほぼ同時に照と菫の頭部に直撃。拳大に四散し、その生涯を閉じた

和「当たりましたね」

優希「やったか!?」


京太郎(やったか?)

咲『やってないよ』

弘世菫はその場に崩れ落ちたていたが、宮永照は立ったままだった

照「……」

京太郎「あの、痛くないんですか?」

照「痛い。けど、我慢したから大丈夫」

京太郎「弘世さん、ピクリとも動きませんけど、病院に連れて行ってあげたほうがいいんじゃないですか?」

照「プロなら対局前に襲撃されるのはよくある事」

照「菫もそれなりに鍛えてあるはずだから問題ない。軽い脳震盪を起こしただけ」

照(多分)

京太郎「なんか明らかに血溜まりが拡がっている気がするんですが……」

照「菫を助けて貴様を逃がす方が恨まれる。プロならたとえ殺されようともあとちょっとでツモれるっていう手を決して崩したりはしない」

京太郎(くそ、やっぱり闘うしかないのかよ……)


照「背中にバットを隠してるみたいだけど――」

京太郎「!」

武器を隠している事を看破された京太郎は、コートの下から素早く金属バットを抜き出す

照「仮にフルスイングで頭を殴られても効かないから、攻撃は諦めた方がいい」

京太郎「……照さん、一応聞きますけど、人間ですよね?」

照「よく聞かれる」

ヒュォォォ……

京太郎(風が!?)


照「もちろん人間。……でも―――」

ビュゥゥゥゥゥ

照「信じてもらえたことは一度も無い」

キュルキュル……ギュルギュルギュル

不自然な風の流れが宮永照を中心に円を描き、右手を中心に更に濃く強く渦巻いていく

照「抵抗しなければ怪我はさせない」

バカン!

照「あべし!」


優希「うおりゃ!そいや!どりゅあ!」ポポイポーイ

和「優希、狙わなくていいですから、とにかく数を!」

優希「合点承知!」


ゴン ドコン バカッ

照「しまった。忘れてた」

京太郎「うぉああああ当たる、当たる、俺にも当たる!」

照「誰が考えた作戦だ?襲撃を読んでおいてこれでは流石にお粗末過ぎるぞ」

咲『……』ムカッ

照「誰かは知らんが……邪魔をするなら制圧させてもらう」

下に溜めを作った宮永照が真上に向かって右手を打ち上げると竜巻が屋上に向かって襲いかかっていった

手加減してはあるがそのの威力ならばコンクリートブロックを空中でカステラのように粉砕するのは容易いことであり

襲撃者を鎮圧するのに充分な一撃であっただろう。唯一の誤算は粉砕した落下物が全てがブロックというわけではなく

巧妙に混ざっていた灰色の段ボールがいくつか破壊された瞬間。その風圧のせいで辺りに大量の粉塵が舞い散ったことだった

照「!?」

バフア

宮永照を中心に白い粉が広がり包んだ

照「うごっほ」

照「小麦粉?……と、この臭いは……火薬!?」

咲『今だよ!』

京太郎「照さんごめんなさい!」

カチシュボッ ポイッ

咲『京ちゃん伏せて!』

ババッ バチバチッ バオーーーーーーン

低い爆発の音が辺りに響いた


京太郎「うゲッホ ゲッホ……ふぅ……」

京太郎「咲、どうだ?流石に――」

咲『! ダメみたい! 』

煙の中心で、ボロボロの衣服を纏った人影がフラつきながらも立ち上がる

京太郎(いける!)

京太郎「もうフラフラだぜ、俺がなんとか決めてやる。うぉりゃーーー!」

一見フラフラの宮永照を見た京太郎はミスを犯した

照「……」

想定以上のダメージを負った宮永照は

意識を半分失ったことにより生存本能と闘争本能のみが暴走し

正気でもなく 曖昧でもなく

動くもの全てを破壊する魔人へと変貌を遂げていたのだ


照「……」ブンッ

咲『京ちゃんダメ!』

京太郎「!」

咲の必死の呼びかけに、京太郎は金属バットをとっさに攻撃ではなく防御に使った

宮永照の右手が僅かに掠っただけのバットが容易く捲れ上がる

金属バットが曲がるでも折れるでもなく「破れる」という状態に

京太郎「ううぉわっ!」

京太郎は生まれて初めての生命の危機を感じていた

冷え切った体に汗が吹き出し、心臓が早鐘のように鼓動を刻む

照「……」

再び、恐怖の元凶が腕を振りかぶる

咲『京ちゃん逃げて!いいから、逃げて!!』

芯まで凍りついたように動かない体に咲の声で僅かに感覚が戻り、京太郎は後ろに跳んだ

その瞬間はスローモーションのようにゆっくりと流れた

京太郎は今出せる全ての力で跳んだ。

照「……」

宮永照は追いかけない

京太郎は理解していた

追いかけてこないのは追いかける必要がないから

右手から放たれる「死」の射程圏内だからだ

理解したからといって何が変えられるわけでもない

別に覚悟を決めたわけでもない

ただ、認識した

京太郎(俺は―――)

 今


   ここで


       死ぬ



咲『お願い、間に合って……』

京太郎の本能が死の痛みからの逃避のために意識を手放そうとした時、宮永照の動きが止まった

唸りをあげるエンジン音が聞こえたと思った刹那に、照の側面から巨大な無人トラックが煙を割って顔を出す

いわゆる10tトラックと呼ばれるその大型の輸送車両は、エンジン性能の限界までの加速を果たしており

次の瞬間には宮永照をバンパーに張り付けミサイルのようにビルに激突し、轟音と共にひしゃげた

その衝突の衝撃は厳しい建築基準をクリアした鉄筋コンクリート製の建物の壁面へ蜘蛛の巣のように亀裂を走らせ

亀裂の先端はビルの3階部分にまで達していた


~ 街を一望できるどっかのビルの屋上 ~


○○「あ~っはっはっは、滅茶苦茶かましよるな~咲ちゃん!容赦ないで~」バシバシ

○○「いや~ごっついな~まるでハリウッド映画やん。逆に笑えるわ~」ヒーヒー

○○「ふぅ~~。で、多分この辺が引き際やろ~?」

××「まあ、独断先行でプロ2人、しかもあの宮永照まで潰されたとなったら、先天急進派もしばらく大人しくするしかないだろうねぇ」

○○「もしかして、そっちが狙いだったりするんちゃいます?」

××「……どうかねぇ」

○○「ま、ええわ。ほな撤収ってことで~」

××「一応、それなりに偽装しておいたほうがよくないかい?」

○○「大丈夫やろ~、福岡やし、こんなん週一であるやん。暴力団関係のトラブルってことになるんちゃう~?」

××「やれやれ。福岡にだけは隠居しないようにするよ」

○○「せやせや、大阪が一番お勧めやで~」

××「もっと嫌だよ」


~ 1時間後 ~


照「う……ここは」

優希「おお、起きたじょー」

菫「よかった……目が覚めたか」

京太郎「……よかったよかった」

照「……京太郎、貴様」バッ

菫「もういい、照、誤解だった。依頼は偽物だったんだ」

菫「さっき藤田さんからメールが送られて来ていたよ」

咲「手紙をくれたのもその人かな?」

照「咲……」

菫「それはわからん。が、今回の件は先天急進派が宮永咲のiPS細胞狙いで仕掛けた独断専行だったらしい」

優希「全然話が読めないんだじぇ」

和「先天急進派というのは……?」

菫「うむ、プロ連盟も一枚岩ではないからな」

菫「麻雀の強さを先天性によるもの、つまり生まれつき段階で決まっているという説を支持するのが先天派だ」

菫「なら、その生まれつきの才能を人工的に作ればいい、と考えているのが先天急進派」

優希「麻雀強い人どうし結婚させるとかかー?」

菫「まあ、今まではせいぜいその程度だった。だがあの科学技術の実用化のせいで別の道が見えてきた」

菫「先天急進派の奴らは造り出す気なのさ。iPS細胞の力で」

菫「今まで誰も見たこと無い、史上最強の雀士を」

菫「『魔物』『異能』『化物』などと呼ばれる雀士同士の遺伝情報を掛け合わせてな」

照「……」

和「そんなオカルトありえません」

菫「ああ、確かにこの方法は、日々牌を握り技を研鑚し続けることなど無意味。と断じているに等しい」

菫「お前たちも覚えているだろう。インターハイで全国の猛者達と競い合った日々を」

菫「ただ才能だけであの頂点に立つということは、強くなる為の血の滲むような努力を全て否定することだ」


菫「要するに今回はその先天急進派が依頼無く独断で出した指令で、正当性は無かったんだ」

照「やっぱり。実は最初から少しおかしいと思っていた」

菫「気付いていたのか……ならどうして」

照「菫を信じた」

菫「…………すまん」

菫「話に聞いたこの男の所業があまりに酷かったもので、焦りすぎたようだ……」

菫「女の敵は生かしておけないと思って……」

京太郎(私情入りまくりじゃねーか)

咲「……」チラッ

和「……」コクン

和「もう少し詳しく話してもらいますね。取り敢えずリビングの方へどうぞ」

菫「ああ」

咲「お姉ちゃんはまだ寝てたほうがいいよ。ちょっと話したいこともあるし……」

照「咲……わかった」

京太郎(そういう空気じゃねえけど、なんで照さんがあれで生きてるのか突っ込みてぇ……)


輝いて―♪ ここいちばーん♪

照「こんなこともあろうかとお腹と背中に月刊少年ガンガンを入れておいたんだ」

咲「流石お姉ちゃん!定価540円の月刊少年ガンガンならバンカーバスターを喰らっても安心だね!」

照「ああ、ちなみに少年ガンガンでは咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-Aが好評連載中だ」

自分の直感を信じてー♪


照「で、咲、何故私の服を脱がしているんだ?汗はかいてないぞ?」

咲「だって邪魔でしょ?」

照「意味がわからん。そして京太郎、何故服を脱いでいる?」

京太郎「いや、邪魔かなと」

咲「まーまーちょっと歪んだ性癖を持つお姉ちゃんにイイコトを教えて上げようとしてるだけだから」

咲「女の子が、本当は、チ○ポのためならなんでも言うこと聞いちゃうような」

咲「ただ、そういうふうに作られてる生き物だっていう真実を分かって欲しいだけなんだから」

照「そんなこと……あるはずないだろ!」

照「それに私には菫が……」

京太郎「……咲、流石に無理無理っていうのはよくないと思うような……」

咲「本当にぃ?京ちゃんスケベだもんねぇ……食べたいよね?……姉妹丼」

咲「姉と妹の間を何回も往復して、好きな方の穴でドックンて射精したいよねぇ?」

京太郎「……」ゴクリ

ムクムクムク

咲「うわぁ……凶悪ぅ……絶対、いつもより一回りくらい大きいよ」

咲「大丈夫、お姉ちゃんは寝たまんまでいいから。私が上から抑えててあげる。ふふ」

京太郎(姉妹のお尻ス!)

京太郎「咲……もうっ……もうっ……」ハーッハーッ

咲「もう我慢できないの?京ちゃん本当にドスケベだね~いいよ、じゃあ私からっ あん♪」

ジュブォォォォォ

咲「んっ……ホントにおっきぃん……はぁっ」

グポ グポ グポ ジュボ ジュボ

咲「んっ、髪……伸ばしたから、お姉ちゃんにそっくりでしょ。ふふふ、これがチ○ポ挿れられてる時の、女の顔だよ」

照「咲……なんていやらしい」

咲「んふふ…んっ、もうすぐ、お姉ちゃんもこういう顔になるんだよ、んっ、うん♪」

照「やめろぉ……」


チュッ

咲「ちゅっ……ちゅ……ちゅるちゅる……」

照「んむっ……」ピクン

照「ふぁ……こんな、体が火照って、ドキドキして、おかしい……咲、なにか盛ったな?」

咲「寝てる間にね、んっ、静脈から、ちょっとだけアルコール注射しておいたんだぁ」

グボ グブ グボ ジュボ

京太郎「咲、咲、下の、じゃない、もう、照さんの方いいか?」

咲「ぅうん、もう、スケベな京ちゃん、私だけじゃ足りないのぉ?うふふ」

咲「お姉ちゃん、処女じゃないよね?」

照「処女は……菫にあげた」

咲「んっ、じゃあ、きっと最初から、ぁんっ、気持ちよくなれちゃう、ね」

咲「きょうちゃん、いいよっ、お姉ちゃんに、いっちゃえっ♪」


グブリュウウウウウ

照「はへぇぇぇぇぇん!」

京太郎(~~~~っ、キツ良い!)

咲「ぷっ。お姉ちゃんかわいい♪」

照「んぐううう、ウソっ、今の、私の声?///」カ~ッ

咲「どう、お姉ちゃん。おもちゃなんかと違うでしょ?熱くて、ボコボコしてて」

グブ グブ グブ グブ

照「やぁっ!んぐぅ、おっき、やだぁっ……こんなのっ……知らないっ」

咲「もっともっとお腹の中に集中してみて?カリの開いた太い○ンポで、壁をゴリゴリ削られて」チュッ

照「やだってっばっ、ふぅんおっ、ぅんおっ、んひぃ!」

咲「どんどんオチン○の形に合うように、地ならしされてるんだよ?」ペロペロ

京太郎「ふぅ……ふっ……ふぉおお……」

咲「どんどん、拡げられて、奥の方突かれるともうすごいんだよ~」チュウウ

京太郎「咲っ!」

グポッ グブグブパンパン ジュリュジュパンパングジュリュ

咲「んぁん!やだ、急に挿れられたら、あっ、あっ、やっ、ぁん♪」

京太郎(はうぅ…はぅ、咲はまったり締め付けて吸い込まれる感じで……)

グボッ ジュウウウブジュ

照「くぅうううん、またおっき、あっ、もうダメだってば、京ちゃん、許してっ!」

京太郎(照さんはキツくてああっっく、ギュルンギュルンひねられる感じでっ……)

京太郎(こんな…こんな…姉妹なのに全然違くて……二種類で……)

咲「京ちゃん、楽しみ過ぎぃ!ああん、また、あっ、あっ、あっ」

京太郎「ぅぐお、これ、おかしくなる……!」

ズブズブ ジュブジュブ パンパン ジュブジュブ


照「あっ、あっあっ、ああ~っ、~っ、すごい、すごいひぃ!」

咲「お姉ちゃん、どう、こんなに激しいのに、気持ちいいよね、ねっ?」

照「……ひもち、いい……んぅんっ!」

照(ああ……認めちゃった……菫……ごめん)

グボグボジュボジュボパンパン

咲「んん!あん!ほら、もっと声に出して、もっと気持ちよくなれるよ?」

照「気持ちぃいよおおお!!ごめんなさい、○ンポ気持ちいいのおおぉ!」

ズブジュブパンパンパン

咲「あはあ、認めちゃったね、お姉ちゃん、はぁん、かわいいっ」

京太郎「んぐぐ、咲、射精るっ!」

咲「いいよぉ、京ちゃん、好きな方に出して、どっちに出しても許してあげるよ?」

京太郎「うぉぉおおおおお射精るっ、射精るぅぅぅう!」


ドグドグドグッドボビ

照「んきゅっ!?ああ~っ熱っ、熱い、あっ、ドクドク」

京太郎「ほぉおお~っ、くふぉ~っ、ふふぉ~~っ」

咲「うふふ、やっぱりはじめてのおまんこの中に射精したいんだぁ……京ちゃんってば、本当にオスなんだからぁ……」

京太郎「~~~~っ、~~~っ、くぉっ……」

ドグッドグッドグッドビュン

咲「どう?お姉ちゃん、わかるでしょ?」

照「あ……ああ……射精されてる……中に広がってる……これ赤ちゃん出来ちゃう……」ハァハァ

咲「んふふーでも幸せでしょ?」

照「なんで……こんな……幸せな気分なのが……怖いよぉ、咲」

咲「大丈夫、セックスはね、子どもを作るだけの行為じゃなくて」チュッ

咲「メスがオスに支配されるための行為でもあるんだよ?体も、心もね」ギュッ

咲「もう、京ちゃんのこと嫌いになれないでしょ?」

照「う……ん……でも、菫が……菫が……」

咲「京ちゃんを好きになったからって、別に菫さんのことを嫌いになるわけじゃないんだよ?」

咲「菫さんも、京ちゃんも、両方好きでいいの」ハァハァ

照「………」

咲「みんなで一緒に楽しもうよ!」

照「みんなで、一緒に……いいかも」

咲「やったぁ、お姉ちゃん、好き」チュッ

照「ん…咲…」チュッ

咲「じゃあ、京ちゃんがもっと興奮させる方法とかも教えてあげる。あのね……」

照「……そんな恥ずかしいことするの?///」

咲「えへへーその方がこっちも興奮するの」


ツンツン

京太郎「ふぅ…フゥ……フゥ……ん?」

咲「京ちゃん、次は私の膣奥に射精してね」フリフリ

照「京ちゃん、次はちゃんとイカせてね?」フリフリ

照・咲「姉妹二人一緒に、孕ませてください」

京太郎「……」

京太郎「ううぉぉぉぉああおおおおおお!!」

咲「きゃああん、けだものぉん、あん♪」

照「あっ、あっ、あっ、咲、今回のこと、咲を信じてあげられなくて……ごめんなさい」

咲「ううっぅ、ん、大丈夫。うんっ♪全然気にしてないよ。じゃあ仲直りの印に、んっ、一緒に、京ちゃんの子ども育てようね」

照「……うん///」

京太郎「うほほぉぉぉおぁあああおおおおおん」

ググブブパンパングブグブパンパン


第五部 黄金の旋風 完


エピローグ



咲「つまり菫さんにも多大な責任があると言いたいわけですよ」

菫「……いいだろう、敗者が負け分を払うのは当然の事だ」

菫「煮るなり焼くなり好きにしろ」

咲「言質いただきました。ありがとうございます」

咲「と、いうわけで京ちゃんの子どもを孕んでもらいます」

菫「えっ」

咲「ほ~ら京ちゃん、ヤクザの孫娘だよ。悪い虫が付かないように、大事に大事に育てられた箱入り娘だよ~」

咲「ねぇ、そんなお嬢様の綺麗な身体を楽しむだけ楽しんで、孕ませて放りだしちゃおうよ」

京太郎「そ……そんな悪いいけないこと……」ハァハァ

咲「本人がヤリ捨てOKって言ってるんだよ?」

菫「言ってない!」


京太郎「箱入り娘……ヤリ捨て……」ビキビキギンギン

菫「……っ。なるほどな、宮永咲、お前が黒幕か」

咲「な、なんのことですかね。じゃ、あとは若い二人にまかせて私はこれで」ピュー

バタン ガチャ

菫「待て、お、おい、こら、くそっカギが」

京太郎「はーっ はーっ はーっ」

菫「待て、話せばわかるんむっ!」

菫「いやあ……男が、男が挿いってくるう……」

菫「優しくするなぁっ……こんなの、無理矢理犯された方がマシだぁ……あっ」

菫「やあああああっ照、照、てるぅぅぅぅ」

その後、部屋に響く泣き叫ぶ声がいつの間に甘い叫び声に変わっていたとかいなかったとか……


エピローグ 完


第6部 アローンオーシャン



……カチンッ

菫「……っ」

京太郎「……ふーーっ」ゴトン

組長「……………ふむ」

組長「いいだろう。漢に二言はねぇ。菫は連れて行け」

京太郎「ありがとう……ございます」ドサッ

咲「京ちゃん!」

優希「京太郎!」

京太郎「大丈夫だ。安心してちょっと気が抜けただけさ」

舎弟頭「うう……お嬢……」

若頭「お嬢、お元気で」

菫「もうお嬢はやめろ……みんなも元気でな」


~ 東京湾のとある埠頭 ~


咲「よかったねー今回は殴られなくて」

京太郎「確かに怪我はしなかったけど、命の危険的には今までで№1だったぞ……」ゲッソリ

咲「いきなりリボルバーが出てきて『てめえのコマした女の数だけ弾入れてハジけ』だもんね」

優希「北○たけしの映画みたいだったじょ!」

和「生存率16.6%でしたからね。よく、くぐり抜けてくれました」

菫「ある意味自業自得だろう」

照「まさか本物のロシアンルーレットが見れるとは思わなかった」

咲「ロシアンルーレットは1発だけじゃなかったっけ?」

照「ていうかみんな……よく止めなかったね」

咲「京ちゃんがこれくらいで死ぬわけないもん」

優希「京太郎を、信じてただけだじぇ」

和「ですね」

照「……羨ましいよ。そこまで京ちゃんを信頼出来るなんて」

咲「お姉ちゃんだって落ち着いてたじゃない」

照「私は別に……当たりだったら着弾前に摘まむつもりだっただけ」

京太郎「頼むから冗談だと言ってください……」

菫「多分、覚悟を見たかっただけで全部不発弾だったんだろう。と思うぞ」

京太郎「そう思うことにしよう……」

京太郎「まあ正直、あの時みたいな『死ぬ』感じがしなかったから引けただけで……ある意味照さんのおかげですよ」

照「京ちゃん……」キュッ


ボーーーーー

京太郎「おっとそろそろ時間か」

京太郎「じゃあ行ってくるぜ!」

和「3ヶ月ですか……長いですね」

照「お前なら大丈夫だ。体には気をつけてな」

優希「オホーツク海はきっと寒いからな!風邪引くなよ!」

咲「自分でしたらダメだよー全部溜めといてねー」

菫「ま、せいぜいくたばるなよ」

ボーー ボーー ボーー 

咲「行っちゃったね……」

和「……」


~ 2ヶ月後 大都会東京の青山の高級マンション~


カチャカチャ モグモグ

照「……それから咲、もう代打ちからは足を洗え」

咲「え~」

照「噂になってるんだぞ。鉄火場にファンシーなベビーカー押して来る子連れ狼みたいな代打ちがいるって」

菫「情操教育に悪いにも程があるな」

和「咲さん!またそんな危ないところに一人で行ってたんですか!」

優希「何かあったらどうするんだじょ!」

咲「う~ごめん。あの緊張感で牌を握ってないと、どんどん弱くなるような気がして……」

照「私が推薦してやるから、適当なプロリーグにでも入るんだな」

優希「京太郎ぉ……」グスン

和「そういえばお二人の検査の結果は……」

菫「ん。はっきりわかるのは来月だそうだ」


~ 3ヶ月後 ~


優希「照ちゃん、菫ちゃん、和ちゃん、妊娠おめだじぇーー!」

咲「和ちゃんだけ2人目だね~」

優希「京太郎にも知らせたら嬉しくて泣いてたじょ!」

菫「ふん、軟弱な。あと3日で帰ってこれるじゃないか。これだから男はダメなんだ」

咲「そんな事言っちゃっていいんですか?

咲「こないだちょっとだけ菫さんのお父さんと話したんですけど」

父『あの小僧が漢気を見せた時の熱っぽい視線、俺ぁ菫があんな目をしてるのを初めて見た」

父『いつも仏頂面で愛想なんて見せたことも無ぇが、いつの間にかちゃんと「女」になってたんだなぁ……ありゃ間違いなく惚れてる』

咲「って言ってましたよ」

菫「そ、それはお前、父が勝手に勘違いしているだけだろう。あくまでも個人の感想じゃないか」

菫「大体、それなりに金はあるんだ。婚約指輪だけは自分の手で稼ぎたいなんてエゴのゴリ押しじゃないか」

菫「それで妻達に寂しい思いをさせてたら本末転倒というものだ」

咲「わたしは京ちゃんのそういうとこも好きだけどなー」

照「……やっぱり菫も早く会いたいんだ」

菫「私は別に全然寂しくはないぞ!」

和「菫さんだって、ちゃっかり京ちゃんの子供身篭ってるじゃないですか」

菫「ふん、無理矢理孕まされたんだ。あの男に特別な愛情などない。まあ義理で1人くらい産んでやるだけだ」

優希「……」ムッ

菫「本当は早く腹から追い出して照との子が欲しいくらいだ」フン

照「菫……」


和「……じゃあ堕ろせばいいじゃないですか」

優希「そうだじょ」

菫「……」ギロリ

バチバチバチ

咲(ん~よくない。照れ隠しってわかってたら、菫さんの態度もかわいいもんなんだけど)

咲(言葉を額面通り受け取る和ちゃんと、京ちゃん命の優希ちゃんには諍いの火種になりそうだよ。これはよくない)

咲「まあまあ。ところで菫さん、それにしてはさっきからずいぶん愛しそうにお腹を撫でてる気がしますけど」

菫「そ、それはまあ自分の腹を痛めて産む子だからな、当然子どもにはそれなりに愛情はある」

咲「なるほど。ところで、そのお腹の中の赤ちゃんの制作風景の一部がここにあるんですが」

菫「な、おい!お前、いつの間に」

咲「京ちゃんと2人でする時だけ、三つ指ついて頭を下げて『旦那様』とか呼んじゃってましたね?」

菫「っっっ!!」ブホッ


照「ほう」

優希「でゃは!」

和(……そういうのもアリですね)

咲「菫さん綺麗な黒髪だから似合いますよね~。そういう古風でお淑やかな、乙女な仕草」

咲「そのくせ、オチ○ポでハメ回して頂くためなら何でも致します、尽くしますっていう、オス棒に媚びきったメスの顔丸出しで」

照「ほ、ほほう」ゴクリ

咲「奥までハメ込まれるだけで何回も小刻みにイッちゃって、ちょっと腰を使われるだけですぐ我を忘れて『んほぉ』だの『おほぉ』だの乙女らしさなんか欠片もない声を出しちゃって」

和「『はしたない』ですね」

照「いい感度だ」ドキドキ

咲「本気でイク時なんか、髪を振り乱して涙まで流して、何かの動物みたいなとんでもない喘ぎ声で絶叫しながらですよ?」

優希「おおぅ……わいるど」


咲「上の口でもセックスしてるのかって思うくらい、ベロンレロンに舌を絡めまくって目と目で見つめ合ってて」

咲「『お願いですからこの○ンポで孕ませてください』『奥に生で撃ち込んで受精させてください』『何人でも孕んで産みますから、メス穴だけじゃなくて子宮も使い込んで下さい』なんて懇願しながら」

菫「~~~っ///」プルプル

咲「京ちゃんとの間に隙間があるのが許せない、みたいに全身使ってしっかりぴったり巻き付いて種付けをおねだりしてるんですから」

照「ラブラブもいいとこだな」

咲「ええ、もうなんか見てるこっちが恥ずかしくなるくらいですよ。なんなら皆で観ましょうか?」

菫「やめろォ!」ガタッ

咲「あんまり興奮すると、せっかく『旦那様』にお願いして孕ませてもらったお胎の子に障りますよ~?」

菫「ぐっ……///」ストン

照「菫は一度惚れたらとことん尽くすタイプだな」

優希「意外とかわいいとこあるじゃないか、長髪!」

菫「うう……ぬ……ぐぅ……///」カ~ッ

咲「家族に隠し事は無しですよね?」ニッコリ


優希「ふぅ……京太郎、早く会いたいじょー……」

咲「……」

照「……そうだな……」

咲(ていうか3人は妊娠してるんだから、順番からいって私と優希ちゃんが先だよね?)ウズウズ

優希(きょーたろぉ、はやくかえってくるじょ……)キュンキュン

照(お腹の子と一緒に可愛がってもらいたい……)ウズウズ

菫(旦那様のせいで恥をかいた。しっかり責任取ってもらうからな)モジモジ

ピロリン

和「あっ……須賀くんからメールで、予定より早く……えっ今日帰ってくるそうです」

優希「じょっ!?」


ピンポーン

京太郎『ただいまー』

咲・和・優希・照・菫「!」


3ヶ月間、溜まりに溜まった性欲を美しい妻(予定)達で発散させるつもりだった京太郎が

精魂吸い尽くされて白旗をあげるのは帰宅からおよそ5時間7分後のことであった。


第6部 アローンオーシャン 完