咲とVRと京ちゃんと
咲「私だってやればできるんだから、バカにして。えっと、いんすとーるいんすとーる?」
京太郎「よっ咲、そろそろ帰りか?」
咲「うん、一緒に帰ろ」
京太郎「なんかご機嫌だな」
咲「ふふん、私だってやればできるんだから」
京太郎「はいはいお姫様、エスコートさせていただきます」
咲「くるしゅうない」
―――
京太郎「じゃ、送り届けたし俺も帰るな」
咲「え? 京ちゃんのこれからのおうちはここだよ?」
京太郎「?」
咲「京ちゃんはドジだなぁ。私がいないとダメなんだから」
京太郎「あー、はいはい。じゃあ久しぶりに一緒に寝るか」
咲「うんっ」
―――
翌日
和「咲さん、須賀くん、おはようございます」
咲「和ちゃんおはよー。 ……あれ? なんで和ちゃんにも見えてるの?」
和「? それは見えますよ、本物の須賀くんですし」
咲「え、じゃあ、昨日のは……」
京太郎「咲はドジだなぁ、俺がいないとダメなんだから」(ニヤニヤ
咲「う、うわーっ。忘れて、忘れてっ」(ぽこぽこ
宮永咲は、インストールまではできても起動はできていなかったという。
最終更新:2019年03月11日 01:40