<高校受験前・白糸台は共学だとねつ造>

京太郎「咲、俺高校は東京の高校を受けようと思うんだ」

咲「え、どうして? 親の転勤?」

京太郎「違うよ。あのさ、お前の喧嘩した姉ちゃん、そっちなんだろ?
    だったら会えるかもってな。べ、別に咲のためじゃないからな、俺も都会行ってみたいからだし」

咲「京ちゃん、そんな……そんなことになったら、私はどうやって受験会場に行けばいいの!?」

京太郎「真っ先に心配するポイントそこかよ!? あーでも、確かに放っておいたらたどり着けそうにないか」

はぁ、とため息を一つ。実はこんな展開になるのではないかと先に親の許可をつけておいてよかった

京太郎「ならお前も目指してみるか、白糸台。東京は賃料高いからルームシェアになるけどさ」

咲「いいの?」

京太郎「どうせ俺なしじゃ入学式の日も遅刻だろうしなー。それになんだ、お前たちのこと少しは世話させろよ」

咲「……うんっ」

その日長野に咲いた笑顔の花はとても綺麗なものだった。


なお、白糸台に入学早々同じ金髪ということで妙に絡む人間がいたり、完全にポンコツ対処犯としての戦力を期待される未来を二人は想像もしていなかった。
付け加えるならインハイチャンプ、その妹、有望な新星という卓に放り込まれた犠牲者はメンタルの強化に役立ったそうな


カン