うさぎちゃんとアリスくん

 ~ Kyotaro in Magical Mahjong Wonderland ~

          第二部



~東京某所・会議室~

久「はーい、じゃあミーティング終わりね~」

久「明日に備えて各自ゆっくり休む事!じゃ、解散!」

一同「は~い」

優希「ふぅ、疲れた~タコスが食べたいじぇ~」

和「さっきご飯食べたばかりじゃないですか…」

優希「タコスは別腹だじぇ」

和「もう…。では買いに行きますか?」

優希「んにゃ、一つ余っていたはずだじぇ」キョロキョロ

優希「って、あれ?ない!ないじぇ!」

ギャーギャー

京太郎「ん。どうしたんだ?何か無くしたのか?」モグモグ

優希「タコスが…消えてるんだじぇ…」

京太郎「ふーん…?」モグモグ

優希「…」

京太郎「…」モグモグ

優希「…」ヂロ

京太郎「え、もしかしてコレ?」モグモグ

優希「キサマかー!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

優希「私のタコスを盗み食いするとは良い度胸だじぇ!」

京太郎「いや、盗み食いもなにも、俺が作ったんだけど…」

優希「うるさーい!口答えするなー!」ポイポイポイ

京太郎「物を投げるな物を!」

和「ゆーき、落ち着いて…」

優希「うりゃー!」

咲「それ京ちゃんの…」

京太郎「ちょ!ケータイまで投げるな!」

久「あっ、窓の外に…」

京太郎「うわああああ!」ダダダダ

京太郎「とうっ!」キャッチ

咲「ちょっと!京ちゃんここ3階!」

京太郎「おおおおお」

京太郎「っと」スタタタタン…ゴロゴロゴロ

京太郎「ふう、五点着地の訓練がこんな所で役立つとは…」

通りスがリン「oh…! ninja!」

ざわ…
 ニンジャ…  ニンジャ…
           ざわ…

久「チョットー! スガクン ダイジョーブー!?」

京太郎「あ、はーい!ケータイは無事でしたー!」



久「咲、須賀君の家って何?忍者か何か…?」

咲「うーん…違うと思いますけど…」ジシンナイデス…

京太郎「ツイデニ コンビニ イッテキマース!」

まこ「何ともなさそうじゃの…」

優希「ほっ…」



京太郎「しゃーないから、ついでにタコスも買っていってやるか」


「チョット…ハナシテヨ!」


京太郎「ん?」

京太郎(なんだろ)


~路地裏~

酔っ払い「君ぃ売ってるんでしょー?可愛いから六万までだすよー?六万だすよー?」

憧「売ってない!いいから離してよ!」

酔っ払い「えー?いかにも売ってそうな顔してるじゃーん?」

憧「なによそれ!そんな顔してない!」


京太郎(あー…なんだろ、このデジャヴ)コソコソ


酔っ払い「いいだろ?ロックマンだぜ?」

京太郎「おい、その辺にしとけよ。おっさん」

酔っ払い「あーん?なんだお前やんのかよー?」クルッ

酔っ払い「こう見えても昔はやんちゃしてたんだぜー?かなりのワルだったぜー?」シュッシュッ

酔っ払い「人呼んで、地獄の…」

酔っ払い「!?」ビクゥ!

京太郎「な、なんだよ?」

酔っ払い「…」ガクガクガク

京太郎「…?」

酔っ払い「ヤツのにおいがする…」ガクガクガク

京太郎「は?」

酔っ払い「関東全土をたった三ヶ月で制圧した伝説の男…HAGIYOSHIの…」ガクガクガク

京太郎「ハギヨシさんなら知り合いだけど…?」

酔っ払い「ひぃっ!」ガクガクガク

京太郎「ちょっ」

酔っ払い「ご、ごめんなさーい!」ダバダバダバ

京太郎「えっ」


京太郎「…」

京太郎(ハギヨシさん…昔なにしてたんだよ…?)

……

憧「こ、こわかった…」ヘナッ

京太郎「あ、大丈夫ですか?立てますか?」スッ

憧「う、うん…ありがとう」ギュッ

京太郎「お怪我は?」

憧「あ、なんともないです…」

京太郎「一人ですか?送りましょうか?」

憧「いえ、友達が…」

憧(あ、手握ったままだった…///)ドキドキ

???「アコー!」ダダダダダ

憧「あ、しず…」

穏乃「から手を放せー!」ダッ

京太郎「えっ?」

穏乃「でやぁー!」ドゲシ

京太郎「ぐっはぁっ!」ドゴッ

憧「ちょっ!しず…」

穏乃「逃げるよ憧!」グイッ

憧「えぇぇぇ!チョットー!」ズザザザザ-…

……

京太郎「…」グッタリ

???「あの…大丈夫?」



穏乃「ふう、ここまでくれば大丈夫だろう」

憧「ちょ、ちょっと、しず…」

穏乃「あ、憧大丈夫だった?」

憧「なんてことしてくれるの!」バチコーン!

穏乃「あたっ」

憧「あの人、あたしを助けてくれたんだけど!?」

穏乃「ええ~…。てっきりナンパかと…」

憧「…」ギロッ

穏乃「ご、ごめん…」

憧「謝るならあの人にでしょ!ほら、戻るよ!」

穏乃「はーい…」

……

穏乃「いないね…」

憧「…」ワナワナ

穏乃「あはは…」

憧「お礼も言えなかったじゃないバカー!」ポカポカ

穏乃「ひぃ!ごめんなさーい!」


つづく