※使い回しネタにつき注意
憧「見た目よりおとなしい感じよねアンタ。 考えてみれば、和と友達っていうんだから悪いヤツじゃあないわよね……」
京太郎「そんなもんか?」
久「……」
明華「珍しいですね、日本の中学生でハンドボールというのも。」
京太郎「人と違う事やろうと考えただけなんですけどね。 それでもやったら楽しくて……」
久「…………」
尭深「お湯の温度を調節する時は、ポットのお湯を一度湯のみに入れてから使う方法があって……」
京太郎「はぁー……直接使うだけじゃないんですねぇ……」
久「………………須賀君っ!」バンッ!!
――――――――
京太郎「……部長に怒られてしまった」
久『こんな所で現を抜かしていては駄目よ! 今すぐ先鋒の部屋に行って、優希のコンディションチェックをしなさい!』
京太郎「部長の言う通り、優希のタコス事情についてすっかり忘れてたぜ……要反省……」
[先鋒部屋]
京太郎「お、お邪魔します……須賀、京太郎です……!」
照「……ん」(少女読書中)
智葉「……」(少女瞑想中)
玄「ぁわわわ…………」(少女緊張中)
京太郎(恐えぇぇぇぇっ!! 主に3年生2人が!!)
優希「よく来た京太郎っ!」ヒシッ!
京太郎「優希かっ ……つかなんだこの部屋の空気……!」
優希「チャンピオンと眼鏡さんが睨み合って、ずっとこうだじぇ……阿知賀のドラゴンさんもすっかり縮こまってな……」
玄「すみませんしばらくこっちにいさせてくださいお願いしますですのだ……」(ガクガクガク……)
京太郎「お、おっす……! にしても……」
照「……」
京太郎「あれがチャンピオン、宮永照……」
京太郎(本読んでる姿は咲に似てるのに……何というか、隙の無い空気が……流石は全国の頂点……)
照「……」ペラッ
京太郎(ページ捲る動き一つとっても、何というか気品が……インタビューで明るい感じで、対局中あんなだから、てっきり対局中は気が張ってああなんのかと思ったけど……)
京太郎(違うな、今のあのクールで孤高な感じが素なんだ…………咲よ、お前にあのお姉さん要素が1割でもあれば……)
優希「京太郎! チャンピオン見て固まってる場合じゃないじぇ! 今こそ使命を果たす時!」
京太郎「おっと、そうだった……! 分かったすぐ作る!」
玄「……??」
――――
京太郎「待たせたな優希、特製タコス完成だ!」
優希「よくやった京太郎! 愛しい犬よ! んぐんぐ……タコスうまー!」
京太郎「本当に美味そうにタコス食うよなお前……」
京太郎(……これで、万が一お淑やかで……)
玄(おもちがあったらヤバかった……)
京太郎(っ!? なんだ今の、直接脳内に……!)
玄「……須賀君と言いましたね?」
京太郎「ぅえっ……? は、はい……須賀京太郎っす。」
玄「……私達は、同志になれるかも知れません……!」
京太郎「へっ……? は、はぁ、ありがとうございます……でもその前に……」
――――
京太郎「あのコレ、良かったらどうぞ……タコスなんですが……」
智葉「……ん? あぁすまない、そこに置いておいてくれ。」
京太郎(対応は普通だけど、もう雰囲気からちげぇ……下手こいたらバッサリ真っ二つにされそうなオーラが……)
京太郎「……読書中すんません、宮永さんもコレ、良かったらどうぞ……」
照「……ありがとう……」
京太郎(やっぱりこっちも、クールでビューティー……孤独な狼の様な雰囲気が……緊張が解けねぇ……!)
――――
京太郎「……ぶはぁっ! ゼェ、ゼェ……い、息が詰まるかと思ったぜ……!」
優希「いくら何でもビビり過ぎだじぇ……」
京太郎「いやホント情けねぇ……タコスお裾分けしに行くだけで死ぬかと……」
玄「須賀君大丈夫ですか? おもち談義しましょうか?」
京太郎「まぁ何とか……って何言い出すんですかアンタ!?」
照「……」ジィ-
智葉「……」ギロッ
京太郎「すいませんっ! 静かにしてますっ……!」
京太郎(くそぅ……大将部屋は仲良くやれて、中堅部屋は楽園だったのにっ……! とんだ地獄に踏み込んじまった!)
京太郎がストレスで擦り切れるまで、あと……
カンッ
最終更新:2018年04月30日 19:47