※メタ系にて注意

  • とある日、とある不思議な場所にて


淡「サキー、ヒマだよー……」

咲「決勝戦、なかなか始まらないね……」

ネリー「それより準決勝アニメ化しよう。 それが先だよ。」

淡「アンタ一人だけ声付いてないもんねー?」

穏乃「ダメだよ大星さん、そういう事言っちゃあ……あ、焼きそば一つ、大盛りで!」

淡「私オムライス! タマゴ割って広げるやつ、マッハでな!」

ネリー「そう言えば少しお腹が……丁度いいや、カツ丼って言うのを貰うよ。日本のラッキーフード。」

咲「ラッキーフードなのかな……それじゃあ私はもりそばで」



京太郎「お前ら少しは統一しろぉぉぉぉっ! 手順もなんもバラバラじゃねーか!」


――――


ネリー「宮永の所はいいね、あんなに使えるマネージャーがいて」

咲「京ちゃんは男子部員なんだけど……」

穏乃「須賀京太郎、京ちゃん……ひょっとして、宮永さんの恋人ですか!?」

咲「えぇっ!? お、幼馴染みなだけで、恋人なんかじゃ……!」

淡「そーなんだー……じゃあ淡ちゃんが貰ってやろう! 高校100年生の専属だぞぉ喜べ!」

京太郎「うわぁ……おもちだけ見りゃ即答出来んのに、発言から既にポンコツオーラが……取り敢えずカツ丼、ヴィルサラーゼだっけ?」

ネリー「うん、私のを一番に持ってくる辺り見込みがあるよ。 私を養う義務をあげよう。」

京太郎「お前と咲のが一番手早く出来るからだって……ほれ咲、もりそば」

咲「ありがとう京ちゃん。 でもあんまりデレデレしてたら、和ちゃんに愛想つかされるよ?」

穏乃「えっ! 須賀君って、和とも知り合いなんですか?」

京太郎「知り合いっつーか友達っつーか部活仲間っつーか……何だ、高鴨も和を知ってんの?」

穏乃「小学校の時に同級生だったんだー……あ、和の友達なら私とも友達だ! という訳で、固くならない感じでよろしくね!」

京太郎「分かるようで分からん様な理屈だなぁ……じゃあ、穏乃って呼ぶか。」

穏乃「いいよ! 私も京太郎って呼ぶから!」

ネリー(何か、一気に距離縮めたね高鴨)

淡(いるよねーああいうタイプ……天然?)

咲「私も和ちゃんと友達なんだけど……」

穏乃「宮永さんは、私の倒すべき相手なんで。 あ、でも試合終わったら、和と一緒に皆で遊ぼう!」

咲「あ、うん。 そういうのだったら。」

京太郎「穏乃はいい奴だなぁ……ほれ、焼きそばお待ち!」

穏乃「ありがとー……あれ、小盛り?」

京太郎「いや、大盛りだけど……嘘だろオイ……ちょい待ってろ、オムの後すぐやるから。」

淡「あー! 淡ちゃんのオムを最後回しとか、有り得ないんですけどー!」

京太郎「お前のが一番手間食うんだよ! 今から作るから待ってろ! ……ったく、誰だアレを白糸台のレギュラーに据えたのは……教育係共々顔が見たいぜ……」


――――


京太郎「へいよ、オムライスな……ほら穏乃、追加の焼きそば。」

穏乃「ありがと京太郎!」

淡「おー、結構サマになってんじゃん……白糸台でマネージャー出来るよやっぱ」

ネリー「無理だね、白糸台は女子高でしょう。 臨海なら出来るだろうけど。」

淡「臨海だって女子高じゃん!」

ネリー「うちはある程度融通効きそうだからね。 監督管理でスタッフ扱いとか。」

穏乃「ウチは無理かなぁ……女子高だし、赤土先生そこまで権力無さそうだし」

京太郎「何の話してんだお前ら……」

咲「気にしなくていいよ京ちゃん。」

淡「あ、サキはそいつの独占禁止ねー。 幼馴染み特権とかダメー」

咲「独占!?」

ネリー「そうだね。 コレもう暫く続く訳だし。」

京太郎「えっ? この妙な集まりまだ続くのか……?」

咲「えっと……決勝の団体戦が始まるまで、かな?」

京太郎「立ーーーー!!!! はやくかいてくれーーーーっ!!!!」


カンッ

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最終更新:2018年04月29日 23:07