京太郎「美穂子さん、今度花火見に行きません?」
美穂子「え……あ、花火大会?」
京太郎「ええ、来週末って話ですし、もし都合がつけば」
美穂子「そうね……ええ、特に予定もなかったはずだし、大丈夫よ」
京太郎「よかった。受験勉強も大切ですけど、たまにはしっかり息抜きしないと、ですしね」
美穂子「ふふ、お気遣いありがとう、京太郎くん」
京太郎「着物とか、着ていきます?」
美穂子「え? と、そうね……レンタルとかあるのかしら」
京太郎「そう思って調べときました。学生向けの安いのですけど、綺麗なのがあるんですよ」
美穂子「もう……もしかしてちょっと期待してたの?」
京太郎「ちょっとどころか! 美穂子さんはどんな服装でも綺麗で可愛いですけど、だからこそ、季節ものの衣装も見てみたいんです!」
美穂子「き、急に褒めないで……照れちゃうわ……」
京太郎「……」
美穂子「き、京太郎くん?」
京太郎「愛してます」
美穂子「ふえ!?」
京太郎「……あっ、あまりの愛らしさについ告白をしてしまった……」
美穂子「う、うう……私も……です」
カン
最終更新:2018年04月28日 23:10