部室・全国前

アレク「雑誌の表紙になるかー。さすがだね、ミヤナガテルは」

智葉「卓上とは雰囲気がまるで違います。どっちが素なのか」

ネリー「写真ってことはモデル料出るんだよね?」

アレク「それなりには」

ネリー「よーし、ネリーだって」

ハオ「でも、留学生に個人戦枠がありませんから、団体で勝つしか目立てませんよ」

ネリー「つまんないなー(ガチャ)あ、おかえりキョウタロー」

京太郎「ただいまーっと。あ、監督、備品チェックOKです

    今日と明日の内に会場へ持ってく分ケースに移しますんで」

アレク「悪いね、丸投げしちゃって」

京太郎「留守番かと思ってましたから、お気遣いなく」

メグ「ヒガシ大会で3位ですカラネ、惜しかったに尽きマスヨ」

ネリー「だからって負けて良いわけじゃないよ!

    こんな風に表紙飾れるくらい強くならなきゃ!」

京太郎「表紙?」

明華「これですよ」

京太郎「…ああ、インハイチャンプ宮永照、ですか」

智葉「今年でリベンジ、といきたいところだ」

アレク「煮え湯飲まされっ放しだからね。もう少しデータが欲しいよ」

京太郎「んー…だったら洗い直ししときますよ。特に団体戦」

アレク「助かるけど…いいの?」

京太郎「構いませんよ。ただ、部室のPC使った方が楽なんでカギだけいいですか?」

ネリー「居残りするの?」

京太郎「さっさとプリントしてケースに移したほうが

    向こう行ってからドタバタしなくていいからな」

ネリー「しょうがないな~、ドトールのコーヒーで手伝ってあげる」

京太郎「おいおい、自販機で我慢してくれって」

ネリー「スタバじゃないだけ温情だよ?」

京太郎「どんだけ集る気だ、お前は…」



カンッ

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最終更新:2018年04月26日 22:27