• インハイ準決勝二日前・夜

桃子「それで先輩は言ったんすよ、教室の中で」

玄「ほほう、なるほどなるほどー」

ゆみ「や、やめないかモモ、恥ずかしい」

桃子「えー、いいじゃないっすか。先輩すっごく格好良かったすよ」

穏乃「ふえー、加治木さんって見た目より熱いんだ」

憧「これはちょっとびっくりね」

宥「あったかーい」

ゆみ「い、いいから麻雀を続けよう。そのために来たんだろう!?」

穏乃「そうですね、いきます!」

憧「じゃあ私もー」


  • 後日、清澄控室
ガラッ

久「ん? だれ? ここはうちの控室よ、他校の生徒は――」

和「え、玄さん?」

玄「私は阿知賀麻雀部二年の松実玄ですのだ! 須賀京太郎、君が欲しい!」

咲「ふぇっ?」

優希「な、なに言ってるんだこの人?」

京太郎「お、俺ですか?」

玄「……やっと、やっと君を見つけた。おもちについて語れる同志!」

京太郎「ははっ、面白い人ですね。こんな、俺でよければ……」

咲「ちょっと京ちゃあんっ!」

京太郎「いや、だってこんなに熱烈に求められたことないし」

玄「やった! これから阿知賀の子だよ!
  大丈夫、東京にいる間はホテルとるし、奈良に帰ったら実家の旅館に部屋があるから!」

京太郎「うっす、よろしくお願いします!」

和「ちょっと待ってください玄さん! わ、私の立場はどうなるんですか? こう、再会を夢見る対象的な」

玄「あ、和ちゃんいたんだ? 今は忙しいからまた決勝でね! 行こう、京太郎くん!」

こうして松実玄は加治木ゆみ張りのプロポーズを行い清澄から男子部員を奪取、友好を深め、後に結婚に至ったという


カン

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最終更新:2018年04月26日 22:25