京太郎「よし、麻雀部に入るぞ! 俺の中の何かが呼んでいる気がする。しつれーしまーす!」
照「もぐもぐ」(コテン
京太郎「失礼しました!
見間違い、見間違いだ、あのお菓子大好きっ子がここにいるはずが……」
照「京ちゃん、どうしたの?」(モグモグ
京太郎「食べながら話さないで! ああ、食べかすが……掃除しなきゃ」
菫「君、このお菓子狂いの知り合いなのか?」
京太郎「いえ、知り合いじゃないです。だから帰ります」
照「京ちゃんは私のお菓子係。紹介するね、こっちは菫、私のお世話係」
菫「やっぱり知り合いなんじゃないか」
京太郎「いや、それはこの人の妄言です。急にお腹が痛くなったんで、それじゃ……」
菫「まあ待て、何か用があったんだろう? 部屋に入るといい」
京太郎「いやだ! もう迷子を片手に本を運ぶ生活はしたくない!」
照「咲、そんなことを……今度怒っとくね、ごめん京ちゃん」
京太郎「あんたはそこにお菓子がプラスされるでしょうが!」
菫「……我が麻雀部は君のような逸材を求めていた! いや、私が出なければいないとき監視役がいなくてな、本当に」
京太郎「止めろ、はなせ~!」
菫「まあまあまあ、まあまあまあ」
この後更に問題児が増えるとは、胃痛を抱える二人は知る由もなかった
カン
最終更新:2018年01月27日 20:58