京太郎「なぁ、お前ってピザトーストに何掛ける?」
咲「えっ?…ケチャップだよね?」
京太郎「あぁいや、そうじゃなくて。薬味的なアレだよ。俺の場合はタバスコなんだけどさ」
咲「あー。ううん、私はマスタード派かなあ…あんまり辛いのは得意じゃないし…」
京太郎「ほーん。粒のやつ?」
咲「液状のやつだよ。あのちょっと酸っぱいのクセになるんだよね…」
京太郎「ホットドッグの時うめぇよな…」
優希「うーっす!何の話してんだじぇ?」
咲「あ、優希ちゃん」
京太郎「お前ピザトースト食う時って何掛け…サルサだな」
咲「いやいや、いくらタコスが好きだからってそんな…」
優希「さっすが、良くわかってるな犬!」
咲「そうなんだ…」
京太郎「咲、タコスはタコス狂いだといい加減学ぶんだ。こいつの場合ソーセージじゃなくひき肉使ってもういっそタコス作った方が早いんじゃねえかって言いたくなるようなの作ってるまであるぞ」
優希「いやー、そこまで褒められるとテレるじぇ」
咲「少しも褒めてないよね…」
和「こんにちは…?何の騒ぎですかこの雰囲気」
咲「あ、和ちゃん」
京太郎「よーっす」
優希「のどちゃんはピザトーストには何掛ける?」
和「ピザ…トースト…?」
京太郎「あ、これそもそも知らないやつだ」
咲「これが本当のお嬢様ってやつなのかな…」
優希「でも龍門渕のあの…アンテナ付いてる人は食ったことありそうじゃないか?」
京太郎「ああ見えて割と庶民派だからな…そこらの喫茶店で食ってても驚かん」
咲「たまにファミレスにいたりするもんね、あの人達…」
和「あの、仲間外れにされると少し寂しいんですけど…あの…」
おちなしカンッ
最終更新:2018年01月27日 20:53