憧「ね、京太郎」

京太郎「ん?」

それは気怠い日曜の朝、ベッドに包まれて交わすひと時

憧「あんた私とばっかしてていいの?
  シズはどう見ても惚れてるし、玄は押せば断らないし、宥ねえは人肌のあったかさ知るといけるでしょ
  まあ灼さんはむずいと思うけど」

そんなのんびりしたひと時に新子憧は容赦なく爆弾をぶっこんでくる

京太郎「お前なあ、友人を男に襲わせようと考えるってどういうことよ」

憧「だってあの子たち全員跡取り必須じゃない。女子校で出会いなんてないしさ
  京太郎なら付き合い長いし、ちょうどいいのよ」

ちょうどいいという理由で複数の女性との関係を勧めてくるわ、割と理由が現実主義というあたりなんだかなあ、である

京太郎「お前はどうなんだよ?」

憧「私? 私は次女だし。
  だからってあんたとの関係止める気もないわよ」

そう言って、ひと夏の間に成長したおもちをわざと当てて煽ってくる悪い女の子

憧「だからさ、真面目に考えてよ。皆気持ちいいこと好きになるわよ、きっと」

根底にあるのが善意だから本当に度し難い。ごまかしたい俺としては押し倒すくらいしかできず

憧「やん、朝から二回戦? もうエッチなんだから。でも、好きよ」

くすくすと笑う彼女の手綱をとれる日は来るのだろうか?


カン

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最終更新:2017年10月20日 00:59