久「これより!第68回須賀くん杯を開催致します。
優勝者には須賀くんとの下校を誰にも邪魔されない権利もしくは、休日に2人きりで遊べる権利が与えられるわ」
「「「「「「「「ウォー!!」」」」」」」」
久「須賀くんと一緒に帰りたいかー!?」
「「「「「「「「帰りたーい!」」」」」」」」
久「須賀くんと買い物に行きたいかー!?」
「「「「「「「「行きたーい!」」」」」」」」
京太郎「待って、待って!え?何これ?
部長! 何なんですかッ、これは。というか68回って。」
久「何ってそのままの意味よ。実際に67回開催してるわ。」
京太郎「ワケガワカラナイヨ」
久「まぁ、良いじゃない。約得よ、約得。
こんなにも可愛い娘と帰れたり、休日を満喫できるんだもの。」
京太郎「いや、そういうんじゃなくてですね。
まぁ、まだ清澄の面子ならまだ分からなくもありません。
ですが、他校の人がちらほら見えるんですが。」
久「須賀くんの独占禁止って言われたから。あっ!大丈夫よ。キチンと出場料は頂いてるわッ!」
京太郎「違う、そこじゃない。」
咲「京ちゃん、私勝つから応援しててね」
優希「ふっ、甘いじぇ咲ちゃん。今日勝つのは私だじぇ。」
和「最近は僅差で勝ちを取り零していましたが、今日の占いでは1位でした。勝てます。」
まこ「和、おんしはそういう類信じとらんじゃなかったか?」
衣「笑止千万、京太郎は衣とエビフライを食べるのだ。」
桃子「京ちゃんさんと今週はじっくりと過ごすっす。」
美穂子「あの、私は一緒にお料理できたら良いなって。それに、麻雀を教えてあげるのも。」
久「雀卓は一つしかないから、自分の番迄どう過ごすかは自由よ。須賀くんの高感度を上げるもよし、戦略を練るもよし。
それじゃ、対戦相手を決めていくわ。」
京太郎「もう、成るように成れだ。」
後日、他県からも応募が殺到し、女子高生雀士の間ではIH優勝よりも価値があるものになったとならないとか。
カンッ!
最終更新:2017年10月20日 00:50