穏乃「――和!?」

和「穏乃ですか? 変わりませんね」

優希「どうしたのどちゃん、知り合いか?」

和「はい、そうですよ。紹介しますね。この子がゆーき、片岡優希です」

優希「よろしくな!」

穏乃「うわー、中学前の憧そっくりだ!」

憧「シズ、まだ紹介の途中でしょ! それで、そっちのお、男は誰なの和」

京太郎「俺か? 俺は須賀京太郎だ。これでも一応和と同じ麻雀部――って優希お前!?」

 須賀京太郎の狼狽交じりの叱責。
 それは片岡優希の取った行動に理由があった。

優希「ふーむ。案外子供っぽいな! 私の勝ちだじぇ」ドヤァ

憧「  」

和「ゆーき。京太郎君もいるのに。大丈夫ですか憧?」

玄「スカート捲りとかする人ほんとにいるんだ」

 そう、自分にそっくりだったという憧のスカートを唐突にまくり上げたのだ。
 油断していた憧は短パンを履いていたわけでもなく、無防備にその下着がさらけ出されてしまった。
 いわゆるギャルめいたメイクと着こなしにも関わらず、彼女の下着はグレー単色の柔らかそうな生地のもの。
 朝か休憩時に急いでいたのか、中途半端に食い込みキャメルトゥを形成していた。

憧「な、何見てんのよスケベ! 変態! 信じらんないサイテー!!」

優希「そんな腑抜けパンツだから恥ずかしいんだじぇ! 私なんかほら」パンチラー

 まじまじと観察していた京太郎を詰る憧。
 そんな憧を煽るように優希は自らのスカートをまくり上げて見せた。
 そこにあったのはタコス柄……ではなく、薄紫でところどころが透けるセクシーなものであった。

京太郎「い・ら・ねー!」

穏乃「そういう問題じゃないって」

和「ゆーき、はしたないですよ」

玄「私は和ちゃんのおもちに興味津々だよ!」ワキワキ

憧「……和、よくこんなのと付き合ってられるわね」

和「へ? ああ。京太郎君はああ見えて良い人ですよ。優しいけど力強くてたまに強引ですけどそこがい」

憧「ストップ。私はそんなことを聞いてるんじゃないの。和? 和ー?」

京太郎「なんかぐっちゃぐちゃだな。とりあえずどっか落ち着こうぜみんな」

和「もう、京太郎君。まだお昼ですよ? それにこの人数をいっぺんにだなんて」

優希「あ、のどちゃんの淫乱ピンクスイッチ入っちゃったじょ」

穏乃「……和は変わったね」


カンッ

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2017年10月13日 00:17