「須賀ァ!」

「なんだ池田ァ!」

「ちょっと呼んでみただけだし!……って先輩を呼び捨てにするとは何事だ須賀ァ!」

「いえそういうノリかと。あと須賀呼びはまあいいとして先輩普通に声大きすぎです、うるさい」

「ぐぬぬ……後輩のくせに生意気だし!そこに直れ須賀ァ!直々に再教育してやるし!」

「言われなくても卓には付きますって、ああもう……」



「二人ともとっても仲良しね、合同練習を企画した甲斐もあったわ」ニコニコ

「あれは……仲良いと言えるんですかねキャプテン……」

「須賀ァ!」

「あ、池田だ」

「なっ、また呼び捨てだとコラ須賀ァ!」

「だってほら、先輩にあるべき威厳というか、オーラが全く感じられないというか」

「うぅ、華菜ちゃんが気にしてることをずけずけとよくも……こんなんだからあの金髪の子どもにも舐められる一方だし……」

コドモジャナイ、コロモダ!

「?……あぁ、下の名前華菜ちゃんって言うんですね」

(あぁもう!あたしの悪い癖だし!よりによって男子の前で「華菜ちゃん」だなんてっ……)

「」ズーン

「点棒0になった時みたいな顔してますよ、池田先輩」

「にゃー、それは言うなし……」


「あ、でも自分のこと名前で呼ぶ女子って可愛くていいと思いますよ俺は」

「にゃっ!?」カァッ

「折角なんで俺も華菜先輩って呼びますね。いや、それとも華菜ちゃんの方がいいですか?」

「す、好きにしろし」

「じゃあ華菜ちゃん、また会ったら挨拶くらいしてくださいね!あと須賀呼びはもうちょっとトーン抑えて」

「……はい」

とりあえずカンッ

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最終更新:2017年10月12日 23:18